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1062.転売屋はワニ革を加工する
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「シロウ様、お客様が参られました。」
「今日は誰が来たんだ?」
「染め職人のスカイ様だそうです、応接室へご案内しようと思いましたが汚れるから外がいいと申されておりまして・・・。」
「随分と珍しい人が来たな。天気もいいし、とりあえず裏庭に案内してお茶を出しておいてくれ。」
「かしこまりました。」
名誉男爵の地位についてからというもの、アポありアポなしを含めて毎日のように誰かが屋敷にやってきている。
もちろんそのすべてに顔を出していたら仕事が進まないので、基本アポなしは断っているのだが知人であれば話は別だ。
それも金になりそうな話を持ち込んでくれる人は大歓迎といってもいい。
とはいえ仕事の途中なのでとりあえず今やっている分を終わらせてから裏庭へと向かうことにした。
個人的にこういうところはしっかりしているつもりなんだが、誰もほめてくれないんだよなぁ。
「すまない待たせた。」
「私が勝手に来ただけだし気にしてない。」
「そっちから来るなんて珍しいな、何かあったのか?」
「あったからここに来たの、ブレラじゃ頼りにならないし力を貸してほしいのよ。」
親しい友人でも頼りにならないと一刀両断出来る所が彼女の強み。
今や冒険者の代名詞ともいえるインディードルブルーを使った染革は彼女の手で生み出されたものだ。
スカイという名に負けない様々な藍色を使った作品は、今は出すたびに完売する人気商品になりつつある。
とはいえ本人はそんな状況を全く気にもしていないようで、自分の好きなものを好きなように作っているだけという感じのようだ。
そんな彼女がわざわざ俺に助力を求めてくるなんて、いったい何事だろうか。
「とりあえず話を聞かせてくれ。」
「ありがとう、じゃあとりあえずこれを見てほしいの。」
「これは・・・ワニの皮か。」
「そう、それも凶暴で名高いキングクロコダイルの皮。」
「あのバカでかいって噂の奴か。生きている奴は見たことないが、この分厚い革を見るだけででかさがある程度わかる気がする。」
スカイがカバンから出したのは厚さ6cmはあろうかという分厚いうろこでおおわれた革。
見た所処理はされているようなので、一度ブレラの所で手を入れられたもののようだ。
ワニと聞くとなぜか緑色を想像してしまうのだが、これはどちらかというと黒だな。
真っ黒ではないけれどかなり濃いグレーという感じだ。
キングというわりには非常に地味だが、その名前を有する理由はその巨体と強靭なあご。
巨大なワイルドカウですら一噛みで食いちぎってしまえるらしい。
出来るならば遭遇したくないが、そういうのと戦ってしまうんだよなぁ冒険者ってやつらは。
『キングクロコダイルの革。ワニ種の魔物の中では最大級の大きさを有し、その名に恥じない凶暴さを兼ね備えている。ダンジョンの他、湿地帯などに生息し、その地域の最上位に君臨する。しかしながら革は防具をはじめ様々なものに加工されるためそれを狙う冒険者が後を絶たない。最近の平均取引価格は銀貨50枚、最安値銀貨41枚最高値銀貨70枚。最終取引日は19日前と記録されています。』
革の他にも爪や鱗、尻尾なんかも使えるだろうから一頭でおよそ金貨1枚を稼ぎ出せるだけの価値がある。
もちろんそれに比例するだけのリスクはあるわけだが、やり方さえ間違えなければこうやって狩れるわけだしそれなりに美味しい素材なんだろう。
「革は大きいから色々なものに加工できる。でも、加工するとどうしても端切れが出来るから結構無駄が多いのも事実なんだよね。」
「これもその端切れの一枚、でもこの大きさなら何かに使えそうなものだけどな。」
「じゃあ聞くけど何に使うの?」
「何にって言われてもなぁ。」
「使えるんでしょ?」
うーむ、まさかそんなに詰め寄られるとは思っていなかった。
端切れを持つ俺にスカイがぐいぐいと顔を近づけて威嚇してくる。
そう、威嚇だ。
何かできるならさっさと言えと言わんばかりの威嚇。
いや、メンチ?
うーむ、これを何に使うかと聞かれて思いつくとしたら・・・。
「財布入れなんてどうだ?」
「お財布にしては小さい。」
「別にたくさん入れる必要はないさ、銀貨を1枚だけ入れる程度でいい。ようはお守りだな。」
「お守り?」
「財布を忘れたとき、飲みすぎた時、そんなときに財布とは別にあれば安心するもんだ。もしくは胸元に入れて命を守るお守りにするのもいいかもしれない。この分厚い鱗なら丈夫だし、銀貨を入れておけば矢ぐらいは防いでくれるんじゃないか?もちろん使わない方がいいんだろうけど、何か意味を持たせた方が売れるってもんだろう。ちなみにこれも染められるのか?」
「少し色がつくぐらいだけど出来るかな。」
せっかく作るのならやっぱりあの藍色で染めたいじゃないか。
大きい財布なんかは元の素材で作れるだろうし、今回はあくまでも端切れの再利用。
財布とは言ったものの、別にチャックをつけるとかそういう風にする必要はないんだ。
銀貨が一枚入る程度で、端切れ同士を縫い合わせるぐらいで十分。
それでも何か意味があると飛びついてしまうのが冒険者という生き物。
それが命に直結するような内容であれば、願掛けの意味も含めて買うやつが出てくるんじゃなかろうか。
「それで十分だ、端切れはどのぐらいある?」
「これが後50ぐらいかな。」
「ならこれを折りたたむようにして縫えばいい感じの大きさになるな。とりあえず全部染めて、そこから加工に入る。って言っても誰がするんだ?」
「もちろん私が。」
「どのぐらいかかると思う?」
「はさんで周りを縫うぐらいなら染めている間に出来るし、明日には10個ぐらいできると思う。」
別にそんなに急ぐ必要はないんだが本人がやる気になっているのを態々止める必要はない。
出来るというのならやってもらおうじゃないか。
「それじゃあ明日またできた分を持ってきてくれ。そうだな、一つ銀貨3枚で買い取らせてもらうのでどうだ?」
「そんなに?やっぱり貴方に相談してよかった。」
「そう言ってもらって光栄だよ。」
ブレラには悪いが今回は俺が儲けさせてもらおう。
後はどうやって売っていくかだが、その辺はここに来て培ったやり方を使わせてもらう。
「さぁ、キングクロコダイルの革で作ったお守りだ。一つ銀貨6枚、中には教会で祝福を受けた銀貨が1枚仕込んである。これを胸元に仕込んでおけばもしもの時にも安心だぞ。」
「お守り?本当に効果あるの?」
「あるかどうかは信じたやつだけが知ってる。とはいえ、もしもの時でもこれだけ分厚ければ安心だし、なにより仕込んであるのは本物の銀貨だ。飲み代が足りなくなっても安心ってね。」
「あはは、確かに安心かも。」
市場のいつもの場所に露店を構えると、簡単に声掛けをするだけで客が集まってくる。
これもまた俺がここで積み上げてきた結果。
とはいえ、ただ革を二つに折り重ねただけじゃ売れるはずがないので事前に別の仕込みをしておいた。
当初の予定では自前の銀貨を入れてもらうつもりだったのだが、それだとせっかくのお守りなのに何のご利益もなさそうなのでモニカにお願いして聖水に浸し祝福をかけてもらっている。
こうするだけで何となく効果があるかも!という気分になるんだから不思議なもんだ。
一人でも商品を手に取る客が出れば、あとはそこから自然に客の流れができる。
今回用意したのは全部で20個。
10個という話だったのに、フラフラになったスカイが朝一番に屋敷へと運んできてくれた。
あの感じだと徹夜したんだろうなぁ。
いい仕事の敵なので明日同じことをすると買い取らないという話をしてある。
さすがにもうやらないだろう。
一つ、また一つと確実に売り上げが上がっていく。
冒険者って生き物は完全なる実力社会で生きていながら、目に見えない力に異常に執着するんだよな。
だからこそ今回のようなお守りとかそういうのに反応してもらえるわけで。
最初に20個は昼を待たずに完売することに成功した。
これで儲けは銀貨40枚。
全部売れれば金貨1枚儲かる計算になる。
この反応ならもう少し高くても売れたかもしれないが、まぁこんなもんだろう。
「売れた?」
「あぁ、ばっちり売れたぞ。」
「あの端切れがこんなに喜んでもらえるなんて思いもしなかった。」
様子を見に来たスカイが空っぽになった棚を見て目を丸くする。
何事も仕込みが7割で2割が勢い、最後に実力が1割ぐらいなもの。
反応はかなり良かっただけに可能ならこれからも継続的に作ってほしい所だ。
キングクロコダイルの革そのものもかっこいいし、個人的に普通サイズの財布をお願いしてもいいかもしれない。
銀貨と金貨を入れるだけだとそこまで大きくならないから安く済む・・・はず。
いつも思うんだが金を入れるための入れ物に金を払うってのはどうなんだろうなぁ。
春の財布は張る、冬の財布は寂しくなるなんて考え方もある。
ちなみに今は秋。
野菜たちが豊作だったように財布の中身も豊作になってくれるといいんだけどなぁ。
こうして始まった財布兼お守りは予想以上の反響を得て、大喜びしたスカイが素材を変え見た目を変え第二第三のお守りを作っていくのはまた別の話。
「今日は誰が来たんだ?」
「染め職人のスカイ様だそうです、応接室へご案内しようと思いましたが汚れるから外がいいと申されておりまして・・・。」
「随分と珍しい人が来たな。天気もいいし、とりあえず裏庭に案内してお茶を出しておいてくれ。」
「かしこまりました。」
名誉男爵の地位についてからというもの、アポありアポなしを含めて毎日のように誰かが屋敷にやってきている。
もちろんそのすべてに顔を出していたら仕事が進まないので、基本アポなしは断っているのだが知人であれば話は別だ。
それも金になりそうな話を持ち込んでくれる人は大歓迎といってもいい。
とはいえ仕事の途中なのでとりあえず今やっている分を終わらせてから裏庭へと向かうことにした。
個人的にこういうところはしっかりしているつもりなんだが、誰もほめてくれないんだよなぁ。
「すまない待たせた。」
「私が勝手に来ただけだし気にしてない。」
「そっちから来るなんて珍しいな、何かあったのか?」
「あったからここに来たの、ブレラじゃ頼りにならないし力を貸してほしいのよ。」
親しい友人でも頼りにならないと一刀両断出来る所が彼女の強み。
今や冒険者の代名詞ともいえるインディードルブルーを使った染革は彼女の手で生み出されたものだ。
スカイという名に負けない様々な藍色を使った作品は、今は出すたびに完売する人気商品になりつつある。
とはいえ本人はそんな状況を全く気にもしていないようで、自分の好きなものを好きなように作っているだけという感じのようだ。
そんな彼女がわざわざ俺に助力を求めてくるなんて、いったい何事だろうか。
「とりあえず話を聞かせてくれ。」
「ありがとう、じゃあとりあえずこれを見てほしいの。」
「これは・・・ワニの皮か。」
「そう、それも凶暴で名高いキングクロコダイルの皮。」
「あのバカでかいって噂の奴か。生きている奴は見たことないが、この分厚い革を見るだけででかさがある程度わかる気がする。」
スカイがカバンから出したのは厚さ6cmはあろうかという分厚いうろこでおおわれた革。
見た所処理はされているようなので、一度ブレラの所で手を入れられたもののようだ。
ワニと聞くとなぜか緑色を想像してしまうのだが、これはどちらかというと黒だな。
真っ黒ではないけれどかなり濃いグレーという感じだ。
キングというわりには非常に地味だが、その名前を有する理由はその巨体と強靭なあご。
巨大なワイルドカウですら一噛みで食いちぎってしまえるらしい。
出来るならば遭遇したくないが、そういうのと戦ってしまうんだよなぁ冒険者ってやつらは。
『キングクロコダイルの革。ワニ種の魔物の中では最大級の大きさを有し、その名に恥じない凶暴さを兼ね備えている。ダンジョンの他、湿地帯などに生息し、その地域の最上位に君臨する。しかしながら革は防具をはじめ様々なものに加工されるためそれを狙う冒険者が後を絶たない。最近の平均取引価格は銀貨50枚、最安値銀貨41枚最高値銀貨70枚。最終取引日は19日前と記録されています。』
革の他にも爪や鱗、尻尾なんかも使えるだろうから一頭でおよそ金貨1枚を稼ぎ出せるだけの価値がある。
もちろんそれに比例するだけのリスクはあるわけだが、やり方さえ間違えなければこうやって狩れるわけだしそれなりに美味しい素材なんだろう。
「革は大きいから色々なものに加工できる。でも、加工するとどうしても端切れが出来るから結構無駄が多いのも事実なんだよね。」
「これもその端切れの一枚、でもこの大きさなら何かに使えそうなものだけどな。」
「じゃあ聞くけど何に使うの?」
「何にって言われてもなぁ。」
「使えるんでしょ?」
うーむ、まさかそんなに詰め寄られるとは思っていなかった。
端切れを持つ俺にスカイがぐいぐいと顔を近づけて威嚇してくる。
そう、威嚇だ。
何かできるならさっさと言えと言わんばかりの威嚇。
いや、メンチ?
うーむ、これを何に使うかと聞かれて思いつくとしたら・・・。
「財布入れなんてどうだ?」
「お財布にしては小さい。」
「別にたくさん入れる必要はないさ、銀貨を1枚だけ入れる程度でいい。ようはお守りだな。」
「お守り?」
「財布を忘れたとき、飲みすぎた時、そんなときに財布とは別にあれば安心するもんだ。もしくは胸元に入れて命を守るお守りにするのもいいかもしれない。この分厚い鱗なら丈夫だし、銀貨を入れておけば矢ぐらいは防いでくれるんじゃないか?もちろん使わない方がいいんだろうけど、何か意味を持たせた方が売れるってもんだろう。ちなみにこれも染められるのか?」
「少し色がつくぐらいだけど出来るかな。」
せっかく作るのならやっぱりあの藍色で染めたいじゃないか。
大きい財布なんかは元の素材で作れるだろうし、今回はあくまでも端切れの再利用。
財布とは言ったものの、別にチャックをつけるとかそういう風にする必要はないんだ。
銀貨が一枚入る程度で、端切れ同士を縫い合わせるぐらいで十分。
それでも何か意味があると飛びついてしまうのが冒険者という生き物。
それが命に直結するような内容であれば、願掛けの意味も含めて買うやつが出てくるんじゃなかろうか。
「それで十分だ、端切れはどのぐらいある?」
「これが後50ぐらいかな。」
「ならこれを折りたたむようにして縫えばいい感じの大きさになるな。とりあえず全部染めて、そこから加工に入る。って言っても誰がするんだ?」
「もちろん私が。」
「どのぐらいかかると思う?」
「はさんで周りを縫うぐらいなら染めている間に出来るし、明日には10個ぐらいできると思う。」
別にそんなに急ぐ必要はないんだが本人がやる気になっているのを態々止める必要はない。
出来るというのならやってもらおうじゃないか。
「それじゃあ明日またできた分を持ってきてくれ。そうだな、一つ銀貨3枚で買い取らせてもらうのでどうだ?」
「そんなに?やっぱり貴方に相談してよかった。」
「そう言ってもらって光栄だよ。」
ブレラには悪いが今回は俺が儲けさせてもらおう。
後はどうやって売っていくかだが、その辺はここに来て培ったやり方を使わせてもらう。
「さぁ、キングクロコダイルの革で作ったお守りだ。一つ銀貨6枚、中には教会で祝福を受けた銀貨が1枚仕込んである。これを胸元に仕込んでおけばもしもの時にも安心だぞ。」
「お守り?本当に効果あるの?」
「あるかどうかは信じたやつだけが知ってる。とはいえ、もしもの時でもこれだけ分厚ければ安心だし、なにより仕込んであるのは本物の銀貨だ。飲み代が足りなくなっても安心ってね。」
「あはは、確かに安心かも。」
市場のいつもの場所に露店を構えると、簡単に声掛けをするだけで客が集まってくる。
これもまた俺がここで積み上げてきた結果。
とはいえ、ただ革を二つに折り重ねただけじゃ売れるはずがないので事前に別の仕込みをしておいた。
当初の予定では自前の銀貨を入れてもらうつもりだったのだが、それだとせっかくのお守りなのに何のご利益もなさそうなのでモニカにお願いして聖水に浸し祝福をかけてもらっている。
こうするだけで何となく効果があるかも!という気分になるんだから不思議なもんだ。
一人でも商品を手に取る客が出れば、あとはそこから自然に客の流れができる。
今回用意したのは全部で20個。
10個という話だったのに、フラフラになったスカイが朝一番に屋敷へと運んできてくれた。
あの感じだと徹夜したんだろうなぁ。
いい仕事の敵なので明日同じことをすると買い取らないという話をしてある。
さすがにもうやらないだろう。
一つ、また一つと確実に売り上げが上がっていく。
冒険者って生き物は完全なる実力社会で生きていながら、目に見えない力に異常に執着するんだよな。
だからこそ今回のようなお守りとかそういうのに反応してもらえるわけで。
最初に20個は昼を待たずに完売することに成功した。
これで儲けは銀貨40枚。
全部売れれば金貨1枚儲かる計算になる。
この反応ならもう少し高くても売れたかもしれないが、まぁこんなもんだろう。
「売れた?」
「あぁ、ばっちり売れたぞ。」
「あの端切れがこんなに喜んでもらえるなんて思いもしなかった。」
様子を見に来たスカイが空っぽになった棚を見て目を丸くする。
何事も仕込みが7割で2割が勢い、最後に実力が1割ぐらいなもの。
反応はかなり良かっただけに可能ならこれからも継続的に作ってほしい所だ。
キングクロコダイルの革そのものもかっこいいし、個人的に普通サイズの財布をお願いしてもいいかもしれない。
銀貨と金貨を入れるだけだとそこまで大きくならないから安く済む・・・はず。
いつも思うんだが金を入れるための入れ物に金を払うってのはどうなんだろうなぁ。
春の財布は張る、冬の財布は寂しくなるなんて考え方もある。
ちなみに今は秋。
野菜たちが豊作だったように財布の中身も豊作になってくれるといいんだけどなぁ。
こうして始まった財布兼お守りは予想以上の反響を得て、大喜びしたスカイが素材を変え見た目を変え第二第三のお守りを作っていくのはまた別の話。
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