81 / 290
81.持ち帰った素材を堪能しました
事情説明を終えた後は素材の買取金を貰い無事に解散となった。
草壁さんからは後日詳細を報告すると言われたので次回ここに来る頃に何かしらの動きが出ていることだろう。
「お疲れ様でした、大変でしたね。」
「まぁね、でも素材が思ったより高く売れたから引き続き篠山ダンジョン目指して貯金を頑張ろう。」
「頑張ります!」
特別室で美味しいお菓子を堪能した桜さんは探索後にも関わらず元気いっぱい、逆に俺は疲労困憊なので早く家に帰りたい。
ギルドの外は夕方にも関わらず多くの学生で賑わっており、これからダンジョンに挑むであろうパーティーとすれ違いながら御影ダンジョンを後にする。
「どのパーティーにも運搬人がついているんだなぁ。」
「ギルドが斡旋してるって草壁さんが言ってましたね。」
「ということは最初受付で案内されたのは必然だったのか。でもなぁリルの件もあるしだれでもいいってわけじゃないんだよなぁ。」
「いっそのこと専属で雇いますか?そうしたら毎回同じ人ですから安心ですよ。」
「とはいえその人が言いふらさない保証がないわけだし、難しいところだね。」
探索に出る中で一番の問題は『荷物をどう運ぶのか』という事。
ゲームのように空間から取り出したりなんでも入る箱があるわけではないので、水や食料、休憩に使う探索道具一式を持って入らないといけないし何より収入に直結するドロップ品を持ち帰る必要がある。
多ければ多いほど収入も多くなるけれど、その分動きが阻害されるし体力の消耗する。
ただでさえ探索で疲れているのにその上素材の運搬までなんてやってられるか!ってなわけで運搬人が採用されているというわけだ。
彼らがいれば煩わしい荷物持ちから解放されるだけでなく、より多くの素材を持ち帰ることができるので結果的に彼らの給与を支払ってもお釣りが出る。
ただし戦う力はないので彼らを守りながら探索しなければならないという新たな制約は出てくるわけだけど。
まぁそれは今後の話であって今じゃない。
「さて、今日のメインイベントを満喫するためにここに来たわけだけど、予定通り30分後に集合でいいかな?」
「食材系はお任せください!」
「それじゃあこっちはお酒とおつまみ、それと甘い物を探してくるよ。」
「そうでした、味付けはどうします?」
「とりあえず最初はシンプルに塩かなぁ。」
「流石和人さん、通ですね。」
何がどう通なのかはわからないけど、やっぱり美味しい肉はシンプルに素材の味を楽しみたいじゃないか。
家に帰る前にやってきたのは近所の大型スーパー、ここのいいところはちょっとお高めのいい食材がたくさんある所、今回はロングホーンの肉の他に一緒に拾った食用キノコがたくさんあるのでそれに合う料理を桜さんに作ってもらうことになっている。
料理は桜さんの担当なので代わりに俺は酒とつまみを担当してよさげなものをチョイス、収入が増えたことで今まで食べたことのない物も食べるようになり今まで以上に食べることが好きになってきた。
今までは決まった物しか食べなかった、いや食べるお金がなかったので好き嫌いも決まった物しかなかたけれど収入が増えたことで同じものでもより美味しい物、初めて食べるものを経験。
それによって食の好みも大きく変わり、今まで食べれなかったものも食べれるようになった。
それも踏まえ今回は初めて食べるものと好きになった物をチョイスしてみる。
「よし、これでツマミはオッケー。あとは甘いものだな。」
甘いものは別腹、桜さんもそうだけど自分も甘いものが好きなので食事の後はやっぱりこれがないとなぁ。
「お待たせしました!」
「おかえり、いいのはあった?」
「ばっちりです!和人さんはどうですか?」
「今回はフルーツタルトの美味しそうなのがあったよ。」
「わ!果物一杯!楽しみです!」
探索者になって一番変わったのはまさにここだろう、今までの自分なら自分のためにケーキを買ったりしなかっただろうし、ツマミだって手ごろな物しか手を出さなかった。
だけどある程度収入が増えたことでそういうことに意識を向けるようになれたのが一番の違い。
お金はあればあるほどいいというけれど、こういう部分で物理的にではなく心の方で豊かになっていくからだろうなぁ。
なんてしみじみ感じながら二人で帰宅、荷物を置いて軽く着替えたら早速調理を開始する。
こんな可愛い子のエプロン姿を見る日が来るなんて去年の今頃は考えもしなかっただろう。
というか考える余裕もなかった。
そもそもあの頃は・・・いや、これ以上はもう終わった話だ。
今が楽しければそれで良し!
「和人さん出来ましたよ!ご要望通りシンプルに塩だけで味付けしてみました。キノコのバター炒めは別添えでお召し上がりください。」
「おぉ、無茶苦茶美味そう!」
「美味そうじゃなくて美味い、です。」
「つまりもう味見済みと。」
「調理人の特権ですので、それじゃあいただきます!」
「いただきます!」
皿の上にはロングホーンの肉がミディアムレアの焼き加減でドドン!と鎮座し、周りに温野菜とキノコのバター炒めが添えられている。
なんだこのレストランで出て来そうな仕上がりは。
「うわ、うま!」
「すごいです、噛めば噛むほど肉の味が口いっぱいに広がって・・・これはワイルドカウには戻れません。」
「こんなに美味い肉が世の中にあったのか、っていうかこれよりもうまい肉がまだまだ存在するのか。」
「しますねぇ。」
「今まで肉の味なんてどれも同じだと思ってたけど、露骨にここまで違うのか。」
テレビで美味い肉がどうのこうのとか言っていたけど、そりゃここまで違うならいいものを食べたくなるのも仕方がない。
二人共美味しいしか言わずに無心になって肉を食べていると突然ブレスレットが光りリルが姿を現した。
「リルちゃん!」
「ぐぁぅ!」
「あ、コラ!それは俺に肉だぞ。っていうか自分はダンジョンでいっぱいだべただろ。」
「それとこれとは話が別ですよ。ほらほらリルちゃんの分はこっちにありますよ。」
「わふ!」
いつの間に用意したのか、皿の上に置かれた生肉に飛びつき美味しそうにかぶりつくリル。
口の周りを赤く染める姿は中々にスプラッタではあるけれど、ある意味これがあるべき姿なのかもしれない。
「こんなに美味しいお肉が食べられるなら、そりゃ皆さんあそこに通いますよね。」
「ロングホーンは突進さえ回避すれば十分対処できる相手だし、素材もそれなりに使い道があるからいい値段で売れるんだよなぁ。さすがに七頭一気には大変だったけど三頭ぐらいまでなら何とかなりそうだ。問題は中途半端な階層ってところだなぁ。」
「転送装置を使っても普通に行っても真ん中ですから。ディヒーアもお肉は落としませんし、かといってあのフィールドを探索するのはちょっと大変です。」
「ま、毎回上から下まで降りればついでに手に入るし。なんせあの収入だ、学生からすれば十分すぎる額だろう。」
「四人で潜って公平に割ったとしてもその日は十分遊べちゃいます。」
遊ぶ金欲しさにダンジョンに潜り、それを邪魔する一般探索者にちょっかいを出す。
なんともめんどくさい相手ではあるけれど下に潜れば潜るほどそいつらには遭遇しなくなるので、まずはそこまで行くことを考えよう。
もっとも草壁さんが色々動いてくれるみたいなのでもしかするとそれも改善するかもしれないけど、わざわざそれを待つつもりもないので行けるところまで行くつもりだ。
こうして人生初のロングホーン肉の他、ダンジョンの恵みををみんなで堪能しつつ次なる目標に向けて話し合うのだった。
草壁さんからは後日詳細を報告すると言われたので次回ここに来る頃に何かしらの動きが出ていることだろう。
「お疲れ様でした、大変でしたね。」
「まぁね、でも素材が思ったより高く売れたから引き続き篠山ダンジョン目指して貯金を頑張ろう。」
「頑張ります!」
特別室で美味しいお菓子を堪能した桜さんは探索後にも関わらず元気いっぱい、逆に俺は疲労困憊なので早く家に帰りたい。
ギルドの外は夕方にも関わらず多くの学生で賑わっており、これからダンジョンに挑むであろうパーティーとすれ違いながら御影ダンジョンを後にする。
「どのパーティーにも運搬人がついているんだなぁ。」
「ギルドが斡旋してるって草壁さんが言ってましたね。」
「ということは最初受付で案内されたのは必然だったのか。でもなぁリルの件もあるしだれでもいいってわけじゃないんだよなぁ。」
「いっそのこと専属で雇いますか?そうしたら毎回同じ人ですから安心ですよ。」
「とはいえその人が言いふらさない保証がないわけだし、難しいところだね。」
探索に出る中で一番の問題は『荷物をどう運ぶのか』という事。
ゲームのように空間から取り出したりなんでも入る箱があるわけではないので、水や食料、休憩に使う探索道具一式を持って入らないといけないし何より収入に直結するドロップ品を持ち帰る必要がある。
多ければ多いほど収入も多くなるけれど、その分動きが阻害されるし体力の消耗する。
ただでさえ探索で疲れているのにその上素材の運搬までなんてやってられるか!ってなわけで運搬人が採用されているというわけだ。
彼らがいれば煩わしい荷物持ちから解放されるだけでなく、より多くの素材を持ち帰ることができるので結果的に彼らの給与を支払ってもお釣りが出る。
ただし戦う力はないので彼らを守りながら探索しなければならないという新たな制約は出てくるわけだけど。
まぁそれは今後の話であって今じゃない。
「さて、今日のメインイベントを満喫するためにここに来たわけだけど、予定通り30分後に集合でいいかな?」
「食材系はお任せください!」
「それじゃあこっちはお酒とおつまみ、それと甘い物を探してくるよ。」
「そうでした、味付けはどうします?」
「とりあえず最初はシンプルに塩かなぁ。」
「流石和人さん、通ですね。」
何がどう通なのかはわからないけど、やっぱり美味しい肉はシンプルに素材の味を楽しみたいじゃないか。
家に帰る前にやってきたのは近所の大型スーパー、ここのいいところはちょっとお高めのいい食材がたくさんある所、今回はロングホーンの肉の他に一緒に拾った食用キノコがたくさんあるのでそれに合う料理を桜さんに作ってもらうことになっている。
料理は桜さんの担当なので代わりに俺は酒とつまみを担当してよさげなものをチョイス、収入が増えたことで今まで食べたことのない物も食べるようになり今まで以上に食べることが好きになってきた。
今までは決まった物しか食べなかった、いや食べるお金がなかったので好き嫌いも決まった物しかなかたけれど収入が増えたことで同じものでもより美味しい物、初めて食べるものを経験。
それによって食の好みも大きく変わり、今まで食べれなかったものも食べれるようになった。
それも踏まえ今回は初めて食べるものと好きになった物をチョイスしてみる。
「よし、これでツマミはオッケー。あとは甘いものだな。」
甘いものは別腹、桜さんもそうだけど自分も甘いものが好きなので食事の後はやっぱりこれがないとなぁ。
「お待たせしました!」
「おかえり、いいのはあった?」
「ばっちりです!和人さんはどうですか?」
「今回はフルーツタルトの美味しそうなのがあったよ。」
「わ!果物一杯!楽しみです!」
探索者になって一番変わったのはまさにここだろう、今までの自分なら自分のためにケーキを買ったりしなかっただろうし、ツマミだって手ごろな物しか手を出さなかった。
だけどある程度収入が増えたことでそういうことに意識を向けるようになれたのが一番の違い。
お金はあればあるほどいいというけれど、こういう部分で物理的にではなく心の方で豊かになっていくからだろうなぁ。
なんてしみじみ感じながら二人で帰宅、荷物を置いて軽く着替えたら早速調理を開始する。
こんな可愛い子のエプロン姿を見る日が来るなんて去年の今頃は考えもしなかっただろう。
というか考える余裕もなかった。
そもそもあの頃は・・・いや、これ以上はもう終わった話だ。
今が楽しければそれで良し!
「和人さん出来ましたよ!ご要望通りシンプルに塩だけで味付けしてみました。キノコのバター炒めは別添えでお召し上がりください。」
「おぉ、無茶苦茶美味そう!」
「美味そうじゃなくて美味い、です。」
「つまりもう味見済みと。」
「調理人の特権ですので、それじゃあいただきます!」
「いただきます!」
皿の上にはロングホーンの肉がミディアムレアの焼き加減でドドン!と鎮座し、周りに温野菜とキノコのバター炒めが添えられている。
なんだこのレストランで出て来そうな仕上がりは。
「うわ、うま!」
「すごいです、噛めば噛むほど肉の味が口いっぱいに広がって・・・これはワイルドカウには戻れません。」
「こんなに美味い肉が世の中にあったのか、っていうかこれよりもうまい肉がまだまだ存在するのか。」
「しますねぇ。」
「今まで肉の味なんてどれも同じだと思ってたけど、露骨にここまで違うのか。」
テレビで美味い肉がどうのこうのとか言っていたけど、そりゃここまで違うならいいものを食べたくなるのも仕方がない。
二人共美味しいしか言わずに無心になって肉を食べていると突然ブレスレットが光りリルが姿を現した。
「リルちゃん!」
「ぐぁぅ!」
「あ、コラ!それは俺に肉だぞ。っていうか自分はダンジョンでいっぱいだべただろ。」
「それとこれとは話が別ですよ。ほらほらリルちゃんの分はこっちにありますよ。」
「わふ!」
いつの間に用意したのか、皿の上に置かれた生肉に飛びつき美味しそうにかぶりつくリル。
口の周りを赤く染める姿は中々にスプラッタではあるけれど、ある意味これがあるべき姿なのかもしれない。
「こんなに美味しいお肉が食べられるなら、そりゃ皆さんあそこに通いますよね。」
「ロングホーンは突進さえ回避すれば十分対処できる相手だし、素材もそれなりに使い道があるからいい値段で売れるんだよなぁ。さすがに七頭一気には大変だったけど三頭ぐらいまでなら何とかなりそうだ。問題は中途半端な階層ってところだなぁ。」
「転送装置を使っても普通に行っても真ん中ですから。ディヒーアもお肉は落としませんし、かといってあのフィールドを探索するのはちょっと大変です。」
「ま、毎回上から下まで降りればついでに手に入るし。なんせあの収入だ、学生からすれば十分すぎる額だろう。」
「四人で潜って公平に割ったとしてもその日は十分遊べちゃいます。」
遊ぶ金欲しさにダンジョンに潜り、それを邪魔する一般探索者にちょっかいを出す。
なんともめんどくさい相手ではあるけれど下に潜れば潜るほどそいつらには遭遇しなくなるので、まずはそこまで行くことを考えよう。
もっとも草壁さんが色々動いてくれるみたいなのでもしかするとそれも改善するかもしれないけど、わざわざそれを待つつもりもないので行けるところまで行くつもりだ。
こうして人生初のロングホーン肉の他、ダンジョンの恵みををみんなで堪能しつつ次なる目標に向けて話し合うのだった。
あなたにおすすめの小説
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
さびれたレンタル道具屋の転生おっさん、道具の使い方を教えまくる。~客のS級冒険者が俺を歴戦の英雄と勘違いして弟子入りを求めてくるんだが~
遥風 かずら
ファンタジー
前世で過労死した久世織人が目を覚ますとそこは異世界の王都、しかも古道具屋の跡取り息子として転生していた。アクセル・リオットとして成長した彼は荷物持ちとして冒険者パーティーに同行、その道中に【無限収納】スキルを開花させる。
パーティー活動から離脱後、四十歳となったアクセルは前世の記憶を思い出し、儲かりそうという考えで道具レンタル屋を始めていた。客足もなく店がさびれる中、道具の使い方が出来てない冒険者によって治安の乱れや魔物討伐の失敗が続いているという話を常連客から聞かされる。あらゆる道具に精通するアクセルは客の冒険者に使い方を教えに行くことを思い立つ。
アクセルの教えにより、やがてS級冒険者や聖女、王女までも勘違いして彼の元には次々と弟子入りを求める者が現れていくのだった。
異世界帰りのハーレム王
ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。
で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか?
異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕!
異世界帰りのハーレム王
朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。