128 / 1,738
128.転売屋は馬車を借りる
しおりを挟む
男の答えはYesだった。
それもそうだろう。
馬車を三日俺に貸すだけで予定の金額で品は売れ、宿代はかからない。
休んでいるだけでお金が転がり込んでくるようなものだ。
話を聞いた感じではかなり過酷な旅だったようだ。
ここにくるまで三つの街を経由したがその全てで断られ続け、その道中盗賊に追われ命からがら逃げだしたこともあったそうだ。
なかなか過酷な旅の末に命からがら辿り着きはしたが、ここでも惨敗。
最後の頼みとベルナの店に行ったが断られ、失意のどん底にいたところにエリザが声をかけたと。
そりゃ藁をもすがる感じで来るわなぁ。
俺が買い取らなかったらどうなっていたんだろうか。
正直ちょっと考えたくない。
店で借用書と契約書を書き、その足で三日月亭へと向かう。
もちろん馬車を使ってだ。
「あの、本当に宿までお借りしていいんでしょうか。」
「あぁ、金だけ払って使ってないからな。そのほうがマスターも喜ぶだろ。」
「しかも三日月亭といえばここで一、二を争う高級宿。そんな所に泊まらせていただけるなんてなんとお礼を申していいのやら。」
「マスターの所にも売り込みに?」
「もちろんです。ですが、使い道がないとのことでした。」
使い道がないねぇ、じゃあその使い道をご教授しようじゃないか。
馬車を三日月亭の前に横付けし、発泡水をもって中に入る。
「イラッシャイ、なんだシロウか。」
「なんだとはなんだよ、せっかく客を連れてきたのに。」
「客?あんたは確か・・・。」
「あぁ、さっきこれを売りに来た商人だよ。」
ちなみにこの人の名前はウィーキスト・コッチというらしい。
長いんでウィーと呼んでほしいとのことだった。
「発泡水だろ?確かに珍しいが・・・。」
「とりあえず込み入った話はあとだ、三日ほど部屋を使わせてほしいんだが構わないか?」
「一部屋なら空きがある、かまわないぞ。」
「助かったよ。ってことで、三日間ここでのんびりしてくれ。」
「あの子をよろしくお願いします。」
「あぁ、乾いた草と水だったな。」
「はい。湿ってると食べないんです。それと、怖がりなので厩舎はできるだけ奥を使わせてもらってください。」
馬車を借りるということは馬を借りるということだ。
大事な足だけにぞんざいに扱うわけにもいかないからな。
気持ちよくつかわせてもらうためにも引き継ぎはしっかりする必要がある。
荷物を持って部屋に向かうウィーさんを見送るとこそっとマスターが話しかけてきた。
「どこか行くのか?」
「隣町に行くんだよ、ちょっと行商しに。」
「お前のちょっとはちょっとじゃないだろ。だが、荷台には発泡水があるんじゃないのか?」
「そう、だからマスターに力を貸して欲しいんだ。」
「言っとくが無駄になるものは買わないぞ?」
「わかってるって。だが儲かるなら別だよな?」
「そりゃ儲かるならな。」
お互い商売人だ、儲かると聞いて嫌な顔をするはずがない。
「なら琥珀酒を出してくれ、確かあったよな?」
「あぁ、好きなやつは好きだからな扱ってるぞ。」
「それをグラスに半分ぐらいついでくれないか?」
「はいよ。」
普段冒険者たちが飲むぐらいの大きなグラスに半分ほど琥珀色の液体が注がれる。
中身はウィスキーっぽい酒だ。
製造方法は聞くな、美味ければ何でもいいんだ。
持ってきた発泡水の栓を開けそれに注ぎ込むとシュワシュワと発砲するハイボール風の酒の出来上がりだ。
「薄めるのかよ。」
「ただ薄まるだけじゃないぞ、飲んでみてくれ。」
訝しそうな目をしながらマスターがグラスの液体を飲む。
すると、見る見るうちに目が見開かれ、驚きの表情に変わっていった。
「なんだこれは。」
「美味いだろ?普通は薄めると不味くなるがこいつは違う、ほのかな炭酸が後味をすっきりさせるんだ。こいつを冷やしてから注ぐとさらに良くなるぞ。」
「確かにぬるいよりも冷えている方が良さそうだ。氷の発注を増やしたほうがいいな。」
「これが一本銅貨25枚、一本で大体5杯分作れるから氷を入れればもう少し増やせるだろう。」
「さらに薄まれば酔いにくくなりさらに注文が増える。単純に倍増えれば元は取れるわけか。」
「今年は暑いからなよく売れるんじゃないか?」
「面白いじゃないか。だが本当に売れるかはやってみてからだぞ。」
「もちろんだ、とりあえず50本置いていくからよければ買ってくれ。」
お互いにニヤリと笑い握手を交わす。
するとタイミングよくウィーさんが上から降りてきた。
「ウィーさん、発泡水を50本下してもらえます?」
「え、売れたんですか?」
「その確認をするんだ、喜べこいつ次第じゃこれからバカ売れするぞ。」
「えぇ!?シロウさんどういうことですか?」
「まぁ、ちょっと。とりあえず今日は様子見ですから下ろしたらもう一軒行きますよ。」
「なんだよ、うち専売じゃないのか?」
「取引先が多いほうがよく売れるからな。大丈夫だって、持ってくのはイライザさんのところだけだから。」
「そこだけにしてくれよ、儲けが減るだろ。」
これは別に俺やマスターが儲けるためじゃない。
今後ウィーさんが商売していくための話だ。
荷下ろししてもらってから次に向かったのはイライザさんの店だ。
マスター同様に事情を説明してハイボールを試してもらう。
ここでもかなり評判がよく、50本引き取ってもらえた。
よしよし、あとは明日を待つだけだな。
一先ずウィーさんには馬車と一緒に宿に戻ってもらって俺も店に戻る。
そして翌日マスターのところに戻った。
「どうだった・・・って聞くまでもなさそうだな。」
「全部で何本ある?」
「残り400本だが全部は無理だぞ。」
「ぐっ、半分か。」
「ここは仲良くいこうじゃないか、今後はマスター次第ってな。」
「あの反応は予想外だった。そうか、薄めるとうまくなるのか。」
「濃いだけが酒じゃない・・・って誰かが言ってたんだ。」
何の本だか忘れたが、加水することで味が二段三段と良くなっていく。
けして薄めるのとは違う、加水という行為。
すごいよなぁ、酒ってさ。
「おはようございます。」
「あ、おはようございますウィーさん。」
「シロウさんずいぶん早いですね・・・ってなんでマスターがこっちを見てるんですか?」
「とりあえず込み入った話はあとにしてくれ。ウィーさん、食事前の運動と行きましょうか。」
「えっとどういう・・・。」
「さぁ、200本下ろしますよ。」
「どういう事か説明してくださいよ!」
文句を言うウィーさんに事情を説明しながら200本分の発砲水を下ろし、次へ向かう。
これまた大好評だったイライザさんのところでも200本の発泡水を下ろした。
ふぅ、これで積み荷は空になったな。
朝からいい運動・・・っていうレベルじゃなかったけど結構頑張ったと思う。
「信じられません、昨日は誰にも話を聞いてもらえなかったのに。」
「要はやり方の問題だな。水ってだけじゃ誰も買わないけど、その水が金を生むなら話は別だ。今後に関してはあの二人と交渉してくれ。それなりの値段で買ってくれるだろう。」
「本当にありがとうございます。」
「じゃあ予定通り今日と明日馬車を借りるぞ。」
「はい!」
俺が間に入って中間マージンをとっても良かったんだが、マスターとイライザさん相手に金儲けをするつもりはない。
直接やり取りする方が楽だし、俺も小金の為に時間を割かれるのは御免だ。
金貨1枚で馬車を借りられただけでも十分プラスになる。
さりげなく銀貨25枚儲けさせてもらったしな。
ウィーさんを宿まで送って店の前に馬車を横付けする。
大量の木箱が積まれているところから察するに、少し前にギルドから荷が届いたんだろう。
「あ、シロウおかえり。」
「さぁ馬車は手に入った。さっさと積み込んで出発するぞ。」
「シロウも手伝ってくれるのよね?」
「俺は朝から働いたのでパスだ。」
「えー、ずるーい!」
「いいだろ馬車を手配できたんだから。」
「早く出発したいんでしょ?じゃあシロウも手伝わないとダメ、ほら頑張る!」
いや、頑張るとかじゃないんだけど・・・。
そんな俺の文句をエリザが聞くはずもなく、まさに馬車馬のように働かされてしまった。
うぅ、もう腕が上がらねぇ。
「ご主人様これを貼ってください、隣町につく頃にはダルさが取れてますから。」
「アネット助かる。」
「これぐらいしかできませんから・・・。」
シュンとうつむくアネットの頬にキスをしてやるとうれしそうに顔を上げた。
ちょっとキザだっただろうか。
「店を頼むな、一日空けるが働き過ぎで倒れるとかは止めてくれ。あと、ちゃんと飯も食え、わかったな?」
「大丈夫です、どうか気を付けて。」
「私がいるから大丈夫!」
「アネットさん留守を頼みます。」
「いってらっしゃいませ!」
さぁ行商に出発だ。
アネットに見送られながらエリザが馬車を出発させる。
さぁ、この世界に来て初めての別の街だ。
いったいどんな場所なんだろうな。
それもそうだろう。
馬車を三日俺に貸すだけで予定の金額で品は売れ、宿代はかからない。
休んでいるだけでお金が転がり込んでくるようなものだ。
話を聞いた感じではかなり過酷な旅だったようだ。
ここにくるまで三つの街を経由したがその全てで断られ続け、その道中盗賊に追われ命からがら逃げだしたこともあったそうだ。
なかなか過酷な旅の末に命からがら辿り着きはしたが、ここでも惨敗。
最後の頼みとベルナの店に行ったが断られ、失意のどん底にいたところにエリザが声をかけたと。
そりゃ藁をもすがる感じで来るわなぁ。
俺が買い取らなかったらどうなっていたんだろうか。
正直ちょっと考えたくない。
店で借用書と契約書を書き、その足で三日月亭へと向かう。
もちろん馬車を使ってだ。
「あの、本当に宿までお借りしていいんでしょうか。」
「あぁ、金だけ払って使ってないからな。そのほうがマスターも喜ぶだろ。」
「しかも三日月亭といえばここで一、二を争う高級宿。そんな所に泊まらせていただけるなんてなんとお礼を申していいのやら。」
「マスターの所にも売り込みに?」
「もちろんです。ですが、使い道がないとのことでした。」
使い道がないねぇ、じゃあその使い道をご教授しようじゃないか。
馬車を三日月亭の前に横付けし、発泡水をもって中に入る。
「イラッシャイ、なんだシロウか。」
「なんだとはなんだよ、せっかく客を連れてきたのに。」
「客?あんたは確か・・・。」
「あぁ、さっきこれを売りに来た商人だよ。」
ちなみにこの人の名前はウィーキスト・コッチというらしい。
長いんでウィーと呼んでほしいとのことだった。
「発泡水だろ?確かに珍しいが・・・。」
「とりあえず込み入った話はあとだ、三日ほど部屋を使わせてほしいんだが構わないか?」
「一部屋なら空きがある、かまわないぞ。」
「助かったよ。ってことで、三日間ここでのんびりしてくれ。」
「あの子をよろしくお願いします。」
「あぁ、乾いた草と水だったな。」
「はい。湿ってると食べないんです。それと、怖がりなので厩舎はできるだけ奥を使わせてもらってください。」
馬車を借りるということは馬を借りるということだ。
大事な足だけにぞんざいに扱うわけにもいかないからな。
気持ちよくつかわせてもらうためにも引き継ぎはしっかりする必要がある。
荷物を持って部屋に向かうウィーさんを見送るとこそっとマスターが話しかけてきた。
「どこか行くのか?」
「隣町に行くんだよ、ちょっと行商しに。」
「お前のちょっとはちょっとじゃないだろ。だが、荷台には発泡水があるんじゃないのか?」
「そう、だからマスターに力を貸して欲しいんだ。」
「言っとくが無駄になるものは買わないぞ?」
「わかってるって。だが儲かるなら別だよな?」
「そりゃ儲かるならな。」
お互い商売人だ、儲かると聞いて嫌な顔をするはずがない。
「なら琥珀酒を出してくれ、確かあったよな?」
「あぁ、好きなやつは好きだからな扱ってるぞ。」
「それをグラスに半分ぐらいついでくれないか?」
「はいよ。」
普段冒険者たちが飲むぐらいの大きなグラスに半分ほど琥珀色の液体が注がれる。
中身はウィスキーっぽい酒だ。
製造方法は聞くな、美味ければ何でもいいんだ。
持ってきた発泡水の栓を開けそれに注ぎ込むとシュワシュワと発砲するハイボール風の酒の出来上がりだ。
「薄めるのかよ。」
「ただ薄まるだけじゃないぞ、飲んでみてくれ。」
訝しそうな目をしながらマスターがグラスの液体を飲む。
すると、見る見るうちに目が見開かれ、驚きの表情に変わっていった。
「なんだこれは。」
「美味いだろ?普通は薄めると不味くなるがこいつは違う、ほのかな炭酸が後味をすっきりさせるんだ。こいつを冷やしてから注ぐとさらに良くなるぞ。」
「確かにぬるいよりも冷えている方が良さそうだ。氷の発注を増やしたほうがいいな。」
「これが一本銅貨25枚、一本で大体5杯分作れるから氷を入れればもう少し増やせるだろう。」
「さらに薄まれば酔いにくくなりさらに注文が増える。単純に倍増えれば元は取れるわけか。」
「今年は暑いからなよく売れるんじゃないか?」
「面白いじゃないか。だが本当に売れるかはやってみてからだぞ。」
「もちろんだ、とりあえず50本置いていくからよければ買ってくれ。」
お互いにニヤリと笑い握手を交わす。
するとタイミングよくウィーさんが上から降りてきた。
「ウィーさん、発泡水を50本下してもらえます?」
「え、売れたんですか?」
「その確認をするんだ、喜べこいつ次第じゃこれからバカ売れするぞ。」
「えぇ!?シロウさんどういうことですか?」
「まぁ、ちょっと。とりあえず今日は様子見ですから下ろしたらもう一軒行きますよ。」
「なんだよ、うち専売じゃないのか?」
「取引先が多いほうがよく売れるからな。大丈夫だって、持ってくのはイライザさんのところだけだから。」
「そこだけにしてくれよ、儲けが減るだろ。」
これは別に俺やマスターが儲けるためじゃない。
今後ウィーさんが商売していくための話だ。
荷下ろししてもらってから次に向かったのはイライザさんの店だ。
マスター同様に事情を説明してハイボールを試してもらう。
ここでもかなり評判がよく、50本引き取ってもらえた。
よしよし、あとは明日を待つだけだな。
一先ずウィーさんには馬車と一緒に宿に戻ってもらって俺も店に戻る。
そして翌日マスターのところに戻った。
「どうだった・・・って聞くまでもなさそうだな。」
「全部で何本ある?」
「残り400本だが全部は無理だぞ。」
「ぐっ、半分か。」
「ここは仲良くいこうじゃないか、今後はマスター次第ってな。」
「あの反応は予想外だった。そうか、薄めるとうまくなるのか。」
「濃いだけが酒じゃない・・・って誰かが言ってたんだ。」
何の本だか忘れたが、加水することで味が二段三段と良くなっていく。
けして薄めるのとは違う、加水という行為。
すごいよなぁ、酒ってさ。
「おはようございます。」
「あ、おはようございますウィーさん。」
「シロウさんずいぶん早いですね・・・ってなんでマスターがこっちを見てるんですか?」
「とりあえず込み入った話はあとにしてくれ。ウィーさん、食事前の運動と行きましょうか。」
「えっとどういう・・・。」
「さぁ、200本下ろしますよ。」
「どういう事か説明してくださいよ!」
文句を言うウィーさんに事情を説明しながら200本分の発砲水を下ろし、次へ向かう。
これまた大好評だったイライザさんのところでも200本の発泡水を下ろした。
ふぅ、これで積み荷は空になったな。
朝からいい運動・・・っていうレベルじゃなかったけど結構頑張ったと思う。
「信じられません、昨日は誰にも話を聞いてもらえなかったのに。」
「要はやり方の問題だな。水ってだけじゃ誰も買わないけど、その水が金を生むなら話は別だ。今後に関してはあの二人と交渉してくれ。それなりの値段で買ってくれるだろう。」
「本当にありがとうございます。」
「じゃあ予定通り今日と明日馬車を借りるぞ。」
「はい!」
俺が間に入って中間マージンをとっても良かったんだが、マスターとイライザさん相手に金儲けをするつもりはない。
直接やり取りする方が楽だし、俺も小金の為に時間を割かれるのは御免だ。
金貨1枚で馬車を借りられただけでも十分プラスになる。
さりげなく銀貨25枚儲けさせてもらったしな。
ウィーさんを宿まで送って店の前に馬車を横付けする。
大量の木箱が積まれているところから察するに、少し前にギルドから荷が届いたんだろう。
「あ、シロウおかえり。」
「さぁ馬車は手に入った。さっさと積み込んで出発するぞ。」
「シロウも手伝ってくれるのよね?」
「俺は朝から働いたのでパスだ。」
「えー、ずるーい!」
「いいだろ馬車を手配できたんだから。」
「早く出発したいんでしょ?じゃあシロウも手伝わないとダメ、ほら頑張る!」
いや、頑張るとかじゃないんだけど・・・。
そんな俺の文句をエリザが聞くはずもなく、まさに馬車馬のように働かされてしまった。
うぅ、もう腕が上がらねぇ。
「ご主人様これを貼ってください、隣町につく頃にはダルさが取れてますから。」
「アネット助かる。」
「これぐらいしかできませんから・・・。」
シュンとうつむくアネットの頬にキスをしてやるとうれしそうに顔を上げた。
ちょっとキザだっただろうか。
「店を頼むな、一日空けるが働き過ぎで倒れるとかは止めてくれ。あと、ちゃんと飯も食え、わかったな?」
「大丈夫です、どうか気を付けて。」
「私がいるから大丈夫!」
「アネットさん留守を頼みます。」
「いってらっしゃいませ!」
さぁ行商に出発だ。
アネットに見送られながらエリザが馬車を出発させる。
さぁ、この世界に来て初めての別の街だ。
いったいどんな場所なんだろうな。
34
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる