幼馴染3人で結婚しましたが問題が起きました。わたくしには何が正解なのかわかりません

バオバブの実

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宴の後の決意

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 あの楽しかった婚約披露パーティーの後、わたくしはふたりを呼び出しました。
「アナベルの家なんて久しぶり!」
 ロズマリンがはしゃいでいます。さっきわたくしのお母様に睨まれたばかりなのに。
「ところで今日はなんだい?パーティーの反省会?」
 サイラス様はあの後本当に大変で各家の調整、しいてはダマー伯爵の謝罪の場を設けるなど仕事をなさっておいででした。

「誰もいないわよね?お父様もお母様もメイドたちも」
「んー、いないみたいよ」
「あぁ僕たち3人だけだ」
 わたくしはひとつ咳払いをして
「それではわたくしの決意をここで発表致します」
「?」
「?」
「わたくしたち3人で幸せになりましょう。」
「?」
「?」
「3人で結婚するの。いっしょになるのよ」
「!」
「!」
「ずっと考えていたの。わたくしたちは誰が欠けても駄目なのよ。3人いっしょじゃないと幸せになれないの」
「アナベル、ちょっと待って!それは不可能よ。我が国は一夫一妻制、法律上無理だわ」
「確かにね。でも気持ちの上ではどうなの?
 サイラス様は言ったわ。平等に愛すると」
 サイラス様はしばらく沈黙しておりました。そして
「確かに言った。その気持ちは今も変わりない」
「サイラス‼︎」
「ロズマリン、よく聞いて。アナベルは腹を括った。そして僕はこの話に乗ろうと思う。あとはきみだけだよ。どうする?」
 今度はロズマリンが黙り込んでしまいました。
 そして
「わかったわ。私もこの話に乗る」
 わたくしは心の底から良かったと思いました。拒絶されることだってあり得るのですから。
 3人は手を取り合って大きくうなづきました。
「わたくしたちのやるべき事はそれぞれの親を説得すること。3人いっしょになる事をわかってもらうこと」
「やるわ」
「了解した」

 こうしてあの結婚式を迎えたのでございました。
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