いつか『幸せ』になる!

峠 凪

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第 2 章

20, 軍と訓練〔 Ⅳ 〕

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「そろそろ私の魔力切れそうなので終わりませんか?」

 そろそろぶっとうしで7時間程経過した頃。私の魔力量が枯渇し始めたのか貧血みたいにくらくらしてルイ団長にギブアップを伝えた。

 その時、隊員達から勇者みたいにルイ団長の後ろで転がった状態で拝んでいた。・・・ちょっと面白かった。まぁ・・・ルイ団長気づいていたみたいだけど。


 ☆   ☆   ☆

 
 訓練が終わった時すでに夕食時でいつも通り部屋に戻り食べようと思っていたけど、隊員達が、一緒に食いに行くぞ!と言って来て城下町の居酒屋に行く事になった。城下町に行く許可はルイ団長が取ってくれた!

「酒飲んでいるか?」
「いえ、まだ飲め無いので」
「ええ!何歳なんだよ」
「18ですよ」
「成人済みじゃないか!飲め飲め!酒は飲んで慣れるものだ!」
 ゴンッ・・・
「いい加減にしろ、シディ。酒を無理に飲ませようとするなってあれ程言っているだろうが!(・・・こいつ軍長に押し付けてくるか)」
「お前凄いな!7時間ぶっとうしで魔法撃ちまくるんだもん!しかも、威力が全然落ちない!っと、俺カルレよろしく!」
「軍長熱入ると我忘れるんだよ。だから、止めてくれて助かった。俺はジャドよろしくな。
後、俺の後ろでうろちょろしてるちっこいのがメーレでさっきお前を酒に誘った酔いどれはシディ。んで、シディを連れて行ったのがガーレ。メーレとガーレは大丈夫だけどカルレとシディは気をつけろ。やたらと絡んでくるから。という事でカルレも連れて行くか。
酔っ払いだらけだから気をつけなよ」

 ・・・なんか、酒押し付けられかけたと思ったら、どっかに連れて行かれて、また酔っ払いが来たと思ったら自己紹介含めて5人の名前を言って、またどっかに連れて行ってしまった。

 居酒屋に着いてからずっとこんな感じ。酔っ払いが絡んできたと思ったら回収しに来る人が来てついでに自己紹介する。
 そうそう、この国の成人は15なんだよ。だから私も酒飲んでいいけど、何となく20になったら飲もうって思ってしまうんだよね。まだ、日本の習慣?が抜けきらないなぁ。



 ☆   ☆   ☆


 みたいな感じで隊員達と仲良くやっていきまーす!勿論、ルイ団長とも!

 
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