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285.転売屋は素材の奥深さを知る
「毒にも薬にもなる素材、ですか?」
「あぁ、この間の一件もあるし俺も把握しておいた方がいいと思ってな。」
「確かに知っておくに越したことはありませんが、かなりの数がありますよ?それに鑑定スキルでも確認できると思うんですけど・・・。」
「確認は出来るが、どれとどれを混ぜたら毒になるとかは教えてくれないからなぁ。」
この前の一件とはズバリ命を狙われた事件の事だ。
捕獲された冒険者は話の通りヤバい薬をやっていたらしく、すぐに牢屋にぶち込まれていた。
まぁ、危ない薬をあそこで売っていることは上も把握していたわけだけど、俺を襲ったという余罪を目にして早々に幕引きを図る事にしたらしい。
翌日にはあの店に捜査のメスが入り、薬と一緒に大量の材料が押収された。
もちろん材料の出所はダンジョンだ。
犯人連中は自前でダンジョンに潜るもしくは薬を売った冒険者に依頼をして素材を回収。
それをあそこで調合して売りさばいていたらしい。
しかも、ここで作った奴を隣町にも流していたのだとか。
だからこそ、早めに踏み込むことにしたんだろう。
俺みたいな被害者を増やさない為、加えて協力関係を築いた隣町への配慮もあったんだろうな。
「私が言うのもなんだけど、無駄だと思うわよ。」
「無駄ってなんだよ。」
「だって、毒にも薬にもなる素材なんて山のようにあるのよ?それをいちいち気にしていたら何も買い取れなくなるわ。」
「でも目はつけられないだろ?」
「それは日ごろの行いの問題よ。ここで製薬している以上危ない薬を作るかもという世間の疑念が晴れることは無いわ。でも今まで目をつけられなかったのは、正しい仕事をしていたからよ。アネットの行いをちゃ~んと皆見てるってわけね。」
「う~む。」
「じゃあさ、『スマイルマッシュルーム』知ってるわよね?」
「あぁ、あの美味い奴な。」
食べれば思わず笑顔になるが売り文句のダンジョン産のキノコだ。
デリシャスマッシュルームにも引けを取らないと思っている。
「あれって地上に持って帰る頃には無毒化されているけど、摂ってすぐは胞子が凄くて大変なの。吸い込んだら一時間は笑いが止まらなくなるんだから。」
「マジか、だからあの名前なのか?」
「ちなみに、生食すると同じく笑いが止まらないし、茹でてもダメね。安全に食べるなら焼くか一度乾燥させた奴を戻すしかないの。毒にも薬にもなる素材なんて山のようにありすぎて、気にしてられないっていうのが本音よ。」
「だが、それも知識だろ?知らなきゃ危険だが知っていれば安心だ。」
「シロウみたいに鑑定スキルが無かったら知識は必要だわ。でも、シロウには必要ない。」
「だから無駄だと言いたいんだな。」
「組み合わせも無限にありすぎて、私も毒になるか薬になるかをすべて把握しているわけではありません。危ないから取り扱わないのではなく、理解して取引することが大切なんです。」
アネットの言う通りだな。
危険だから取り扱わないのであれば武器なんて売れたもんじゃない。
なんなら包丁も無理だ。
ようは扱う人間の問題って事か・・・。
「だって、今回問題になった薬草もごくありふれた奴なんでしょ?」
「はい。アッシュハーブは熱さましの材料になりますし、他の薬にも多用される必要不可欠の薬草です。外での栽培は難しいので主にダンジョンとか洞窟で採取されるんですけど、あれを規制されてしまったら大変な事になります。」
「つまりは使い方って事よ。危ないから買い取らないんじゃなくて、危ない事に使わない。」
「俺達はいつもの通り買取すればいいって事だな?」
「そういう事よ。それに、お金になる素材をみすみす買い取らないのはイヤでしょ?」
「・・・合法的ならばそうだな。」
「シロウは何も気にせず買い取ればいいのよ。きっとミラも同じことを言われて帰ってくると思うわ。」
ミラには冒険者ギルドに確認をしに行ってもらっている。
俺が気になって仕方が無かったので、これからも継続して買い取っていいのかお伺いに行ってもらったのだ。
でも、今の話を聞く限りではエリザの言う通りになりそうだな。
「ただいま戻りました。」
「お帰りミラ、早かったわね。」
「悪かったな、変なこと聞きに行かせて。」
「いえ、ギルドでも話し合いをしていたので手間が省けました。」
噂をすれば何とやら。
間髪入れずにミラが外から戻ってきた。
若干息が上がっているという事は、俺の為に急いで戻って来たんだろう。
「で、ギルドの見解は?」
「今回問題になりましたアッシュハーブならびにモッシュフモッシュの買取規制は行われないそうです。」
「やっぱりね。」
「ただし、取引を行うにあたりギルドに登録することが義務付けられることになりました。登録せずに取引を行った場合は罰金があるそうです。」
「お、斜め上の決定。いや、それが妥当か。」
登録制なぁ。
罰則といっても罰金だけだし、要はちゃんとやりますよっていうアピールなんだろう。
製薬するのに必要不可欠の素材だし取引量も多い。
全てを把握することは出来ないだろうけど、やましい事をしていない人は登録するだろうからそういった業者の把握にもなるかもしれない。
「え~、面倒じゃない?」
「ようは取引する場所の確認がしたいんだろ?今回みたいに不特定多数が簡単に所持、取引が出来る状況を何とかしたかったんだろうな。」
「でも冒険者同士でやり取りするのは?」
「というと?」
「偶にダンジョン内で物々交換することあるんだけど、その時の取引にも登録がいるの?」
「ん~、そこまでは確認できないだろうからしなくていいんじゃないか?」
「じゃあダンジョン内で取引されたら一緒じゃない?」
「いいや、魔物に襲われるかもしれない。誰かが見ているかもしれない。そういう環境での取引はし辛いものだ。やましい奴らが動きにくくなるという意味でも、効果はあるだろう。」
「ふ~ん。」
「一足先に登録は済ませてあります。今後も必要があれば登録品目が増えるそうですが、管理がめんどくさいので今回の二つぐらいだろうというのがギルド内の見解ですね。」
ネットで簡単検索ってわけにもいかないし、仕方ないだろう。
「それこそ、すべて把握していたら大変って事か。」
「そうです。扱う人間が正しく扱えば済むだけの話です。」
「ね、無駄な努力だったでしょ?」
「だから言い方を何とかしろ。」
「良いじゃない、別に。」
まったく、これだから脳筋は。
「しっかし、素材一つで毒にも薬にもなるってのはすごい事だよなぁ。ダンジョン産の素材なんて魔物の関係も入れたらそれこそ山のようにあるわけだろ?それを薬か毒かを調べた人がいるわけだ。」
「そういう事ですね。組み合わせは無限にありますし、用量を間違えると薬があっという間に毒になります。製薬する身としては日々緊張の連続ですよ。」
「ご苦労さんなこった。」
「えへへ、有難うございます。」
頭を撫でてやると嬉しそうな顔をするアネット。
「それを言ったら、その素材を適切に持って帰ってくる私達も褒めてよね。」
「あぁ、ご苦労さん。」
「ちょっと扱いが雑じゃない!?」
「そんなことないぞ。」
「それを言うのであれば、買い取った素材を適切に管理している我々も褒められるべきです。シロウ様、いつもご苦労様です。」
「ミラもご苦労さん。」
「むぅ、ミラの頭を撫でてるし。ねぇ、私には?」
「よ~しよしよし。」
「ちょっと、犬じゃないんだけど!」
ルフだったら尻尾が千切れるぐらいに振って喜んでくれるのに。
何故だ。
「エリザ様、いつもたくさんの素材を有難うございます。」
「そしてたくさんお持ち込みいただきありがとうございます。」
「うんうん、こうやって労ってほしいのよ。」
「はいはい、悪かったって。」
「それと、シープ様より伝言がありました。準備には時間が掛かるのでもう少し時間を下さいとの事です。」
「それはまぁ仕方ないだろう。派手に家探ししたらしいしな。」
強制捜査をするにあたり、店中の建具という建具を壊し、引っぺがしたらしい。
今残っているのは入り口と骨組みだけ。
屋根はかろうじて残っているが、屋根裏はすべて破壊されてしまったようだ。
だってそこに素材が隠してあったんだから仕方ないよな。
居抜きで店を出すという作戦は使えないが、まぁギルド協会が何とかしてくれるだろう。
最悪ローランド様に言えば綺麗にしてくれるはずだ。
どんな店にするかなぁ。
化粧品を扱うんだったらそれなりの見栄えにする必要があるし、なにより売り子が必要だ。
それこそ横流しをしないでちゃんと働いてくれる信頼のおける人。
誰に頼むべきだろうか・・・。
まぁ、急ぐ話でもないしゆっくり考えるとするかな。
「あぁ、この間の一件もあるし俺も把握しておいた方がいいと思ってな。」
「確かに知っておくに越したことはありませんが、かなりの数がありますよ?それに鑑定スキルでも確認できると思うんですけど・・・。」
「確認は出来るが、どれとどれを混ぜたら毒になるとかは教えてくれないからなぁ。」
この前の一件とはズバリ命を狙われた事件の事だ。
捕獲された冒険者は話の通りヤバい薬をやっていたらしく、すぐに牢屋にぶち込まれていた。
まぁ、危ない薬をあそこで売っていることは上も把握していたわけだけど、俺を襲ったという余罪を目にして早々に幕引きを図る事にしたらしい。
翌日にはあの店に捜査のメスが入り、薬と一緒に大量の材料が押収された。
もちろん材料の出所はダンジョンだ。
犯人連中は自前でダンジョンに潜るもしくは薬を売った冒険者に依頼をして素材を回収。
それをあそこで調合して売りさばいていたらしい。
しかも、ここで作った奴を隣町にも流していたのだとか。
だからこそ、早めに踏み込むことにしたんだろう。
俺みたいな被害者を増やさない為、加えて協力関係を築いた隣町への配慮もあったんだろうな。
「私が言うのもなんだけど、無駄だと思うわよ。」
「無駄ってなんだよ。」
「だって、毒にも薬にもなる素材なんて山のようにあるのよ?それをいちいち気にしていたら何も買い取れなくなるわ。」
「でも目はつけられないだろ?」
「それは日ごろの行いの問題よ。ここで製薬している以上危ない薬を作るかもという世間の疑念が晴れることは無いわ。でも今まで目をつけられなかったのは、正しい仕事をしていたからよ。アネットの行いをちゃ~んと皆見てるってわけね。」
「う~む。」
「じゃあさ、『スマイルマッシュルーム』知ってるわよね?」
「あぁ、あの美味い奴な。」
食べれば思わず笑顔になるが売り文句のダンジョン産のキノコだ。
デリシャスマッシュルームにも引けを取らないと思っている。
「あれって地上に持って帰る頃には無毒化されているけど、摂ってすぐは胞子が凄くて大変なの。吸い込んだら一時間は笑いが止まらなくなるんだから。」
「マジか、だからあの名前なのか?」
「ちなみに、生食すると同じく笑いが止まらないし、茹でてもダメね。安全に食べるなら焼くか一度乾燥させた奴を戻すしかないの。毒にも薬にもなる素材なんて山のようにありすぎて、気にしてられないっていうのが本音よ。」
「だが、それも知識だろ?知らなきゃ危険だが知っていれば安心だ。」
「シロウみたいに鑑定スキルが無かったら知識は必要だわ。でも、シロウには必要ない。」
「だから無駄だと言いたいんだな。」
「組み合わせも無限にありすぎて、私も毒になるか薬になるかをすべて把握しているわけではありません。危ないから取り扱わないのではなく、理解して取引することが大切なんです。」
アネットの言う通りだな。
危険だから取り扱わないのであれば武器なんて売れたもんじゃない。
なんなら包丁も無理だ。
ようは扱う人間の問題って事か・・・。
「だって、今回問題になった薬草もごくありふれた奴なんでしょ?」
「はい。アッシュハーブは熱さましの材料になりますし、他の薬にも多用される必要不可欠の薬草です。外での栽培は難しいので主にダンジョンとか洞窟で採取されるんですけど、あれを規制されてしまったら大変な事になります。」
「つまりは使い方って事よ。危ないから買い取らないんじゃなくて、危ない事に使わない。」
「俺達はいつもの通り買取すればいいって事だな?」
「そういう事よ。それに、お金になる素材をみすみす買い取らないのはイヤでしょ?」
「・・・合法的ならばそうだな。」
「シロウは何も気にせず買い取ればいいのよ。きっとミラも同じことを言われて帰ってくると思うわ。」
ミラには冒険者ギルドに確認をしに行ってもらっている。
俺が気になって仕方が無かったので、これからも継続して買い取っていいのかお伺いに行ってもらったのだ。
でも、今の話を聞く限りではエリザの言う通りになりそうだな。
「ただいま戻りました。」
「お帰りミラ、早かったわね。」
「悪かったな、変なこと聞きに行かせて。」
「いえ、ギルドでも話し合いをしていたので手間が省けました。」
噂をすれば何とやら。
間髪入れずにミラが外から戻ってきた。
若干息が上がっているという事は、俺の為に急いで戻って来たんだろう。
「で、ギルドの見解は?」
「今回問題になりましたアッシュハーブならびにモッシュフモッシュの買取規制は行われないそうです。」
「やっぱりね。」
「ただし、取引を行うにあたりギルドに登録することが義務付けられることになりました。登録せずに取引を行った場合は罰金があるそうです。」
「お、斜め上の決定。いや、それが妥当か。」
登録制なぁ。
罰則といっても罰金だけだし、要はちゃんとやりますよっていうアピールなんだろう。
製薬するのに必要不可欠の素材だし取引量も多い。
全てを把握することは出来ないだろうけど、やましい事をしていない人は登録するだろうからそういった業者の把握にもなるかもしれない。
「え~、面倒じゃない?」
「ようは取引する場所の確認がしたいんだろ?今回みたいに不特定多数が簡単に所持、取引が出来る状況を何とかしたかったんだろうな。」
「でも冒険者同士でやり取りするのは?」
「というと?」
「偶にダンジョン内で物々交換することあるんだけど、その時の取引にも登録がいるの?」
「ん~、そこまでは確認できないだろうからしなくていいんじゃないか?」
「じゃあダンジョン内で取引されたら一緒じゃない?」
「いいや、魔物に襲われるかもしれない。誰かが見ているかもしれない。そういう環境での取引はし辛いものだ。やましい奴らが動きにくくなるという意味でも、効果はあるだろう。」
「ふ~ん。」
「一足先に登録は済ませてあります。今後も必要があれば登録品目が増えるそうですが、管理がめんどくさいので今回の二つぐらいだろうというのがギルド内の見解ですね。」
ネットで簡単検索ってわけにもいかないし、仕方ないだろう。
「それこそ、すべて把握していたら大変って事か。」
「そうです。扱う人間が正しく扱えば済むだけの話です。」
「ね、無駄な努力だったでしょ?」
「だから言い方を何とかしろ。」
「良いじゃない、別に。」
まったく、これだから脳筋は。
「しっかし、素材一つで毒にも薬にもなるってのはすごい事だよなぁ。ダンジョン産の素材なんて魔物の関係も入れたらそれこそ山のようにあるわけだろ?それを薬か毒かを調べた人がいるわけだ。」
「そういう事ですね。組み合わせは無限にありますし、用量を間違えると薬があっという間に毒になります。製薬する身としては日々緊張の連続ですよ。」
「ご苦労さんなこった。」
「えへへ、有難うございます。」
頭を撫でてやると嬉しそうな顔をするアネット。
「それを言ったら、その素材を適切に持って帰ってくる私達も褒めてよね。」
「あぁ、ご苦労さん。」
「ちょっと扱いが雑じゃない!?」
「そんなことないぞ。」
「それを言うのであれば、買い取った素材を適切に管理している我々も褒められるべきです。シロウ様、いつもご苦労様です。」
「ミラもご苦労さん。」
「むぅ、ミラの頭を撫でてるし。ねぇ、私には?」
「よ~しよしよし。」
「ちょっと、犬じゃないんだけど!」
ルフだったら尻尾が千切れるぐらいに振って喜んでくれるのに。
何故だ。
「エリザ様、いつもたくさんの素材を有難うございます。」
「そしてたくさんお持ち込みいただきありがとうございます。」
「うんうん、こうやって労ってほしいのよ。」
「はいはい、悪かったって。」
「それと、シープ様より伝言がありました。準備には時間が掛かるのでもう少し時間を下さいとの事です。」
「それはまぁ仕方ないだろう。派手に家探ししたらしいしな。」
強制捜査をするにあたり、店中の建具という建具を壊し、引っぺがしたらしい。
今残っているのは入り口と骨組みだけ。
屋根はかろうじて残っているが、屋根裏はすべて破壊されてしまったようだ。
だってそこに素材が隠してあったんだから仕方ないよな。
居抜きで店を出すという作戦は使えないが、まぁギルド協会が何とかしてくれるだろう。
最悪ローランド様に言えば綺麗にしてくれるはずだ。
どんな店にするかなぁ。
化粧品を扱うんだったらそれなりの見栄えにする必要があるし、なにより売り子が必要だ。
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