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255.転売屋は土いじりにせいを出す
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春になり丁度一週間。
冬の間に植えた野菜たちはすくすくと成長し、もうすぐ収穫を迎える。
成長の早い野菜だとは聞いていたが、それでも早すぎるのではないだろうか。
確か一回目は三か月近くかかったよな?
なのになんで二回目は二か月かからないんだよというツッコミはしてはいけないらしい。
気温が関係しているのかもしれないが・・・・解せぬ。
「それはちゃんと手入れしているからですよ。」
「それはわかるんだが・・・。」
「加えて魔物の襲撃があったので、その時に血と一緒に魔力が地面にしみ込んだんだと思います。それを吸えば普通よりも早く生育しますよ。」
「そういう事にしておくか。」
「その証拠にカニバフラワーの近くでは雑草が良く生えますよね?」
「それはつまりあそこで食われた魔物の血と一緒に魔力がしみ込んでいるからなのか?」
「そういう事です。」
マジかよ。
この辺が別の世界って感じだよなぁ。
魔力っていう目に見えない何かが俺達の生活に影響している。
ま、それも今更か。
魔道具使っておいて何言ってんだって感じだよな。
「それに、魔力を吸うのは野菜だけではありません。雑草を抜く事でより効率的に野菜に魔力が吸収されているからこそ大きくなっているのです。」
「なら頑張って雑草を抜かせていただきましょうか。」
「ほらシロウさっさと抜いてよ!」
「そうだそうだ~!」
「うい~っす。」
ガキどもに叱られながら俺も雑草抜きに参加する。
おかしいなぁ、最初はこうじゃなかったんだけど。
いつものように日課を終え、ルフの散歩から戻って来た時だった。
いつもならまだ集まっていない筈のガキ共が珍しく畑に集合している。
『暖かくなってきて起きるのが早くなったので暇だったから来た』という至極どうでもいい理由だったのだが、ロックオンされてしまってはもう遅い。
シロウも手伝え!という大合唱に逃げるに逃げれなくなってしまったのだ。
まぁ、土いじりは好きだし?別に構わないんだが・・・。
「ん?」
「シロウどうしたの?」
「なになに?」
変な声を上げたものだからガキどもが集まってきてしまった。
「このフィオーラ、四つ葉だなっておもってな。」
「あ、本当だ!」
「すごい四つ葉だ!」
「すっごい珍しいんだよ!」
見つけたのは四つ葉のクローバー。
こっちの世界ではフィオーラと呼ぶらしい。
どうやらこっちでも珍しい物のようだ。
「畑でも見つかる物なんですねぇ。」
と、ガキどもに交じってアグリも見に来たようだ。
「やっぱり珍しいのか?」
「はい。普通のフィオーラは三つ葉でどこにでも生える雑草ですが、四つ葉のフィオーラは魔力溜まりやダンジョンでないと見つからないんです。恐らくはこの間の襲撃の影響でしょう。」
「こんな雑草にも影響が出るのか。」
「見つけると幸運が舞い込むと言われています。それ目当てにダンジョンに潜る冒険者もいるぐらいですからあながち嘘ではないのでしょう。」
そこまで言われると欲しくなるじゃないか。
折角なのでぷちっと千切ってみる。
『四つ葉のフィオーラ。一度に過剰な魔力を吸う事で変質したフィオーラはわずかながら幸運を呼び込む効果がある。最近の平均取引価格は銀貨20枚、最安値銀貨10枚、最高値銀貨29枚。最終取引日は三日前と記録されています。』
って高!
これ一つで銀貨20枚とか、そりゃ目当てにダンジョンに潜るやつも出て来るわ。
それに幸運を呼び込むというのは本当のようだ。
幸運の度合いにもよるんだろうけど、小銭を拾うとかだろうか。
取引履歴から察するにものすごい珍しいというわけでなさそうだが、一度に過剰な魔力っていうのがミソなんだろう。
「へぇ、それなら集めてみてもいいかもな。」
「見つけたらシロウ買い取ってくれる?」
「ん?うちは買取屋だからな、買い取ってもいいぞ。」
「いくら?」
「銀貨10枚。」
「「「「やる!」」」」
子供達がこの日一番の大きな声を出した。
と思ったらいつの間にか集まっていた大人達の声も混ざっていたようだ。
「シロウ様、本当に銀貨10枚くれるんですか?」
「あぁ、見つけたらな。」
「よ~し探すぞ!」
「探して嫁さんに美味い物でも食わしてやらないと。」
「アグリさん、どこにあるんですか!?」
「確か魔力が集まりやすい場所とか・・・。」
「この間死骸をどこに積み上げてたか覚えてるか?」
「たしかあっちのほうだ。」
「見つけたら山分けだからな。」
「わかってるって!」
子供以上に大人たちがはしゃいでいる。
ま、小遣い稼ぎにはちょうどいいだろう。
「探すのもいいけど雑草抜きも忘れるなよ~。」
「「「「は~い。」」」」
なんだよその間の抜けた返事は。
皆の目的を変えてしまったのは俺の責任なんだけど・・・。
ま、見つかれば俺も儲かるし頑張ってもらうか。
それから昼過ぎまでかかって、畑中の雑草を抜きまくった。
結果、全部で7つの四つ葉フィオーラが発見される。
内訳はガキ共4つ大人3つ。
やはり背の低い子供の方が見つけやすいんだろうか。
それとも物欲の問題か?
「じゃあちゃんとモニカに渡すんだぞ。」
「は~い。」
「んで、こっちがお前たちの小遣いな。これは好きにしていいから。」
「やった!銀貨3枚もある!」
「お菓子買って帰ろうぜ!」
普通銀貨40枚の方にテンションが上がると思うが、小遣いに目がくらむとはまだまだガキだな。
「で、こっちが大人分な。」
「「「ありがとうございます!」」」
「ちょうど三人だから公平に分けられるだろ。で、こっちが小遣いな。」
「え、俺達にもいいんですか?」
「どうせ全部嫁に渡すんだろ?たまにはうまい物食えよ。」
「「「ありがとうございます!」」」
ガキどもに小遣い渡して大人に渡さないわけにはいかないだろう。
まるで子供のように走って街へと消えて行った。
「で、アグリにも。」
「私は見つけてませんが?」
「アイツらの分も草抜きしてくれただろ?まったく、本業を忘れやがって。」
「皆さん楽しそうにしていましたからいいじゃありませんか。」
ちなみに大人にも銀貨1枚ずつ渡したが、アグリには3枚だ。
「この様子だとまた見つかると思うから俺がいないときに見つけたら店に持ってくるように伝えてくれ。くれぐれも本業を忘れるなよと釘を刺しといてくれよ。」
「あはは、わかりました。それで、シロウ様はそれをどうなさるんですか?」
「そうだなぁ。持っていてもいいかもしれないが、ここはやっぱり金儲けに使うべきだろう。」
「シロウ様らしいですね。」
「何に使うかはしばらく考えてみる。じゃ、後よろしくな。」
「お手伝いありがとうございました。」
まさか草抜きでこんな物が見つかるとは思いもしなかったが、これも幸運のお守りのおかげだろうか。
お守り?
なるほど、これは使えるかもしれない。
たしか春になったらまた来るって言ってたよな。
今度露店を覗いてみるか。
もしあったらそれを買って、さらに・・・。
いいじゃないかいいじゃないか。
どんどん金儲けのネタを思いつくぞ。
さすが幸運のお守りだ。
8つもあると効果は抜群だな。
っと、最後はあそこを見て帰らないとな。
そのまま街へ・・・ではなく、畑を北上してカニバフラワーの所へと向かう。
この間の花と同じく近づくと花弁に口が現れるが、俺が主人だとわかっているのでニヤリと笑うだけで攻撃してくることは無い。
お、今日も種が落ちているぞ。
偉い偉い。
「ちゃんと仕事をしてくれているようだな、またよろしく。」
返事をするように8本のカニバフラワーは歯をカチカチとさせた。
中々ホラーな映像だ。
「で、お前達が魔物を喰っているという事は・・・。」
足元には大量の雑草が生えている。
こっちは危険なので近づかないように言ってあるから仕方がない。
だが、これだけ雑草が生えているという事はフィオーラがあってもおかしくないという事だ。
「あった!」
ほら見つけた。
しゃがみ込み雑草を抜き出してわずか数分で一つ目の四つ葉フィオーラを発見した。
カニバフラワーが魔物を食べる。
その時に落ちた血が地面に滴り、魔力と一緒にしみ込んでいく。
常にエサを供給されているのと同じことだ、そりゃあ生えて来るよな。
「まさかこんな副産物が出来るとは思わなかった。あの時買ってよかったよ。」
嬉しそうに8本の花が揺れている。
それから日が暮れるまで雑草を抜きつつ、四つ葉フィオーラを探し続けるのだった。
冬の間に植えた野菜たちはすくすくと成長し、もうすぐ収穫を迎える。
成長の早い野菜だとは聞いていたが、それでも早すぎるのではないだろうか。
確か一回目は三か月近くかかったよな?
なのになんで二回目は二か月かからないんだよというツッコミはしてはいけないらしい。
気温が関係しているのかもしれないが・・・・解せぬ。
「それはちゃんと手入れしているからですよ。」
「それはわかるんだが・・・。」
「加えて魔物の襲撃があったので、その時に血と一緒に魔力が地面にしみ込んだんだと思います。それを吸えば普通よりも早く生育しますよ。」
「そういう事にしておくか。」
「その証拠にカニバフラワーの近くでは雑草が良く生えますよね?」
「それはつまりあそこで食われた魔物の血と一緒に魔力がしみ込んでいるからなのか?」
「そういう事です。」
マジかよ。
この辺が別の世界って感じだよなぁ。
魔力っていう目に見えない何かが俺達の生活に影響している。
ま、それも今更か。
魔道具使っておいて何言ってんだって感じだよな。
「それに、魔力を吸うのは野菜だけではありません。雑草を抜く事でより効率的に野菜に魔力が吸収されているからこそ大きくなっているのです。」
「なら頑張って雑草を抜かせていただきましょうか。」
「ほらシロウさっさと抜いてよ!」
「そうだそうだ~!」
「うい~っす。」
ガキどもに叱られながら俺も雑草抜きに参加する。
おかしいなぁ、最初はこうじゃなかったんだけど。
いつものように日課を終え、ルフの散歩から戻って来た時だった。
いつもならまだ集まっていない筈のガキ共が珍しく畑に集合している。
『暖かくなってきて起きるのが早くなったので暇だったから来た』という至極どうでもいい理由だったのだが、ロックオンされてしまってはもう遅い。
シロウも手伝え!という大合唱に逃げるに逃げれなくなってしまったのだ。
まぁ、土いじりは好きだし?別に構わないんだが・・・。
「ん?」
「シロウどうしたの?」
「なになに?」
変な声を上げたものだからガキどもが集まってきてしまった。
「このフィオーラ、四つ葉だなっておもってな。」
「あ、本当だ!」
「すごい四つ葉だ!」
「すっごい珍しいんだよ!」
見つけたのは四つ葉のクローバー。
こっちの世界ではフィオーラと呼ぶらしい。
どうやらこっちでも珍しい物のようだ。
「畑でも見つかる物なんですねぇ。」
と、ガキどもに交じってアグリも見に来たようだ。
「やっぱり珍しいのか?」
「はい。普通のフィオーラは三つ葉でどこにでも生える雑草ですが、四つ葉のフィオーラは魔力溜まりやダンジョンでないと見つからないんです。恐らくはこの間の襲撃の影響でしょう。」
「こんな雑草にも影響が出るのか。」
「見つけると幸運が舞い込むと言われています。それ目当てにダンジョンに潜る冒険者もいるぐらいですからあながち嘘ではないのでしょう。」
そこまで言われると欲しくなるじゃないか。
折角なのでぷちっと千切ってみる。
『四つ葉のフィオーラ。一度に過剰な魔力を吸う事で変質したフィオーラはわずかながら幸運を呼び込む効果がある。最近の平均取引価格は銀貨20枚、最安値銀貨10枚、最高値銀貨29枚。最終取引日は三日前と記録されています。』
って高!
これ一つで銀貨20枚とか、そりゃ目当てにダンジョンに潜るやつも出て来るわ。
それに幸運を呼び込むというのは本当のようだ。
幸運の度合いにもよるんだろうけど、小銭を拾うとかだろうか。
取引履歴から察するにものすごい珍しいというわけでなさそうだが、一度に過剰な魔力っていうのがミソなんだろう。
「へぇ、それなら集めてみてもいいかもな。」
「見つけたらシロウ買い取ってくれる?」
「ん?うちは買取屋だからな、買い取ってもいいぞ。」
「いくら?」
「銀貨10枚。」
「「「「やる!」」」」
子供達がこの日一番の大きな声を出した。
と思ったらいつの間にか集まっていた大人達の声も混ざっていたようだ。
「シロウ様、本当に銀貨10枚くれるんですか?」
「あぁ、見つけたらな。」
「よ~し探すぞ!」
「探して嫁さんに美味い物でも食わしてやらないと。」
「アグリさん、どこにあるんですか!?」
「確か魔力が集まりやすい場所とか・・・。」
「この間死骸をどこに積み上げてたか覚えてるか?」
「たしかあっちのほうだ。」
「見つけたら山分けだからな。」
「わかってるって!」
子供以上に大人たちがはしゃいでいる。
ま、小遣い稼ぎにはちょうどいいだろう。
「探すのもいいけど雑草抜きも忘れるなよ~。」
「「「「は~い。」」」」
なんだよその間の抜けた返事は。
皆の目的を変えてしまったのは俺の責任なんだけど・・・。
ま、見つかれば俺も儲かるし頑張ってもらうか。
それから昼過ぎまでかかって、畑中の雑草を抜きまくった。
結果、全部で7つの四つ葉フィオーラが発見される。
内訳はガキ共4つ大人3つ。
やはり背の低い子供の方が見つけやすいんだろうか。
それとも物欲の問題か?
「じゃあちゃんとモニカに渡すんだぞ。」
「は~い。」
「んで、こっちがお前たちの小遣いな。これは好きにしていいから。」
「やった!銀貨3枚もある!」
「お菓子買って帰ろうぜ!」
普通銀貨40枚の方にテンションが上がると思うが、小遣いに目がくらむとはまだまだガキだな。
「で、こっちが大人分な。」
「「「ありがとうございます!」」」
「ちょうど三人だから公平に分けられるだろ。で、こっちが小遣いな。」
「え、俺達にもいいんですか?」
「どうせ全部嫁に渡すんだろ?たまにはうまい物食えよ。」
「「「ありがとうございます!」」」
ガキどもに小遣い渡して大人に渡さないわけにはいかないだろう。
まるで子供のように走って街へと消えて行った。
「で、アグリにも。」
「私は見つけてませんが?」
「アイツらの分も草抜きしてくれただろ?まったく、本業を忘れやがって。」
「皆さん楽しそうにしていましたからいいじゃありませんか。」
ちなみに大人にも銀貨1枚ずつ渡したが、アグリには3枚だ。
「この様子だとまた見つかると思うから俺がいないときに見つけたら店に持ってくるように伝えてくれ。くれぐれも本業を忘れるなよと釘を刺しといてくれよ。」
「あはは、わかりました。それで、シロウ様はそれをどうなさるんですか?」
「そうだなぁ。持っていてもいいかもしれないが、ここはやっぱり金儲けに使うべきだろう。」
「シロウ様らしいですね。」
「何に使うかはしばらく考えてみる。じゃ、後よろしくな。」
「お手伝いありがとうございました。」
まさか草抜きでこんな物が見つかるとは思いもしなかったが、これも幸運のお守りのおかげだろうか。
お守り?
なるほど、これは使えるかもしれない。
たしか春になったらまた来るって言ってたよな。
今度露店を覗いてみるか。
もしあったらそれを買って、さらに・・・。
いいじゃないかいいじゃないか。
どんどん金儲けのネタを思いつくぞ。
さすが幸運のお守りだ。
8つもあると効果は抜群だな。
っと、最後はあそこを見て帰らないとな。
そのまま街へ・・・ではなく、畑を北上してカニバフラワーの所へと向かう。
この間の花と同じく近づくと花弁に口が現れるが、俺が主人だとわかっているのでニヤリと笑うだけで攻撃してくることは無い。
お、今日も種が落ちているぞ。
偉い偉い。
「ちゃんと仕事をしてくれているようだな、またよろしく。」
返事をするように8本のカニバフラワーは歯をカチカチとさせた。
中々ホラーな映像だ。
「で、お前達が魔物を喰っているという事は・・・。」
足元には大量の雑草が生えている。
こっちは危険なので近づかないように言ってあるから仕方がない。
だが、これだけ雑草が生えているという事はフィオーラがあってもおかしくないという事だ。
「あった!」
ほら見つけた。
しゃがみ込み雑草を抜き出してわずか数分で一つ目の四つ葉フィオーラを発見した。
カニバフラワーが魔物を食べる。
その時に落ちた血が地面に滴り、魔力と一緒にしみ込んでいく。
常にエサを供給されているのと同じことだ、そりゃあ生えて来るよな。
「まさかこんな副産物が出来るとは思わなかった。あの時買ってよかったよ。」
嬉しそうに8本の花が揺れている。
それから日が暮れるまで雑草を抜きつつ、四つ葉フィオーラを探し続けるのだった。
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