転売屋(テンバイヤー)は相場スキルで財を成す

エルリア

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1086.転売屋は日常に戻る

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二週間ぶりの街はいつもと変わらず俺たちを迎えてくれ・・・たりはしなかった。

グランマを送ったこともあり予定よりも半日ずれての帰還になったのだが、夕方前に帰宅するやいなやそのままギルド協会に拉致られてしまった。

俺は疲れているんだといっても聞かず、そのまま応接室に軟禁。

超絶機嫌の悪い俺を前にして羊男は鉄壁の笑みを浮かべたままだ。

そんな緊迫した空気の執務室に新たなメンバーが登場する。

「お待たせして申し訳ありません、資料づくりに手間取りまして。」

「シープ様、こちら書類を皆様におねがいします。」

「え、セーラさん?ラフィムさんまで。」

「シロウ様お帰りなさいませ。お疲れのところ誠に申し訳ありませんが、急ぎ報告したいことがありましたのでここまで来ていただきました。」

書類を手にやってきたのはセーラさんとラフィムさん。

え、なんでここにこの二人が?

旅行中の報告は屋敷で聞くことになっていたと思うんだけどなぁ。

とりあえず書類が回ってきたのでそれを受け取り素早く目を通してみる。

「は?」

書かれていた内容があまりにも想像の斜め上を行き過ぎて変な声が出てしまった。

いや、なんだよこれ。

たった二週間空けただけだぞ?

それでこれって、やばくないか?

「お読みいただけたようですが、改めてご報告させていただきます。シロウ様が南方に旅行されたのち、魔物の襲撃が2件、野盗の襲撃が1件ございました。また、使用する予定の資材が届かずに工事が止まったのが2日、シロウ様目当てに来訪された貴族が4組、うち1組は文句を言ってきましたので然るべき方法で丁重にお引き取りいただいております。もちろんこの報告にございました件は、すべて対処できておりますのであくまでも事後報告だとご認識ください。」

「あー、なんていうか大忙しだったんだな。」

「それはもう、私の睡眠時間が半分以下になるぐらいには大変でしたとも。ですが、シロウさんなしで街が回らなかったなんて思われたら嫌じゃないですか、なので問題ないようにしっかりと対処させていただいています。」

「それは非常にいいことなんだが、その報告の為に態々呼んだのか?」

まさかそんなわけはないよな?うん、わかってはいるんだけど念のために聞いておきたいんだ。

そんなわけないじゃないですかと羊男が目で返事をしてくる。

わかってるっての!

「魔物の襲撃はディヒーアとロングカールカプラ、前者はともかく後者はこの地域では珍しい魔物ですがなかなかの数が襲来しました。地平線を埋め尽くす大量のカプラは圧巻の一言でしたよ。」

「ですが私どもの街が誇る冒険者の敵ではありません。討伐した魔物からはぎ取った素材はすべて冒険者ギルドへ移管し、肉に関しては街全体で消費。消費しきれなかった分に関しては保存用に加工をしております。正直2度の襲撃でかなりの量になってしまいましたので、消費できないものは加工後廃鉱山の氷室に運ばせていただきました。」

「まぁ涼しくなったとはいえ放置するわけにはいかないよな。だが、それは一時保管であって買取じゃないんだろ?」

「いえ、買取です。」

「は?」

「なんでしたら回収しましたディヒーアの革、並びにロングカールカプラの毛皮は一度冒険者ギルドへと移管しましたがギルドから正式な要請がありましたので代行者の権限で買い付けを行っております。皮に関しては早々にブレラ様へお願いして処理を行い、スカイ様の手によって染色されております。カプラの毛皮は奥様方の手によって紡がれておりますので、それにかかるお給金も支払い済みです。こちら、それにかかりました経費の一覧になります。」

本日2度目の間抜けな声が出てしまった。

披露した頭で必死に書類に羅列された数字を追いかけていくが全く入ってこない。

あー、えー、んー?

なんだろう話に聞いていた物よりもはるかに種類と金額が多いんだが、おかしいな、俺の目が変になっているだろうか。

「ちなみにですね、シロウさんが不在の際に文句を言いまくった貴族ですが目的は買取だったようです。ですので丁重にお引き取りいただくついでにメルディさんの買取価格からさらに2割程引いた値段で買い付けておきました。いやー、初めてやりましたけど買取って緊張しますねぇ。」

「その他二組は挨拶、残りの一組はオリンピア様への謁見希望ですのでお引き取りいただきました。」


「シープさんが買い付けを行ったことに対して色々とツッコミを入れたい所なんだが、これもセーラさんかラフィムさんが許可したんだよな?」

「はい。」

「お金になりそうでしたので。」

南方旅行に行っている間の諸々の決裁権はすべてセーラさんとラフィムさんの二人にお願いしていた。

そうでもしないとどうしても仕事が滞ってしまうので、致し方なかったといえば致し方なかったのだが、まさかここまで大胆に決済しまくるとは思ってもみなかった。

いや、別にいいんだよ?

俺がやってくれって言ったんだし、それを受け入れるだけの金はあるわけだし。

大量の革や毛が倉庫に増えて、さらには氷室に肉が運び込まれた。

ついでに格安で武器やら道具やらを買い付けしただけだし。

うん、書類を見る限りはそれだけじゃないみたいだけど大体はそんな感じだ。

「人気者は大変ですよねぇ。そうだ、南方はいかがでしたか?何か面白いものありました?」

「面白いものか、まぁ色々あったな。」

「そうですかぁ。実は南方って行ったことないんですよねぇ。話によると美味しいお酒とかお酒とかお酒とかあるそうじゃないですか。」

「・・・まさか俺をここに呼びつけたのはそれが目的か。」

「この間の2回の襲撃で感謝祭用に出すはずだったお酒をみーーーんな出しちゃったんですよね。今から買い付けるにしてもかなりの値段になりますし、なにより他の街に買われちゃってほとんど残ってないんですよ。そんな時にシロウさんが美味しいお酒を買い付けたって話を聞きましてね?これだ!って思ったわけなんです。疲れている今なら言いくるめる事も出来そうですし、ここは一つ感謝祭のために提供してもらえませんかね。」

本音が駄々洩れだぞ、羊男め。

なにがこれだ!だよ、端からそれが目的だっていえばいいのに。

そんなことで俺が引き下がると思ったら大間違いだぞ。

「断る。」

「ですよねぇ。でも、街を預かるギルド協会としてはここで引き下がるわけにもいかないんです。それはシロウさんもよくわかってますよね?」

「それがどうした。酒を買い付ける金ならこの間の宝くじで山ほど準備したじゃないか。」

「その準備したのを飲み切っちゃったからこうやってお願いしているんじゃないですか。一回ならともかく二回ともなると追加で発注しなきゃいけないぐらいでして、ほんとうちの冒険者は大酒飲みなんで困ります。」

困りますって言われてもなぁ。

それからどれだけ拒否しても羊男は折れる事がなく、最終的に向こうの目論見通り最初に買い付けた分の三割を提供することでこちらが折れてしまった。

疲れて帰ってきたところでこの不毛な戦いはきつすぎる。

もちろんこっちだって妥協せずに予定していた金額からかなり吹っ掛けてやったのでそれなりに儲けは出ているのだが、自分たち用の分と計画していた卸先を変更しなければならなくなった。

まぁ二回目の買付分は死守したのでエリザが暴れだす心配がないのが救いだな。

その後、拡張工事の進捗などを朦朧とした意識の中でなんとか聞き終わり解放されたのはすっかり日も沈んだ頃だった。

まさか帰って来て早々こんな目に合うとは思わなかった。

フラフラした足取りでゆっくりと屋敷への道を歩く。

道行く人のほとんどが俺に気付き、『おかえり』と声をかけてくれる安心感。

南方では俺のことを知っている人はほぼいなかったので、街を歩いて声をかけられることはほとんどなかった。

それはそれで新鮮だったのだがやっぱり見知った顔があった方が安心するよなぁ。

昔はそんなこと思いもしなかったのに、俺もずいぶんとこの街になじんだもんだ。

「ただいま。」

「お帰りなさいませ、お疲れ様でございました。」

「いや、マジで疲れた。みんなは?」

「一足先に戻られまして各自ゆっくりとくつろいでおいでです。夕食の準備はできておりますので、よろしければ先に食堂へどうぞ。」

「そうしたいのはやまやまなんだが、帰還早々に色々押し付けられたんでな。それを片付けてからにするよ。」

やっとの思いで屋敷に戻ると、エントランスでグレイスが迎えてくれた。

これも街に戻ってきたっていう一つの実感だな。

本当はすぐにでも食事をとりたい所なんだが、休憩すると絶対にやりたくなくなるので先に頑張ろうとする自分を自分でほめてやりたい。

そんなに仕事熱心だっただろうかと自分で思いながらも、結果として金儲けにつながるからやるんだろうなぁ。

はぁ、めんどくさいめんどくさい。

「それはそれはご苦労様です。」

「でも喉が渇いたから執務室に何か飲み物を運んでもらえると助かる。」

「かしこまりました。そうだ、お館様。」

「ん?」

さぁ頑張りますか!と気合を入れて横を通り過ぎた時だった。

何かを思い出したようにポンと手をたたいてグレイスが俺を引き留める。

そんなリアクションするなんて珍しいな。

「不在時にお屋敷で起きました諸々の事件について報告書を執務机に置いております、一度目を通してもらえますでしょうか。」

「事件?」

「それはもうたくさん起こりまして。なんて言いますか、お館様が出ていったタイミングであれこれそれと立て続けに。」

「はぁ、仕事する気が一気になくなった。」

ただでさえ疲れている上に面倒な仕事を押し付けられたと思ったら追加発注されてるんだもんな。

最後のやる気が一気に無くなり執務室に向かおうとした足がぴたりと止まる。

自分の中にいる別の自分がもう働かないぞと高らかに宣言してしまった。

はぁ、もう嫌だ。

「ではお食事を?」

「とりあえず腹を満たしてから考える。」

「かしこまりました。書類は後で食堂にお持ちしますのでそちらでご確認ください。」

いや、それを見たくないから食事を先にしたんですけどグレイスさん?

そんな俺の気持ちを理解した上でグレイスは執務室の方へと向かっていった。

うぅ、また仕事漬けの日々が始まるのか。

これもまたいつも通りと言えばいつも通りなんだがせめて今日ぐらいはゆっくりしたかった。

そんな些細な幸せすらかなえる事も出来ないなんてと嘆きながら、俺は食堂の扉を開くのだった。


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