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後日談
ある日のプレイ4
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きゅうと締め付けられ、私までも気持ちよさにずくんと疼くのを抑える。硬度を増した一物に反応して、彼の内壁は更にしゃぶるようにきゅうきゅうと蠢いた。
もう動きたくてたまらないのに、必死に耐える様子がたまらなくかわいい。
「……は、い」
涙でうるんだ目が、うっとりと上気している。
「いい子だ」
口を結んだ彼がくふんと鼻を鳴らして、首筋に頭を乗せる。
その間も絶え間なく優しく乳首をやわやわと触れているのだから、彼は咥え込んだ一物をずっときゅうきゅうと内壁の動きだけで味わい続けている状態だ。
「……くっ」と耐える吐息をこぼしながら、動かないように律しているのだろう。そんな彼を可愛いと思う私の感情が強まった分だけ、彼は快感への誘惑と、私から与えられる甘い感情との間で揺れ動いている。
もっともっとと私に可愛がられたくて耐える。だけど彼は乳首への快感が好きで動きたい。
グラグラと揺れ動く彼の心情が手に取るようにわかる。
「乳首、いじるのをやめるか?」
意地悪く囁いてみれば、ブンブンと首をふる。
「いい子だ」
指の間に挟まれた乳頭を、こすこすとさすってやれば、私にすがりついたまま、ビクビクと体を振るわせた。
とくんとくんと、彼の中は、ずっとうねり続けている。もっともっと深く強く感じたいというように、うねりながら締め付けてくる。
このまま突き上げれば、そのままイってしまいそうなほど、彼はもの足りない快感に悶えている。
「ふくだんちょ、うごきたい……」
泣き言をこぼす彼に、だめだと返し、止めることなく乳首をいじり続ける。
「う、ぅ……、はぁ、はぁ、はぁ……」
苦しげな息遣いがずっと続いている。言われるがまま腰を動かすことなくただ乳首をいじられて、中をうねらせながら一物を感じることで快感を貪って耐えている。
もどかしくてたまらないのだろう。だからこそ小さな刺激すら貪欲に味わっている。ささやかなたった一つの快感が気持ち良すぎて、絶対的な足りなさを際立たせる。
「ふふ、きもちいいか?」
指で挟んだ乳首を上からくりくりと押しつぶしながら聞けば、彼は苦しげに何かを言いかけては「くふっ、くふっ」、と、こらえきれない声にならない吐息をこぼす。
「きも、ち、いぃ、で、すっ」
涙に震える声が漏れる。
「もっとしてほしいか?」
うんうんと彼が頷く。
「ちゃんと言葉にするんだ」
「……ちく、び、もっと、いじっ、て、くら、しゃ、い……っ」
きゅうぅ……っと彼の中が強く締まる。
「動けなくても?」
「……うごきたい……っ、ふくだんちょ、うごきた、ぁい……おねが、も、うごきたい……っ」
ボロボロと涙をこぼしながら彼が震える。
ねだるように、きゅんきゅんと内壁が締め付けてくる。
動けばいいのだ。動いたところでなんということはない。彼は私の制止など簡単に振り払えるだけの力がある。そうしたところで私が怒りなどしないのはわかっているはずだ。なのに彼は必死に懇願してくる。私からの許しを請う。
だから私は笑って彼の耳元でささやいてやる。
「ダメだ」
ぎゅうぅ……と、強い締付けが襲う。それに合わせて乳首をきゅっと強くつまめば、彼は震えながら「ひんっ」と、甘えた声を上げた。
「なんでぇ……」
首に頭を乗せてすがってくるせいで、彼の涙で私の肩が濡れた。
もう動きたくてたまらないのに、必死に耐える様子がたまらなくかわいい。
「……は、い」
涙でうるんだ目が、うっとりと上気している。
「いい子だ」
口を結んだ彼がくふんと鼻を鳴らして、首筋に頭を乗せる。
その間も絶え間なく優しく乳首をやわやわと触れているのだから、彼は咥え込んだ一物をずっときゅうきゅうと内壁の動きだけで味わい続けている状態だ。
「……くっ」と耐える吐息をこぼしながら、動かないように律しているのだろう。そんな彼を可愛いと思う私の感情が強まった分だけ、彼は快感への誘惑と、私から与えられる甘い感情との間で揺れ動いている。
もっともっとと私に可愛がられたくて耐える。だけど彼は乳首への快感が好きで動きたい。
グラグラと揺れ動く彼の心情が手に取るようにわかる。
「乳首、いじるのをやめるか?」
意地悪く囁いてみれば、ブンブンと首をふる。
「いい子だ」
指の間に挟まれた乳頭を、こすこすとさすってやれば、私にすがりついたまま、ビクビクと体を振るわせた。
とくんとくんと、彼の中は、ずっとうねり続けている。もっともっと深く強く感じたいというように、うねりながら締め付けてくる。
このまま突き上げれば、そのままイってしまいそうなほど、彼はもの足りない快感に悶えている。
「ふくだんちょ、うごきたい……」
泣き言をこぼす彼に、だめだと返し、止めることなく乳首をいじり続ける。
「う、ぅ……、はぁ、はぁ、はぁ……」
苦しげな息遣いがずっと続いている。言われるがまま腰を動かすことなくただ乳首をいじられて、中をうねらせながら一物を感じることで快感を貪って耐えている。
もどかしくてたまらないのだろう。だからこそ小さな刺激すら貪欲に味わっている。ささやかなたった一つの快感が気持ち良すぎて、絶対的な足りなさを際立たせる。
「ふふ、きもちいいか?」
指で挟んだ乳首を上からくりくりと押しつぶしながら聞けば、彼は苦しげに何かを言いかけては「くふっ、くふっ」、と、こらえきれない声にならない吐息をこぼす。
「きも、ち、いぃ、で、すっ」
涙に震える声が漏れる。
「もっとしてほしいか?」
うんうんと彼が頷く。
「ちゃんと言葉にするんだ」
「……ちく、び、もっと、いじっ、て、くら、しゃ、い……っ」
きゅうぅ……っと彼の中が強く締まる。
「動けなくても?」
「……うごきたい……っ、ふくだんちょ、うごきた、ぁい……おねが、も、うごきたい……っ」
ボロボロと涙をこぼしながら彼が震える。
ねだるように、きゅんきゅんと内壁が締め付けてくる。
動けばいいのだ。動いたところでなんということはない。彼は私の制止など簡単に振り払えるだけの力がある。そうしたところで私が怒りなどしないのはわかっているはずだ。なのに彼は必死に懇願してくる。私からの許しを請う。
だから私は笑って彼の耳元でささやいてやる。
「ダメだ」
ぎゅうぅ……と、強い締付けが襲う。それに合わせて乳首をきゅっと強くつまめば、彼は震えながら「ひんっ」と、甘えた声を上げた。
「なんでぇ……」
首に頭を乗せてすがってくるせいで、彼の涙で私の肩が濡れた。
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