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1046.転売屋は仮装を広める
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秋の祭りと言えば収穫祭。
この秋もたくさんの芋を収穫することができたので、ささやかながら畑で小さなお祭りを催した。
土地神様がいるかどうかはわからないが、どの世界でも収穫に感謝するのは当然のこと。
小さいながらもそれなりに盛り上がったなぁ。
「へぇ、シロウの世界ではそんなお祭りがあるんだ。」
「もとはお祭りってわけじゃないんだけどな。あの世との境界線があいまいになって悪霊があふれるからお化けの仮装をしていたずらされないようにしようっていう感じだったはずだ。」
収穫祭の後一度は解散したものの飲み足りないとエリザが騒ぐので、致し方なくサウナの前に火を起こして二次会的な物を催すことになってしまった。
といっても参加者はエリザとマリーさん、それとアニエスさんの三人だけ。
焚火にあたりながら毛布にくるまり、ちびちびと酒を飲むのもまた楽しいものだ。
さりげなくエリザ並みに酒が強いんだよなぁ、マリーさんって。
「ふ~ん、仮装ねぇ。」
「スケルトンやグールの格好をするんですか?」
「別にアンデットだけじゃなくてもいいんだぞ、ただ布をかぶってるだけでもいい。最近なんかは好きな格好をしてお祭り騒ぎしたいだけって感じだったし。」
「どこの世界も大騒ぎするのが好きなのね。」
「それは否定できないな。」
昔はそうでもなかったが、最近はただバカ騒ぎがしたいだけって感じだったし。
クリスマスもバレンタインもイベントごとに目を付けた各企業がたきつけているような感じだった。
とはいえ、それに合わせて物が良く売れるので俺みたいな転売屋の書き入れ時だったともいえるけどな。
ゲーム機とかが軒並み品薄になるから、それよりも前に買い付けておくだけでそれなりの値段で売れたりしたし。
もっとも、最近じゃ複数購入できないように工夫されてきたうえに供給量も増えてきて儲けなんてほとんど出てなかったけど。
「仮装の他に何かされるのですか?」
「あー、その格好で各家庭を回ってお菓子をせびるとかがあったな。『いたずらされたくなかったらお菓子をよこせ』って脅すんだ。」
「ふふ、可愛らしいですね。」
「大人もそれに合わせてお菓子を作って準備しておくっていう流れだった。冬はあまり祭りごとがないから、日持ちするお菓子なんかを渡しておけばガキ共も喜ぶのさ。」
「日持ちするお菓子かぁ、ってことは焼き菓子系よね。」
「でもあまりバターは多用出来そうにありません。」
「それなら砂糖菓子はいかがでしょう、飴などにすればそれなりに日持ちするのではないでしょうか。」
酒好きながら菓子作りも得意なのがエリザ。
案外マリーさんも得意だったりするんだよなぁ。
アニエスさんが得意という話は聞かないが、何をやらせてもそれなりに出来てしまう人だけに問題ない気がする。
酒を飲みながらあーでもないこーでもないとお菓子作りの話題に盛り上がる様子は、まさに女三人寄れば姦しいってやつだ。
「にぎやかだなぁ、ルフ。」
ブンブン。
俺の後ろにぴたりとくっついていたルフが、返事の代わりに尻尾を振る。
レイはエリザの下で何かおこぼれがもらえないかと待ち構えているようだ。
マリーさんとアニエスさんの傍にはなぜかコッコが控えていた。
なぜかはわからん。
「シロウ様、せっかくですからこのお祭りをこちらでもやりませんか?」
「似たような祭りは今度あるだろ?」
「確かに子供たちにお菓子を配るのはすぐそこだけど、その時に合わせて仮装すればいいじゃない。」
「普通にするよりも盛り上がると思います。」
「今回は大人の部には不参加だから多少は自由に動けるが・・・。そうか、自由だからこそ稼げるわけか。」
いつもは子供達にお菓子を配った後に行われる大人の部の準備でこの時期は大忙しなのだが、今回は秋の旅行や出産なんかもあったので辞退している。
羊男にはものすごく不満そうな顔をされたが、たまには俺無しで頑張ってもらうとしよう。
そのおかげで俺は自由に動き回れるわけで。
菓子作りが一層盛り上がるのであれば、それに合わせた素材なんかも売れるに違いない。
いつもの材料だと儲けはないが、ここは一つ珍しい材料なんかを集めて凝ったお菓子を作ってもらうのはどうだろうか。
ここぞとばかりにみんな気合を入れるのがこの贈り物の日。
お菓子だけでなく、大人に提供するのにぴったりな品物を用意するのもいいだろう。
「何か思いついたわね。」
「別に、菓子作りが盛り上がるならそれ用の素材を準備しようと思っただけだ。エリザ、蟻砂糖って今も回収できるよな?」
「ギルドの管轄にはなってるけど、許可を摂れば採取可能よ。」
「なら明日はそっちの回収を頼む。マリーさん、確かカーラが考案した乳液ってまだ販売してたよな。」
「乳液ですか。販売はしてますけど、あまり数は出ていませんね。」
「ということは売るチャンスがあるってことだ。材料をまた教えてくれ、一緒に依頼を出すとしよう。」
利益を出すにもまずは準備が必要だ。
それを売るための土壌を作り、それから材料を集めて製品化、最後に育てた土壌で一気に放出して利益を出す。
売れるとわかっている品を買い付けてそれを転がしてこその転売屋、適当に買い付けて簡単に儲かる職業ではない。
「何かをひらめいた獲物に向かうエリザ様のように生き生きとしておられますね。」
「え、私ってこんな顔してるの?」
「こんなってどんなだよ。」
「とても楽しそうな顔ですよ。」
三人がニコニコとした顔で俺を見てくる。
よく見ると足元のルフまでもが俺を見て尻尾をパタパタと振っていた。
そんなに楽しそうにしているだろうか。
「ともかくだ、さっき話したように仮装をして回るようにモニカを通して子供達に広めてもらおう。そして、子供達にどの家のお菓子が美味しかったか投票してもらう。もちろん投票するからには優勝者も決める、間違いなく盛り上がるからな。」
「そしてその盛り上がりに合わせて、お菓子用の材料をたくさん販売するわけですね。」
「早速明日オッちゃんに言ってバターやら牛乳やらを大量に仕入れられるか確認しておかないと。」
「では私はエリザ様と共にダンジョンに潜りましょう。」
「え、なんで?」
「仮装するには色々と材料が必要でしょうから。」
ダンジョンという最高の材料庫が近くにあるのは本当にありがたいことだ。
お祭りの夜は更け、話は夜遅くまで続けられる。
それが色恋的な物なら可愛らしいものだったが、後半はすべて金儲けの話。
まぁ、それが俺達らしいといえばらしいんだが。
「仮装、ですか。」
「あぁ、ただお菓子をもらうだけじゃ面白くないだろ?だから子供達に好きな仮装をさせて回ってもらおうと思ってるんだ。そういうのって教会的に問題ないのか?」
「神は子供達の楽しむ顔がお好きですから、たとえ魔物の姿を模してもそれが仮装とわかっているのであれば問題ないと思います。」
「器が広いねぇ。」
翌日、さっそくモニカにお願いをしてお菓子をもらう日は仮装をしよう!という話を広めてもらうことになった。
ついでに、お菓子の投票に加えて子供達の仮装にも投票してもらうことも伝えておく。
こうすることで子供達の方でも盛り上がってくれるだろう。
出来るだけ本人に作ってもらうようにお願いをして自分だけの仮装を仕上げてもらう。
もちろん参加するすべての子供が対象なので街中の子供たちがこぞって材料を親にねだるはずだ。
ダンジョン街の性質上、模すのは魔物が多いはず、そこで市場に臨時の注文所をつくってそこを通じて簡単に手配できるようにすれば盛り上がること間違いなしだ。
キキをアドバイザーに指名して、こんなものを作りたいっていう子供に素材を教えてもらうのもいいかもしれない。
うちで売れ残っている素材を率先して進めて貰えば在庫も捌けて一石二鳥・・・はさすがにせこいかな。
「それじゃあ婦人会には俺から連絡しておくから子供達の方はよろしく頼むな。」
「お任せください。あの、シロウ様。」
「なんだ?」
「大人も仮装してはダメなんでしょうか。」
子供のためのイベントであって大人が仮装する必要はない・・・わけでもない。
大人も一緒に盛り上がってくれればその分素材も売れる事だろう。
親子ペアルック、ならぬ親子ペア仮装。
ありだ。
むしろ大ありだ。
「もちろん問題ないぞ。さすがに派手な露出とかは教育上避けてもらった方がいいだろうが、盛り上がるのであれば大人も大歓迎だ。モニカも仮装したいのか?」
「間違いなく子供達に誘われると思いまして。」
「なるほどな。どんな仮装にするか、楽しみにしておこう。」
「はい!楽しみにしていてくださいね!」
なぜか気合十分のモニカ。
これだけ気合が入るのなら、子供だけではなく大人の仮装も投票対象にしてもいいかもしれない。
街を揚げてその日は魔物の姿で大騒ぎをする。
うーん、結局元の世界とやっていることは同じなんだろうけどまぁそれもありだろう。
節度を守って騒ぎすぎないようにすれば大丈夫なはず。
大騒ぎになればなるほど俺の儲けは大きくなる。
お菓子の材料も売れて、仮装用の素材も売れて、うっはうはだ。
こうして、仮装大会は大々的に告知され街を挙げてのお祭り騒ぎへと発展するのだった。
この秋もたくさんの芋を収穫することができたので、ささやかながら畑で小さなお祭りを催した。
土地神様がいるかどうかはわからないが、どの世界でも収穫に感謝するのは当然のこと。
小さいながらもそれなりに盛り上がったなぁ。
「へぇ、シロウの世界ではそんなお祭りがあるんだ。」
「もとはお祭りってわけじゃないんだけどな。あの世との境界線があいまいになって悪霊があふれるからお化けの仮装をしていたずらされないようにしようっていう感じだったはずだ。」
収穫祭の後一度は解散したものの飲み足りないとエリザが騒ぐので、致し方なくサウナの前に火を起こして二次会的な物を催すことになってしまった。
といっても参加者はエリザとマリーさん、それとアニエスさんの三人だけ。
焚火にあたりながら毛布にくるまり、ちびちびと酒を飲むのもまた楽しいものだ。
さりげなくエリザ並みに酒が強いんだよなぁ、マリーさんって。
「ふ~ん、仮装ねぇ。」
「スケルトンやグールの格好をするんですか?」
「別にアンデットだけじゃなくてもいいんだぞ、ただ布をかぶってるだけでもいい。最近なんかは好きな格好をしてお祭り騒ぎしたいだけって感じだったし。」
「どこの世界も大騒ぎするのが好きなのね。」
「それは否定できないな。」
昔はそうでもなかったが、最近はただバカ騒ぎがしたいだけって感じだったし。
クリスマスもバレンタインもイベントごとに目を付けた各企業がたきつけているような感じだった。
とはいえ、それに合わせて物が良く売れるので俺みたいな転売屋の書き入れ時だったともいえるけどな。
ゲーム機とかが軒並み品薄になるから、それよりも前に買い付けておくだけでそれなりの値段で売れたりしたし。
もっとも、最近じゃ複数購入できないように工夫されてきたうえに供給量も増えてきて儲けなんてほとんど出てなかったけど。
「仮装の他に何かされるのですか?」
「あー、その格好で各家庭を回ってお菓子をせびるとかがあったな。『いたずらされたくなかったらお菓子をよこせ』って脅すんだ。」
「ふふ、可愛らしいですね。」
「大人もそれに合わせてお菓子を作って準備しておくっていう流れだった。冬はあまり祭りごとがないから、日持ちするお菓子なんかを渡しておけばガキ共も喜ぶのさ。」
「日持ちするお菓子かぁ、ってことは焼き菓子系よね。」
「でもあまりバターは多用出来そうにありません。」
「それなら砂糖菓子はいかがでしょう、飴などにすればそれなりに日持ちするのではないでしょうか。」
酒好きながら菓子作りも得意なのがエリザ。
案外マリーさんも得意だったりするんだよなぁ。
アニエスさんが得意という話は聞かないが、何をやらせてもそれなりに出来てしまう人だけに問題ない気がする。
酒を飲みながらあーでもないこーでもないとお菓子作りの話題に盛り上がる様子は、まさに女三人寄れば姦しいってやつだ。
「にぎやかだなぁ、ルフ。」
ブンブン。
俺の後ろにぴたりとくっついていたルフが、返事の代わりに尻尾を振る。
レイはエリザの下で何かおこぼれがもらえないかと待ち構えているようだ。
マリーさんとアニエスさんの傍にはなぜかコッコが控えていた。
なぜかはわからん。
「シロウ様、せっかくですからこのお祭りをこちらでもやりませんか?」
「似たような祭りは今度あるだろ?」
「確かに子供たちにお菓子を配るのはすぐそこだけど、その時に合わせて仮装すればいいじゃない。」
「普通にするよりも盛り上がると思います。」
「今回は大人の部には不参加だから多少は自由に動けるが・・・。そうか、自由だからこそ稼げるわけか。」
いつもは子供達にお菓子を配った後に行われる大人の部の準備でこの時期は大忙しなのだが、今回は秋の旅行や出産なんかもあったので辞退している。
羊男にはものすごく不満そうな顔をされたが、たまには俺無しで頑張ってもらうとしよう。
そのおかげで俺は自由に動き回れるわけで。
菓子作りが一層盛り上がるのであれば、それに合わせた素材なんかも売れるに違いない。
いつもの材料だと儲けはないが、ここは一つ珍しい材料なんかを集めて凝ったお菓子を作ってもらうのはどうだろうか。
ここぞとばかりにみんな気合を入れるのがこの贈り物の日。
お菓子だけでなく、大人に提供するのにぴったりな品物を用意するのもいいだろう。
「何か思いついたわね。」
「別に、菓子作りが盛り上がるならそれ用の素材を準備しようと思っただけだ。エリザ、蟻砂糖って今も回収できるよな?」
「ギルドの管轄にはなってるけど、許可を摂れば採取可能よ。」
「なら明日はそっちの回収を頼む。マリーさん、確かカーラが考案した乳液ってまだ販売してたよな。」
「乳液ですか。販売はしてますけど、あまり数は出ていませんね。」
「ということは売るチャンスがあるってことだ。材料をまた教えてくれ、一緒に依頼を出すとしよう。」
利益を出すにもまずは準備が必要だ。
それを売るための土壌を作り、それから材料を集めて製品化、最後に育てた土壌で一気に放出して利益を出す。
売れるとわかっている品を買い付けてそれを転がしてこその転売屋、適当に買い付けて簡単に儲かる職業ではない。
「何かをひらめいた獲物に向かうエリザ様のように生き生きとしておられますね。」
「え、私ってこんな顔してるの?」
「こんなってどんなだよ。」
「とても楽しそうな顔ですよ。」
三人がニコニコとした顔で俺を見てくる。
よく見ると足元のルフまでもが俺を見て尻尾をパタパタと振っていた。
そんなに楽しそうにしているだろうか。
「ともかくだ、さっき話したように仮装をして回るようにモニカを通して子供達に広めてもらおう。そして、子供達にどの家のお菓子が美味しかったか投票してもらう。もちろん投票するからには優勝者も決める、間違いなく盛り上がるからな。」
「そしてその盛り上がりに合わせて、お菓子用の材料をたくさん販売するわけですね。」
「早速明日オッちゃんに言ってバターやら牛乳やらを大量に仕入れられるか確認しておかないと。」
「では私はエリザ様と共にダンジョンに潜りましょう。」
「え、なんで?」
「仮装するには色々と材料が必要でしょうから。」
ダンジョンという最高の材料庫が近くにあるのは本当にありがたいことだ。
お祭りの夜は更け、話は夜遅くまで続けられる。
それが色恋的な物なら可愛らしいものだったが、後半はすべて金儲けの話。
まぁ、それが俺達らしいといえばらしいんだが。
「仮装、ですか。」
「あぁ、ただお菓子をもらうだけじゃ面白くないだろ?だから子供達に好きな仮装をさせて回ってもらおうと思ってるんだ。そういうのって教会的に問題ないのか?」
「神は子供達の楽しむ顔がお好きですから、たとえ魔物の姿を模してもそれが仮装とわかっているのであれば問題ないと思います。」
「器が広いねぇ。」
翌日、さっそくモニカにお願いをしてお菓子をもらう日は仮装をしよう!という話を広めてもらうことになった。
ついでに、お菓子の投票に加えて子供達の仮装にも投票してもらうことも伝えておく。
こうすることで子供達の方でも盛り上がってくれるだろう。
出来るだけ本人に作ってもらうようにお願いをして自分だけの仮装を仕上げてもらう。
もちろん参加するすべての子供が対象なので街中の子供たちがこぞって材料を親にねだるはずだ。
ダンジョン街の性質上、模すのは魔物が多いはず、そこで市場に臨時の注文所をつくってそこを通じて簡単に手配できるようにすれば盛り上がること間違いなしだ。
キキをアドバイザーに指名して、こんなものを作りたいっていう子供に素材を教えてもらうのもいいかもしれない。
うちで売れ残っている素材を率先して進めて貰えば在庫も捌けて一石二鳥・・・はさすがにせこいかな。
「それじゃあ婦人会には俺から連絡しておくから子供達の方はよろしく頼むな。」
「お任せください。あの、シロウ様。」
「なんだ?」
「大人も仮装してはダメなんでしょうか。」
子供のためのイベントであって大人が仮装する必要はない・・・わけでもない。
大人も一緒に盛り上がってくれればその分素材も売れる事だろう。
親子ペアルック、ならぬ親子ペア仮装。
ありだ。
むしろ大ありだ。
「もちろん問題ないぞ。さすがに派手な露出とかは教育上避けてもらった方がいいだろうが、盛り上がるのであれば大人も大歓迎だ。モニカも仮装したいのか?」
「間違いなく子供達に誘われると思いまして。」
「なるほどな。どんな仮装にするか、楽しみにしておこう。」
「はい!楽しみにしていてくださいね!」
なぜか気合十分のモニカ。
これだけ気合が入るのなら、子供だけではなく大人の仮装も投票対象にしてもいいかもしれない。
街を揚げてその日は魔物の姿で大騒ぎをする。
うーん、結局元の世界とやっていることは同じなんだろうけどまぁそれもありだろう。
節度を守って騒ぎすぎないようにすれば大丈夫なはず。
大騒ぎになればなるほど俺の儲けは大きくなる。
お菓子の材料も売れて、仮装用の素材も売れて、うっはうはだ。
こうして、仮装大会は大々的に告知され街を挙げてのお祭り騒ぎへと発展するのだった。
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