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9.襲撃の相手
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朝起きたら目の前にアルフレッド様の寝顔があった。
かなり驚いたけれど、なんとか声を上げずにすんだ。
静かな寝息を立てて寝ているアルフレッド様。
そのせいか、いつもよりも年齢が近く感じる。
起きている時は落ち着いていて、しっかりしているように見える。
お兄様よりも年上だけど、まだ十九歳って言っていた。
それなのにたくさんの騎士を従えて、こんな他国まで助けに来て。
黒髪黒目のアルフレッド様はまつげもやっぱり黒いんだ。
なんて思いながら見ていたら、見過ぎていたのだろうか。
アルフレッド様が起きてしまった。
「……ああ、そうか。昨日、そのまま寝てしまったのか。
今のうちに自分のテントに戻った方がいい。
こんなところで寝ているのを乳母に見つかったら騒ぎになるだろう」
「あ、そうでした。戻ります」
アルフレッド様とテントで二人きりで寝ていたなんて知られたら、
リマは卒倒してしまうかもしれない。
外で警戒している騎士に見つからないように自分のテントに戻ると、
幸いなことにまだリマは起きていなかった。
その日、朝食を終えて馬車に乗ったら、
めずらしいことにアルフレッド様に話しかけられる。
昨日の夢の詳細が知りたいらしい。
「話していた男たちはベルコヴァ国の者だと思います」
「どうしてわかった?」
「話し方です。
ベルコヴァの人は少し音が高くなって、発音がはっきりしますから」
「ああ……そういえばそうか」
アントシュとベルコヴァは話す言葉は同じなのだが、
話し方にそれぞれ特徴があった。
アントシュは低く、ささやくように話す。
ベルコヴァの話し方は小鳥のさえずりのようだと表現されることもある。
「ベルコヴァの者は話し方がうるさいからな」
「そんなことはないと思いますが、違いははっきりしています。
多分、話していたのは五人か六人だったと思いますが、
全員はテントに入ってきていないですよね?」
「そうだな。切りつけたのは三人。
そのうち一人は逃がしてしまった」
では、三人か四人が逃げたことになる。
「切りつけた二人は……殺してしまったのですか?」
「ああ。ああいう者たちは訓練しているから、
拷問したとしても依頼人を話さない。
生かして捕らえてしまうと、
ここから先、城に戻るまで連れて行かなくてはならなくなる。
そうすれば騎士に監視させることになって、
我々の警備がますます手薄になってしまう」
「……そうですね。そうなれば向こうが喜ぶだけでしょうね」
「そういうことだ」
おそらく逃げた者たちはまた襲撃してくるだろう。
ベルコヴァの城まではあと十日以上もかかる。
その間に狙って来るに違いない。
「また何か思い出したら教えてくれ」
「わかりました」
その日の夜は向こうも警戒したのか何もなかった。
私にできることは何かあれば精霊に知らせてほしいとお願いするだけ。
数日間、何もなかったことにほっとしていると、
ようやく国境までやってきた。
森の中を走っているのだから、窓から見える景色は変わらない。
だが、騎士たちの話し方ははっきりとベルコヴァの話し方に変わっていた。
「みなさん、アントシュでは話し方を変えていたんですね」
「ベルコヴァの騎士だとわかれば警戒される。
皆には気をつけるように言っていた。
……ベルコヴァの話し方は正直言ってうるさい。
あのままでよかったんだがな」
「王弟なのにそんなことを言っていいんですか?」
「人前では言わない。
だが、城についたらルーチェもそう思うはずだ。
女性の話し方は耐えられないほどうるさい」
「……それは覚悟しておきます」
アルフレッド様が本当にうんざりするように言うので、
ベルコヴァの女性と話す時は覚悟しておこうと思う。
「ルーチェはうるさくなくていい……」
ぼそりとつぶやいたアルフレッド様に、
もしかして最初のほうに壁を感じたのはそのせいかもと思う。
アルフレッド様はうるさい令嬢たちと話すのが苦手なのだろう。
私はアントシュの話し方だからあまり気にならないようだし、
馬車の中ではほとんど話さない状況だ。
こうして愚痴を言ってくれるほど気を許してくれるようになったのはうれしい。
国境をこえてから二日後。
また精霊の夢を見た。
木々の中に隠れるようにして男たちが密会している。
「この間はどうして失敗したんだ」
「わからない。毎日寝ていないわけじゃないだろうし」
「警戒していたとしても、そう何日も続かないだろう」
「起きていた場合は何もせずに去ろう」
「そうだな。よし、配置につくぞ」
また襲撃するんだ!
すぐに飛び起きてアルフレッド様のテントにもぐりこむ。
毛布を掛けて寝ているアルフレッド様の肩をゆすると、
私だと気づいてすぐに起き上がる。
「また襲撃か?」
「そうです。起きていれば止めると言っていました」
「わかった……寝ているふりをしよう。ルーチェは毛布の中に隠れて」
「はい」
私が毛布の中に隠れると、アルフレッド様は剣を持って入り口近くへと向かう。
少しして、誰かがテントの入り口をそっと開けた。
「……寝ているようだ」
「よし、いけ」
小さな声でやり取りしているのが聞こえる。
毛布の中にいるのがアルフレッド様だと思っているようだ。
息をひそめてじっとしていると、
また剣が何かにぶつかる音と悲鳴が聞こえた。
バタバタと走る音……また逃がした。
「全員は仕留められなかったか。
おい、誰かいるか!」
「……アルフレッド様!また襲撃ですか!?」
「ああ。こいつらも処分しておいてくれ」
「わかりました」
「警備については調べておけ」
「はいっ」
二度も襲撃できるなんて、こちらの警備の情報が洩れているとしか思えない。
味方の中に敵がいるなんて……嫌な状況だ。
テントに戻って来たアルフレッド様が私をのぞきこむ。
「……今日は震えていないな。大丈夫か?」
「アルフレッド様が倒すと思っていたので、
今日は心配していませんでした」
「そうか。今日も教えてもらって助かった。
ありがとう」
「どういたしまして」
アルフレッド様ほど強かったら、
寝ていたとしても負けなかったかもしれない。
それでも役に立てたことがうれしくて、ゆるむ顔を毛布で隠す。
「今は騎士たちが警戒しているから見つからずに戻るのは無理だろう。
また早朝に起こすから、それまで眠ればいい」
「はい」
かなり驚いたけれど、なんとか声を上げずにすんだ。
静かな寝息を立てて寝ているアルフレッド様。
そのせいか、いつもよりも年齢が近く感じる。
起きている時は落ち着いていて、しっかりしているように見える。
お兄様よりも年上だけど、まだ十九歳って言っていた。
それなのにたくさんの騎士を従えて、こんな他国まで助けに来て。
黒髪黒目のアルフレッド様はまつげもやっぱり黒いんだ。
なんて思いながら見ていたら、見過ぎていたのだろうか。
アルフレッド様が起きてしまった。
「……ああ、そうか。昨日、そのまま寝てしまったのか。
今のうちに自分のテントに戻った方がいい。
こんなところで寝ているのを乳母に見つかったら騒ぎになるだろう」
「あ、そうでした。戻ります」
アルフレッド様とテントで二人きりで寝ていたなんて知られたら、
リマは卒倒してしまうかもしれない。
外で警戒している騎士に見つからないように自分のテントに戻ると、
幸いなことにまだリマは起きていなかった。
その日、朝食を終えて馬車に乗ったら、
めずらしいことにアルフレッド様に話しかけられる。
昨日の夢の詳細が知りたいらしい。
「話していた男たちはベルコヴァ国の者だと思います」
「どうしてわかった?」
「話し方です。
ベルコヴァの人は少し音が高くなって、発音がはっきりしますから」
「ああ……そういえばそうか」
アントシュとベルコヴァは話す言葉は同じなのだが、
話し方にそれぞれ特徴があった。
アントシュは低く、ささやくように話す。
ベルコヴァの話し方は小鳥のさえずりのようだと表現されることもある。
「ベルコヴァの者は話し方がうるさいからな」
「そんなことはないと思いますが、違いははっきりしています。
多分、話していたのは五人か六人だったと思いますが、
全員はテントに入ってきていないですよね?」
「そうだな。切りつけたのは三人。
そのうち一人は逃がしてしまった」
では、三人か四人が逃げたことになる。
「切りつけた二人は……殺してしまったのですか?」
「ああ。ああいう者たちは訓練しているから、
拷問したとしても依頼人を話さない。
生かして捕らえてしまうと、
ここから先、城に戻るまで連れて行かなくてはならなくなる。
そうすれば騎士に監視させることになって、
我々の警備がますます手薄になってしまう」
「……そうですね。そうなれば向こうが喜ぶだけでしょうね」
「そういうことだ」
おそらく逃げた者たちはまた襲撃してくるだろう。
ベルコヴァの城まではあと十日以上もかかる。
その間に狙って来るに違いない。
「また何か思い出したら教えてくれ」
「わかりました」
その日の夜は向こうも警戒したのか何もなかった。
私にできることは何かあれば精霊に知らせてほしいとお願いするだけ。
数日間、何もなかったことにほっとしていると、
ようやく国境までやってきた。
森の中を走っているのだから、窓から見える景色は変わらない。
だが、騎士たちの話し方ははっきりとベルコヴァの話し方に変わっていた。
「みなさん、アントシュでは話し方を変えていたんですね」
「ベルコヴァの騎士だとわかれば警戒される。
皆には気をつけるように言っていた。
……ベルコヴァの話し方は正直言ってうるさい。
あのままでよかったんだがな」
「王弟なのにそんなことを言っていいんですか?」
「人前では言わない。
だが、城についたらルーチェもそう思うはずだ。
女性の話し方は耐えられないほどうるさい」
「……それは覚悟しておきます」
アルフレッド様が本当にうんざりするように言うので、
ベルコヴァの女性と話す時は覚悟しておこうと思う。
「ルーチェはうるさくなくていい……」
ぼそりとつぶやいたアルフレッド様に、
もしかして最初のほうに壁を感じたのはそのせいかもと思う。
アルフレッド様はうるさい令嬢たちと話すのが苦手なのだろう。
私はアントシュの話し方だからあまり気にならないようだし、
馬車の中ではほとんど話さない状況だ。
こうして愚痴を言ってくれるほど気を許してくれるようになったのはうれしい。
国境をこえてから二日後。
また精霊の夢を見た。
木々の中に隠れるようにして男たちが密会している。
「この間はどうして失敗したんだ」
「わからない。毎日寝ていないわけじゃないだろうし」
「警戒していたとしても、そう何日も続かないだろう」
「起きていた場合は何もせずに去ろう」
「そうだな。よし、配置につくぞ」
また襲撃するんだ!
すぐに飛び起きてアルフレッド様のテントにもぐりこむ。
毛布を掛けて寝ているアルフレッド様の肩をゆすると、
私だと気づいてすぐに起き上がる。
「また襲撃か?」
「そうです。起きていれば止めると言っていました」
「わかった……寝ているふりをしよう。ルーチェは毛布の中に隠れて」
「はい」
私が毛布の中に隠れると、アルフレッド様は剣を持って入り口近くへと向かう。
少しして、誰かがテントの入り口をそっと開けた。
「……寝ているようだ」
「よし、いけ」
小さな声でやり取りしているのが聞こえる。
毛布の中にいるのがアルフレッド様だと思っているようだ。
息をひそめてじっとしていると、
また剣が何かにぶつかる音と悲鳴が聞こえた。
バタバタと走る音……また逃がした。
「全員は仕留められなかったか。
おい、誰かいるか!」
「……アルフレッド様!また襲撃ですか!?」
「ああ。こいつらも処分しておいてくれ」
「わかりました」
「警備については調べておけ」
「はいっ」
二度も襲撃できるなんて、こちらの警備の情報が洩れているとしか思えない。
味方の中に敵がいるなんて……嫌な状況だ。
テントに戻って来たアルフレッド様が私をのぞきこむ。
「……今日は震えていないな。大丈夫か?」
「アルフレッド様が倒すと思っていたので、
今日は心配していませんでした」
「そうか。今日も教えてもらって助かった。
ありがとう」
「どういたしまして」
アルフレッド様ほど強かったら、
寝ていたとしても負けなかったかもしれない。
それでも役に立てたことがうれしくて、ゆるむ顔を毛布で隠す。
「今は騎士たちが警戒しているから見つからずに戻るのは無理だろう。
また早朝に起こすから、それまで眠ればいい」
「はい」
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