転売屋(テンバイヤー)は相場スキルで財を成す

エルリア

文字の大きさ
581 / 1,738

579.転売屋は豆を植える

しおりを挟む
「豆、豆かぁ。」

「スカイビーンズは確かに魅力的だけど、かなり成長するのよね?大丈夫?」

「そこは別の豆を植えて相殺するつもりです。」

「別の豆?」

「シロウ様が昔に仕入れた飽食の豆なんですけど、覚えておられませんか?」

「あぁ、そんなのもあった気がする。」

気がするだけで覚えてはいない。

スカイビーンズは覚えてるぞ、この前サプリメントを使った時に買ったやつだ。

腹下しの薬にもなるしそのまま食べてもいいらしい。

だがエリザの言うようにかなり急成長するらしく、日照とかその辺が気になるところだ。

それを解消するための飽食の豆らしいのだが・・・。

「それって何?」

「かなり栄養価の高い豆です。大昔は乾燥させて携帯食料にした記録もありました。それさえ食べておけば他の物を食べなくてもいい、食が飽きることからその名前がついたそうです。」

「そんなすごいものなのに出回ってない理由は?」

「土地の養分をかなり吸い上げるんです。一度実をつけるとその土地では数年食べ物が育たなくなるのだとか。」

「いや、やばすぎだろそれ。」

「でも、うちの場合は土地も豊かですし私の肥料もあるのでそこは何とかなると思います。一応他の影響も考えて、北側のカニバフラワーの下に植えるつもりです。」

確かにあそこなら魔物の死骸やら血液やらがしみ込んでいるから色んな意味で栄養豊富だ。

畑の外側ってのが気になるけれど、近づく魔物は彼らの餌食になるだろう。

コッコもいるし処理には困らないはずだ。

「栄養を吸い上げてスカイビーンズが育ち過ぎないように抑制、でも育てば育つほど収穫は増えるんだろ?」

「増えますが中身がスカスカになってしまって、薬の効力が下がるんです。」

「適度に育てつつ飽食の豆も一緒に確保。でもなぁ、売れるのか?」

「申し訳ありませんそこまでは調べられてないんです。」

ひとまずアネットのプレゼンは終了。

事の発端は俺が食べ過ぎて腹を下した所から始まる。

幸いにもアネットの薬があったのですぐに完治したが、夏に向けて食中毒なども増えて来るので今のうちに準備しようって話が出たんだ。

それにちょうど適したスカイビーンズだったが、問題は育ちすぎる事。

それを何とかしようと考えているときに、倉庫に眠っていた飽食の豆を思い出したんだそうだ。

メルディがしっかり管理してくれたおかげでこうやって陽の目を見る事となった。

買い取っている俺が言うのもなんだが、こういう素材って結構あるんだろうなぁ。

「飽食の豆か。保存食に使うのが普通なんだろうな。」

「栄養価が高いのなら遠出するときとかダンジョンに潜るときに重宝しそうよね。長期間潜るとなると満腹感はともかく栄養が足りなくなることが多いし。」

「需要が無ければ作っても無駄、ちょっと調べて来るか。」

「図書館へ?」

「そのつもりだ。」

「でしたらクッキーも一緒に持って行ってもらえますか?この間別の本を借りたお礼なんです。」

アレン少年は甘いものが好きだからなぁ。

言い換えれば甘いものを与えていれば結構融通が利く。

本来は貸出禁止の書物も、結構貸してもらってたりするんだよな。

食堂に寄ってクッキーを受け取った後図書館へと向かう。

「やぁいらっしゃい。」

「この前のお礼だってミラから持たされたクッキーだ、食べてくれ。」

「嬉しいなぁ、わざわざ持ってきてくれたんだ。」

「ま、ついでだし。飽食の豆って知ってるか?」

「おや、随分と懐かしい名前だね。久々に聞いたよ。」

名前を聞いた途端に驚いたような顔をするアレン少年。

見た目は若いが中身は・・・、まぁ気にしたら負けだ。

「ってことは知ってるのか。」

「昔はそれなりに出回っていたけど、非効率って事ですたれていった植物だ。君の事だからわざわざそれをどうにかしようとしてるんだろうね。」

「あぁ、どういう風に食べるのかとか色々と調べたい。」

「食べ方は普通の豆と同じだけど・・・。確か本があったはずだ、いつもの場所に持っていくよ。」

「宜しく頼む。」

いつもの場所、窓際のテーブルで日向ぼっこしていると古びた本を二冊持ってアレン少年が戻ってきた。

「こっちの緑の方が栽培方法と簡単な食べ方、それで青い方が保存食品の作り方だよ。」

「保存食、やっぱりそれ系に使われてたのか。」

「栄養価が高いものはどうしてもね。今ほど平和じゃなかったし移動するのにも時間がかかったから携帯食料なんかにすると重宝したんだよ。」

「それ、いつの話だ?」

「いつ頃だと思う?」

年の話をするといつもはぐらかされるんだよなぁ。

教えてもらったからって何が変わるわけでもないんだけど。

「20年ぐらいか?」

「そういう事にしておこう。それじゃあ僕は用事があるから、その本は持って帰っても大丈夫だよ。」

「了解、助かった。」

「美味しいのが出来たら持ってきてくれ、久々にあれを食べたくなった。」

そのアレを教えてもらわないと作るものも作れないんだが。

教えてもらえなさそうなので、パラパラと両方の本を読み保存食の本だけ借りてその足で市場へと向かった。

保存食といえばやっぱりあの人だろう。

「お、にいちゃん久々だな。」

「最近仕事が忙しくてね。あれ、おばちゃんは?」

「今日は仕入れで休みだとよ。」

「そっか。まぁおっちゃんに用があったからいいか。」

「なんだ?俺に何か用なのか?」

「飽食の豆ってのを使って保存食を作りたいんだが、詳しいか?」

市場ではおっちゃんがいつものように店を構えていた。

おばちゃんは休みのようだが、病気ではないようだ。

「こりゃまた久々に聞いたな、そんなのまだ作ってるところあるのか。」

「ずいぶん昔に栽培されていたらしいな。」

「あぁ、ここ十年はお目にかかってない。栄養はあるし腹持ちもいいから保存食にはもってこいなんだが・・・。何分育てた後がなぁ。」

「不毛の土地までは行かないが、かなり厳しいそうじゃないか。」

「そうなんだ。って、まさか兄ちゃんの畑でやるのか?」

「試験的にちょっとな。だから出来たやつを有効に使いたいんだが何にするのがいいと思う?」

「そうだなぁ・・・。色々あるがやっぱり炒り豆だな。」

え?

炒り豆って酒のツマミにもなるあれ?

てっきり加工食品かとおもったんだが、ちょっと予想外だ。

「そんなのがいいのか?」

「日持ちするし腹持ちする、手軽に食べられて傷みにくい最高の保存食だ。まぁ、味気ないっちゃぁ味気ないが冒険者なんかには喜ばれるだろうな。」

「確かに荷物にはならないか・・・。」

「手間がかからない方が儲かるだろ?」

「そりゃそうなんだけども。他にあるか?」

「そうだなぁ、茹でですりつぶしたやつを板状にして揚げたり焼いたりしても美味いな。」

「茹でるのはいいな。」

「食いでもあるし満腹感がすごいぞ。」

ふむ、それなら手軽だしすぐ作れそうだ。

炒り豆でもいいけど加工品の方がなんとなく喜ばれる気がする。

とはいえ加工すると日持ちしないこともあるわけだし、やっぱり本職に聞くの一番だったな。

「なるほど、助かった。」

「ちなみに俺はレッドビーンズを植えるのをお勧めするね。」

「理由は?」

「日持ちがするし茹でれば甘くなる、砂糖を入れれば菓子にも加工できるぞ。西の方じゃ小豆とかいう似たような品種があるみたいだが、こいつはそれほど甘くならないんだよな。だが量が取れるから保存用にピッタリだぞ。畑に空きがあれば作っておくのをお勧めする。」

「小豆の仲間か。」

それはいい事を聞いた。

今はハワードさんから小豆を直接仕入れているが、似たようなものを自分で栽培できれば継続的に餡子が食える。

餡子が出来ればお菓子のバリエーションが増えるってわけだ。

ドルチェが喜びそうだしなにより街のみんなに売れそうだ。

この前の桜餅や大福も大人気だったからな、似たようなのを出しても売れるだろう。

「ちなみにレッドビーンズはダンジョン産の素材だから冒険者に言えば手配できるんじゃないか?」

「え、ダンジョンにあるのか?」

「ビーンシューターっていう魔物が飛ばしてくる豆に混ざってるらしい。数は手に入らないかもしれないが、最初の栽培さえうまくいけば後は継続的に手に入るだろう。」

「依頼出してみるかなぁ。」

「出来たら食わせてくれよ。」

「もちろんだ。」

せっかく良い物をお勧めしてもらったんだ、ちゃんと還元しないとな。

いつものように保存食を仕入れて屋敷へと戻る。

「ただいま。」

「おかえりなさいませ、いかがでしたか?」

屋敷に戻るとエントランスでミラとエリザが話し込んでいた。

こんな場所でどうしたんだろうか。

「飽食の豆は加工方法がわかった。需要もありそうだから無理のない範囲で栽培してもいいだろう。それと、レッドビーンズって豆が小豆に似ているらしい、一緒に作ってみてもいいかもしれん。」

「それはいいですね、小豆の代わりになれば色々出来そうです。」

「ってことでそっちは冒険者に依頼を出すつもりだ。エリザ、ビーンシューターって強いのか?」

「え、あいつが落とすの?」

「らしいぞ。」

「強くはないけど面倒な場所にいるのよね、近づくのも大変だし・・・。」

「ま、時間かかかってもいいから少量でも手に入れたい。依頼を出しておいてもらえるか?」

「おっけー。」

夏野菜を植えることを考えると出来るだけ急ぎたいが、無理して金をかける必要も無い。

手に入れば万々歳だ。

豆、豆かぁ。

せっかく植えるんなら色々と植えてみたいよな。

大豆に近いものが手に入れば豆腐とかもできるかもしれないし。

問題はにがりをどこで手に入れるかだが、海があるんだから不可能ではないだろう。

恐らく西方にはもうあるはずだ。

味噌と醤油があるんだからないはずがない。

それが手に入れば・・・。

豆は夢のある食べ物。

これは調べないわけにはいかないな。
しおりを挟む
感想 41

あなたにおすすめの小説

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~

イノナかノかワズ
ファンタジー
 助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。  *話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。  *他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。  *頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。  *本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。   小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。 カクヨムにても公開しています。 更新は不定期です。

世の中は意外と魔術で何とかなる

ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。 神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。 『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』 平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

処理中です...