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#9 姉と…… ♡
しおりを挟む今日はついに退院の日だ。
いつもより早めに起き、軽めの朝食を食べて準備をする。
……といっても特にすることは無いのだが。
やがて、時刻は朝の7時を迎え、真那達が到着したとの知らせを受けた。
2週間ほど世話になった病室を後にし、男性関係者専用の出入り口まで愛莉の案内でたどり着くと、なぜか少し心臓がドキドキしてきた。
期待からか不安からかは分からないが、その扉が開かれ外に出ると、4月初めということもあってか、春の朝特有の肌寒さをひしひしと感じられた。
しかし、それはこの世界で初めて外に出た証明でもあった。
扉から出てすぐのところに、前世ではまぁまぁな値段のしていたメーカーの車が一台停まっており、その前には美香と真那と那波、そしてもう1人初めて見る50代くらいの看護婦の服装をした女性が立っていた。
美香の紹介によると、その女性はこの病院の医局長さんだという。
「大野真人様、この度は我が病院をご利用頂きありがとうございました。 体も無事、元気になられたようで私を始め、この病院に勤める者全員が一安心致しました」
「あ、ありがとうございました…… おかげさまですごく元気になりました…… それで、あの、良ければその…… これを……」
そう言って真人は唯一、病室から出るときに持ってきた便箋を四つ取り出し、医局長に手渡した。
「おや、これは……?」
「その…… 美香先生や愛莉さんはもちろんなんですけど…… 僕が入院してる間にお世話になった人、他にも沢山いると思うので…… 愛莉さんに聞いて大きな部署別にはなっちゃうんですけど…… て、手紙を書いたので良ければ…… き、興味なければ読まなくても全然いいので……」
「おやおや、まぁ…… 興味ないなんてそんなことないですわ。 確かに受け取りました…… 必ず各部長に渡して部署内全員に共有させていただきますね」
「そ、そんな大したものじゃないですけど……」
「いえいえ、長いことこの職についていますが、真人様のようなことをしてくださった方は初めてでございます。 改めて、真人様の入院から検査、そして退院まで見届けることができて、我々一同、光栄でございました。 まぁ、病院など利用しないで済むならそれが一番ですが、もしなにかご病気などされてしまった時は、遠慮なくまたお訪ねくださいね」
「は、はい…… 僕もこの病院で過ごせてよかったです」
医局長との挨拶を済ませ、真人は美香と愛莉に向き直る。
「その…… お二人はまた検査とかでお世話になるので…… 今回はお手紙は書かなかったんですけど…… 本当にありがとうございました」
「ふふっ、本当に元気になって良かったわ」
「なにかあったらいつでもまた呼んでくださいねっ!」
「それに…… いや、今はまだやめておきましょうか。 ……真人様、ちょっとこちらに来てください」
「はい……?」
そう言うと、真人の耳元に顔を近づけるとこんな事を囁いた。
(次の精子提供を楽しみにしてるわ、真人君♡)
「……っ! わ、分かりました……」
周りは美香が何を言ったかは分からなかったが、真人の反応から愛莉だけは美香がどんなことを言ったのか、ある程度想像がついた。
「男性にはデリケートな部分もあるので、詮索は不要です」
美香は真人の耳元から離れると、そんな事を抜け抜けと言い放ち、怪しまれないように振る舞った。
「それでは、真人様。 退院おめでとうございます」
何事もなかったかのように美香がそう告げたのを尻目に、真人は真那と那波が乗る車の助手席へと乗り込んだ。
車が発進する直前、真人は助手席の窓を開けもう一度「ありがとうございました」と礼を言うと、美香達は頭を深々と下げ、顔を上げた後は笑顔で手を振ってくれた。
真人もそれに小さく手をあげて答えたのを最後に車は発進し、そのまま美香達の姿はすぐに見えなくなった。
「さて、それじゃあ帰りましょうか!」
「うん……」
その後、真人が入院していた病院がなぜかある日から突然、業務成績を急上昇させ続け、男性利用者からの評判も良かったため、やがてその国きっての大病院へと成長を遂げるのだが、それはまた別のお話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
病院から車で走る事およそ30分、真人達を乗せた車は、一棟の大きなマンションにたどり着いた。
敷地内の駐車場に車は停まり、エンジンが停止したので車からゆっくりと降りた。
(普通にいいマンションだな……)
エレベーターホールの前で、真那がカバンからカードキーを取り出し、入り口のパネルにかざすと扉が開いて中に入ることができた。
そのままエレベーターを使って最上階まで上がり、エレベーターを出てすぐの場所に「大野」と書かれた表札が付いている扉があった。
再び真那がカードキーをかざすと、扉のロックが外れ、いよいよ我が家に入れるようになった。
(記憶が無いから、なんか新鮮だな……)
玄関を通り中に入ると、かなり広めの空間だということが分かった。
そして、廊下には引っ越し業者のマークがついた段ボールがいくつか積まれていた。
「到着っ! まーくんお疲れ様!」
「う、うん…… 母さんも運転お疲れ様……」
「いーえー! 引っ越しの段ボール、その辺にあるから足下に気をつけてね!」
段ボールだらけの廊下を抜けてリビングに入ると、テレビやソファー、冷蔵庫といった大きめの家具以外のものはほとんど無く、とてもスッキリしていた。
「なんかね、テレビとか冷蔵庫は新しいものを向こうで用意してくれるらしいの! 今使ってるのは業者に引き取ってもらうことにしたからそのまま!」
「そうなんだ……」
「他にもねー、ベッドとかソファーとか収納棚とか生活に必要そうなものは全部揃えてくれるんだって! やっぱり国ってすごいのね~」
(至れり尽くせりだ…… それだけS判定の人間って貴重なんだろうな……)
「それじゃあ、お母さんは買い物に行ってきます! まーくんの退院祝いだから美味しいもの沢山用意するね!」
「あ、ありがとう……」
「うん! 楽しみにしてて! それじゃ、みーちゃんはまーくんをお願いね!」
「あぁ、分かったよ。 いってらっしゃいお母さん」
「はーい! じゃあ行ってきまーす!」
「い、いってらっしゃい……」
真那は元気にカバンをもって出かけていった。
「さて、それじゃあテレビでも見て時間を潰そうか?」
「うん……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなこんなでダラダラと過ごしていたら、あっという間に夜ご飯の時間になった。
真那が張り切って用意したということもあって、テーブルにはとても豪勢な料理が並んでいた。
まだ真人が病み上がりのため、油っぽいものなどはなく、全体的に消化の良いヘルシーなものがほとんどだったが、それでも十分すぎるほど美味しそうなものばかりだった。
途中、真人も料理を手伝おうと思ったのだが、真那も那波も「絶対ダメ!」と猛反対された。
どうやら包丁や火などは扱わせたく無いらしい。
結局、食器を出したり、できた料理を並べるくらいしかしなかったが、それでもめちゃくちゃ2人には感動されてしまった。
配膳も終わり、後は食べるだけとなったので、3人共席に座ってグラスに飲み物を注いだ。
「ふっふ~ん! 久しぶりにこんなに手の込んだ料理作ったわ! それじゃ、まーくんの退院を祝ってー…… かんぱーい!」
真人と那波はオレンジジュース、真那はシャンパンの入ったグラスを手に取り、チンッとグラスを突き合わせて乾杯をした。
真那と那波に取り分けられた料理を順番に食べていったのだが、どれもとても美味しく、なぜかすごく安心する味付けだった。
もしかしたら、体が母の料理を覚えていたのかもしれない。
「どう? まーくん、美味しい?」
「うん…… すごく美味しいよ……」
「あぁ…… まーくんが私の料理を美味しいって言ってくれた……!」
美味しいと伝えただけで真那が感極まって泣きそうになっていたが、なんとか堪えて家族3人で食事を進めていった。
胃がまだ少し縮んでしまっているのか、残念ながらあまり量は食べれなかったが、食後のケーキ1切れを含めて、なんとか全品目少量ずつだが口にすることができた。
ちなみに真人があまり食べれなかったこともあり、かなりの量が残っていたが、真那と那波が全部ペロリと平らげてしまった。
ケーキなんて、2人でほぼまるごと一つ平らげてしまった。
一体、2人の細い体のどこに入っているのか不思議でならなかった。
空になった食器を下げ、食洗機にかけている間、しばし食休めで3人でソファに腰掛けていたのだが、酔いが回ってきたのか真那の目がトロンとし始めていた。
「むふふ~、まーあーくんっ♡」
「か、母さん……?」
「えへへ~、まーくん好きー♡」
ムギュッ
真那はニコニコしながら真人の腕に絡みつき、腕に頬ずりしたりし始めた。
グリグリとまるで猫のように体を擦り付けて来る真那はとても無防備で、母だと分かっていてもなんだかクるものがあった。
「むにゃ…… んー……なんか、眠くなってきたぁ……」
「お母さん、寝るならちゃんと布団で寝ような」
「えー…… うーん…… まーくん連れてってぇ~♡」
「えっ……! えーっと……」
「コラ、真人を困らせるなこの酔っぱらい。 全く…… よっ、と」
「あぁんっ♡ みーちゃん力持ち~♡」
「はいはい…… 真人、私はこの酔っぱらいを着替えさせて布団に叩き込んでくるから先に風呂でも入ってきたらどうだ?」
「う、うん、分かった……」
真那の介抱を那波に任せ、真人は1人お風呂に向かう。
服を脱ぎ、タオルを持って浴場に入るとそこはかなり広い浴場で、湯船なんかは3人くらいならなんとか入れそうなくらいには大きかった。
ノズルを捻りシャワーを頭から浴びる。
(明日は引っ越し…… それから少ししたら高校入学か…… 忙しいな)
「真人ー? バスタオル、外に置いておくからなー」
「あ、う、うん……! ありがとう……!」
浴場の扉越しに那波の声が聞こえたので、慌てて返事をした。
那波も待っているかもしれないし、さっさと洗って上がろうと、頭をサッと洗い、泡を流したところで再び扉の向こうから声がかかった。
「真人……? は、入るぞ……」
聞こえた内容が信じられず、思わず浴場の扉の方に視線を向けると、そこには長い髪を後ろで一纏めにし、体に一枚タオルを巻いただけの那波が立っていた。
「ね、姉さん……!?!? な、な、なんで……?」
「す、すまない、何回か入っていいか聞いたのだが、返事がなくて……」
「そ、そうじゃなくて…… な、なんで……?」
「そ、その…… 母さんが真人にくっついたりしてるのが羨ましくて…… 私もどこかでと思ってたんだが、タイミングが掴めなくて…… 今ならいけると思ったんだ……」
(よ、よりにもよってなんでお風呂場なんだ……!? こっちの方が恥ずかしくないか……?)
「い、嫌か……?」
「い、嫌じゃないけどっ…… び、びっくりした……」
「そうか…… 真人はもう体は洗ったか……?」
「あ、頭は洗ったけど…… 体は……」
「なら、私が洗ってもいいか?」
「え、えぇっ……!? う、うん…… 姉さんがいいなら……」
「ありがとうっ……!」
那波は心底嬉しそうに礼を言うと、浴場のもう一つの椅子を持ってきて、真人のすぐ後ろへと座った。
そこでなにやらガサゴソと準備をしているみたいだったが、真人は頑として振り返らず、また、全面にある鏡も見ないように下を向き続けていた。
「そ、それじゃあ背中から洗うぞ……」
そう言って那波は背中をつーっと素手で撫でるように手で泡立てたであろう泡をつけていく。
(す、素手なんだ……)
「男子の肌は繊細だから、タオルなどは使わない方がいいらしいがどうだろう……? き、気持ち悪かったら遠慮なく言って欲しい……」
「ぜ、全然そんなこと…… でも、もっと強めにしても、だ、大丈夫……」
「そうなのか……? 分かった……」
真人の言葉通り、那波は先ほどよりも強めに背中を擦ってくれるようになり、そのまま腕、脇辺りも丁寧に泡をつけて洗っていく。
「後ろは終わったから…… 次は前だな…… こっちを向いてくれるか……?」
「む、向かい合うの……!?」
「だ、ダメか……?」
「そ、その…… 色々僕のが見えちゃうし…… 姉さんのも見ちゃうから……」
「わ、私はむしろ見て欲しいくらいなんだが…… 私の体は真人に見せて恥ずかしくないよう磨いてきたつもりだ……」
「う、うぅ…… その、僕の汚いとこ見えちゃうし……」
「真人の体に汚いところなんてないぞ……! す、隅から隅まで見たいくらいだ……!」
「そ、そんなに……?」
「あぁ……」
「わ、分かった…… その、気持ち悪かったら引っ叩いてくれていいから……」
「私が真人にそんなことする訳ないだろう…… お姉ちゃんに見せてくれ…… 真人の全てを……」
ゆっくりと真人が椅子ごと反転すると、先ほどよりも湯気などでタオルが湿ったのか、より体のラインが明らかになっている女神のように綺麗な姉の姿だった。
「ま、真人の体……♡!」
那波は那波で、幼少の頃以来に見た愛する弟である真人の体を見て、興奮しきっていた。
「す、少し痩せたか……? もうちょっと筋肉とか付けた方がいいな……」
「た、確かに…… そうかも……」
「しっかり、ご飯食べてできそうなら少しトレーニングをしてもいいかもな」
「う、うん……」
「ふふ…… その時は一緒にしような?」
「ね、姉さんが良ければ……」
「あぁ、楽しみにしてる。 そ、それで真人……? き、気になってたんだがその膨らみは……」
現在、真人の股間部にはタオルがかけられ、かろうじてその姿を隠してはいるのだが、そんなもの意味ないとばかりに真人のチンポはタオルを押し上げて大きな膨らみを作っていた。
「……ご、ごめんなさい。 ……気持ち悪いの見せちゃって……」
「気持ち悪くなんてない……! わ、私でそうなってくれたということだよな……? う、嬉しいぞ……!」
「そ、そっか……」
(みんな喜んでくれるけど、それでいいのかな……?)
「ま、真人……? 大丈夫か……? なにか気に障ってしまったかい……?」
「ご、ごめん…… 平気だよ……」
「な、なにか思ったのなら遠慮なく教えてくれ……! 私で力になれるならいくらでもなるから……!」
「そ、その…… 喜ばれることに対して、良い気になっちゃいけない気がして…… 姉さんは喜んでくれてるみたいだけど…… これを、当たり前と思っちゃ人としてダメだなって……」
そう言うと、那波はフワッと真人の事を優しく抱きしめた。
全体的にスレンダーで、タオルに包まれたおっぱいは、真那とかの規格外な女性と比べるとサイズは劣るが、それでも十分タオル越しでも分かるサイズだ。
それが今、抱きついた事で真人の胸に押しつけられてムニュリと形を変えている。
「わっ…… ね、姉さん……?」
「そう思えるのなら、真人はきっと大丈夫だよ…… 男性は基本、愛でられて育てられるものだから、傲慢になってしまう人も少なくない…… 願いがほぼ全て叶うのが当たり前の環境で育つからな。
悲しいが、貴重な男性だからそれを正す事も出来ない。
……だからね、真人みたいな人らしい考え方をできるのはすごい事なんだ……」
「い、言い過ぎじゃない……?」
「いや、真人はすごいんだ。 流石私の最愛の弟だよ……!」
「あ、ありがとう…… 僕も姉さんの事、まだあまりよく知らないんだけど…… 優しくて、かっこよくて、綺麗で…… すごいと思う……」
「ふふ、そんな事を言われたら更にドキドキしてしまうよ…… 真人はもっと自信持っていいんだ。 名実ともに、この世界で一番優れた男なんだから……」
「僕はそんな…… 大してすごくないよ……」
「まぁ、色々説教臭くなってしまったが…… 真人なら大丈夫。 だからまずは、今より少しずつ自分のやりたいことを他人に言えるようにしていけるようになるといいかもな?」
「う、うん…… 分かった…… ご、ごめんね急にこんな話をして……」
「いいんだ…… むしろ話してくれて嬉しかったぞ…… あぁ、少し体が冷めてしまったな…… 真人は先に湯船に浸かっていてくれ」
勧められた通り、真人は椅子から立ち上がって湯船に浸かった。
湯船は少しぬるめに温度調整されており、ドキドキして火照ったからだにはちょうど良かった。
その間、那波は自分の体を洗い始めた。
洗い残りが無いように丁寧にだが、真人がいる事もあってか、パパッと済ませ、続けて髪も洗い始めた。
那波の髪は腰に届きそうなくらいには長く、洗うのが大変そうだが、慣れているのかこれも手早く済ませていた。
真人は那波がこちらを見ていないことをいい事に、湯船の中で、ポ~っと那波の背中を見つめていた。
髪を再び頭の上でまとめ、体にタオルを巻いた那波が立ち上がったのを見て、真人は慌てて目を逸らした。
「すまない、待たせたな」
「だ、大丈夫だよ……」
「ま、真人…… こっちを見てくれ……」
そう言われてしまったら振り向かざるを得ないので、真人がゆっくりと那波の方を向くと、そこにはタオルを外し、その女神のような完璧なプロポーションを惜しげもなく晒した那波が立っていた。
おっぱいはCかDカップといったところかといったサイズで、肌は雪のように白く、風呂の中ということもあって水が滴っているのがまた、神秘的な雰囲気を醸し出していた。
真人はしばらく無言でそれを見ていた。
どれくらい経ったかは定かではないが、当の本人である那波が声をかけてきた。
「そ、それだけ見てもらえるということは…… き、気に入ってもらえたのだろうか……?」
「き、気にいるもなにも…… き、綺麗すぎて、見惚れちゃうくらい……」
「あぁ……♡ そんなこと言われたら嬉しいに決まっている……♡ と、隣に行ってもいいだろうか……?」
コクコクッと頷いて返事をすると、那波はタオルを浴槽の縁に置き、つま先からゆっくりと湯船に入ってきた。
そんな何気ない一幕でも絵になってしまうくらい、那波は美しかった。
そのまま湯船に肩まで浸かったかと思うと、スイーッと流れるように真人の隣に腰を落ち着けた。
こんな美少女と肩がピトッと当たる距離で、一緒の湯船に入っているというこの状況に真人は内心大興奮であった。
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