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本編:上司・M氏の事情
7 ところてんが大好物になったわけ。
しおりを挟む「あっ、あっ……」
早く欲しくて、ちんこの先っちょが押しつけられる度に、中に入れようと腰が揺れる。
「課長、腰が揺れてますけど、どうしたんですか? この、女の子みたいになったいやらしい穴に、何を入れて欲しいんですか?」
先っちょを何とか中にくわえ込んだと思ったら、すっと腰が引かれる。泣きたくなるほどの切なさを感じたところで、耳元で囁かれる篠塚の低い声が、ひどくなまめかしくて、ぞくぞくと震える。
「もっ、や、だ……っ ひっ、ぅっ」
涙がにじんで、しゃくりを上げながら、腰を揺らして篠塚のちんこを追いかける。さっさと入れろよぉぉぉ!!
「課長? 欲しいなら、ちゃんと、言って下さい。俺、言われないと、わからないんで……言われないと気付けない、バカなんで……知ってるでしょう?」
だから、お前はバカじゃないってぇぇぇ……。
ひんひん泣きながら、「やだ」と、「篠塚」を繰り返す。
「ここ、何が欲しいですか?」
「あっ、あっ」
ちんこ、ちんこだって……!! でも、ちんこって言葉にすんの、間抜けじゃね? じゃあ、あれか? 篠塚の言ってたチンポか? いやいや、なんか違う、ここは大人っぽくペニスか? そのでかいマラをとか、一物、……どれも、口にするの、照れるんだけどぉぉぉ?!!! んな日常会話で絶対使わねぇ単語使えるかよぉぉぉ!!
日常会話で使える言葉でちんこねだる……いっそ息子さんをオレにください!! とか! ……どこのギャグだよぉぉぉ!!! もっとまともに働けよ、オレの脳みそ!!
って迷っている内に、ちんこで尻の穴つんつんされながら、また後ろから抱きしめるみたいにして両方の乳首をつままれたんだけど……それたまらーん!!
「ひぃぃっっ」
「何、がっ、欲しいんですか? ほら、課長、ちゃんと言えよっ」
あ、先っちょはいってる……や、抜かないでぇぇぇっ
「し、篠塚のっ、しのづかの、それ、いれてく……っ」
……迷いに迷って、ごまかしてみた。
ほんとはエロワード言って羞恥プレイしたかったけど、ペニスは、三十年越しの童貞にはハードル高すぎた。
じゃあ、やっぱここはラマか。……あれ? ラマ? マラ? ラマ、マラ、ラマ、マラ……どっちだ。……あー……ラマは、動物だった気がする。そうだ、ラマはあののんきな顔の……アイツの頭、ちんこの形に似てね? アレ入ったら、死ぬな。アレでずっこんばっこん出来るようになった日には、オレ、ケツからスイカ生めるようになれるわ。てか、あのサイズのちんこもってたら、どうやってズボンの中に納めんだよ。常に勃起状態で、ズボンからラマの頭はみ出してんのか?
……うーわ、やっべぇ。今一瞬篠塚のちんこがラマになった映像が過ぎりやがった。篠塚のズボンのウエストから頭を出すラマ……うわ。ちょ……マジウケるんだけど……っっ
笑っちゃいけない時ほどツボにはまるのは基本中の基本。
ぶほっと吹き出しそうになり、慌てて口元を引き締めれば、こらえきれず口端がわなないた。口元だけこらえても目が笑いそうで、ぐっとこらえると、めっちゃ眉間に皺が寄った。それもどうかと思ったが、笑うよりましだろう。
耐えろ、耐えるんだ。きっと今は笑う場面じゃない。そうだ、考えるべきはちんこがラマになった篠塚じゃなくて、ちんこの名称だ。
ラマじゃなくて、ラマ。ラマ。……じゃねぇや、マラ。マラっつーと漢字で書ける呼び名だ……漢字つながりで、他には一物か。
いやいやいや。摩羅とか一物とか、どこの時代劇だよって感じだし……って時代劇でそんなエロワード言わねぇかな!!
かといって、ちんことチンポは雰囲気台無しな気がするしな。
くそっ、難しいな、台詞でエロ感出すの……。悔しい、なんでオレ、せっかくのこの瞬間に、上手いこと言えないの? 経験値低くて、やりきれない。
唇をかみしめて、このやりきれなさを耐える。ついでにラマの映像が脳裏を過ぎりそうになるのを必死に耐える。勝手に笑い差し込んでくるなよ、オレの脳みそ。でもちんこ入れて。
「それじゃ、わかりませんね」
くくっと耳元で笑う声が、かすれてて色っぽくて、篠塚の言葉責めにオレ更に興奮して辛い。
「ほら、何が欲しいんですか?」
つぷつぷと先っちょが押しつけられる。じらされてる、やだ、もう、篠塚キチク。好きぃ。
「……ぃんっ」
「なんですか?」
「……お……おちんちん、いれ、てっ」
声が、がち震える。恥ずかしくて涙出るわっ
でも、もう残るは、おちんちん一択だろ?! 意地悪系クール上司が「お」を付けて「ちんちん」とか、幼児みたいで、もしかしたら、ギャップ萌えくるかもだろ?! お願い、そうだと言って……!!
「はっ、……ははっ 課長、おちんちん、欲しいんですか?」
からかうように、耳元で囁かれた。
や、やっぱり、笑われたぁぁぁ!! 恥ずかしい、しにたいぃぃぃ!!!
体が強ばって、もう、恥ずかしくて、首を横に振る。
「ち、ちが……っ」
言うんじゃなかったぁぁぁ……。
「ほら、おちんちん、どこに入れて欲しいんですか?」
そこ、ツッコんじゃだめっ、あ、いや、ちんこはつっこんで欲しいけど、おちんちんにツッコんじゃらめぇぇぇ!!! 恥ずかしいからぁぁぁぁ!!! でも、おちんちんにツッコむつながりで尿道責めはちょっと憧れるぅ!
「……や、やだっ、いやだっ、もう、やめろ……っ ひぅぅぅっっ」
乳首つままれたぁぁぁ………。あ、あ、そこ、くりくりしたら、ケツがひくひくしちゃうからぁぁ……。
「課長、ちゃんと言って下さい、誰のおちんちんを、課長のどこに、入れて欲しいんですか? ちゃんと言わないと、俺、どうしたらいいか、わからないんです」
熱い吐息と共に、意地悪くからかう声がオレをいたぶる。
やべえ、言葉責め、興奮する……!! 恥ずかしすぎて、めっちゃ興奮する……!!
……って、乳首くりくりされたら、思考とぶっとんじゃうっ 篠塚のちんこの先っちょ入ってる、もっと、もっと、奥入れてっ
もう、どうでもいい、早く入れてっ
「し、しのづかの、おちんちんっ、おれの、おしりのあなに、いれ、てっ……ひぐぅぅぅっっ」
もちろん、ケツとか言わず、ここはおしり一択で!
直後、ずっぽり、一気に奥まで突き上げられた。最高かよ。
苦しすぎて、かはっと喉の奥の空気が漏れた。
一瞬息が止まって、体が痙攣して、びくびくと震える。ついでに括約筋まで痙攣してでっかいちんこむさぼってる。あたまん中が急激に賢者になって走馬燈だ。一瞬でオレのアナニー人生が脳裏を駆け抜けていった。辛くて長くて寂しいアナニスト生活が、今報われたのだ。
だってオレのケツに生ちんこ再び。
大事なことなのでもう一度言おう。オレのケツに生ちんこ、再び。入ってる、ずっぽり入ってる。しかも篠塚の。
尊い。
ああ、オレ、気持ちよすぎて死ぬ。
そんな冷静気味な頭の片隅とは裏腹に、体は思いっきり雌イキ中だ。さらにはぎんぎんに立ってたオレのちんこから、精液がぽたぽたと溢れている。押し出されて、ついこぼれました、みたいな。そうか、これがところてんか。控えめに言って、最高かよ。篠塚、マジ愛してる。
がくがく震えるオレを後ろから抱きしめた形の篠塚が、もう一度ぐんと突き上げた。
「ひぃぃ……!!」
思わず声が出るだろ! 気持ちよすぎるだろ! キチク!! この、篠塚のキチク!! 大好きだ!!
「ほらっ、課長の欲しがってた俺のおちんちん、課長のおしりの穴に入ってますよ……っ、気持ちいいですかっ」
嘲笑う声が耳を犯してくる。そして、もう一突き。
篠塚ぁ!! おま、ほんと、控えめに言って、最高に気持ちいいにきまってんだろぉ!!
「あぐぅぅぅっっ!」
四つん這いしてた腕がぶるぶると震えながら耐える。後ろから抱きすくめられたまま背中を反ると、オレの肩口に埋まっている篠塚の頭が見える。
「し、のづ、か……」
お前のキチクっぷり、ほんと、好き。
嗚咽と悲鳴を漏らす自分の口がぶるぶると震えている。
ひっひっと、短い音を絞り出す喉は呼吸すらまともに出来ていない。
衝撃で涙がにじんでいる。むっちゃ苦しい。こんな奥まで玩具ツッコんだこともないし、でかいし、すげぇキツイ体勢だし、快感が限界突破だし……だが、それがいい。
「あっ、ひっ、ひっ、そっな、おく、むりっ、むり……ぃ……っ」
だから、もっとしてぇ……っ 自分じゃ到達させられない苦しきもちよさっ、さいこぉ!!
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