196 / 1,738
196.転売屋は溜まった貸しを返してもらう
しおりを挟む
翌朝。
断ったことに関してはアネットは何も言わず、いつものように仕事に打ち込んでいた。
まだ時間はある。
一先ず自分に出来る事をやるとするか。
「今日何か用事は入っていたっけか。」
「特に何もなかったかと。あ、いえ、昼前にシープ様がこちらに来られます。なんでも還年祭について打ち合わせをしたいとか。」
「俺は役員でも何でもないんだがな。」
「それだけ信頼されているという事でしょう。」
「これまで何度も貸しを作って来たが返してもらった覚えがない。」
「そうでしょうか。」
「多少はあるかもしれんが、返ってきている量が少ない。」
これはゆゆしき事態だ。
折角なので少し返してもらうとしよう。
「出て来る。」
「どうぞお気をつけて。」
「昼は適当に済ませてくれ。」
長くなる可能性もあるからな。
いつものように大通りを抜けギルド協会へと向かう。
その道中。
「あ、シロウさん。」
「ちょうど良い所に。」
前から向かってきた羊男の手を掴んで引っ張る。
「え、ちょっとなんですか?これから別件が・・・。」
「どうせ良くない仕事だろ?貸しを返してもらいに来たんだ、顔かせ。」
「勘弁してくださいよ~。」
とか言いながら抵抗しない所を見るとさほど重要な仕事ではないのかもしれない。
引きずるようにしてギルド協会へと戻り、適当な部屋に入る。
「全く何なんですか?」
「調べてほしいことがある。」
そう言うと、ふざけていた顔が急に真面目になった。
「悪い事ですか?」
「いいや、人助けさ。」
「なら仕方ありませんね、でも高くつきますよ。」
「今までいくつ貸してると思う?利子に決まってるだろ。」
「内容次第ですかねぇ。」
「ビアンカという錬金術師についてだ、聞いた事あるよな。」
「確か最近流れて来た新しい方ですね。冒険者としてエリザさんのチームに入っているとか。」
「なんで流れて来たかはしってるか?」
「借金を作ったとだけ。え、もしかしてそっち関係ですか?」
いやー、察しが良いねぇ。
何も言わずポンポンと肩を叩くと露骨に嫌な顔をする羊男。
「悪い仕事はしたくないんですけど。」
「悪くなんてないさ、むしろいい仕事だって言っただろ。人助けだって。」
「具体的に何をしてほしいんですか?」
「借金の理由がギルドへの納品依頼に失敗したって事なんだが、それよりも前に変な動きがあったようだ。薬草の大量買い占め、加えて莫大な違約金。まるで失敗させるために街中がグルになったような感じなんだが、それについて調べてほしい。」
「街ぐるみ・・・確かその人がいたのって山のすぐ近くにある街でしたよね。」
「良く知ってるじゃないか。」
「薬草はそこから仕入れていますから。でも、あそこで大量に買い占めがあったとは聞いていませんねぇ。」
「なら余計に怪しいな。」
「わかりました貸し三つで受けましょう。」
「貸し二つと利子はそれで勘弁してやる。」
「え~。」
「じゃあ頼んだぞ。」
返事を聞かずにもう一度肩を叩いて部屋を出る。
次は冒険者ギルドだ。
そのままギルドに向かい羊男の嫁を呼び出す。
「はいは~い、なんだシロウさんじゃない。」
「貸しを返してもらいに来たぞ。」
「えぇ?何の話?」
「旦那の貸しは嫁の貸し、そうだよな?」
「違うと思います。」
「いいから頼まれてくれ、最近薬草の買い占めやポーションの大量納品とかなかったか?」
こちらもふざけた顔が急に真面目になる。
「ビアンカちゃんの件ですね。」
「なんだ、わかってるなら話が早い。」
さすが羊男の嫁、どこかの脳筋とはえらい違いだ。
「私も調べてみたんですけど、そう言った話は聞かないですねぇ。」
「ってことは薬草が無くなるとは考えにくいのか。」
「普通に考えて粗悪品しかなかったってのは考えにくいです。」
「う~む・・・。」
「あんまり変な事に首を突っ込むと恨まれますよ。」
「なんだよ、変な事って。」
「風の噂ですけど、悪い組織が人身売買に手を染めているらしいんです。客が希望する奴隷を安く仕入れてくるとか・・・。まぁ、あくまでも噂ですけど。」
あくまでも噂と強調するあたりが嘘くさい。
ガチの人身売買が行われているんだろう。
「人身売買って、奴隷にでもするのか?」
「奴隷にしないでそのまま売買するんですって、それって違法なんだけどなぁ。」
「確か奴隷商人を通さないと買っちゃいけない決まりだよな?」
「そうなんです!でもその人たちはそういう所を通さずにやり取りしてる・・・てのが噂ですね。」
「今の苦しくないか?」
「そ、そんなことないですって。」
「まぁいい、情報ありがとな。」
「じゃあ貸し1返却で。」
「噂が本当だったら考えてやる。」
「だから噂なんですってば~。」
ヒラヒラと手を振って最後に向かうのは・・・、そう言えば自分から行くのって初めてだな。
大通りを抜けて小道へ。
裏通りへと進むとすぐに目的の店があった。
玄関に警備員が二人。
かなり強面だ。
「これは買取屋様、何用でしょう。」
「レイブさんに面会したい。」
「主は今接客中でして。」
「人身売買の件・・・と言ってくれれば。」
「・・・畏まりました。」
二人のうちの一人が小走りで中に入って行く。
少し待つと戻って来た。
「お会いになるそうです。中に入り、係の者に付いて行ってください。」
「わかった。」
レイブさんから買った奴隷が二人もいるのに、中に入ったことがないのは我ながら意外だな。
ミラを買った時もここには来なかったんだっけ。
アネットはオークションだし、機会がなかったんだろう。
大きな建物だ。
二階は正方形の吹き抜けになっていて、それぞれに二部屋ずつあるようだ。
商談用だろうか。
奴隷は・・・三階もしくは地下にでもいるんだろうなぁ。
見ただけではここが奴隷商の店とは思わないだろう。
案内してくれるのは何とも胸の大きな女性だった。
その人は無言で俺を突き当り一番奥の部屋へと誘導してくれた。
「ここで待てばいいのか?」
返事の代わりに無言で頭を下げる。
胸元が大きく開いた服なので谷間がバッチリと視界に入って来た。
デカイ。
思わず指を入れそうになるがなんとか我慢する。
胸元を見ないようにくるりと反転しソファーに座る。
待つこと五分ぐらい。
「これはシロウ様、よくお越しくださいました。」
「忙しいところ申し訳ない。」
「いえいえ、大事なお話のようですから。」
「単刀直入に聞きますが、人身売買を行っているという連中について何か知りませんか?」
「・・・その話をどこで?」
「色々と聞いて回っていると、そんな話を耳にしましてね。やはり本業の人に聞くのが一番と思いましてやってきました。」
「確かにそう言う連中はいる・・・ようです。」
珍しくレイブさんが中途半端な返事をする。
言いたくないのか、それとも知らないのか。
微妙な所だ。
「たとえばですけど、レイブさんに『錬金術師の奴隷が欲しい』と言ったらどういう風に手配されるんですか?」
「まずは仲間内に連絡を取り該当の奴隷がいないかを探します。もし複数いる場合は内容を詳しく聞き、シロウ様にお伺いする形になるでしょう。」
「もしいなかったら?」
「待ちます。」
「なるほど。」
「農作物と違い作ることはできませんから、業者間で連絡を取り合って仕入れを待つ。そんな感じになるでしょう。」
まぁ当然だよな。
簡単に手に入るようなものじゃない。
冒険者ならともかく錬金術師なんて珍しい職業だ。
加えてそこに女性が良いとか、胸が大きい方がいいとか、条件が付くと見つかる可能性はどんどん低くなる。
「目的の奴隷を手に入れるために強引な手法を取り安く仕入れる。仕事の敵ですね。」
「全くです。」
「すみません、変な事を聞きました。」
「いえいえ、ですがお気を付けください。」
「何がですか?」
「かなり危険な連中のようですから。」
「ご忠告感謝します。」
「それでですね、せっかくですから奴隷を見て帰られませんか?シロウ様が絶対に気に入る子がいるんです。」
「おっと、用事を思い出しました。それはまたの機会に・・・。」
「それは残念です。」
あぶねぇ、追加でもう一人買わされる所だった。
あわてて御礼を言ってレイブさんの店を後にする。
さーて、三か所全部でヤバイ相手だと忠告されてしまった。
手を出すか出さざるべきか、そこが問題だ・・・なんてね。
断ったことに関してはアネットは何も言わず、いつものように仕事に打ち込んでいた。
まだ時間はある。
一先ず自分に出来る事をやるとするか。
「今日何か用事は入っていたっけか。」
「特に何もなかったかと。あ、いえ、昼前にシープ様がこちらに来られます。なんでも還年祭について打ち合わせをしたいとか。」
「俺は役員でも何でもないんだがな。」
「それだけ信頼されているという事でしょう。」
「これまで何度も貸しを作って来たが返してもらった覚えがない。」
「そうでしょうか。」
「多少はあるかもしれんが、返ってきている量が少ない。」
これはゆゆしき事態だ。
折角なので少し返してもらうとしよう。
「出て来る。」
「どうぞお気をつけて。」
「昼は適当に済ませてくれ。」
長くなる可能性もあるからな。
いつものように大通りを抜けギルド協会へと向かう。
その道中。
「あ、シロウさん。」
「ちょうど良い所に。」
前から向かってきた羊男の手を掴んで引っ張る。
「え、ちょっとなんですか?これから別件が・・・。」
「どうせ良くない仕事だろ?貸しを返してもらいに来たんだ、顔かせ。」
「勘弁してくださいよ~。」
とか言いながら抵抗しない所を見るとさほど重要な仕事ではないのかもしれない。
引きずるようにしてギルド協会へと戻り、適当な部屋に入る。
「全く何なんですか?」
「調べてほしいことがある。」
そう言うと、ふざけていた顔が急に真面目になった。
「悪い事ですか?」
「いいや、人助けさ。」
「なら仕方ありませんね、でも高くつきますよ。」
「今までいくつ貸してると思う?利子に決まってるだろ。」
「内容次第ですかねぇ。」
「ビアンカという錬金術師についてだ、聞いた事あるよな。」
「確か最近流れて来た新しい方ですね。冒険者としてエリザさんのチームに入っているとか。」
「なんで流れて来たかはしってるか?」
「借金を作ったとだけ。え、もしかしてそっち関係ですか?」
いやー、察しが良いねぇ。
何も言わずポンポンと肩を叩くと露骨に嫌な顔をする羊男。
「悪い仕事はしたくないんですけど。」
「悪くなんてないさ、むしろいい仕事だって言っただろ。人助けだって。」
「具体的に何をしてほしいんですか?」
「借金の理由がギルドへの納品依頼に失敗したって事なんだが、それよりも前に変な動きがあったようだ。薬草の大量買い占め、加えて莫大な違約金。まるで失敗させるために街中がグルになったような感じなんだが、それについて調べてほしい。」
「街ぐるみ・・・確かその人がいたのって山のすぐ近くにある街でしたよね。」
「良く知ってるじゃないか。」
「薬草はそこから仕入れていますから。でも、あそこで大量に買い占めがあったとは聞いていませんねぇ。」
「なら余計に怪しいな。」
「わかりました貸し三つで受けましょう。」
「貸し二つと利子はそれで勘弁してやる。」
「え~。」
「じゃあ頼んだぞ。」
返事を聞かずにもう一度肩を叩いて部屋を出る。
次は冒険者ギルドだ。
そのままギルドに向かい羊男の嫁を呼び出す。
「はいは~い、なんだシロウさんじゃない。」
「貸しを返してもらいに来たぞ。」
「えぇ?何の話?」
「旦那の貸しは嫁の貸し、そうだよな?」
「違うと思います。」
「いいから頼まれてくれ、最近薬草の買い占めやポーションの大量納品とかなかったか?」
こちらもふざけた顔が急に真面目になる。
「ビアンカちゃんの件ですね。」
「なんだ、わかってるなら話が早い。」
さすが羊男の嫁、どこかの脳筋とはえらい違いだ。
「私も調べてみたんですけど、そう言った話は聞かないですねぇ。」
「ってことは薬草が無くなるとは考えにくいのか。」
「普通に考えて粗悪品しかなかったってのは考えにくいです。」
「う~む・・・。」
「あんまり変な事に首を突っ込むと恨まれますよ。」
「なんだよ、変な事って。」
「風の噂ですけど、悪い組織が人身売買に手を染めているらしいんです。客が希望する奴隷を安く仕入れてくるとか・・・。まぁ、あくまでも噂ですけど。」
あくまでも噂と強調するあたりが嘘くさい。
ガチの人身売買が行われているんだろう。
「人身売買って、奴隷にでもするのか?」
「奴隷にしないでそのまま売買するんですって、それって違法なんだけどなぁ。」
「確か奴隷商人を通さないと買っちゃいけない決まりだよな?」
「そうなんです!でもその人たちはそういう所を通さずにやり取りしてる・・・てのが噂ですね。」
「今の苦しくないか?」
「そ、そんなことないですって。」
「まぁいい、情報ありがとな。」
「じゃあ貸し1返却で。」
「噂が本当だったら考えてやる。」
「だから噂なんですってば~。」
ヒラヒラと手を振って最後に向かうのは・・・、そう言えば自分から行くのって初めてだな。
大通りを抜けて小道へ。
裏通りへと進むとすぐに目的の店があった。
玄関に警備員が二人。
かなり強面だ。
「これは買取屋様、何用でしょう。」
「レイブさんに面会したい。」
「主は今接客中でして。」
「人身売買の件・・・と言ってくれれば。」
「・・・畏まりました。」
二人のうちの一人が小走りで中に入って行く。
少し待つと戻って来た。
「お会いになるそうです。中に入り、係の者に付いて行ってください。」
「わかった。」
レイブさんから買った奴隷が二人もいるのに、中に入ったことがないのは我ながら意外だな。
ミラを買った時もここには来なかったんだっけ。
アネットはオークションだし、機会がなかったんだろう。
大きな建物だ。
二階は正方形の吹き抜けになっていて、それぞれに二部屋ずつあるようだ。
商談用だろうか。
奴隷は・・・三階もしくは地下にでもいるんだろうなぁ。
見ただけではここが奴隷商の店とは思わないだろう。
案内してくれるのは何とも胸の大きな女性だった。
その人は無言で俺を突き当り一番奥の部屋へと誘導してくれた。
「ここで待てばいいのか?」
返事の代わりに無言で頭を下げる。
胸元が大きく開いた服なので谷間がバッチリと視界に入って来た。
デカイ。
思わず指を入れそうになるがなんとか我慢する。
胸元を見ないようにくるりと反転しソファーに座る。
待つこと五分ぐらい。
「これはシロウ様、よくお越しくださいました。」
「忙しいところ申し訳ない。」
「いえいえ、大事なお話のようですから。」
「単刀直入に聞きますが、人身売買を行っているという連中について何か知りませんか?」
「・・・その話をどこで?」
「色々と聞いて回っていると、そんな話を耳にしましてね。やはり本業の人に聞くのが一番と思いましてやってきました。」
「確かにそう言う連中はいる・・・ようです。」
珍しくレイブさんが中途半端な返事をする。
言いたくないのか、それとも知らないのか。
微妙な所だ。
「たとえばですけど、レイブさんに『錬金術師の奴隷が欲しい』と言ったらどういう風に手配されるんですか?」
「まずは仲間内に連絡を取り該当の奴隷がいないかを探します。もし複数いる場合は内容を詳しく聞き、シロウ様にお伺いする形になるでしょう。」
「もしいなかったら?」
「待ちます。」
「なるほど。」
「農作物と違い作ることはできませんから、業者間で連絡を取り合って仕入れを待つ。そんな感じになるでしょう。」
まぁ当然だよな。
簡単に手に入るようなものじゃない。
冒険者ならともかく錬金術師なんて珍しい職業だ。
加えてそこに女性が良いとか、胸が大きい方がいいとか、条件が付くと見つかる可能性はどんどん低くなる。
「目的の奴隷を手に入れるために強引な手法を取り安く仕入れる。仕事の敵ですね。」
「全くです。」
「すみません、変な事を聞きました。」
「いえいえ、ですがお気を付けください。」
「何がですか?」
「かなり危険な連中のようですから。」
「ご忠告感謝します。」
「それでですね、せっかくですから奴隷を見て帰られませんか?シロウ様が絶対に気に入る子がいるんです。」
「おっと、用事を思い出しました。それはまたの機会に・・・。」
「それは残念です。」
あぶねぇ、追加でもう一人買わされる所だった。
あわてて御礼を言ってレイブさんの店を後にする。
さーて、三か所全部でヤバイ相手だと忠告されてしまった。
手を出すか出さざるべきか、そこが問題だ・・・なんてね。
19
あなたにおすすめの小説
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ペットになった
ノーウェザー
ファンタジー
ペットになってしまった『クロ』。
言葉も常識も通用しない世界。
それでも、特に不便は感じない。
あの場所に戻るくらいなら、別にどんな場所でも良かったから。
「クロ」
笑いながらオレの名前を呼ぶこの人がいる限り、オレは・・・ーーーー・・・。
※視点コロコロ
※更新ノロノロ
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる