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6.近衛騎士
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いつの間にか眠っていたらしい。遠くから人の声が聞こえる。
「…子どもですよね?」
「ちゃんと一人前に店を持っている薬師だよ。」
「…そうなんですか。」
納得できない感じの返事が聞こえる。子ども…薬師…って、私だ。
慌てて目を開けると、ユキ様の隣に男の人がいた。
服装をみると、騎士様だろうか。紺色の髪が顔にかかって、右半分が見えない。
見えている左目は深い青…紺色でいいのだろうか。
「やっぱり疲れていたようだね。大丈夫かい?」
いたわるようにユキ様に聞かれる。待たせてしまっただろうか。
「すみません。ユキ様が来られるのはわかっていたのに、
いつの間にか眠っていたようです。」
「あぁ、いいよ。座ったままで。紹介するから聞いて。」
ユキ様と男性も向かいのソファに座る。
紹介したいと言ったのは、この男性のことだろうか。
笑顔は見れなさそうだが、怖いというわけでもない。
印象は真面目そう…だろうか。
顔が半分しか見えないので何とも言えないが、
髪を整えたら端正な顔立ちなのではないかと思った。
「近衛騎士のノエルだ。ルーラの護衛を担当してもらうから。」
「護衛ですか?」
「そう。人があまり来ない塔と言っても、
女の子を一人で住まわせるには危険だ。
陛下はもう大丈夫だと思うけど、
魔力につられて人が入ってこないとは限らない。」
魔力につられて?そんな恐れがあるの?
「そんな顔しなくても大丈夫だ。そのために俺が護衛するからな。」
騎士様は意外と優しい人なのかもしれない。
笑顔は無いけど安心するようにゆっくり話してくれるのを聞くと、
信頼してもよさそうに感じた。
「すみません、これからよろしくお願いいたします。
なるべく早く魔力をおさえられるように頑張ります。」
「そう、その魔力なのだけど、ノエルには効かないから安心していい。」
「効かない?影響を受けないということですか?」
「そういうこと。だから、安心して守ってもらって。
残念だけど、他の騎士は危なくて近寄らせられないから。
日中は女官が交代で世話に来るけど、夜はノエルしかいないから、
何かあったらノエルにすぐに言うんだよ?」
「わかりました。」
「俺は廊下は行ってすぐの部屋にいるから、何かあったら呼んでくれ。」
あ、さっき私が一番最初に入った部屋のことかな。
「はい。わかりました。」
「それじゃあ、食事は運んであるから、ゆっくり食べて、今日はもう休んでいい。
明日から修行を始めよう。
と言っても、午前中は私も仕事があるから、午後の時間になったら来るから。
朝には女官が来るはずだから、ここでの生活のことは女官に相談して。」
そう言うとユキ様は騎士様を連れて出て行ってしまった。
食事?と周りを見渡すと、処方台のところに夕食が置かれていた。
横に小さな椅子も置いてある。
ここで食べていいということなんだろう。
まだ温かいらしく湯気が見える。それを見たら一気にお腹がすいたのを感じた。
そういえばお昼ご飯食べてなかったわ。
シチュウとパンに焼いた鶏肉と漬けた青野菜。
どれも美味しくてお腹いっぱいになった。
食べたら、また眠気が襲ってきて、奥の部屋の小さな寝台に転がった。
重力に負けるように沈み込むと、もう目は開けられなくなっていた。
「…子どもですよね?」
「ちゃんと一人前に店を持っている薬師だよ。」
「…そうなんですか。」
納得できない感じの返事が聞こえる。子ども…薬師…って、私だ。
慌てて目を開けると、ユキ様の隣に男の人がいた。
服装をみると、騎士様だろうか。紺色の髪が顔にかかって、右半分が見えない。
見えている左目は深い青…紺色でいいのだろうか。
「やっぱり疲れていたようだね。大丈夫かい?」
いたわるようにユキ様に聞かれる。待たせてしまっただろうか。
「すみません。ユキ様が来られるのはわかっていたのに、
いつの間にか眠っていたようです。」
「あぁ、いいよ。座ったままで。紹介するから聞いて。」
ユキ様と男性も向かいのソファに座る。
紹介したいと言ったのは、この男性のことだろうか。
笑顔は見れなさそうだが、怖いというわけでもない。
印象は真面目そう…だろうか。
顔が半分しか見えないので何とも言えないが、
髪を整えたら端正な顔立ちなのではないかと思った。
「近衛騎士のノエルだ。ルーラの護衛を担当してもらうから。」
「護衛ですか?」
「そう。人があまり来ない塔と言っても、
女の子を一人で住まわせるには危険だ。
陛下はもう大丈夫だと思うけど、
魔力につられて人が入ってこないとは限らない。」
魔力につられて?そんな恐れがあるの?
「そんな顔しなくても大丈夫だ。そのために俺が護衛するからな。」
騎士様は意外と優しい人なのかもしれない。
笑顔は無いけど安心するようにゆっくり話してくれるのを聞くと、
信頼してもよさそうに感じた。
「すみません、これからよろしくお願いいたします。
なるべく早く魔力をおさえられるように頑張ります。」
「そう、その魔力なのだけど、ノエルには効かないから安心していい。」
「効かない?影響を受けないということですか?」
「そういうこと。だから、安心して守ってもらって。
残念だけど、他の騎士は危なくて近寄らせられないから。
日中は女官が交代で世話に来るけど、夜はノエルしかいないから、
何かあったらノエルにすぐに言うんだよ?」
「わかりました。」
「俺は廊下は行ってすぐの部屋にいるから、何かあったら呼んでくれ。」
あ、さっき私が一番最初に入った部屋のことかな。
「はい。わかりました。」
「それじゃあ、食事は運んであるから、ゆっくり食べて、今日はもう休んでいい。
明日から修行を始めよう。
と言っても、午前中は私も仕事があるから、午後の時間になったら来るから。
朝には女官が来るはずだから、ここでの生活のことは女官に相談して。」
そう言うとユキ様は騎士様を連れて出て行ってしまった。
食事?と周りを見渡すと、処方台のところに夕食が置かれていた。
横に小さな椅子も置いてある。
ここで食べていいということなんだろう。
まだ温かいらしく湯気が見える。それを見たら一気にお腹がすいたのを感じた。
そういえばお昼ご飯食べてなかったわ。
シチュウとパンに焼いた鶏肉と漬けた青野菜。
どれも美味しくてお腹いっぱいになった。
食べたら、また眠気が襲ってきて、奥の部屋の小さな寝台に転がった。
重力に負けるように沈み込むと、もう目は開けられなくなっていた。
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