65 / 87
【番外編1】:仕事とデートと夜のドライブ
15 課長
しおりを挟むうぉあ! 対面座位、すっげ好き! っかー! やっと奥まで入った! すっげ気持ちいい!
勢いに任せてずんと腰を落として、篠塚のちんこを根元まで迎え入れる。
奥を抉る圧迫感に、がはっと喉の奥から勝手に息が吐き出された。物足りなかったところまでくわえ込めた満足感と、苦しさと気持ちよさで反射的に身体が強ばる。その強張りが圧迫感を増して、篠塚をより強く感じれるのがまたいい。
そして篠塚のちんこをくわえ込んだ内壁は、余すことなくその質量を感じ取ろうと、勝手にきゅうきゅうと締め付けて快感をむさぼる。
篠塚のちんこ、気持ちいい……。ホント好き。
胸がきゅうっと苦しくなるようなもどかしくも満ちた快感が体中に広がる。気持ちよくて勝手にケツがひくひくと収縮してその快感をむさぼっている。
気持ちよくて苦しくて、はふはふと息をこぼしながら、篠塚にしがみつき、奥まで満たされている圧迫感を楽しんだ。
正面から向き合って抱き合って、ちんこは極限まで奥まで入れること出来て、対面座位、最高すぎる。
抱き起こされた勢いで……みたいなフリをして、篠塚をぎゅーぎゅーと抱きしめる。役得!
幸せだ。
そんなオッサンをぎゅうっと抱き寄せてくれる篠塚が、安定の天使ぶりで、ケツが勝手に締まる。
いやん、篠塚がおっきくなった。
ああ、ほんと最高。気持ちいい。ちんこ気持ちいいし、抱きしめてくれるし、篠塚てんさ……って、うぉ……!!!
白い影が横切って、思いっきりびびる。
車のライトは、そのまますぅっと流れていったが、それを目の端で捉えながら、ふっと、幽霊に覗かれているのを想像して、ぞくっと身体が縮こまる。
はぅん、きもちいい。
何とも言えない恐怖感と背徳感。
……イイ……!! 良いな、これ……!! 生身の人間に見られるのは遠慮するが、幽霊なら日常生活に支障ないしな……!! ひょー! 禁断の露出プレイ! 見られてるかもって思うとゾクゾクする……!!
幽霊に、「こんな厳ついオッサンがあんあん言っているのか」と蔑まれているのを想像して興奮する。
オレみたいなのがこんなにみっともない状態になっているのに、篠塚はそんなオレに興奮しているのだ。篠塚に愛されてるこの瞬間を見せつけてやれとばかりに、余計に感じてしまう。
今、この瞬間はまだ、こんなオレだけど篠塚に愛されているのだ。
そこにいる(と妄想している)幽霊に見せつけるようにして、こすりつけるように腰を揺する。
「んぁ……っ、篠塚………」
根元まで咥えたままこすりつければ、中でちんこの角度が変わり刺激される位置がずれるのがいい。
露出プレイの醍醐味は、見られているかどうかじゃなくて、人の視線の存在を意識するかどうかではないかと思う。
安全をほぼ約束された「見られるかもしれない」という背徳感は、最高のスパイスだ。
更にフロントガラスの向こうが暗くておぞましくて、気味が悪くてぞっとする感じがまた良い。篠塚に甘えるようにしがみつきながら、そのぞくぞく感で快感を増幅させながら中を埋め尽くす感覚を堪能する。
「課長」
囁くようにオレを呼んで、篠塚がオレにキスをする。優しいキスだ。慰めるように、優しく、唇に、目元に、頬に、口端に、顎に、何度も。
でも顎はダメぇ……そろそろうっすら髭はえてるから………。
軽く首を振り、オレの方からキスをねだる。唇を合わせ、ふにっとした柔らかさをハムハムと唇で噛んで堪能し、誘うように伸びてきた舌先をぺろりとなめて、絡ませる。
首にしがみつき、上から篠塚の顔に覆い被さる感覚を堪能する。この体勢でないと味わえない贅沢だ。
腰をぐりぐりと押しつけながら、くちゅくちゅとキスで水音を立てる。
間に挟まれたオレのちんこ、シャツに擦れて、気持ちいい……。先っちょこすりつけるのは無理だから、腹で挟んで刺激しちゃう? ちょっとゴム臭くなるかも知れないけど、カウパーで汚れることもないし……って、そうか! 篠塚はオレの上に乗っかるためにゴム被せたんじゃなくって、射精しても車に飛び散らないようにしたのか……!!
ゴムを被せられたとき、篠塚がネコ役するつもりかと思ってびびったのを思いだす。
よかった、篠塚に突っ込まずにすんだ……。
「……っ」
うっかり涙ぐみそうなほど、ほっとした。いや、突っ込まれてるんだから、危機は去ったと思ってたんだけど、もし篠塚が乗っかってきても、こわくて萎えそうだし、勃たないオレに篠塚が愛想尽かしたらどうしようかと、あの一瞬の間にどれだけ悩んだか………。
だが、危機は去った……!(元々訪れてなかったけど)安心して篠塚との車エッチを楽しもうじゃないか……!
と、その時、きゅっとシャツ越しに乳首が摘ままれて、びくーっと背筋が伸びる。
バカ! 突然摘ままれたら気持ちよくてびっくりするだろうが! あ、あ、くりくりしたら勝手に腰が揺れちゃうぅぅぅ……。
「ぅあ、あ、あ、篠塚、そこっ」
「もっと?」
そんなん聞かれて、頷く勇気はないけど、そうだよ、もっとぉ……!!
恥ずかしくて首を振りながら、腰を軽く浮かして上下運動を始める。
ぐちゅ、ぐちゅ……と、ケツでも擦れる音が響いて卑猥でエロい。入り口を擦る感触が、篠塚の張り詰めた堅さを実感させて、こいつも興奮してるんだと思うときゅんと締まる。
はう、気持ちいい。篠塚とする何もかもが気持ちよくて、ホントに最高。
両方の乳首を摘ままれて「あぁ……!!」と、思わず高い声が漏れて、ぎゅうっと締まるケツを自覚しながらずんと腰を落とす。
「……ぐぅ……っ」
締め上げながら奥を突かれる感覚に、わななきながらその快感を堪能する。
いい、最高に、いい……! これで乳首もっとくりくり刺激してくれたら最高なんだけど……って言わなくても応えてくれる篠塚が好きー!!!!
意識飛びそうなぐらい気持ちいいところに更に追い打ちを掛けてくるその快感に、「ひぃ……!!」ッと堪えきれない声を漏らしながら、ガクガクと身体が震える。
頭おかしくなる苦しいほどの快感が最高に好きだ。痙攣じみた身体の震えと、締め付けすぎて圧迫感を増したケツの快感とで、まるでバイブをぶるぶるいわせてるのに近い快感が実現! でも玩具と違って生ちんこだからフィット感が完璧!! しかも乳首の刺激継続中……!
「あ……! あ……!」
快感をじっくりねっとり味わいたいけど、もう我慢出来ない。
擦りたい、突き上げられたい、その抉る感覚がほしいと、腰が浮き上がる。
「ぅぐっ、ぐっ、……ッ」
腰を浮かせては、がつんと叩き付けるように腰を落とす。
ぐちゅぐちゅと音を立てながら、ずぶずぶと出たり入ったりしながら擦れるちんこの感触に意識が奪われる。篠塚のちんこがオレの中に入ってる、擦ってる、ぎんぎんに立ってオレを突き上げてる。
バカみたいに上下運動を突然に始めたオレを煽るように、篠塚がオレの乳首をシャツ越しに咥えた。
「ひっ」
「ほら、もっと動いて下さい」
乳首を咥えてシャツ越しに舌でつんつんと弄って、もう片方をひねられて、たまらず、腰を落として、ぐりぐりと腰を押しつける。
「ぃあっ、あっ、やめ……っ、あっ」
腰を押しつけて根元とケツがぬちょぬちょと擦れる感触にも興奮しながら、「ダメだ」と呟きながら篠塚の頭をかき抱いてオレの胸元へと押しつける。ダメだから、もっといじってぇぇぇぇ……!!!!
ひんひん声をあげながら、篠塚の頭をかき抱いたまま、腰をじゅぽじゅぽと小刻みに動かす。
頭抱えてるから、大きく出し入れ出来ない。もどかしいけど、オレが頭を抱き寄せてから篠塚がいっそう気合い入れて乳首弄ってくれるから、最高に気持ちいい。気持ちよくてもどかしくてたまらないから必死に腰を動かす。
だから篠塚、それもっとぉ。
20
あなたにおすすめの小説
無自覚両片想いの鈍感アイドルが、ラブラブになるまでの話
タタミ
BL
アイドルグループ・ORCAに属する一原優成はある日、リーダーの藤守高嶺から衝撃的な指摘を受ける。
「優成、お前明樹のこと好きだろ」
高嶺曰く、優成は同じグループの中城明樹に恋をしているらしい。
メンバー全員に指摘されても到底受け入れられない優成だったが、ひょんなことから明樹とキスしたことでドキドキが止まらなくなり──!?
完結|好きから一番遠いはずだった
七角@書籍化進行中!
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話
タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。
瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。
笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。
人気アイドルグループのリーダーは、気苦労が絶えない
タタミ
BL
大人気5人組アイドルグループ・JETのリーダーである矢代頼は、気苦労が絶えない。
対メンバー、対事務所、対仕事の全てにおいて潤滑剤役を果たす日々を送る最中、矢代は人気2トップの御厨と立花が『仲が良い』では片付けられない距離感になっていることが気にかかり──
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
地味メガネだと思ってた同僚が、眼鏡を外したら国宝級でした~無愛想な美人と、チャラ営業のすれ違い恋愛
中岡 始
BL
誰にも気づかれたくない。
誰の心にも触れたくない。
無表情と無関心を盾に、オフィスの隅で静かに生きる天王寺悠(てんのうじ・ゆう)。
その存在に、誰も興味を持たなかった――彼を除いて。
明るく人懐こい営業マン・梅田隼人(うめだ・はやと)は、
偶然見た「眼鏡を外した天王寺」の姿に、衝撃を受ける。
無機質な顔の奥に隠れていたのは、
誰よりも美しく、誰よりも脆い、ひとりの青年だった。
気づいてしまったから、もう目を逸らせない。
知りたくなったから、もう引き返せない。
すれ違いと無関心、
優しさと孤独、
微かな笑顔と、隠された心。
これは、
触れれば壊れそうな彼に、
それでも手を伸ばしてしまった、
不器用な男たちの恋のはなし。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる