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580.転売屋は様子を見る
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「あ、シロウさん丁度いいところに。」
「ん?なんだ?」
「この書類をトトリさんに届けて欲しいんだけど、お願いできる?」
冒険者ギルドに顔を出しさぁ帰ろうかというタイミングで奥から駆けてきたニアに引き止められた。
手には冒険者への依頼書。
ギルドの壁によく掲示してある奴だ。
「それはギルドの仕事だろ?」
「ちょっと手が離せないのよ、今取引所にいると思うんだけどそっち行くんでしょ?」
「まぁ予定では。」
「お願い、後でエリザにお礼してもらうから。」
「お礼まで他人任せかよ、まぁいいけどさぁ。」
行く方向は同じだ。
仕方なく書類を受け取り、冒険者ギルドを後にする。
えーっとなになに、『レッドビーンズの収集、10粒につき銀貨3枚。』って俺の依頼じゃないか。
他にも魔物の討伐や素材の調達など合計8枚もの依頼書がある。
これをトトリにってことは、休憩所の掲示板に張り出すのか。
今やダンジョン内のギルド支部だもんなぁ。
作った当初はこんなことになるとは思わなかったけど、まぁ冒険者の安全が保障されるのはいいことだ。
その足で取引所へと向かったのだが、生憎とトトリの姿はなかった。
「トトリちゃんなら婦人会の事務所に行ったよ。」
「げ、入れ違ったか。」
「行くならコレもお願いね。」
「何で俺が。」
「いいからいいから。」
どうやら別の依頼を受けて事務所へ後向かったようだ。
で、それを追いかけると知って取引所のオバちゃんが俺に雑用を押し付けると。
世話になっているだけに断るわけにも行かない。
はぁ、めんどくさい。
すれ違いはごめんなので今度は急ぎ足で婦人会の事務所へと向かう。
「え、トトリちゃんならさっき出て行きましたよ。次は確か三日月亭だったはずです。」
「マジかよ。」
「急にお酒が入用になったのでその連絡をお願いしたんです。あ、取引所からの手紙ですね。えーっと、追加の洗濯石鹸かぁ。シロウさん余ってませんか?」
「生憎とこの前売り切ったよ。だが樹液ならブレラの所にあるんじゃないか、聞いてみるといい。」
「助かります。」
はぁ、行く先々で後手後手だ。
このまま追いかけてもまた行き違いになるだけだろう。
なら取る作戦はタダ一つ、先回りしかない。
酒の依頼先はおそらく休憩所だろうから、その足で向かうのは・・・。
今度は全速力でダンジョンの前まで移動する。
入り口の冒険者に尋ねるもトトリはまだきていないようだ。
間に合ったか。
「あれ?シロウ様が何でここに?」
「お前を探してたんだよ。」
「私?」
「冒険者ギルドから追加の仕事だ、これを休憩所まで頼む。」
「えー、またですかぁ?」
「随分と忙しそうじゃないか、仕事は順調みたいだな。」
「えへへ、おかげさまで。」
褒められた子供のようにえへへと笑う。
猫の血が濃いのか頬に生えた髭がピクピクと上下に揺れた。
「そうだ!よかったらシロウ様も一緒に行きませんか?」
「行くってダンジョンにか?」
「お弁当担当の方がお話したいそうなんです。私が話を聞いてくるよりもシロウさんが直接行ったほうが話が早いかなって。」
「生憎と俺は一般人だ、トトリみたいにすばやく動けるわけじゃないんでね。」
「大丈夫ですよ、ちゃんと護衛も一緒ですから。」
「護衛ねぇ・・・。」
確かにトトリも非戦闘員なのでギルドから護衛がつくこともある。
とはいえ、最近は一人でダンジョンを動き回ってるって聞いたんだが・・・。
違ったんだろうか。
本当は誰かを誘ってダンジョンに行きたいのだが、グイグイと先を行くトトリに引っ張られるように俺もダンジョンへと入ってしまった。
とはいえ、最上層は日課でほぼ毎日来ている。
えぇっと護衛護衛・・・って誰もいないんだが?
「誰と行くんだ?」
「もうすぐ来ると思います。」
「くるって・・・。」
「あ!トトリだし!それにシロウも一緒だし!」
「ニャウ!」
誰かを探すわけでもなく下を見つめていたトトリの視線の先から、人の頭と巨大な猫の頭が湧き出てくる。
一般人なら悲鳴を上げるところだが俺達にとってはおなじみの光景だ。
「ベッキー、知り合いなのか?」
「そうだし!トトリはアタシの友達だし!」
「へぇ、意外だな。」
「前にダンジョンで魔物から隠れている時に助けてくれたんです。」
「ミケのおかげだし、仲間を助けたんだし!」
「ミャウ!」
トトリが仕事をしているときに二人が遭遇、それを助けたのが縁だったと。
それ以降はトトリの仕事に護衛としてついていっているんだろう。
「なるほどな。これもギルドの依頼なのか?」
「そうだし、ニアに頼まれたし。」
「それなら安心だ。」
「シロウも一緒に行くし?」
「あぁ、休憩所まで宜しく頼む。」
「わかったし!お任せだし!」
「みゃ~う!」
一般の冒険者と違ってダンジョン内を自由に行き来できる二人なら安心して護衛を任せられる。
罠の作動はもちろんのこと、離れた魔物を死角から仕留めることだってできるからなぁ。
とはいえ、実体化は頻繁に使用できないので基本は隠れてやり過ごすことになるだろう。
トトリの少し後ろを静かに追いかけダンジョンを進む。
俺も何度か潜って入るので、最低限の探索知識はあるつもりだ。
「待って。」
トトリが右手を下に伸ばして合図をする。
俺はその場にしゃがみ込み、静かに息を殺した。
「奥にコボレートがいるし、ちょっと追い払ってくるし。」
「任せた。」
「ミケが合図したら先に進むし。」
ベッキーが脚から地面に吸い込まれるようにして消えていく。
そのまま息を殺して待つ事僅か1分ほど。
ダンジョンの奥から魔物の叫び声のような音が聞えてきた。
「みゃう。」
「行きましょう。」
ベッキーが魔物を退けているうちに俺達も移動する。
それから何度か立ち止まることはあったが魔物に襲われることもなく、無事に休憩所へと到着することができた。
「思ったよりも早く到着したな。」
「それが仕事だから。」
「トトリは優秀だし、魔物の事をよく知ってるし!」
「そうでもないよ。」
「いやいや立派なもんだ。魔物が少ないとはいえ普通は何度か戦闘が起きる、それをせずに移動できるのは凄いことだと思うぞ。」
そもそも戦闘が無ければ冒険者としている意味がないという人もいる。
魔物と戦い、その素材を持ち帰るのが冒険者だ。
だが、それは危険と隣り合わせである。
今回のように移動するだけ、護衛するだけなのであれば魔物に出会わないに越したことはない。
「えへへ、そうかな。」
「もちろん無事日常に戻れたらの話だ、さっさと仕事を終わらせるぞ。」
「はい!」
「私たちはここで待ってるし。」
「すぐに終わらるから待っててね!」
捕まえたときの無気力さが嘘のようだ。
ちゃんと自分の仕事に責任を持っている。
どうでもいいとか言ってたのになぁ。
って、せっかくここまで来たんだ俺も仕事をするとしよう。
トトリと共に冒険者ギルドに顔を出し、それから婦人会運営の食堂へと向かう。
俺が呼ばれたのは弁当用の容器を調達できないかという話だった。
なんでも冒険者から良さそうな素材を見せてもらったらしく、それを一定数確保したいのだとか。
依頼を出してもよかったのだが、元は俺の事業なので事前に確認したかったらしい。
俺を通すことで調達した俺にも別途お金が落ちるから気を使ってくれたんだろう。
だがそれは丁重にお断りした。
今でもかなりの報酬をもらっているので、わざわざ中間マージンをもらうつもりはない。
だが何もしないのもあれなので、俺名義で急ぎ依頼を出して冒険者に納品してもらうことにしておいた。
「シロウさん終わりました!」
「こっちも終わったぞ。ほら、弁当だ。」
「え、いいんですか?」
「貰いもんだから気にするな、美味いぞ。」
「えへへ、知ってます。」
「奥様方からもいい評価をもらってるみたいだな、頑張ってるじゃないか。」
「私も誰かの役に立てるんだって思うともっともっと頑張りたくなっちゃって。」
気持ちはわかる。
今まで誰かの為に何かをするということをあまりしてこなかったんだろう。
もちろんまったくしなかったわけじゃないだろうが、人間余裕がなくなると他人に意識を向けることが出来なくなる。
特に食うに困るようになると余計にだ。
それこそ犯罪に対する警戒心も下がってくる。
この前みたいにな
「それはいい事だが無理はするなよ、一番大切なのは確実に仕事を終わらせることだ。焦って魔物に襲われたり荷物を落としたりしたら全部無駄になるぞ。」
「気を付けます。」
「ま、ベッキーたちも一緒だし大丈夫だろうけどな。さて、それを食べたらさっさと帰るか。」
「はい!」
あまり遅いとあの二人が文句を言うからなぁ。
最初はどうなる事かと思ったが、思った以上に上手くやっているようだ。
世の中全員を助けるなんてのは土台無理な話だが、せめて関わったひとぐらいは・・・なんていうとまたエリザに白い目で見られるんだろうなぁ。
ま、それはそれか。
美味しそうに弁当を頬張るトトリの笑顔を見ながら、俺ももらった弁当に箸を付けた。
「ん?なんだ?」
「この書類をトトリさんに届けて欲しいんだけど、お願いできる?」
冒険者ギルドに顔を出しさぁ帰ろうかというタイミングで奥から駆けてきたニアに引き止められた。
手には冒険者への依頼書。
ギルドの壁によく掲示してある奴だ。
「それはギルドの仕事だろ?」
「ちょっと手が離せないのよ、今取引所にいると思うんだけどそっち行くんでしょ?」
「まぁ予定では。」
「お願い、後でエリザにお礼してもらうから。」
「お礼まで他人任せかよ、まぁいいけどさぁ。」
行く方向は同じだ。
仕方なく書類を受け取り、冒険者ギルドを後にする。
えーっとなになに、『レッドビーンズの収集、10粒につき銀貨3枚。』って俺の依頼じゃないか。
他にも魔物の討伐や素材の調達など合計8枚もの依頼書がある。
これをトトリにってことは、休憩所の掲示板に張り出すのか。
今やダンジョン内のギルド支部だもんなぁ。
作った当初はこんなことになるとは思わなかったけど、まぁ冒険者の安全が保障されるのはいいことだ。
その足で取引所へと向かったのだが、生憎とトトリの姿はなかった。
「トトリちゃんなら婦人会の事務所に行ったよ。」
「げ、入れ違ったか。」
「行くならコレもお願いね。」
「何で俺が。」
「いいからいいから。」
どうやら別の依頼を受けて事務所へ後向かったようだ。
で、それを追いかけると知って取引所のオバちゃんが俺に雑用を押し付けると。
世話になっているだけに断るわけにも行かない。
はぁ、めんどくさい。
すれ違いはごめんなので今度は急ぎ足で婦人会の事務所へと向かう。
「え、トトリちゃんならさっき出て行きましたよ。次は確か三日月亭だったはずです。」
「マジかよ。」
「急にお酒が入用になったのでその連絡をお願いしたんです。あ、取引所からの手紙ですね。えーっと、追加の洗濯石鹸かぁ。シロウさん余ってませんか?」
「生憎とこの前売り切ったよ。だが樹液ならブレラの所にあるんじゃないか、聞いてみるといい。」
「助かります。」
はぁ、行く先々で後手後手だ。
このまま追いかけてもまた行き違いになるだけだろう。
なら取る作戦はタダ一つ、先回りしかない。
酒の依頼先はおそらく休憩所だろうから、その足で向かうのは・・・。
今度は全速力でダンジョンの前まで移動する。
入り口の冒険者に尋ねるもトトリはまだきていないようだ。
間に合ったか。
「あれ?シロウ様が何でここに?」
「お前を探してたんだよ。」
「私?」
「冒険者ギルドから追加の仕事だ、これを休憩所まで頼む。」
「えー、またですかぁ?」
「随分と忙しそうじゃないか、仕事は順調みたいだな。」
「えへへ、おかげさまで。」
褒められた子供のようにえへへと笑う。
猫の血が濃いのか頬に生えた髭がピクピクと上下に揺れた。
「そうだ!よかったらシロウ様も一緒に行きませんか?」
「行くってダンジョンにか?」
「お弁当担当の方がお話したいそうなんです。私が話を聞いてくるよりもシロウさんが直接行ったほうが話が早いかなって。」
「生憎と俺は一般人だ、トトリみたいにすばやく動けるわけじゃないんでね。」
「大丈夫ですよ、ちゃんと護衛も一緒ですから。」
「護衛ねぇ・・・。」
確かにトトリも非戦闘員なのでギルドから護衛がつくこともある。
とはいえ、最近は一人でダンジョンを動き回ってるって聞いたんだが・・・。
違ったんだろうか。
本当は誰かを誘ってダンジョンに行きたいのだが、グイグイと先を行くトトリに引っ張られるように俺もダンジョンへと入ってしまった。
とはいえ、最上層は日課でほぼ毎日来ている。
えぇっと護衛護衛・・・って誰もいないんだが?
「誰と行くんだ?」
「もうすぐ来ると思います。」
「くるって・・・。」
「あ!トトリだし!それにシロウも一緒だし!」
「ニャウ!」
誰かを探すわけでもなく下を見つめていたトトリの視線の先から、人の頭と巨大な猫の頭が湧き出てくる。
一般人なら悲鳴を上げるところだが俺達にとってはおなじみの光景だ。
「ベッキー、知り合いなのか?」
「そうだし!トトリはアタシの友達だし!」
「へぇ、意外だな。」
「前にダンジョンで魔物から隠れている時に助けてくれたんです。」
「ミケのおかげだし、仲間を助けたんだし!」
「ミャウ!」
トトリが仕事をしているときに二人が遭遇、それを助けたのが縁だったと。
それ以降はトトリの仕事に護衛としてついていっているんだろう。
「なるほどな。これもギルドの依頼なのか?」
「そうだし、ニアに頼まれたし。」
「それなら安心だ。」
「シロウも一緒に行くし?」
「あぁ、休憩所まで宜しく頼む。」
「わかったし!お任せだし!」
「みゃ~う!」
一般の冒険者と違ってダンジョン内を自由に行き来できる二人なら安心して護衛を任せられる。
罠の作動はもちろんのこと、離れた魔物を死角から仕留めることだってできるからなぁ。
とはいえ、実体化は頻繁に使用できないので基本は隠れてやり過ごすことになるだろう。
トトリの少し後ろを静かに追いかけダンジョンを進む。
俺も何度か潜って入るので、最低限の探索知識はあるつもりだ。
「待って。」
トトリが右手を下に伸ばして合図をする。
俺はその場にしゃがみ込み、静かに息を殺した。
「奥にコボレートがいるし、ちょっと追い払ってくるし。」
「任せた。」
「ミケが合図したら先に進むし。」
ベッキーが脚から地面に吸い込まれるようにして消えていく。
そのまま息を殺して待つ事僅か1分ほど。
ダンジョンの奥から魔物の叫び声のような音が聞えてきた。
「みゃう。」
「行きましょう。」
ベッキーが魔物を退けているうちに俺達も移動する。
それから何度か立ち止まることはあったが魔物に襲われることもなく、無事に休憩所へと到着することができた。
「思ったよりも早く到着したな。」
「それが仕事だから。」
「トトリは優秀だし、魔物の事をよく知ってるし!」
「そうでもないよ。」
「いやいや立派なもんだ。魔物が少ないとはいえ普通は何度か戦闘が起きる、それをせずに移動できるのは凄いことだと思うぞ。」
そもそも戦闘が無ければ冒険者としている意味がないという人もいる。
魔物と戦い、その素材を持ち帰るのが冒険者だ。
だが、それは危険と隣り合わせである。
今回のように移動するだけ、護衛するだけなのであれば魔物に出会わないに越したことはない。
「えへへ、そうかな。」
「もちろん無事日常に戻れたらの話だ、さっさと仕事を終わらせるぞ。」
「はい!」
「私たちはここで待ってるし。」
「すぐに終わらるから待っててね!」
捕まえたときの無気力さが嘘のようだ。
ちゃんと自分の仕事に責任を持っている。
どうでもいいとか言ってたのになぁ。
って、せっかくここまで来たんだ俺も仕事をするとしよう。
トトリと共に冒険者ギルドに顔を出し、それから婦人会運営の食堂へと向かう。
俺が呼ばれたのは弁当用の容器を調達できないかという話だった。
なんでも冒険者から良さそうな素材を見せてもらったらしく、それを一定数確保したいのだとか。
依頼を出してもよかったのだが、元は俺の事業なので事前に確認したかったらしい。
俺を通すことで調達した俺にも別途お金が落ちるから気を使ってくれたんだろう。
だがそれは丁重にお断りした。
今でもかなりの報酬をもらっているので、わざわざ中間マージンをもらうつもりはない。
だが何もしないのもあれなので、俺名義で急ぎ依頼を出して冒険者に納品してもらうことにしておいた。
「シロウさん終わりました!」
「こっちも終わったぞ。ほら、弁当だ。」
「え、いいんですか?」
「貰いもんだから気にするな、美味いぞ。」
「えへへ、知ってます。」
「奥様方からもいい評価をもらってるみたいだな、頑張ってるじゃないか。」
「私も誰かの役に立てるんだって思うともっともっと頑張りたくなっちゃって。」
気持ちはわかる。
今まで誰かの為に何かをするということをあまりしてこなかったんだろう。
もちろんまったくしなかったわけじゃないだろうが、人間余裕がなくなると他人に意識を向けることが出来なくなる。
特に食うに困るようになると余計にだ。
それこそ犯罪に対する警戒心も下がってくる。
この前みたいにな
「それはいい事だが無理はするなよ、一番大切なのは確実に仕事を終わらせることだ。焦って魔物に襲われたり荷物を落としたりしたら全部無駄になるぞ。」
「気を付けます。」
「ま、ベッキーたちも一緒だし大丈夫だろうけどな。さて、それを食べたらさっさと帰るか。」
「はい!」
あまり遅いとあの二人が文句を言うからなぁ。
最初はどうなる事かと思ったが、思った以上に上手くやっているようだ。
世の中全員を助けるなんてのは土台無理な話だが、せめて関わったひとぐらいは・・・なんていうとまたエリザに白い目で見られるんだろうなぁ。
ま、それはそれか。
美味しそうに弁当を頬張るトトリの笑顔を見ながら、俺ももらった弁当に箸を付けた。
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