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21.新しい使用人
アルフレッド様の宮に最初に増えたのは護衛の二人だった。
アントシュ国からの旅でも一緒だったジルとルウイ。
旅の途中、私が人質にされそうだった時、
アルフレッド様がテントの中で襲撃者を切り倒した。
その後片付けに呼ばれていた騎士の二人だった。
ジルとルウイはベルコヴァの地方貴族の二男で、
剣の腕で王宮騎士に採用されたけれど中央貴族には知り合いもなく、
おかげでどこの派閥にも取り込まれていなかった。
面接はアズが聞き取りを行い、アルフレッド様と私はそれを近くで見ていた。
私はその者が嘘を言っているかどうかを精霊に見てもらい、アズに伝える。
ジルとルウイがアルフレッド様の宮を希望したのは、
襲撃者を一人で倒してしまうアルフレッド様の強さにあこがれ、
どうしても仕えたいと思ったからだそうだ。
もちろん、アルフレッド様が王位を継がないことも知っているし、
私が婚約者だということにも異論はない、
そこまでアズは確認してから二人を採用していた。
二人が護衛でついてくれるようになったおかげで、
アルフレッド様は剣の稽古をするようになった。
以前は毎日剣技場で稽古をしていたそうなのだが、
私をアズだけに任せて宮においておくことはできないし、
かといって剣技場までつれていくのも難しかった。
二人が護衛してくれることでアルフレッド様もようやく安心して、
今まで通りの稽古ができるようになった。
私はその間、リマと刺繍をしたり、花の世話をしていた。
そのうち、侍女が増え、文官が増え、
私がベルコヴァに来てから三年になるころには、
アルフレッド様の宮の使用人は四十人ほどになっていた。
私も十六歳になり、他の貴族令嬢と同じように学園に通うことになる。
「それで、学園には誰を連れて行くんだ」
「護衛はジルとルウイを。侍女は交代で連れて行きます」
学園には馬車で通うことになっている。
そのため、護衛と侍女を連れて行くように言われていた。
「ジルとルウイか。まぁ、いいだろう」
「初めのころから一緒にいましたからね。
私の行動に慣れていますし、ちょうどいいかと」
「そうだな……わかっているだろうが」
「学園では精霊のことは言いません。
もちろん、精霊に力を使わせることもしません。
安心してください」
「そうじゃない。逆だ。
何かあったら自分の身を守ることを優先させるんだ」
「え?精霊の力を使ってもいいと?」
「もちろんだ」
てっきり使うなと注意されるのだと思ったのに、
使ってもいいと言われて驚いてしまう。
アントシュ国でも精霊の力を見たことがある者は少ないけれど、
それでも国民は精霊の力を信じている。
だが、ここベルコヴァでは精霊の力を信じる者は少ない。
アントシュ国で言われているのはおとぎ話だと思われている。
そんな学園で精霊の力を使えばどうなってしまうかわからない。
「問題になりませんか?」
「兄上には許可を取った。
……シンディと同じ教室になるからな。
何をしてくるかわからない」
「シンディ様に使うわけにはいかないと思いますが」
「危ないと思ったら、相手がシンディであってもかまわない。
まぁ、その前に守れとジルとルウイには言っておくが」
できるならそうしてくれたほうがいい。
精霊の力はまだうまく使いこなせない。
傷つけてしまうだけならまだしも、殺してしまうかもしれない。
あの時、アントシュで叔父様に殺されそうになった時、
私に剣を向けてきた騎士は血まみれになって倒れた。
死んではいないと思うが、あの後のことは知らない。
また何かあった場合、力加減ができるとは思えない。
誰かを殺してしまうんじゃないかと、それが怖かった。
初めて学園に通う日、アルフレッド様とアズとリマに見送られ、
ジルとルウイ、侍女のメアリーと馬車に乗る。
王宮に来てから初めての外出。
窓から見えるものがすべてめずらしくてメアリーに聞いてしまう。
「アルフレッド様にお願いすれば外出できるのではないのですか?」
「できると思うけれど、宮の中で満足してしまうのよ。
本と庭があれば十分楽しいんだもの」
「学園に通うようになったらお友達と出かけたくなると思いますよ」
「そうかしら」
ベルコヴァに来てから三年。
陛下に呼ばれる晩餐会以外は宮に閉じこもっていた。
アルフレッド様が心配するからというのもあるが、
私自身、その方が落ち着くからそうしていただけのこと。
友達を作るということがよくわからない。
同世代の令嬢とは関わってこなかったし、
何よりも同じ教室にシンディ様がいる。
シンディ様が社交界に私の噂を流しているとは聞いている。
アルフレッド様を独占しているわがまま姫、
アントシュからのただの人質、あとはなんだったかな。
そんな感じで悪口ばかり言われているようなので、
令嬢たちからは敬遠されそうな気がしている。
馬車が学園に着いて、ジルの手を借りて降りる。
近くにいた令息令嬢が皆こちらを見ているのがわかる。
「おい、あの髪色」
「銀色って……人質姫か」
「学園に通うって話、本当でしたのね」
「うそ……あんなに綺麗だなんて聞いていないわ」
「ちょっと、変なことを言うとシンディ様に怒られるわよ」
こそこそと話しているのが聞こえてくる。
今のところ悪意は感じないけれど、いい気分でもない。
教室まで案内するとメアリーは侍女待機室に行ってしまう。
ジルとルウイは廊下で警護してくれるけれど、
教室内までは入ってこない。
教室に入ると、また一斉に見られる。
しばらくはこうして見られるのは我慢しなきゃと思っていると、
奥の席にシンディ様が座っているのが見えた。
一瞬目が合ったと思ったけれど、すぐにそらされた。
あいかわらず嫌われているらしい。
大好きな叔父様を奪ったのだから、それも当然か。
アントシュ国からの旅でも一緒だったジルとルウイ。
旅の途中、私が人質にされそうだった時、
アルフレッド様がテントの中で襲撃者を切り倒した。
その後片付けに呼ばれていた騎士の二人だった。
ジルとルウイはベルコヴァの地方貴族の二男で、
剣の腕で王宮騎士に採用されたけれど中央貴族には知り合いもなく、
おかげでどこの派閥にも取り込まれていなかった。
面接はアズが聞き取りを行い、アルフレッド様と私はそれを近くで見ていた。
私はその者が嘘を言っているかどうかを精霊に見てもらい、アズに伝える。
ジルとルウイがアルフレッド様の宮を希望したのは、
襲撃者を一人で倒してしまうアルフレッド様の強さにあこがれ、
どうしても仕えたいと思ったからだそうだ。
もちろん、アルフレッド様が王位を継がないことも知っているし、
私が婚約者だということにも異論はない、
そこまでアズは確認してから二人を採用していた。
二人が護衛でついてくれるようになったおかげで、
アルフレッド様は剣の稽古をするようになった。
以前は毎日剣技場で稽古をしていたそうなのだが、
私をアズだけに任せて宮においておくことはできないし、
かといって剣技場までつれていくのも難しかった。
二人が護衛してくれることでアルフレッド様もようやく安心して、
今まで通りの稽古ができるようになった。
私はその間、リマと刺繍をしたり、花の世話をしていた。
そのうち、侍女が増え、文官が増え、
私がベルコヴァに来てから三年になるころには、
アルフレッド様の宮の使用人は四十人ほどになっていた。
私も十六歳になり、他の貴族令嬢と同じように学園に通うことになる。
「それで、学園には誰を連れて行くんだ」
「護衛はジルとルウイを。侍女は交代で連れて行きます」
学園には馬車で通うことになっている。
そのため、護衛と侍女を連れて行くように言われていた。
「ジルとルウイか。まぁ、いいだろう」
「初めのころから一緒にいましたからね。
私の行動に慣れていますし、ちょうどいいかと」
「そうだな……わかっているだろうが」
「学園では精霊のことは言いません。
もちろん、精霊に力を使わせることもしません。
安心してください」
「そうじゃない。逆だ。
何かあったら自分の身を守ることを優先させるんだ」
「え?精霊の力を使ってもいいと?」
「もちろんだ」
てっきり使うなと注意されるのだと思ったのに、
使ってもいいと言われて驚いてしまう。
アントシュ国でも精霊の力を見たことがある者は少ないけれど、
それでも国民は精霊の力を信じている。
だが、ここベルコヴァでは精霊の力を信じる者は少ない。
アントシュ国で言われているのはおとぎ話だと思われている。
そんな学園で精霊の力を使えばどうなってしまうかわからない。
「問題になりませんか?」
「兄上には許可を取った。
……シンディと同じ教室になるからな。
何をしてくるかわからない」
「シンディ様に使うわけにはいかないと思いますが」
「危ないと思ったら、相手がシンディであってもかまわない。
まぁ、その前に守れとジルとルウイには言っておくが」
できるならそうしてくれたほうがいい。
精霊の力はまだうまく使いこなせない。
傷つけてしまうだけならまだしも、殺してしまうかもしれない。
あの時、アントシュで叔父様に殺されそうになった時、
私に剣を向けてきた騎士は血まみれになって倒れた。
死んではいないと思うが、あの後のことは知らない。
また何かあった場合、力加減ができるとは思えない。
誰かを殺してしまうんじゃないかと、それが怖かった。
初めて学園に通う日、アルフレッド様とアズとリマに見送られ、
ジルとルウイ、侍女のメアリーと馬車に乗る。
王宮に来てから初めての外出。
窓から見えるものがすべてめずらしくてメアリーに聞いてしまう。
「アルフレッド様にお願いすれば外出できるのではないのですか?」
「できると思うけれど、宮の中で満足してしまうのよ。
本と庭があれば十分楽しいんだもの」
「学園に通うようになったらお友達と出かけたくなると思いますよ」
「そうかしら」
ベルコヴァに来てから三年。
陛下に呼ばれる晩餐会以外は宮に閉じこもっていた。
アルフレッド様が心配するからというのもあるが、
私自身、その方が落ち着くからそうしていただけのこと。
友達を作るということがよくわからない。
同世代の令嬢とは関わってこなかったし、
何よりも同じ教室にシンディ様がいる。
シンディ様が社交界に私の噂を流しているとは聞いている。
アルフレッド様を独占しているわがまま姫、
アントシュからのただの人質、あとはなんだったかな。
そんな感じで悪口ばかり言われているようなので、
令嬢たちからは敬遠されそうな気がしている。
馬車が学園に着いて、ジルの手を借りて降りる。
近くにいた令息令嬢が皆こちらを見ているのがわかる。
「おい、あの髪色」
「銀色って……人質姫か」
「学園に通うって話、本当でしたのね」
「うそ……あんなに綺麗だなんて聞いていないわ」
「ちょっと、変なことを言うとシンディ様に怒られるわよ」
こそこそと話しているのが聞こえてくる。
今のところ悪意は感じないけれど、いい気分でもない。
教室まで案内するとメアリーは侍女待機室に行ってしまう。
ジルとルウイは廊下で警護してくれるけれど、
教室内までは入ってこない。
教室に入ると、また一斉に見られる。
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