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第7章 【悪魔の科学者】
第7章12 章末 【悪魔の科学者】
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ネイりんが、強大な力を見せてから1週間後の事。
ヴァル「おーい、クロム。いい加減頭を上げたらどうだ?」
ヴァルが、ギルドの床に頭をつけて土下座するクロムに対してそう言う。
グリード「帰っなんだこりゃ?」
ギルドの戸を開けて入ってきたグリードが、早速目の前にいるクロムに驚く。
グリード「まァた聖王かよォ。俺、前にこんなの見たことがあるぞォ?」
ヴァル「俺だってそんな気分だよ」
グリード「で、今回はなんなんだァ?通行の邪魔になるから早くどいてほしいんだがァ」
クロムがなんで土下座してるのか。それはまだ、私達にも分かっていない。
ヴァル「なぁ、クロム。そろそろ何か話してくれねぇか?邪魔でしかねぇ」
クロム「......これを」
やっと頭を上げたかと思ったら、今度は白い包みを出してきた。
ヴァル「手紙か?これ」
ヴァルが拾い上げて中に入ってる紙切れを取り出す。
ヴァル「えーっと、『突然ですみません。家族を探すために、勝手ではありますが、この城を出て行きます。すぐに戻りますから、探さないでください。by.ネイ、ヒカリ』......」
探さないでください......家出かな?
クロム「すまない。今朝、あいつの部屋に向かったら、山積みの本の上にこれが置いてあったんだ」
ヴァル「......ってことは、あいつ1人でどっかに行ったってことか!?」
クロム「そういう事になる......」
なるほど。クロムが土下座していた意味が分かった。
クロム「まだ、足が完全に治ってないんだ......なのに、あいつは無断で......クソっ」
ヴァル「治ってないってどういう事だ?杖さえあれば十分に歩けてたろ?」
クロム「......それが、時々神経の信号が切れて、足が完全に動かなくなる時があるらしい。というのがメイの話だ」
足が動かなくなる時があるのに、1人で勝手にどこかに消えた。普通に考えてとても危険だ。
せめて、ヴァルあたりに相談しとけば良かったのに......
ヴァル「行先なんてどこにも書いてねえな。ガチで探させないつもりだこりゃ」
クロム「......すまない。俺がしっかりと見てないばっかりに」
ヴァル「......はぁ、もういいよ。どうせ家族を探しに行っただけだろ?そんな危険な目には遭わないだろ」
セリカ「楽観的だね」
ヴァル「ああ。それに、あのグランメモリを使えば、大概の相手はあいつ1人でどうにかなるだろ」
確かに、あれは凄かったけど、いざって時に足が動かなくなったら......危険な目に遭わないといいけど......
家族......ネイりんには、ちゃんと話すことが出来る家族がいるのか......私には......
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ネイ「ヒカリさん、生きてると思いますか?」
ヒカリ(さあ。生きてるか死んでるか。写真だけの姿しか分からないんじゃ、どんな判断だって下すことは出来ない)
ネイ「ですよね」
ヒカリ(まあ、見た目は龍人だったし、どっかそこら辺の世界にいるでしょ)
ネイ「どっかそこら辺ですか......」
ヒカリ(あいつ、姉ちゃんの顔を見せるだけで場所とか何も言わなかったからね。まあ、世界の書庫を使えば1発で見つかるでしょ)
ネイ「......そうですね」
ヒカリ(ただ、姉ちゃんに会いに行く前に、ちょっと寄り道したいな)
ネイ「寄り道ですか?」
ヒカリ(ちょっとね。墓参りに行きたいの)
ネイ「いいですよ。時間はたっぷりありますし」
ヒカリ(そう。なら、行先は結界。座標は、グランメモリーズのギルド付近から行くと、丁度いいところに行けるわよ)
ネイ「了解です」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「■■■■゛■▣■■■■■■■■……。■■、■■■■■■■■■゛▣■▣■」
そうじゃよ。これが、ヒカリちゃんが戻ってくるまでの過程。ここら辺は、あまりお主と関係してないのう。でも、聞いて損はない話じゃろ。
「■■、■■■"■」
思えば、この時から世界の流れはおかしくなっていた。じゃが、この時の妾達にはそれを知る由もなかった。
もし、この時に妾達が気づくことが出来ていれば、世界は正常な流れで進んでおったかもしれない。でも、それは過ぎたこと。今更変えることは難しい。
さて、次の記憶は龍王祭の話じゃな。あれはあれで、とても辛い記憶ではあった。じゃが、お主はそれを乗り越えることが出来た。
お主と、妾達が力を合わせれば、世界の運命を変えることは容易にできる。じゃから、早く記憶を取り戻してくれ。妾のために、世界のために......
ヴァル「おーい、クロム。いい加減頭を上げたらどうだ?」
ヴァルが、ギルドの床に頭をつけて土下座するクロムに対してそう言う。
グリード「帰っなんだこりゃ?」
ギルドの戸を開けて入ってきたグリードが、早速目の前にいるクロムに驚く。
グリード「まァた聖王かよォ。俺、前にこんなの見たことがあるぞォ?」
ヴァル「俺だってそんな気分だよ」
グリード「で、今回はなんなんだァ?通行の邪魔になるから早くどいてほしいんだがァ」
クロムがなんで土下座してるのか。それはまだ、私達にも分かっていない。
ヴァル「なぁ、クロム。そろそろ何か話してくれねぇか?邪魔でしかねぇ」
クロム「......これを」
やっと頭を上げたかと思ったら、今度は白い包みを出してきた。
ヴァル「手紙か?これ」
ヴァルが拾い上げて中に入ってる紙切れを取り出す。
ヴァル「えーっと、『突然ですみません。家族を探すために、勝手ではありますが、この城を出て行きます。すぐに戻りますから、探さないでください。by.ネイ、ヒカリ』......」
探さないでください......家出かな?
クロム「すまない。今朝、あいつの部屋に向かったら、山積みの本の上にこれが置いてあったんだ」
ヴァル「......ってことは、あいつ1人でどっかに行ったってことか!?」
クロム「そういう事になる......」
なるほど。クロムが土下座していた意味が分かった。
クロム「まだ、足が完全に治ってないんだ......なのに、あいつは無断で......クソっ」
ヴァル「治ってないってどういう事だ?杖さえあれば十分に歩けてたろ?」
クロム「......それが、時々神経の信号が切れて、足が完全に動かなくなる時があるらしい。というのがメイの話だ」
足が動かなくなる時があるのに、1人で勝手にどこかに消えた。普通に考えてとても危険だ。
せめて、ヴァルあたりに相談しとけば良かったのに......
ヴァル「行先なんてどこにも書いてねえな。ガチで探させないつもりだこりゃ」
クロム「......すまない。俺がしっかりと見てないばっかりに」
ヴァル「......はぁ、もういいよ。どうせ家族を探しに行っただけだろ?そんな危険な目には遭わないだろ」
セリカ「楽観的だね」
ヴァル「ああ。それに、あのグランメモリを使えば、大概の相手はあいつ1人でどうにかなるだろ」
確かに、あれは凄かったけど、いざって時に足が動かなくなったら......危険な目に遭わないといいけど......
家族......ネイりんには、ちゃんと話すことが出来る家族がいるのか......私には......
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ネイ「ヒカリさん、生きてると思いますか?」
ヒカリ(さあ。生きてるか死んでるか。写真だけの姿しか分からないんじゃ、どんな判断だって下すことは出来ない)
ネイ「ですよね」
ヒカリ(まあ、見た目は龍人だったし、どっかそこら辺の世界にいるでしょ)
ネイ「どっかそこら辺ですか......」
ヒカリ(あいつ、姉ちゃんの顔を見せるだけで場所とか何も言わなかったからね。まあ、世界の書庫を使えば1発で見つかるでしょ)
ネイ「......そうですね」
ヒカリ(ただ、姉ちゃんに会いに行く前に、ちょっと寄り道したいな)
ネイ「寄り道ですか?」
ヒカリ(ちょっとね。墓参りに行きたいの)
ネイ「いいですよ。時間はたっぷりありますし」
ヒカリ(そう。なら、行先は結界。座標は、グランメモリーズのギルド付近から行くと、丁度いいところに行けるわよ)
ネイ「了解です」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「■■■■゛■▣■■■■■■■■……。■■、■■■■■■■■■゛▣■▣■」
そうじゃよ。これが、ヒカリちゃんが戻ってくるまでの過程。ここら辺は、あまりお主と関係してないのう。でも、聞いて損はない話じゃろ。
「■■、■■■"■」
思えば、この時から世界の流れはおかしくなっていた。じゃが、この時の妾達にはそれを知る由もなかった。
もし、この時に妾達が気づくことが出来ていれば、世界は正常な流れで進んでおったかもしれない。でも、それは過ぎたこと。今更変えることは難しい。
さて、次の記憶は龍王祭の話じゃな。あれはあれで、とても辛い記憶ではあった。じゃが、お主はそれを乗り越えることが出来た。
お主と、妾達が力を合わせれば、世界の運命を変えることは容易にできる。じゃから、早く記憶を取り戻してくれ。妾のために、世界のために......
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