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第 2 章
19, 軍と訓練〔 Ⅲ 〕
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「ナノ、もう1回やるぞ。お前らもいい加減慣れて対処しろ」
「軍長もう無理です!限界!」
「無駄口叩ける間はまだ大丈夫だ」
「・・・この鬼畜ドS軍長め!!!」
☆ ☆ ☆
30分程前の事。
ルイ団長が私の話が終わってから直ぐに私を交えて訓練が開始した。内容は隊員から100メートル離れた場所から私が隊員達に向かって様々な属性の魔法を撃ちまくる。で、隊員達は魔法を避けつつ私をタッチ出来た人から抜けていくってやつ。見本でルイ団長相手にしてみたらあっさり終わっちゃって、しかも、手抜いていた事バレて叱られた。
本番!本気でやらないと叱られるから本気でいくよ!
☆ ☆ ☆
「・・・では始めるぞ。最初に抜けたやつには何か奢ってやる。張りきってやれよ。・・・ナノ手加減するな。本気でやれ。死にはしない」
「・・・了解です。やれるとこまでやります」
そう言うと、満足気にルイ団長が頷いた。
「では、制限時間5分。開始」
ルイ団長の掛け声と同時に隊員達が走り出す。
イメージする、隊員達の足下に氷が張っていくのを。私はただ具体的にイメージすれば魔力量とコントロール力で発動する。勿論、詠唱は必要ない。
氷が張り始め、全体50名のうち12,3名が転んだくらいだ。でも、氷を溶かし水へそこに光を凝縮して発生した雷を投下。・・・何人か倒れて起き上がらないけど大丈夫かな?
そんな感じで水属性と光属性のみで足止めをして、私が勝った!
1分の休憩後またやるって。
☆ ☆ ☆
2回戦目は木と火属性で、3回戦目は風と水属性で、4回戦目はちょっと隊員達が慣れてきたから土と風と光属性で、5回戦目は闇属性のみの魔法を使った。今のところ全勝でとっても嬉しい!
けど・・・隊員達はそうじゃないみたい。だって、・・・鬼畜ドS軍長、じゃなかった。ルイ団長がまだ大丈夫って言ってもう1回するみたいだし。・・・ルイ団長、隊員達から鬼畜ドS軍長って呼ばれてるんだ。そりゃあそっか、だって隊員達皆私の魔法でボロボロだもん。
☆ ☆ ☆
隊員達との訓練はまだまだ続くよ!
「軍長もう無理です!限界!」
「無駄口叩ける間はまだ大丈夫だ」
「・・・この鬼畜ドS軍長め!!!」
☆ ☆ ☆
30分程前の事。
ルイ団長が私の話が終わってから直ぐに私を交えて訓練が開始した。内容は隊員から100メートル離れた場所から私が隊員達に向かって様々な属性の魔法を撃ちまくる。で、隊員達は魔法を避けつつ私をタッチ出来た人から抜けていくってやつ。見本でルイ団長相手にしてみたらあっさり終わっちゃって、しかも、手抜いていた事バレて叱られた。
本番!本気でやらないと叱られるから本気でいくよ!
☆ ☆ ☆
「・・・では始めるぞ。最初に抜けたやつには何か奢ってやる。張りきってやれよ。・・・ナノ手加減するな。本気でやれ。死にはしない」
「・・・了解です。やれるとこまでやります」
そう言うと、満足気にルイ団長が頷いた。
「では、制限時間5分。開始」
ルイ団長の掛け声と同時に隊員達が走り出す。
イメージする、隊員達の足下に氷が張っていくのを。私はただ具体的にイメージすれば魔力量とコントロール力で発動する。勿論、詠唱は必要ない。
氷が張り始め、全体50名のうち12,3名が転んだくらいだ。でも、氷を溶かし水へそこに光を凝縮して発生した雷を投下。・・・何人か倒れて起き上がらないけど大丈夫かな?
そんな感じで水属性と光属性のみで足止めをして、私が勝った!
1分の休憩後またやるって。
☆ ☆ ☆
2回戦目は木と火属性で、3回戦目は風と水属性で、4回戦目はちょっと隊員達が慣れてきたから土と風と光属性で、5回戦目は闇属性のみの魔法を使った。今のところ全勝でとっても嬉しい!
けど・・・隊員達はそうじゃないみたい。だって、・・・鬼畜ドS軍長、じゃなかった。ルイ団長がまだ大丈夫って言ってもう1回するみたいだし。・・・ルイ団長、隊員達から鬼畜ドS軍長って呼ばれてるんだ。そりゃあそっか、だって隊員達皆私の魔法でボロボロだもん。
☆ ☆ ☆
隊員達との訓練はまだまだ続くよ!
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