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第11章 クラス対抗魔法球技戦編
最終日午前終了
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「アザリーさん、お疲れ様~」
席に戻ってきたアザレアを生徒会メンバーが笑顔で迎える。
コート上は準備が整い、2年生のエリアボール決勝が行われようとしていた。
「ありがとうございます。勝てるとは思ってませんでしたが、完敗でした」
「その割には随分と晴れやかな顔しとるな?」
「そうね~……うん。アザリーさん、良い顔になったわね~」
シヴァとフリージアがそう言うと、アザレアはきょとんとして言った。
「え、そ、そうですか?
ま、まぁ自分なりに今持ってる力は全部出し切れたので、潔く負けを認めれるかなと思います」
「実際よう頑張ったと思うで?あのクラスに勝てるやつなんか、同学年はおろか、この学院にはおらんやろ。今、コートで戦っとるあの全色の魔法使いかて無理やろ」
コートの方をちらっと見てシヴァが言う。
コートでは2年生のエリアボールの試合が進んでいた。ちょうど全色の魔法使いことサラ・ウィンドギャザーが先制点を取って歓声が起こっているところだった。
「へぇ、シヴァが他人を褒めるのは珍しいな」
「いやいや、いつも褒めちぎっとるやないか、ヴァン何ゆうてんねん、嫌やわー」
その様子を笑顔で見ながら席に着こうとすると、同じ1年生で生徒会メンバーのマリン・デレクタブルと目が合った。
「おっ、お疲れ様」
マリンが恥ずかしそうにそう言うと、アザレアは少し驚いたような顔をしてから、すぐににっこりと笑って答えた。
「ありがとう、マリン」
「さっきの試合、その…すごかったわ。かっこよかった…」
「………ふふっ」
「わっ、笑わないでよ」
「ごめんごめん、ありがと、マリン。昨日のマリンだってかっこよかったわよ」
「うんうん、2人とも本当に成長したわね~」
フリージアは2人の様子を見て微笑んだ。
「生徒会ギルドは、もちろん全生徒の手本になれるように、本人自身の魔法力の強さも大事よ。それは人選の時も重視されるわ。
でも、それよりも大事なのは、自分自身が学院生活を楽しむことだと私は思うわ。自分自身が楽しめなきゃ皆の先頭に立って導くことはできないもの。
マリンさんもアザリーさんも、魔法の才能が素晴らしいことは間違いないわ。でも、マリンさんはルビアさんに対抗心剥き出しだったし、ちょっと周りが見えていないところがあったわ。アザリーさんはそうね、ちょっと生徒会だと言う事を意識しすぎて硬くなりすぎていたと思うわ。
でも、今回の魔法球技戦を通して、2人ともだいぶ成長できたんじゃないかしら。やっぱり2人を生徒会にしたのは正解だったわね~」
フリージアにそう言われて、少し恥ずかしそうに笑うマリンとアザレアだった。
「サリー、お疲れ。快勝だったね」
午前の試合が全て終わり、昼休みになった。ルーシッド達が食堂で休憩しているとサラ達がやってきたので、ルーシッドは手を振った。
「……なんか私の扱いが雑だった気がするんだけど?」
「え、なにが?」
「いえ、何でもないわ。ルーシィもお疲れ様。まぁエリアボールの優勝は予想通りと言えば予想通りよ。問題は午後のバトルボールね…」
サラは腕を組んでため息をつく。その様子を見てフランチェスカは静かに頷いた。
「えぇ、強敵です。でも、ルーシィが一緒に作戦を考えてくれたお陰で突破口は見えたわ。ありがとう。絶対に勝って見せる」
「まぁそれでも五分五分だと思いますけど」
「そういえばルーシィ達のクラスは…」
「ルーシィ!大変よ!」
突然自分の名前が呼ばれたので振り返ると、そこには血相を変えて走ってきたシアン・ノウブルの姿があった。
「あれ、アン?どうしたの?そんなに慌てて?」
「大変なの!控室に来て!」
シアンに連れられて控室に来ると、ライム・グリエッタが苦しそうにお腹を抑えて長椅子に横たわっていた。
「大丈夫?お昼に何か悪い物でも食べた?」
「うぅ~ん……」
「知り合いに魔法薬師がいるから呼んでこようか?魔法調薬ギルドのギルド長ピシーさん。良い薬知ってると思うけど」
「あー、いやー、うーん……これはちょっとそういうレベルじゃないかなぁ…午後の試合は無理かなぁ…」
「えー、そう?うーん、まぁじゃあ控えの選手と交代するって伝えてくるよ。えーっと、控えの選手は…」
「る、ルーシィでいいんじゃない?」
「……え?」
「ルーシィもバトルボールの控え選手だよね?」
「いや、それはそうだけど。でも、数合わせで入れただけだから。私は出る気ないよ?魔法使えない人が出てもどうしようもないでしょ?」
「あら、土の魔法が使えないのにバトルボールに出場させてるのはどこのどいつよ?」
「え…いや、それとこれとは…」
ミスズが急に話に割って入ってきて驚くルーシッド。
「そ、そうだよ!それにまだ一度も試合に出てないのはルーシィだけだし!」
「……お腹痛いんじゃなかったの?」
起き上がっていつもの元気な声で話したライムにルーシッドが突っ込みを入れる。ライムはしまったという顔でお腹を押さえる仕草をする。
「なに?私に気を使ってくれてるの?私の事は気にしなくていいのに。動くのはそんなに得意じゃないんだよ。それに普段の実習ならともかく、さすがに試合で無色の魔術を使うわけにはいかないよ。魔術が使えないんじゃ私にはどうしようも…」
「いえ、ルーシィにならできるはずです」
そう言ってきたのは、エアリーだった。それはまったくの予想外だったので、ルーシッドは目を丸くしてエアリーの方を向いた。
「ルーシィがこの魔法球技戦のために作った魔法具の中に、まだ使われていない物があります。私の見たところ、あれはルーシィにしか使えない物でした。以前その魔法具についてルーシィは確かに『自分用で、一応の、もしもの時のため』と言っていました。今がその時なのでは?」
「え、エアリー?」
エアリーはすました顔で立っていた。
「えぇい、まどろっこしい!ルーシィ、ライムに代わって次の試合に出て!総リーダー命令よ!」
「え、ちょっ、ちょっと、アンまで?なになに、どういうこと?」
「ルーシィ、今回の魔法球技戦、あなたはずっと裏方として私たちを支えてくれた。球技戦が始まる前からずっと、新魔法の開発、魔法具の作成、作戦立案、練習にも付き合ってくれて、魔力操作のコツも全部教えてくれた。あなたには本当に感謝してもしきれないわ。あなたのお陰で本当に楽しい。
でもね、1つだけ足りないものがあるの。私たち、あなたが戦ってるところが見たいの。そして、全種目優勝の瞬間はやっぱりあなたに直にコート上で感じて欲しい。それはこの球技戦一番の功労者である、あなたであるべきよ。これはクラスの総意よ。
最後に私たちのわがままに付き合ってちょうだい、ルーシィ!」
「……そんな言い方ずるいなぁ…魔法が使えない私でもみんなの役に立てる分野があって十分楽しかったんだけどね。最後まで裏方で別に良かったのに。まぁ、総リーダーの命令なら仕方ないね。でも本当にいいの?1年生初の全種目優勝がかかった大事な最後の試合が私で?私が魔法が使えないってのは覆すことができない事実…」
「ふんっ、白々しいこと言わないでくれる?ルーシィ」
そう割って入ったのはルビアだった。
「あなたが魔法を使えないとしても、いえ、さらにその無色の魔術を使えないとしても、あなたのその知略のみで他を圧倒する力があることくらい、とっくに私たちにはバレてるのよ。用意周到なあなたのことだもの、当然無策で来たわけじゃないんでしょ?」
「それは褒められてるのかなぁ?」
そうは言ってもルーシッドはわかっている。
そしてルビアもわかっている。
それが最大限の信頼の証だということを。
だから、2人の顔が合った時、ルビアは不敵ににやりと笑ったのだ。
「まぁ、策はあるよ、もちろんね」
いよいよ、魔法球技戦の最終戦、バトルボール決勝が始まろうとしていた。
席に戻ってきたアザレアを生徒会メンバーが笑顔で迎える。
コート上は準備が整い、2年生のエリアボール決勝が行われようとしていた。
「ありがとうございます。勝てるとは思ってませんでしたが、完敗でした」
「その割には随分と晴れやかな顔しとるな?」
「そうね~……うん。アザリーさん、良い顔になったわね~」
シヴァとフリージアがそう言うと、アザレアはきょとんとして言った。
「え、そ、そうですか?
ま、まぁ自分なりに今持ってる力は全部出し切れたので、潔く負けを認めれるかなと思います」
「実際よう頑張ったと思うで?あのクラスに勝てるやつなんか、同学年はおろか、この学院にはおらんやろ。今、コートで戦っとるあの全色の魔法使いかて無理やろ」
コートの方をちらっと見てシヴァが言う。
コートでは2年生のエリアボールの試合が進んでいた。ちょうど全色の魔法使いことサラ・ウィンドギャザーが先制点を取って歓声が起こっているところだった。
「へぇ、シヴァが他人を褒めるのは珍しいな」
「いやいや、いつも褒めちぎっとるやないか、ヴァン何ゆうてんねん、嫌やわー」
その様子を笑顔で見ながら席に着こうとすると、同じ1年生で生徒会メンバーのマリン・デレクタブルと目が合った。
「おっ、お疲れ様」
マリンが恥ずかしそうにそう言うと、アザレアは少し驚いたような顔をしてから、すぐににっこりと笑って答えた。
「ありがとう、マリン」
「さっきの試合、その…すごかったわ。かっこよかった…」
「………ふふっ」
「わっ、笑わないでよ」
「ごめんごめん、ありがと、マリン。昨日のマリンだってかっこよかったわよ」
「うんうん、2人とも本当に成長したわね~」
フリージアは2人の様子を見て微笑んだ。
「生徒会ギルドは、もちろん全生徒の手本になれるように、本人自身の魔法力の強さも大事よ。それは人選の時も重視されるわ。
でも、それよりも大事なのは、自分自身が学院生活を楽しむことだと私は思うわ。自分自身が楽しめなきゃ皆の先頭に立って導くことはできないもの。
マリンさんもアザリーさんも、魔法の才能が素晴らしいことは間違いないわ。でも、マリンさんはルビアさんに対抗心剥き出しだったし、ちょっと周りが見えていないところがあったわ。アザリーさんはそうね、ちょっと生徒会だと言う事を意識しすぎて硬くなりすぎていたと思うわ。
でも、今回の魔法球技戦を通して、2人ともだいぶ成長できたんじゃないかしら。やっぱり2人を生徒会にしたのは正解だったわね~」
フリージアにそう言われて、少し恥ずかしそうに笑うマリンとアザレアだった。
「サリー、お疲れ。快勝だったね」
午前の試合が全て終わり、昼休みになった。ルーシッド達が食堂で休憩しているとサラ達がやってきたので、ルーシッドは手を振った。
「……なんか私の扱いが雑だった気がするんだけど?」
「え、なにが?」
「いえ、何でもないわ。ルーシィもお疲れ様。まぁエリアボールの優勝は予想通りと言えば予想通りよ。問題は午後のバトルボールね…」
サラは腕を組んでため息をつく。その様子を見てフランチェスカは静かに頷いた。
「えぇ、強敵です。でも、ルーシィが一緒に作戦を考えてくれたお陰で突破口は見えたわ。ありがとう。絶対に勝って見せる」
「まぁそれでも五分五分だと思いますけど」
「そういえばルーシィ達のクラスは…」
「ルーシィ!大変よ!」
突然自分の名前が呼ばれたので振り返ると、そこには血相を変えて走ってきたシアン・ノウブルの姿があった。
「あれ、アン?どうしたの?そんなに慌てて?」
「大変なの!控室に来て!」
シアンに連れられて控室に来ると、ライム・グリエッタが苦しそうにお腹を抑えて長椅子に横たわっていた。
「大丈夫?お昼に何か悪い物でも食べた?」
「うぅ~ん……」
「知り合いに魔法薬師がいるから呼んでこようか?魔法調薬ギルドのギルド長ピシーさん。良い薬知ってると思うけど」
「あー、いやー、うーん……これはちょっとそういうレベルじゃないかなぁ…午後の試合は無理かなぁ…」
「えー、そう?うーん、まぁじゃあ控えの選手と交代するって伝えてくるよ。えーっと、控えの選手は…」
「る、ルーシィでいいんじゃない?」
「……え?」
「ルーシィもバトルボールの控え選手だよね?」
「いや、それはそうだけど。でも、数合わせで入れただけだから。私は出る気ないよ?魔法使えない人が出てもどうしようもないでしょ?」
「あら、土の魔法が使えないのにバトルボールに出場させてるのはどこのどいつよ?」
「え…いや、それとこれとは…」
ミスズが急に話に割って入ってきて驚くルーシッド。
「そ、そうだよ!それにまだ一度も試合に出てないのはルーシィだけだし!」
「……お腹痛いんじゃなかったの?」
起き上がっていつもの元気な声で話したライムにルーシッドが突っ込みを入れる。ライムはしまったという顔でお腹を押さえる仕草をする。
「なに?私に気を使ってくれてるの?私の事は気にしなくていいのに。動くのはそんなに得意じゃないんだよ。それに普段の実習ならともかく、さすがに試合で無色の魔術を使うわけにはいかないよ。魔術が使えないんじゃ私にはどうしようも…」
「いえ、ルーシィにならできるはずです」
そう言ってきたのは、エアリーだった。それはまったくの予想外だったので、ルーシッドは目を丸くしてエアリーの方を向いた。
「ルーシィがこの魔法球技戦のために作った魔法具の中に、まだ使われていない物があります。私の見たところ、あれはルーシィにしか使えない物でした。以前その魔法具についてルーシィは確かに『自分用で、一応の、もしもの時のため』と言っていました。今がその時なのでは?」
「え、エアリー?」
エアリーはすました顔で立っていた。
「えぇい、まどろっこしい!ルーシィ、ライムに代わって次の試合に出て!総リーダー命令よ!」
「え、ちょっ、ちょっと、アンまで?なになに、どういうこと?」
「ルーシィ、今回の魔法球技戦、あなたはずっと裏方として私たちを支えてくれた。球技戦が始まる前からずっと、新魔法の開発、魔法具の作成、作戦立案、練習にも付き合ってくれて、魔力操作のコツも全部教えてくれた。あなたには本当に感謝してもしきれないわ。あなたのお陰で本当に楽しい。
でもね、1つだけ足りないものがあるの。私たち、あなたが戦ってるところが見たいの。そして、全種目優勝の瞬間はやっぱりあなたに直にコート上で感じて欲しい。それはこの球技戦一番の功労者である、あなたであるべきよ。これはクラスの総意よ。
最後に私たちのわがままに付き合ってちょうだい、ルーシィ!」
「……そんな言い方ずるいなぁ…魔法が使えない私でもみんなの役に立てる分野があって十分楽しかったんだけどね。最後まで裏方で別に良かったのに。まぁ、総リーダーの命令なら仕方ないね。でも本当にいいの?1年生初の全種目優勝がかかった大事な最後の試合が私で?私が魔法が使えないってのは覆すことができない事実…」
「ふんっ、白々しいこと言わないでくれる?ルーシィ」
そう割って入ったのはルビアだった。
「あなたが魔法を使えないとしても、いえ、さらにその無色の魔術を使えないとしても、あなたのその知略のみで他を圧倒する力があることくらい、とっくに私たちにはバレてるのよ。用意周到なあなたのことだもの、当然無策で来たわけじゃないんでしょ?」
「それは褒められてるのかなぁ?」
そうは言ってもルーシッドはわかっている。
そしてルビアもわかっている。
それが最大限の信頼の証だということを。
だから、2人の顔が合った時、ルビアは不敵ににやりと笑ったのだ。
「まぁ、策はあるよ、もちろんね」
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