43 / 73
近衛騎士1
しおりを挟む
問答無用で翌日の東部の監査行きに組み込まれた私は、うちの副団長の健闘虚しく、ご一緒することになった。
副団長にはもうちょっと抗って欲しかった。
騎士団の第三隊の副隊長と、魔術騎士団の副団長だと、ウチの副団長の方が発言力がある。
ただ、ヤツがごねた。ごねにごねた。そしてなぜか王妃宮の女官も出張ってきた。監査と団の間を取り持つのに私がいた方がいいと。確かに今回の監査に女官もいるみたいだけど、いや、王妃宮関係ないでしょう。まあ、王妃様の使者も数人同行するらしいけど、いや、やっぱり関係ないでしょう……。
副団長に「申し訳ありません」と謝られた。まあ、確かに断れないのはわかるんだけど……。がんばって欲しかった。
そんなわけで、今、私は東部に向かう道中です。
監査にオターニョ宰相補佐や第四王子がいます。なんで。オターニョ宰相補佐、まだ生きてるのよねぇ……。
そして第四王子がやたらと絡んできます。なんでここに王子がいるのかわからない。
「殿下、グラシアナ嬢が困っておられますよ」
困ったように苦笑して王子を諫めているのは彼の護衛についている近衛騎士だ。
王子、いる必要ないよね……?
私が王子も監査の隊に同行していることを知ったのは王城を出て半日が過ぎた頃だ。昼休憩中に声をかけられた事で発覚した。同行している副団長に確認をすれば、出立するときに急遽ねじ込まれたらしい。
そして、私に絡んでくる。
なんで?
団長がいないせいで、王子の行動を止める人がいない。一人にならなければ大丈夫と思いつつ、若干の恐怖が込み上げたが、そこに救世主がいた。
それが王子の護衛の近衛騎士である。
ファロナダと名乗った彼は穏やかで礼儀正しく、王子の横暴を抑えてくれている。そして、あの王子が渋々ながらもその近衛騎士の言葉には従っているおかげでなんとか乗り切れている状態だ。
「グラシアナ嬢、しばらく殿下は抑えておきますので、ゆっくりなさって下さい」
王子に聞こえないように、こそっと耳打ちをされる。
いかにも近衛騎士と言った端整な顔が、いたずらっぽそうな顔でクスリと笑った。
「ありがとうございます」
私もこっそりと笑いかけると、彼は頷いて王子を言葉巧みに連れ出した。
必要のない監査には連れ出されるし、王子はいるし、最悪だ。
王子の護衛は二人いて、もう一人は王子を抑えてくれない。ファロナダがいるときのみの平穏だ。
道中は基本的に馬車内で官吏や女官と共にいるが、私は不要な存在だ。
しかも王妃の使者である女官達も同行しているわけだけど、そちらからは地味に睨まれている。
王子と近衛騎士を侍らせているせいだろうか。それともこの前ブローチもらって妬まれているんだろうか。
ちがうから。勝手に寄ってくるだけだから!! ブローチも別に欲しくなかったから!
などと言おうものなら、自慢かとぶち切れられそうな状況だ。
えらい迷惑を被っている。彼女たちの連携のために配置された名分だけど、自分がいない方が話が上手くいくだろうな……。
無事帰ることができるか、不安で仕方ない。
そして出立から一週間、東部に到着した。
そこから副団長が伯爵に目通りする際に後ろに控え、監査に同行した。副団長が私を一人にしないよう気を遣ってくれたおかげだ。
その配慮がありがたかった。
が、どうしても、ずっとというわけにはいかない。魔術騎士団は宰相補佐、監査官の警護である。同行できない場面は度々あった。
基本的に女官達と共にいるのだけれど、目をつけられているため居心地が悪い。
少し離れた場所で息をついたとき、ふと隣から影が差した。
「お疲れさまです」
「君も。殿下の相手は、大変だろう?」
少し冗談めいた様子で労ってくれる彼に、苦笑を返す。近衛のファロナダ様だ。
「いえ、道中もずっとお気遣い頂いて、ありがとうございます」
「君のような思慮深く落ち着いた女性が殿下の隣にいてくれればと、部下の立場では思ってしまうけど」
彼は笑いながらポケットを探り「どうぞ」と小さな布包みをくれる。中には花のつぼみのようなかわいらしい砂糖菓子が入っていた。
「私は君を、殿下に渡したくないと思ってしまう」
「……!」
驚いて顔を上げると、彼は照れたように笑う。
「殿下に着いてきてよかったよ。おかげで、グラシアナ嬢に出会えた」
彼は私の空いた手を取って、その甲に軽く口付けた。
「よかったら、考えておいて」
「……あ、の」
返答に躊躇う私にその気がないことに気付いたのか、彼は私に首を振った。
「今すぐ答えを出そうとしないで。ゆっくり知り合っていきたい。ね?」
私はなにも言えず、笑ってから小さく頷いた。
「じゃあ、時間があれば一緒にいていいかな」
「……でも」
「女性を出向先で一人にさせるわけにはいかないからね」
彼が笑うから、私は苦笑しつつ、やはり小さく頷くしかできなかった。
相変わらず、王子は私を見かけるとちょっかいをかけてくるし、近衛の彼は助けてくれる。もう一人の近衛は無言でただそこにいる。
それをなんとか他の女官達に話を振って、彼らの対応を押し付けて逃げた。そうしているうちに女官達の私へのあたりは軟化していった。
やはり女官達は、近衛や王子と話す機会が欲しかったらしい。
東部にいる間はそれで乗り切ろうとしていたのだけれど、近衛の彼と話す機会は増えていった。なにを思ったのか、女官のうちの何人かが「ファロナダ様、あなたに気があるんじゃないの?」と楽しげに笑って、彼が近くに来ると私に休憩時間をくれたりすることもあった。
副団長にはもうちょっと抗って欲しかった。
騎士団の第三隊の副隊長と、魔術騎士団の副団長だと、ウチの副団長の方が発言力がある。
ただ、ヤツがごねた。ごねにごねた。そしてなぜか王妃宮の女官も出張ってきた。監査と団の間を取り持つのに私がいた方がいいと。確かに今回の監査に女官もいるみたいだけど、いや、王妃宮関係ないでしょう。まあ、王妃様の使者も数人同行するらしいけど、いや、やっぱり関係ないでしょう……。
副団長に「申し訳ありません」と謝られた。まあ、確かに断れないのはわかるんだけど……。がんばって欲しかった。
そんなわけで、今、私は東部に向かう道中です。
監査にオターニョ宰相補佐や第四王子がいます。なんで。オターニョ宰相補佐、まだ生きてるのよねぇ……。
そして第四王子がやたらと絡んできます。なんでここに王子がいるのかわからない。
「殿下、グラシアナ嬢が困っておられますよ」
困ったように苦笑して王子を諫めているのは彼の護衛についている近衛騎士だ。
王子、いる必要ないよね……?
私が王子も監査の隊に同行していることを知ったのは王城を出て半日が過ぎた頃だ。昼休憩中に声をかけられた事で発覚した。同行している副団長に確認をすれば、出立するときに急遽ねじ込まれたらしい。
そして、私に絡んでくる。
なんで?
団長がいないせいで、王子の行動を止める人がいない。一人にならなければ大丈夫と思いつつ、若干の恐怖が込み上げたが、そこに救世主がいた。
それが王子の護衛の近衛騎士である。
ファロナダと名乗った彼は穏やかで礼儀正しく、王子の横暴を抑えてくれている。そして、あの王子が渋々ながらもその近衛騎士の言葉には従っているおかげでなんとか乗り切れている状態だ。
「グラシアナ嬢、しばらく殿下は抑えておきますので、ゆっくりなさって下さい」
王子に聞こえないように、こそっと耳打ちをされる。
いかにも近衛騎士と言った端整な顔が、いたずらっぽそうな顔でクスリと笑った。
「ありがとうございます」
私もこっそりと笑いかけると、彼は頷いて王子を言葉巧みに連れ出した。
必要のない監査には連れ出されるし、王子はいるし、最悪だ。
王子の護衛は二人いて、もう一人は王子を抑えてくれない。ファロナダがいるときのみの平穏だ。
道中は基本的に馬車内で官吏や女官と共にいるが、私は不要な存在だ。
しかも王妃の使者である女官達も同行しているわけだけど、そちらからは地味に睨まれている。
王子と近衛騎士を侍らせているせいだろうか。それともこの前ブローチもらって妬まれているんだろうか。
ちがうから。勝手に寄ってくるだけだから!! ブローチも別に欲しくなかったから!
などと言おうものなら、自慢かとぶち切れられそうな状況だ。
えらい迷惑を被っている。彼女たちの連携のために配置された名分だけど、自分がいない方が話が上手くいくだろうな……。
無事帰ることができるか、不安で仕方ない。
そして出立から一週間、東部に到着した。
そこから副団長が伯爵に目通りする際に後ろに控え、監査に同行した。副団長が私を一人にしないよう気を遣ってくれたおかげだ。
その配慮がありがたかった。
が、どうしても、ずっとというわけにはいかない。魔術騎士団は宰相補佐、監査官の警護である。同行できない場面は度々あった。
基本的に女官達と共にいるのだけれど、目をつけられているため居心地が悪い。
少し離れた場所で息をついたとき、ふと隣から影が差した。
「お疲れさまです」
「君も。殿下の相手は、大変だろう?」
少し冗談めいた様子で労ってくれる彼に、苦笑を返す。近衛のファロナダ様だ。
「いえ、道中もずっとお気遣い頂いて、ありがとうございます」
「君のような思慮深く落ち着いた女性が殿下の隣にいてくれればと、部下の立場では思ってしまうけど」
彼は笑いながらポケットを探り「どうぞ」と小さな布包みをくれる。中には花のつぼみのようなかわいらしい砂糖菓子が入っていた。
「私は君を、殿下に渡したくないと思ってしまう」
「……!」
驚いて顔を上げると、彼は照れたように笑う。
「殿下に着いてきてよかったよ。おかげで、グラシアナ嬢に出会えた」
彼は私の空いた手を取って、その甲に軽く口付けた。
「よかったら、考えておいて」
「……あ、の」
返答に躊躇う私にその気がないことに気付いたのか、彼は私に首を振った。
「今すぐ答えを出そうとしないで。ゆっくり知り合っていきたい。ね?」
私はなにも言えず、笑ってから小さく頷いた。
「じゃあ、時間があれば一緒にいていいかな」
「……でも」
「女性を出向先で一人にさせるわけにはいかないからね」
彼が笑うから、私は苦笑しつつ、やはり小さく頷くしかできなかった。
相変わらず、王子は私を見かけるとちょっかいをかけてくるし、近衛の彼は助けてくれる。もう一人の近衛は無言でただそこにいる。
それをなんとか他の女官達に話を振って、彼らの対応を押し付けて逃げた。そうしているうちに女官達の私へのあたりは軟化していった。
やはり女官達は、近衛や王子と話す機会が欲しかったらしい。
東部にいる間はそれで乗り切ろうとしていたのだけれど、近衛の彼と話す機会は増えていった。なにを思ったのか、女官のうちの何人かが「ファロナダ様、あなたに気があるんじゃないの?」と楽しげに笑って、彼が近くに来ると私に休憩時間をくれたりすることもあった。
23
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
【全16話+後日談5話:日月水金20:00更新】
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
お飾り王妃のはずなのに、黒い魔法を使ったら溺愛されてます
りんりん
恋愛
特産物のないポプリ国で、唯一有名なのは魔法だ。
初代女王は、歴史に名を残すほどの魔法使い。
それから数千年、高い魔力を引き継いだ女王の子孫達がこの国をおさめてきた。
時はアンバー女王の時代。
アンバー女王の夫シュリ王婿は、他国の第八王子であった。
どこか影の薄い王婿は、三女ローズウッドを不義の子ではと疑っている。
なぜなら、ローズウッドだけが
自分と同じ金髪碧眼でなかったからだ。
ローズウッドの薄いピンク色の髪と瞳は宰相ククスにそっくりなのも、気にいらない。
アンバー女王の子供は四人で、すべて女の子だった。
なかでもローズウッドは、女王の悩みの種だ。
ローズウッドは、現在14才。
誰に似たのか、呑気で魔力も乏しい。
ある日ストーン国のレオ王から、ローズウッド王女を妻にしたいとうい申し出が届いた。
ポプリ国は、ストーン国から魔法石の原料になる石を輸入している。
その石はストーン国からしか採れない。
そんな関係にある国の申し出を、断ることはできなかった。
しかし、レオ王に愛人がいるという噂を気にしたアンバー女王は悩む。
しかし、ローズウッド王女は嫁ぐことにする。
そして。
異国で使い魔のブーニャンや、チューちゃんと暮らしているうちに、ローズウッドはレオ王にひかれていってしまう。
ある日、偶然ローズウッドは、レオ王に呪いがかけられていることを知る。
ローズウッドは、王にかけられた呪いをとこうと行動をおこすのだった。
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
お見合いに代理出席したら花嫁になっちゃいました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
綾美は平日派遣の事務仕事をしているが、暇な土日に便利屋のバイトをしている。ある日、お見合いの代理出席をする為にホテルへ向かったのだが、そこにいたのは!?
不能と噂される皇帝の後宮に放り込まれた姫は恩返しをする
矢野りと
恋愛
不能と噂される隣国の皇帝の後宮に、牛100頭と交換で送り込まれた貧乏小国の姫。
『なんでですか!せめて牛150頭と交換してほしかったですー』と叫んでいる。
『フンガァッ』と鼻息荒く女達の戦いの場に勢い込んで来てみれば、そこはまったりパラダイスだった…。
『なんか悪いですわね~♪』と三食昼寝付き生活を満喫する姫は自分の特技を活かして皇帝に恩返しすることに。
不能?な皇帝と勘違い姫の恋の行方はどうなるのか。
※設定はゆるいです。
※たくさん笑ってください♪
※お気に入り登録、感想有り難うございます♪執筆の励みにしております!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる