【R18】ガマズミ

名乃坂

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アフターストーリー

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「いらっしゃい。ちゃんと来てくれて嬉しいよ。10日間、楽しもうね……!」

日高は少し顔を赤らめて、嬉しそうに私を出迎える。

4年の春休みの終盤に、日高の新居に呼び出された。
10日間のお泊まりと聞いて絶対に行きたくないと思ったけど、日高に脅されている身として、言うことを聞くしかなかった。
社会人になれば、日高も職場で誰かを好きになって、私のことは忘れてくれるだろう。
無理やり関係を持って付き合っている相手より、ちゃんと愛し合える相手の方が良いに決まってる。そういう人が職場で現れてくれれば、きっと大丈夫。もう少しの辛抱だからと、勇気を出して今日はここに来た。

「親御さんには友達と近くで卒業旅行って言い訳したんだっけ?僕としては、親御さんにも早く僕のことを紹介して欲しいなぁ。彼氏がいるってちゃんと言えばいいのに」

彼氏?脅して無理やり付き合ってるのに?
日高のことなんて、親に言えるわけがない。
脅されて付き合ってるなんて言えないし、ましてや普通の恋人として付き合ってるなんて言った日には、親にまで嬉しそうに日高のことを根掘り葉掘り聞かれる羽目になる。
ゼミの友人達にも日高のことで散々囃し立てられて嫌な気持ちになってるのに、これ以上日高がいない時まで、日高のことを考えたくない。

「君とこんなに長い時間一緒にいられるのは初めてだから、昨日は緊張してほとんど眠れなかったよ……。つい浮かれちゃって柄にもなくお酒とおつまみも買ってきちゃったけど、食べる?」

私は首を横に振る。日高と酒を飲みたくはない。酔っ払ったら何をされるか分からない。
日高は私が家に行くと、浮かない顔をしている私とは対照に、いつもやけに嬉しそうにしている。

「そうだ。一緒にゲームしようよ」

日高がゲーム機を指で示す。
私は「うん」と首を縦に振る。
気は進まないけど、ゲームをしていれば、その時間は変なことをされる心配がない。時間稼ぎのためにも、ここは日高の提案に乗ろう。

「嬉しいなぁ。お菓子とジュースもあるから、食べながらやろうね」

日高がお菓子とジュースを用意して、私の近くに置く。

「それはオレンジジュースだから、安心して飲んでね。青色のジュースじゃないし、睡眠薬なんて入れてないからね」

日高は楽しそうに笑う。
その言葉を聞いて、日高に初めてレイプされたトラウマが蘇る。
好きな人がいたのに無理やり処女を奪われたこと、助けを呼べなくて怖かったこと、その一部始終を動画撮影されながら辱められたこと、破瓜の痛みで苦しかったこと、そして、そんな行為の中でも快楽を感じている自分がいたこと、その全てが最悪な思い出として、私の頭から離れてくれない。
日高を見る度に思い出す。

「大丈夫?」

日高はトラウマで震えてる私を優しく抱きしめる。
元凶のくせに、私が泣いたり震えたりしていると、いつも心配そうな顔をしてくる。

私が落ち着いてから、日高はゲームを起動する。日高が起動したゲームは、初めてレイプされた日に二人でやっていたものだ。
私は日高のせいで、それなりに好きだったこのゲームの絵を見るだけで震えるようになった。今も身体が少し震える。
絶対、日高は私のトラウマを刺激するのを分かってて、あえてジュースの話をしてみたり、同じゲームをさせたりしている。
日高はきっと、それで私が震えているのを見て、嗜虐心を満たしているんだ。随分と悪趣味だと思う。

「このゲームで対戦しよっか?10回やって、多く負けた方が罰ゲームってことにしよっか」

日高はまず最初に私に4回勝たせた。そして、それ以降は私が勝ちそうなギリギリで私を追い抜いて負けさせた。
日高はいつもそうだ。私に勝てるんじゃないかって期待を持たせてから、それをじわじわと折っていく。

「負けちゃったから、罰ゲームね?」

そう言うと、日高は私をベッドに押し倒して、拘束する。
今日も早速、性的なことをされるんだ。
日高は私を家に呼ぶと、いつもこうだ。
もうこれ以上、日高に心も身体も弄ばれたくないのに。

「ひぅ……っ……!も……っ……ゆるひて……っ……」
「すごく気持ち良さそうだね……。こんなに感じてたら、もうこれ、罰ゲームじゃないよね。むしろご褒美じゃない?」

日高はくすくすと笑う。
この一年間で、私はすっかり日高に開発されてしまったし、日高も私の気持ちいいところを完全に覚えたらしく、エッチの時はいつも私は日高にされるがままだ。
嫌なのに。脅されて無理やりされてるはずなのに。

「やだ……ぁ……っ……だめぇ……っ……!」

自分のこんな高くて甘えた声、聞きたくなかった。きっと私は今、随分と恥ずかしい顔をしているんだろう。

「ダメ?ごめんね……。じゃあやめるね……?」

まさにもうイクってタイミングで日高は指を止める。
私を気遣ってる風を装っているけど、その顔は心の底から楽しそうだ。

「あっ……ちが……っ……」
「どっちなの?」

本当は知ってるくせに。わざと私に言わせて楽しんでるんだ。
酷い。嫌い。でもそんな男に触って欲しい。

「さわってください……」
「なーんだ。本当に嫌なのかと思った。初めからそう言ってよ」
「あぅ……ごめんなさい……」

自分が惨めで仕方なくて、私は子供のように泣いてしまう。
そのまま、日高は私の乳首を舐めながら、中やクリトリスを的確に弄ってくる。私はなすすべもなく、それらの刺激に対して情けない声を上げて反応することしかできない。
そのまま呆気なくイかされる。イったばかりで苦しいのに日高は手を止めてくれない。

「イったからぁ……っ……。もう……ゆるひてぇ……」
「え~。君いつもさっきみたいにやめて欲しくないのにやめてって言うからなぁ。今も本当は触って欲しいんでしょ?」
「ごめん……っ……なひゃい……っ……。ゆるひて……っ……」

もうイキたくない。苦しい。頭がおかしくなりそう。
さっきはわざとやめたくせに、本当にやめてほしい時はやめてくれない。
くちゅくちゅと卑猥な音と、自分でも何言ってるか分からないような喘ぎ声が響く。
日高はそんな私を楽しそうに見つめる。
見ないで欲しい。やめて欲しい。
日高にイかされ続けた私は、そのまま愛液を勢いよく噴き出してしまう。

「大丈夫……?水……いるよね……?」

恥ずかしい。日高はいつも私が潮吹きをすると、心底驚いたような顔をしてくる。

「毎回すごいよね……?君の身体って不思議。どれだけ感じてたらそんなに出るんだろう……?」

わざと出させてるように触ってくるくせに。私が恥ずかしがるのを知ってて、あえて知らないフリをしてるんだ。

「水飲ませてあげるよ」

口移しで水を飲ませてくる。
水を飲ませる時も、私の身体を弄り回してくる。
イったばかりの身体は敏感になっているから、その刺激だけで思わず口を開いて、口からだらしなく水をこぼしてしまう。

「水、こぼしてるよ?」

そう言って追加で飲ませてくる。
私がやっと水を何口か飲み終えると、日高は私の口内を舌で蹂躙しながら、乳首をこねくり回してくる。私は身体をビクビク震わせながら、その刺激に耐えることしかできない。

「キスと胸だけでも気持ち良いの?」

もうイキたくない。日高はいつも私がイってもイってもやめてくれない。苦しい。頭がおかしくなりそう。

「まだ前戯だよ?それでこんなにぐちゃぐちゃにしちゃうなんて……。僕に触られるの、そんなに好き?」

私のぐちゃぐちゃになった中を掻き回して、指についた愛液を私に見せつけてくる。
日高の指は白濁した愛液塗れになっている。全部自分が出したものだと思うと、情けなくて、恥ずかしくて、涙が出てくる。

「泣くほど気持ちよかった?」
「やだ……。やだ……。ちがう……。きもちよくなんてない……」
「気持ちよくなるのは悪いことじゃないよ?人間も動物なんだから、性欲があるのは普通だよ?」

そう言って、言い聞かせるように頭を撫でてくる。
私はこんなに乱れてるのに、その余裕な顔が嫌だ。
そして、こんな男になすすべもなく好き放題される自分が嫌い。

「きらい……っ……。ゆうやなんてきらい……っ……!」
「僕は君のこと大好きなのにひどいなぁ……」

せめてもの抵抗をすると、日高は少し傷ついた顔をする。
日高は私に悠也って呼ぶように強要している。
悠也って呼ばないと、お仕置きをされる。
嫌いだと言って抵抗する時も、悠也と呼んでしまうのは、散々お仕置きをされて刷り込まれてきたせいだ。

「でも君は、僕のことを好きにならなきゃいけないよ?だって、僕達は夫婦になるんだから」

そう言うと、日高は私の中に性器を挿入してくる。

生で……?ゴムは……?
ぼんやりした頭でも重要なことに気付いて、血の気が引く。

「まって……!ぬいて……!なま、だめぇ……!きょう、きけんびだからぁ……!」

私が危険日なのは日高も知ってるはずだ。
日高はいつもは避妊はしてくれてたし、日高と関係を持つようになってから、私は日高に、「危険日にはゴム有りでもセックスしないで」と泣いて頼んだ。
日高は「たしかに学生結婚は何かと大変だもんね」と了承してくれていたはず。

「危険日だからだよ?もう僕達は社会人になるんだから、赤ちゃんできても大丈夫だしね。僕との子供、孕んでね?♡」


日高の答えに絶望する。嫌だ嫌だ嫌だ。

「やだ……ぁ……っ……!うみたくないっ……!ぬいてぇ……っ……!」
「そんなこと言われても……。僕は君のこと、絶対孕ませるから、抵抗しても無駄だよ……?」

私が拘束具をカチャカチャ鳴らしながら抵抗するのを見て、まるで子供でも宥めるかのように私の頭を撫でてくる。

「それに、君のここは僕との子供が欲しいって、すごい締め付けてきてるよ……?君って本当に素直じゃないなぁ」

嫌だ。私のことを無理やり犯し続けた男の子供を産むなんて絶対嫌。
なのに、どうして……?
日高の言う通り、私の中はまるで日高のものを離したくないかのようにぎゅっと締め付けている。

「ちがうの……!いやなの……?なんでぇ……!」
「ちゃんと現実を受け入れて?君は、僕のが欲しくて堪らないんだよ?僕とこういうことするの、大好きだもんね?僕達、身体の相性が良いし、君は本能で僕のことを求めてるんだよ」
「ちが……っ……」
「冷静に考えたら、本能というよりも、君は純粋にこういうのが好きなのかも。だって僕達さ、ぶっちゃけ初めてはレイプだったけど、君はレイプでも感じてたしね。それに、その後も僕に呼び出される度に素直に抱かれて、毎回イキまくってたし。本当は無理やりされるの好きなんじゃないの?僕から逃げ出すチャンスなんていくらでもあったよね?それでも君は逃げなかった。それが答えなんじゃないの?」

ハメ撮り使って脅してたくせに。
私はそれがあったから逃げられなかったの。仕方なかったの。日高なんて大嫌い。

「違うならちゃんとその甘い喘ぎ声と、蕩けきった顔と、僕のをぎゅって締め付けるのやめてみなよ?そしたら僕も抜いてあげる」

必死に快楽に耐えてみるけど、自分の身体は言うことを聞いてくれない。やめられない。

「あれ?全然変わらないね。ねえ、今君は僕に孕まされそうになってるんだよ?僕のこと嫌いなんでしょ?嫌いな男の子供、孕まされちゃうけどいいの?ほら、頑張らないと」

嫌なはずなのに、自分は相変わらず情けない顔で喘がされ続けている。

私、日高の言う通りなの……?

快楽に支配された頭はろくに働いてくれない。日高の言っていることが全部本当のことのように聞こえてくる。

「あはは。君ってもしかして真性?前からちょっと実はマゾなのかなって思ってたけど、この状況でも感じちゃうなんてすごいね?」
「ひぐっ……」
「また泣いてるね。泣いても何も変わらないよ?あーでも、君は今泣くことしかできないのか。なら泣いてていいよ。君の泣き顔見てると興奮するから、すぐ出しちゃうかもしれないけど、いい?」

日高は私の顔を見つめる。

「かわいい……」

そしてそのまま私の中に出す。
初めての感覚は気持ち悪くて仕方ない。
自分の中の奥深くまで異物が侵入してくる感覚。

「君が僕を興奮させるようなことばかりするから出しちゃった……。初めての中出しだね♡記念撮影しなきゃ……」

そう言ってカシャカシャと私の写真を何枚も撮る。
きっとこれもこれから脅しに使われるのだろう。
私はせめてもの抵抗で、顔を背けるけど、涙でぐちゃぐちゃになった顔もあっさり日高に持ち上げられるから、そのささやかな抵抗すらままならない。

「これからもいっぱい中出しするけど、初めてってやっぱり特別だからね」

そう言って日高は、精液が溢れ出る私の中をおもちゃで栓をしてから、私にキスをする。

「今日から10日間、毎日君にいっぱい中出しするから、絶対妊娠してね?♡」

日高は最悪な宣言をしてくる。

「今日のご飯はね、妊活におすすめされている食材をたくさん使ってみたから、しっかり食べてね?」
「いやだ……」

そんなこと言われて、食べるわけない。身体は拘束されたまま、日高が私の口元にご飯を載せたスプーンを運んでくる。

「ほら、あーんして?」

私は日高に抵抗するために、口をぎゅっと閉じる。

「ちゃんと食べてほしいんだけどなぁ」

そう言うと、日高は私に差し出していたはずのご飯を自分で食べ始めた。
そしてそのまま私の身体をまさぐり始める。

「ん……っ……ひう……っ……」

自然と声が漏れる。
だらしなく開いた口を日高がキスで塞いでくる。

「んむぅ!?」

日高は咀嚼したご飯を無理やり私の口の中に流し込んでくる。
咀嚼されたご飯は、ほとんど味がしなくて、おまけにぐちゃぐちゃで日高の唾液塗れで気持ち悪い。
口の中に広がった不快感を取り除こうと咳き込んでいると、日高は楽しそうに言う。

「雛鳥に餌あげてるみたいで楽しいかも。君が自分で食べてくれないなら、こうやって無理やり食べさせるよ?」

そしてまた私を試すように、スプーンに載せたご飯を私の口元に持ってくる。
私は諦めて食べ始める。

「そうそう。子供のためにしっかり栄養を摂ってくれるなんて、君も母性に目覚めちゃった?嬉しいなぁ。僕も君にちゃんと受精させられるように頑張るからね♡」

そう言って私の頭を撫でる。

「もう……やだぁ……っ……」

今日だけで何回中に出されたか分からない。セックスしていない間も精液が漏れないようにずっと中に栓をされているせいで苦しい。頭がおかしくなりそう。

「前に出した精液のおかげで、君の中、スムーズに挿れやすいね。君の中に君以外の体液があるのってなんか不思議。君の中にこんなに出したなんて、少し前の自分に嫉妬しちゃいそう。さっきよりいっぱい出して、上書きしてあげるね?」
「やだ……。ゆるひて……ぇ……。もうむりぃ……っ」
「まだ初日なのに?これくらいでへばっちゃだめだよ?ほら、がんばって?」

宣言通り、さっきよりも大量の精液を中に注ぎ込まれる。
そして、それらが溢れ出さないように、また中に栓をされる。

「なかの……だしたいっ……。かきだして……っ……」
「だーめ。ちゃんと君の中に届けないと」

精液が中に溜まっている不快感と妊娠への恐怖で、思わず涙が出る。

「ひぐ……っ。うっ……ぇ……」
「泣いちゃったね。ストレスは妊活に良くないよね……」

そう言うと、泣いてる私の乳首を執拗に愛撫し始める。

「乳首触られると、幸せホルモンが出るらしいよ?いっぱい触って、幸せを感じさせてあげる」

何を言ってるの?信じられない。
それなのに、私の乳首は目を背けたくなるくらいに硬くなって、出したくもない嬌声が漏れてしまう。そんな自分が惨めで辛い。

「君って本当に敏感だよね。顔真っ赤にして声出して、すごく気持ち良さそう……。乳首触ってもらえて幸せって顔に書いてあるよ?こんなに敏感だと、授乳の時も感じちゃうんじゃないかな……。赤ちゃんに吸われてもイかないように、僕がトレーニングしてあげるね」

そう言って、私の乳首に軽くキスをしてから、乳首を優しく吸い上げてくる。
ついでに余った指で、露出しているクリトリスを優しく捏ねくり回してくる。さっき中でイったばかりなのに。
もうイキたくない。こんな男にイかされたくない。

「やだ……っ……。やめてぇ……。もっ……さわらないでぇ……。おねがい……やすませてぇっ……」
「はいはい。今のは本当はやめて欲しくない時の言い方だよね?僕、ちゃんと分かってるから」

どれだけお願いしても日高はやめてくれない。
私は泣きながらそれに耐えることしかできない。

それから毎日何回も日高に中出しされ続けた。そしてその度に、何度も恥ずかしい姿を動画や写真に撮られた。
日高は私が逃げないように、お風呂やトイレの時もついてきて、拘束されていて動かせない私の身体を拭いたり洗ったりしてくる。
これまでも何度かお仕置きと称して、拘束されて自由を奪われたことはあったけど、こんなに何日も拘束されたのは初めてのことだ。
食事や風呂や排泄、そういう生命活動まで管理されて、自分の人間としての尊厳が削られていく。
それだけじゃない。嫌なのに何度も無理やり中出しされて、妊娠するかもしれない恐怖で精神が壊れそうになる。
私は好きでもない男の子供を産むの?嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
逃げたいのに、逃げられない。日高は私が必死に抵抗するのすら楽しいらしい。完全に日高にされるがままの自分が惨めだった。

そして、そのまま10日目まで来てしまった。

「今日で10日目だね」

日高は私のお腹を愛おしそうに撫でながら、中を突く。

「危険日直撃で毎日抱いてあげたから、たぶん君は妊娠しちゃったね。アフターピルってさ、120時間以内に飲んで妊娠阻止率6割くらいだっけ?9日前から抱いてるから、今からピル飲んでも無駄だね」

「ひっ……ぐ……。やだっ……やだっ……ぁ……」

日高は私の乳首を弄り出す。
こんな男との子供なんて欲しくない。妊娠したくない。怖い。
日高から逃げたくて仕方ないのに、私は絶望と暴力的に与えられる快楽に身を任せることしかできない。

「そんな発情しきった顔で言われても喜んでるようにしか見えないよ?君が僕との赤ちゃん産みたいって、必死に締め付けてきたから、いっぱい中に出してあげたんだよ?むしろ感謝して欲しいな」

感謝して欲しい?どこまで私のことを馬鹿にすれば気が済むの?

「きらいっ……。ふざけないでっ……」

私が必死に睨みつけると、日高は私の弱いところを激しく突き始める。
私はだらしない顔になって、悲鳴みたいな喘ぎ声を上げることしかできなくなる。

「やめ……てぇ……っ!おかひく……なりゅ……っ……!ぬいて……っ……」
「あれ?さっきの威勢はどうしちゃったの?ほら、もう一回僕のこと嫌いって睨みつけてみてよ」
「あぅ……。ひゃぅ……っ……!」
「人の話聞いてる?君ってほんと、気持ちいいことに弱いよね。孕まされるのも気持ちいいくらいにしか思ってないんじゃないの?ちゃんと母親になる自覚ある?」

日高は笑う。
私が妊娠を怖がっているのも嫌がっているのも知ってて、わざと私の尊厳を蹂躙するために、こんな酷い言葉を投げかけるんだ。

「ここまで言われてもぎゅっと締め付けるなんて、君ってほんとすごいよね」

日高はそのまま私の中に出す。
無理やり中に出される度、私は自分の身体が自分の物ではなくなるような気持ちになる。

「君が僕のが欲しいって必死に締め付けくるから、また出しちゃった。流石に妊娠願望が強過ぎない?僕の全部絞り取る気なの?」

日高はさも困ったような顔をする。
私は妊娠なんてしたくないのに。
私を辱めるために、わざとそんな顔をするんだ。

「きらい……っ……。ゆうやのこどもなんかうみたくない……っ……。できててもおろすからっ……」

そう言うと、日高は途端に無表情になる。

「あのさ、僕のことを嫌いって言うことで、君が自分を保てるなら、別にいくらでも嫌いって言ってくれていいよ。でもさ、堕ろすは流石にないんじゃない?」

日高は怒っているようだ。
怖くて思わず身が竦む。

「君って胎児は人じゃないって思ってるタイプ?たしかに一定期間内の人工中絶は認められてるけどさ、堕胎って殺人と何が違うの?胎児の命を奪う重みとかって感じないの?君ってそういうの何とも思わないんだ?へぇ……」

怖い。でもちゃんと言わないと。
私は勇気を出して言葉を絞り出す。

「だって……悠也のやってることってレイプでしょ……?私は悠也の子供なんか産みたくない……!妊娠なんてしたくない……!そっちが一方的に無理やり妊娠させようとしてきただけでしょ……?私は同意なんかしてない……」

私は間違ったことは言ってないはず。
恐る恐る日高の顔を見ると、日高は冷たい表情で私を見下ろしている。

「君ってそういう風に思ってたんだね……。全部僕のせいだって。でもさ、一年以上も僕におとなしく抱かれ続けてきて、今回だって発情しきった顔で、僕に触ってくださいってお願いしたり、僕のが欲しいってぎゅっと締め付けて、僕のを搾り取ってきたりしてたよね?本当に君には全く責任がないのかな?君は僕とのセックスの度に、全く快楽を感じてなかったって言える?気持ちよかったでしょ?楽しかったでしょ?それで子供が出来たら堕ろすの?それって、かなり最低なこと言ってるよね?」

そう言うと、日高は私の身体の敏感なところを触り出す。

私、日高に触られて感じてる……?
嫌なのに何で……?
日高に開発され続けたから……?
でも一年以上もあったのに、何で日高から逃げなかったんだろう……?
脅されてたから……?
本当にそれだけ……?

自分の口から媚びるような甘い喘ぎ声が出る度に、自分のことが信じられなくなっていく。日高の言うことが正しいような気がしてくる。

「ほら、こんな状況でも感じてる。分かったでしょ?君はこうやって僕に触られるのが大好きなんだよ。だから君は僕から逃げなかった。だって僕から離れたら、もう気持ちよくしてもらえないもんね?そうやって君が僕を求める過程で妊娠しちゃっても、それはお互いの合意の上での妊娠でしょ?」
「ぁ……ぅ……っ……。ちが……っ……。いやなの……ほんとにいやなの……っ……」
「こんなに中ぐちゃぐちゃにしながら言われても説得力ないよ?あの日僕にレイプしてもらえて良かったね?あの時は、君がこんなにえっちな子だなんて思ってもなかったなぁ。僕の好きな子が思ってたよりもはるかに変態でちょっとびっくり。君ってマゾだから、普通のセックスよりもこういうのが好きなんでしょ?君みたいな変態は、僕じゃないと手に負えないと思うよ?僕がこれからも君のこと、いっぱいいじめて気持ちよくしてあげる」

酷いセカンドレイプだ。私の尊厳も人生もここまで踏み荒らしておいて。

「やだ……っ……。ゆうやなんてきらい……っ……!」

必死に悪態をついても、自分の身体はガクガクと震えて、口からはだらしなくよだれを垂らしている。そんな自分の身体が嫌で、受け入れられなくて、涙が溢れる。

「嬉し泣きしてイキながら言われてもなぁ……。何かもう君がどうしたいのかよく分からないけど、とりあえずまた挿れてあげるね?もっと気持ちよくなりたい、挿れて欲しいってことだけは分かるよ。いっぱい気持ちよくしてあげるね」

また日高に挿入される。
精液と愛液でぐちゃぐちゃの中はスムーズにそれを飲み込む。

「もぅ……ゆるひて……っ……!なかにださないでぇっ……」

肉と肉がぶつかり合う音と水音が部屋中に響き渡る。
聞きたくないのに、拘束されているから耳を塞ぐこともできない。

「かわいい……♡結婚しようね……♡大好き……♡」
「やだぁっ……。きらい……っ……」
「そんなこと言わないでよ。君は僕のこと、好きにならないといけないよ?だって、パパとママが仲良くないと、産まれてくる子供が可哀想でしょ?」

私の頭を撫でて、それからキスをしてくる。日高はいつも私を拘束した上で、ラブラブなカップルの真似事をしてくる。

「悠也大好き。悠也の赤ちゃん産みたいって言ってくれたら、抜いてあげる」

嫌だ。でももう1回中出しされるくらいなら言ったほうがマシなのかな…?

悩んでる間に日高はこう続ける。

「3秒以内に言って?ほら、3、2、1……」

カウントダウンのせいでまともに考えられなくなる。
私は目を瞑って屈辱的な言葉を言う。

「ゆうや……だいしゅき……ぃ……っ……。ゆうやのあかちゃんうみたい……っ……」

言った瞬間、中に出される。
そのまま私の身体をホールドして、奥深くまで注ぎ込む。

「なんでぇ……っ……。ちゃんといったのに……ぃ……っ……」

約束したのに。
あんな屈辱的な言葉もちゃんと言ったのに。

「あはは。だって君言うの遅かったし。抜くの間に合わなかったんだよねー。それに、あそこまで熱烈に求められたら、やっぱり応えてあげないとなって」

日高は私の中にまた栓をする。

「ちなみに君とセックスする時は、動画撮れない時も毎回録音してるから。さっきの君の熱烈な告白も録音したから、後で君にも聞かせてあげる」
「ひぐっ……。ひどいよ……。ださないっていったのにぃ……っ」
「せっかくだからさ、少し休憩したら、僕との今までのセックスのダイジェスト動画でも見せてあげよっか。二人の大切な交際記録だし、君の成長記録でもあるもんね。お互いの初めても見ようね?あの時は、お互いまだ慣れてなかったから、今から見ると反省点がいっぱいありそうだね。再現プレイでもしてみよっか」

初めてレイプされた時の記憶が鮮明に蘇る。日高は事あるごとにあの日のことを無理やり思い出させてこようとする。

「いやだっ……。ゆるして……っ……」
「楽しみだね。睡眠薬入りジュースは用意できてなくてごめんね?」
「ぁ……ぅ……ぁ……っ……」
「あの時みたいにいっぱい泣いちゃってもいいように、水分とっておこっか」

日高は口移しで私に水を飲ませて、それからテキパキとカメラの用意をする。

動画と同じ姿勢で犯される。
動画の中には、一年ほど前の自分が映っている。
動画の中の自分は、初めて経験する質量感に苦しそうにガムテープ越しにくぐもった喘ぎ声を上げている。

「だめ……ぇ……っ……。やめて……ぇ……っ……」

動画の中の自分と比べて、今の自分は随分と甘えた声で喘いでいる。
少し身体を触られるだけで、身体がビクビクと震える。

「あはは。君は初めての時と比べて、すっかり淫乱になっちゃったね?」

日高は嬉しそうに動画と同じような、でも動画の時よりもはるかに手慣れた手つきで私の中を弄る。

「あの時は君の中、キツくて慣らすのが大変だったけど、今は簡単に指が何本も入るね。あの時は僕も下手くそだったからごめんね?痛かったでしょ?」

イってもイっても中をぐちゃぐちゃに掻き回されて、そのまままた大量の愛液を噴き出してしまう。

「またすごい勢いで噴き出したね?あはは。君がこの一年で身につけた一発芸、飲み会とかでやったらウケるんじゃない?」
「ひぐっ……。わらわないで……っ……」
「これ笑っちゃダメなの?せっかく面白いのに残念だなぁ」

日高はそのまま私の中に挿入する。

「あの時は、君の口塞いでたから、君のかわいい喘ぎ声がちゃんと聞けなくて、勿体ないことしたなぁ。今日はいっぱい喘いでね?」

そのまま私の中を動画と同じくらいスピードでピストンする。
私は情けなく喘がされる。
昔の記憶が蘇って、吐きそうになる。
日高にはいっぱい酷いことをされてきたけど、レイプで処女喪失させられたのは、自分の中でも特に深い心の傷になっているらしい。
でもそんな嫌悪感より、気持ちよさの方が勝って、私はただ日高の動きに合わせて喘ぎながらイっている。
自分が情けなくて、でも気持ち良くて、心が壊れそうになる。

「本当は動画に忠実にゴムの中に出すべきなんだろうけど、今日も中出し強化デーだから、中に出すね?」

軽いノリでまた中に出される。
私は中に出される度に、毎回これで妊娠するかもしれないって不安を抱えているのに、面白半分で中に出すの……?

「なんで……ぇ……っ……なかにだすの……っ……。もう……やだ……っ……」
「何でって言われても……。だって僕は君に妊娠して欲しいし、今まで君の中に出すの我慢してたから、いっぱい出しておきたいなって。中に出すと、本当に君が僕専用になったんだなって安心するしね」

私の頬にキスして、そのまま日高は動画を切り替える。

「これは君に、初めて僕の前でオナニーさせた時の動画だね。ちゃんとイクまでやらないと動画をネットに流すって言ったらさ、一生懸命オナニーしてたよね?僕に犯されてる動画を見せながらやらせたのに、君すぐイッちゃったから、本当にびっくりしたなぁ。一応僕にレイプされたはずなのに、その時の動画で興奮できるんだなって。普通トラウマとかにならない?まあ一応泣いてたけど、よくこれでイケるよね?なんかさ、本当は君、僕にレイプされて嬉しかったのかなって思ったよ。これだけ感じてたら、もはやレイプじゃなくない?みたいな。あははっ」

画面の中の私は泣きながら、必死に乳首を弄りながら、自分の中を掻き回している。
日高に、手の動きが遅いことや、中がすぐぐちゃぐちゃになっているのを指摘されて、それに反論もせず、必死に指を動かして、呆気なくイク。
あの時は頭の中がいっぱいいっぱいで分からなかったけど、動画の中の私の顔は完全に発情しきっていた。
思っていた以上に情けない姿を晒していた自分に涙が出てくる。

「そういえば、しばらく君のオナニー見てなかったから、また見せて欲しいな。この動画は君がすぐイったせいで短かったけど、次の動画はそれなりに長いから、それ見ながら一人でしてみてよ」
「やだ……っ……」
「これだけ恥ずかしい動画撮られてるんだから、もう君に失うものなんてないでしょ?ほら、やらないとまた中出しするよ?」
「ひぐっ……うう……っ」

もう既に妊娠してるかもしれないけど、中出しされるのは怖い。
日高は私の恐怖心を利用して、私を辱める。

次の動画は、何度もおもちゃを使って寸止めを喰らった私が泣きながら日高におねだりする動画のようだ。

「おねがいっ……!イかせて……っ……!くるひ……っ……!」
「どうしようかなぁ。君、いつも僕にイかされるの嫌がるじゃん。僕にイかされるの嫌なんでしょ?」
「それは……っ……」
「せっかく気持ちよくしてあげても嫌がられるだけなら、僕もやりたくないんだよね。普通に傷付くし」

そう言ってる間もおもちゃを使って私の身体を責め続ける。
そして私がイキそうになると、また止める。

「ぁ……ぅ……いきたぃっ……!ゆるひて……っ……!おねがい……っ……!」
「そんなにイキたいなら、ちゃんと誠意見せてよ?」
「せいい……?」
「うん。悠也大好き。悠也のおちんちん、私のおまんこに挿れてください。いっぱい突いてイかせてください。って言って?」
「……」
「10秒以内に言えないなら、また寸止め再開ね?10、9、8、7……」
「ゆうや、だいしゅき……っ……!ゆうやのおちんちん、わたひのおまんこにいれてくだひゃい……っ……!いっぱいついて……いかしぇてくだしゃいっ……!」
「あはは。自分で言わせておいてって感じだけど、よくそんな恥ずかしい言葉をすらすらと言えるね?恥じらいとかないの?」
「ひぅ……っ……。だって……」
「いつも君は、僕に無理やり抱かれてますみたいな顔してるけど、本当は僕に抱かれるの大好きなんだね?君にそんな趣味があったなんて思わなかったなぁ。一応君のことレイプした男だよ?君ってほんと、気持ちよくなるためならプライドとか簡単に捨てちゃうんだね?」
「ぁ……ぅ……っ……。ちが……っ……」
「違わないでしょ?どうせ僕に突っ込まれたらすぐイっちゃうもんね?」

思わず手も動かせないまま、動画を観てしまう。
動画の中の私は日高に必死に懇願して犯してもらっている。
それに対して、日高は涼しい顔で私の心も身体も弄んでいる。
自分が情けなくて、悔しくて、涙が出る。
なのに、自分はこの動画を観て興奮したのか、中がひくひくして愛液が出てくる。

「この動画で発情しちゃった?」

日高はニヤニヤと私の中を凝視しながら言ってくる。

「そんなこと……ない……っ……」
「そう?別にどっちでも良いけど、早くオナニー始めてよ」

私は仕方なく中と乳首を弄り始める。
出された精液が溢れて、自分の指を汚すのが気持ち悪い。

「この後は、僕にイかされ続けて、もうイキたくないですって泣きながら許しを乞う君の情けない姿が見られるよ。イキたいのかイキたくないのかはっきりして欲しいよね」

動画の中の自分は日高にイかされ続けて、悲鳴を上げている。
自分からこんな動物みたいな声が出ているなんて信じたくない。

「君ってオナニーする時、いつも乳首も同時に触るよね?ほんと乳首大好きだね?」

日高が私の勃起した乳首をまじまじと見つめるから、羞恥で顔が真っ赤になる。

「そういえば君、この動画じゃ興奮できないんだよね?君が早くイケるように、君のこと発情させてあげる」

そう言って私の中から溢れた精液をかき集めて、私の口の中に入れてくる。
そして私の口と鼻を塞ぐ。

「んむ……っ……」

たまにフェラチオついでに飲まされる出したての精液じゃなくて、少し時間が経ったものだから、余計に気持ち悪い。飲みたくない。でも飲まないと息ができない。

「ほら、手止めちゃダメだよ。変態な君のことだから、僕の精液を味わえば、興奮してすぐイケるでしょ?」

酷い侮辱だ。
必死に手を止めずに中と乳首を弄りながら、精液を飲む。
元々限界が近かったせいか、精液を飲み終えたタイミングで、身体を痙攣させながらイってしまう。
ちょうど動画の中の自分が何回目か分からない絶頂を迎えるのと同じタイミングだった。

「うわ……。ほんとに精液飲みながらイったの……?自分の恥ずかしい動画を見つつ、中に出された精液を飲みながらのオナニーでイクって、ちょっと人としてどうかと思うよ……?」

日高は楽しそうに私を詰る。

「う……っ……ひぐ……っ……」
「泣き顔かわいい……」

日高は私の頭を撫でながら、動画を切り替える。

「次は君が初めて例の一発芸を覚えた時のやつだよ。これほんとすごいよね。この技ってさ、名前とかってあるの?」

動画の中の私は無理やりイかされ続けて、悲鳴を上げながら愛液を噴き出している。

「正式名称がなければ、君がつけた名前とかでも教えてほしいなぁ。そしたらこれやって欲しい時に頼めるじゃん?」

そう言って私の中をまた弄り回す。

「もう1回出ないかな?出したら名前付けられるでしょ?」
「やっ……やめて……っ……」
「じゃあ名前教えてよ。何でもいいからさ」
「しおふき……っ……。しおふきっていうの……」

恥ずかしい単語を口にして、思わず顔が真っ赤になる。

「しおふき……?初めて聞いた」

知ってるくせに。わざと私が潮吹きするように触ってたくせに。

日高はスマホで検索を始める。

「えっ……?なにこれ……?アダルトビデオばっかり出てくるんだけど……」

日高は私にスマホの検索画面を見せつける。

「何でこんな単語知ってるの?もしかしてこういうのよく見てるの?」
「ちが……っ……」

この単語を知ったのは、初めて潮吹きをした際に、怖くなってどういうものなのか調べた時だ。
自分が怖くて仕方なかったことが、楽しめる性コンテンツとして人々から消費されていることにショックを受けた。
日高は私の身体をまさぐりながら続ける。

「僕が抱いてあげてない時は、こういうので自分を慰めてたの?僕は一人でする時も君の動画観てたけど、君には動画あげてなかったもんね。僕はよく君のこと抱いてあげてると思うんだけど、もしかして物足りなかった?君が一人でする時も困らないように、今度動画をDVDに焼いて渡してあげるね?君のことだから、他人のやつよりも自分の痴態を観た方が興奮するでしょ?」
「やだ……っ……。いらない……っ……」
「あはは。さっきもあれだけ気持ちよさそうにしててよく言うよ。どうせこの動画観ながら触られてまたイっちゃうんでしょ?」

また中を執拗に弄られる。
私は嬌声を上げながら呆気なくイかされる。しかも私はまた潮吹きをしてしまう。

「また潮吹き?してる。これから社会人として働くんだから、お漏らし癖は治さなきゃダメだよ?」

イったのに、まだ執拗に触り続ける。

「もっ……さわらないで……ぇ……っ……」
「こんなに気持ちよさそうなのに?本当はまだ触って欲しいでしょ?僕に遠慮しなくていいよ。もっと気持ちよくしてあげる」
「たすけて……っ……。も……っ……ゆるひて……ぇ……っ」
「泣くほど喜んでくれるなんて嬉しいなぁ。君は気持ちいい時は、よく嬉し泣きしてくれるよね。もしかしてさっきのお漏らしもうれしょんだったのかな?かわいいね」

私の頭とクリトリスを同時によしよししてくる。

「ひゃぅ……っ……。も……う……いぎたくない……っ……」

そのまま私の身体を弄りながら、日高は別の動画に切り替える。

次の動画にはスーツ姿の私が映っている。

「これは本格的に社会人になる前に、どうしても君に見せたかったんだ。懐かしいなぁ」
「あ……っ……あ……っ……」

それは私にとってはトラウマの映像だった。
日高は私が就活中、私に着せるためのスーツを買って、それを私に着せて何度もレイプしてきた。
大事な面接の前日にも何度も犯してきて、私は第一志望の会社の面接の時に、日高にされたことを思い出して、すっかり挙動不審になってしまって落とされた。
第一志望だけじゃない。
何社もそれで落とされて、今入った会社はやっとの思いで入った全然名の知られていない会社だ。
ずっと憧れていて、何社もインターンに行っていた業界には入れなかった。
日高のせいで私は落ちた。
でも本当に日高だけのせいなのかな?
私が力不足だったから。私のメンタルが弱かったから。
何度も自分を責めてきた。
そのトラウマがこの動画の中には詰まっている。

「私の強みは……っ……すぐにイケることです……っ!ちょっとおまんこと乳首を触られるだけで、愛液を噴き出して、即イキします……っ!この強みはっ、短い前戯でもおまんこを愛液塗れにして、スムーズにおちんちんを挿れていただくのに、役立ちます……っ!」
「具体的にはどれくらいでイケますか?」
「大体数分以内です……っ……」
「この強みを活かすことができた具体的なエピソードをお話しください」
「短い前戯でもスムーズにえっちができるので、お互いに時間的余裕がない時も無事えっちできました……っ」
「なるほど。でもそんなに濡れやすいと、社会人として働く上で困りませんか?」
「セックスの時以外は、えっちな気持ちにならないので、不適切な場面で濡れて困ったことはございません……っ……」
「そうですか。それこそ今はまさに濡れてはいけない場面だと思うのですが、本当に濡れていないか確認させていただけませんか?」
「あっ……やめてください……っ……!」

日高が私の脚を開脚させて、椅子を触り出す。

「椅子まで愛液塗れになっているんですけど、さっきのは嘘だったんですか?」
「あっ……申し訳ございません……っ……」

そのまま私のストッキングを破って、中を弄り出す。
ぐちゅぐちゅと酷い水音が鳴る。

「真面目な面接中にこんなに濡らすなんて、非常識ではありませんか?」
「ひゃぅっ……。ごめんなしゃい……っ……!」
「謝罪してる間もさらに濡らしているんですけど、本当に反省してますか?」
「はんせいしてまひゅっ……!ゆるひてくだしゃいっ……」
「何のお詫びもなしに許してくださいとお願いするのは失礼ですよ。ちゃんとお詫びをしてください」
「おわび……?」
「自分で考えられないんですか?自分から脚を開いて、その穴を使わせるとか、いくらでも手段はありますよね?」
「ひぐっ……。もうしわけございませんでひたっ……。おわびにわたしのおまんこつかってくだひゃいっ……」

泣きながらお願いする私を見て、日高が笑い出す。

「あははっ……!ごめん、ちょっと面白すぎ……っ……。なんか僕も恥ずかしくなってきたから、面接ごっこは一旦終わりね」

そして日高は、そのままスーツ姿の私を犯し始める。

「これ懐かしいね。君にすぐにイケることが強みって設定で面接して、不採用になったら、今までのハメ撮りを流出させるってゲームをした時のやつ。君のアドリブ面白かったね。せっかく君が真剣にやってくれてたのに、面接官役の僕が笑っちゃってごめんね?面接練習してあげたのに、君がなかなか就職決まらなかったから、僕も心配だったんだよ?」

私が面接で変なことを思い出して落ちるように、わざと面接のシチュエーションで私のことを辱めたくせに。
私に毎回結果を見せるように言って、不採用と知る度に、「どんまい。次は頑張ってね。まあでも、もし就職が決まらなくても僕と結婚すればいいじゃん」なんて笑ってたのを私は忘れてない。

「君もこれからスーツ着て働くんだよねぇ。仕事中に濡らしちゃダメだよ?君のことだから、スーツ着るだけで興奮するようになっちゃったんじゃない?」

私は泣きながら首を横に振る。

「そう?本当にそうならいいんだけど」

動画の中の自分はスーツ姿のまま、ずっと日高に犯され続けている。
自分の恥ずかしい嬌声が流れ続けている。

「どうせこの動画でも発情しちゃったんでしょ?今から君がこれから働く会社に関するクイズを出しながら犯してあげる」

そう言って日高は、私の会社のことをスマホで調べると、社訓やら創業者やらをクイズに出しながら、私を犯し始めた。

「君また間違えてるよ?ちょっと会社への愛が足りないんじゃない?罰としてお仕置きね?」

そう言うと日高は一旦私の中から性器を抜くと、久々にローターを取り出して私の中の深いところに挿れてくる。

「ひゃう……っ……!らめぇ……っ……!」

ローターの振動で乱暴に奥を刺激される。
ただでさえイキまくってるところに、その刺激を受けて、息も絶え絶えになっているところに、日高はまた性器を突っ込む。
中を抉られながら、中のローターを更に奥に押し込むようにピストンされる。
おまけにクリトリスにも別のローターを押し当てられる。

「んぎぃ……っ……!いぐ……っ!いぐ……っ!ゆるじで!」

日高はお仕置きの時以外、あまりおもちゃを使ってこない。
今まであまり体験してきていない無機質で無慈悲な刺激を最奥に与えられて、汚い悲鳴を上げながら、潮吹きをする。

「またうれしょんしてる?僕に挿れられてるから出しきれなくて可哀想だね」

クリトリスをローターで撫でられる。

「も……っ……やめでくだざい……っ!とめでぇ……っ!」
「ダメだよ。会社名と社訓をそれぞれ50回ずつ言うまで許してあげない。愛社精神を高めないとね?」

私は呂律の回っていない口で会社名と社訓を交互に言い続ける。

「あはは。君のことだから、今日のことが忘れられなくなって、会社名を名乗る時とか社訓を言わされる時とか、その度にイっちゃいそう」
「たずげで!いぎじぬ!しんじゃう!」

涙と鼻水と涎で顔をぐしゃぐしゃにしながら、懇願しても日高はただ笑っている。

「ちゃんと50回言えば止めてあげるんだから、お願いしてる時間が無駄じゃない?早く頑張って言い切ってよ。それより、君のそこまで野太い声、初めて聞いた。これもちゃんと録音してあるから、あとでじっくり自分でも聞いてみるといいよ」

泣きながら必死に言い続ける。
言い終わる前に私の意識は遠のいていく。
私を起こそうとする日高の声が聞こえた気がするけど、私はそのまま意識を手放した。

「おはよう。もう夕方だから、こんばんはかな?」

再び目を覚ますと、私は変わらず拘束された状態でベッドにいるようだ。
気を失う前よりも、シーツはさらにびちゃびちゃに濡れて、私の中には栓をしても堰き止められないほどの精液が注がれたようで、中から精液が溢れている。

「君に中出しし足りなかったから、君が気を失ってる間も、君のこと犯して中に出してた。ごめんね。君もちゃんともっと中に出される感覚を味わいながらイキたかったよね?」

寝ているだけにどれだけ中に出されたのかを考えるだけで恐ろしい。
そもそもこの10日間に何回出されたんだろう。
すでに私の中には大量の日高の精子が入っているんだろう。
そう考えると恐怖と気持ち悪さでいっぱいになって、吐きそうになる。

「そういえばさ、君に見て欲しいものがあるんだけど」

日高は私に人工中絶の方法を図解したものを見せてくる。
子宮の内容物を掻き出したり、吸引したりするものだ。

「気持ちよさに負けて僕に抱かれ続けて、いざ子供ができたら、こんな風にぐちゃぐちゃにして殺すなんて、酷いと思わない?」

そのまま続けて、中絶時に器具から逃れようとする胎児が写っているエコーの動画も見せてくる。

「この動画、本当に可哀想だよね……。胎児もさ、ちゃんと生きてるんだよ。生きるために、必死に逃げてるのに、無慈悲に掻き出されて殺される。こんなの、許されていいと思う?」

目の前で流される残酷な映像から、目を背けたくなるけど、日高はそれを許してくれない。
無理やり妊娠するようなことをしておいて、こんな物を私に見せるの……?

「中絶ってこんなに残酷なことなんだよ?それは理解しておいてね。君は、こんな残酷なことができるの?たしかに君が嫌いな僕の子供かもしれないけど、その前に君の子供でもあるんだよ?」

日高は真剣な顔で私に問いかけてくる。
私だって、自分の子供にこんなことをしたくない。
でもこんな、私の人生をめちゃくちゃにした男の子供なんか産みたくない。
気持ちを整理できずに、ただ泣くことしか出来ない。
どうか妊娠していませんように。どうか産むか堕ろすかの選択なんてしなくて済みますように……。
そう願うことしかできない。

「君はこんなこと出来ないよね?ちゃんと赤ちゃん産むよね?それならさ、すぐにでもこのまま同棲して結婚しようよ。デキ婚になっちゃうよりそっちの方が」
「ふざけないで……!」

私が泣きながら日高に向かって怒鳴ると、日高は黙る。

「結婚……?何言ってるの……?ここまで私のこと馬鹿にして、私の人生めちゃくちゃにしておいて、何でそんなこと言えるの……!?」

日高は私の涙でぐちゃぐちゃになった顔をじっと見つめる。
その顔は、何かを真剣に考えているようだった。

「何で私にこんな酷いことするの……?私、何も悪いことしてない……。何で一方的にここまで人のこと傷付けられるの……?嫌い……。新歓の時に困ってそうだったから話しかけてあげただけで、何でここまでされなきゃならないの……?もう私のこと自由にしてよ……。一年も耐えたのに……。卒業すれば自由になれるって信じて頑張ったのに……」
「新歓の時に話しかけてあげただけ……?卒業すれば自由になれる……?そっか……。やっぱり君って……僕のこと、そんな風に思ってたんだ……。そんなに……僕のこと……どうでもよかったんだ……?」

今まで溜め込んでいた感情を全て吐き出すと、日高はすごく悲しそうな顔をする。

「ごめん……。本当にごめん……」

そう言って、私を抱きしめる。
日高の表情は窺い知れなくなる。

「子供堕ろすって言われて、あまりにもショックで冷静さを失ってた……。ごめん……。君のこと、愛してるから、結婚して欲しいってちゃんと言うべきだった……。脅すみたいな言い方しちゃってごめんね……。愛してる……。君のことも、君と僕の子供も大切にする……。幸せにするから、僕と結婚してください……」

ここに来て急に真面目にプロポーズしてくるなんて意味が分からなくて、私は呆然と日高にキスされるがままになっている。

「こうするしか……思いつかなかった……。あの日君と無理やりでも関係を持たなきゃ、君が市原に取られると思った……。だからああするしかなかった。だって君は僕のこと、どこまでも興味がなさそうだったから。新歓であんなに楽しく話したのに、君にとっては声をかけてあげただけ……。実際僕のこと忘れるし、僕がいつも君の近くで授業を受けても、僕のことを認識してくれないし、話しかけて連絡先を交換しても、君にとっては僕は大勢いるどうでもいい人達の一人にしかなれなかった。同じゼミに入って、やっと君と仲良くなれたと思ったのに、君は市原のことを好きになって、僕のことを避けた……」

日高は少し泣いているようで、声には嗚咽が混じる。

「僕のこと無視しないでよ……。ちゃんと僕のこと見てよ……。僕はいつも君の近くに居たのに……。君のこと、いっぱい抱いて、いっぱい大好きって言えば、君も折れて僕のこと好きになってくれるんじゃないかなって思ってた。君を追い詰めて、君の可能性を潰していけば、諦めて僕の物になってくれないかなって思ってた」
「…………」
「たしかに僕は、君が望んでいた未来を奪ったかもしれない……。でも僕自身は、これで良かったなって思ってる。僕はね、君のことが大好きなんだ。だから、君の未来をねじ曲げてでもそばにいたかった。君に、僕を見ていて欲しかったから……」

日高は泣き止んだようで、発する声はどこか晴れやかなトーンに変わる。

「良かった……?私は全然良くない……。私のこと……好きなんだよね……?好きな人には幸せになって欲しいものじゃないの……?」
「ん?好きな人には幸せになってほしいよ?当たり前じゃん。僕は君に幸せになってほしいよ。でもさ、君が元々望んでいた幸せな未来に僕はいた?」
「……」
「いなかったよね?だって君、僕のこと避けたじゃん。市原に僕のことが好きだって勘違いされたくないって、たったそれだけの理由で」

日高はまた怖い顔になる。

「僕は、君がそんな、僕のことを排除した世界で幸せになるなんて耐えられない。好きだから、やっぱり一緒にいたい。それって別に何もおかしいことじゃないよね?だからこうするしかなかった。それに、幸せって別に一通りしかないわけじゃないでしょ?たしかに僕は、君が考える君の幸せは奪ったかもしれないけど、僕が別の方法で君のことを幸せにする。今はほら、まだ過渡期だから、君にも辛い思いをさせているかもしれないけど、君はこれから、僕のことを好きになるよ。もう身体は僕のこと大好きってあんなに求めてくるし、もう君は僕じゃないと満足できないよ。例えば市原ってさ、セックスの時も普通そうじゃん?こういうの考えると気持ち悪いけどさ……。君はレイプどころか無理やり孕まされそうになっても感じるくらいマゾの変態なんだから、僕くらいいじめてあげられる人の方がいいよ」
「何言ってるの……?馬鹿にしないで……」
「だって事実だから仕方ないじゃん。僕は君を愛しているし、君のこといっぱい気持ちよくしてあげられるし、僕のことを好きになったら、すごくお得じゃない?すごく幸せだよね?だから早く僕のこと、ちゃんと好きになってよ」

日高の言っている言葉の意味が分からない。どうしたら、こんなにも人の気持ちを踏みにじるようなことを言えるんだろうか。

「とりあえず、同棲しようよ?同棲したら、きっと君もわかってくれる。僕は君のこと、ずっと見てたから、君のこといっぱい知ってるけど、君は僕のこと何だかんだよく知らないもんね?だって今まで、僕のこと知ろうとしてなかったでしょ?僕のことも、いっぱい君に教えてあげる……」
「嫌……。お願い、許して……。自由な時間が欲しいの……」

自分の感情をコントロール出来なくなって、私はそのまま嫌だ嫌だと泣き出す。
子供のように泣きじゃくる私を見て、日高はまた悲しげな顔をする。

「分かった……。そんなに嫌なら、同棲はとりあえずはやめておこっか……」

久しぶりに日高から解放された私は、家に帰るなり、すぐにシャワーを浴びた。
日高に散々出された精液を必死にシャワーで洗い流す。
中からは信じたくないほどの量の精液が出てくる。
シャワーじゃ出せない分は、指を使って掻き出す。
日高のせいで敏感になった身体は、その刺激だけで気持ちよくなって、自己嫌悪に襲われる。
出された精液の量が多過ぎて、排水溝が精液で詰まる。
家族にバレないように、排水溝に溜まった精液をビニール袋を使って取り除く。
その一連の後始末が私を酷く惨めな気持ちにさせた。

次の日は入社式だった。
日高に10日間抱かれ続けたせいで、心身共にボロボロで、大事な話をされているはずなのに、何も頭に入ってこない。
おまけに、日高の言う通り、私はスーツを着たり、社訓を言わされたりするだけで、発情する身体になってしまって、入社式の後、トイレでこっそり自分を慰めた。
どんどん快楽に支配されていく自分が惨めで仕方なかった。

入社式の後、日高から呼び出しを食らった。
私は懇親会があると嘘をついて、産婦人科に向かった。
彼氏との避妊に失敗したという体で、アフターピルと低容量ピルを処方してもらった。
産婦人科の先生には、性に奔放な女だと思われただろうか。
レイプなのに……。でも、実際私は日高に犯された時の気持ちよさが忘れられずに、今日もトイレで自分を慰めてしまったような女だ。
産婦人科の先生に軽蔑されても仕方ないんじゃないか。

もらった薬は鞄の奥底に隠して、日高の家に向かう。

今日も日高に抱き潰されるのかな……?

不安に押しつぶされそうになりながらも、どこか期待してしまう自分がいる。
日高のところに行けばいっぱい気持ちよくしてもらえる。
一人じゃ味わえないくらいの暴力的な快楽を与えてくれる。
10日間犯されまくったから?
スーツを着てるから?
社訓を言わされたから?

どんどん思考回路がおかしな方向に暴走する。
どうかしている。こんなの私じゃない。

「いらっしゃい。スーツ姿もやっぱり可愛いね」

日高は私を見るなり、嬉しそうにする。

「僕も入庁式があったからさ、さっきまでシャワー浴びてた。君もシャワー浴びてきなよ。どうせ昨日のことが忘れられなくて、入社式中も発情してたんでしょ?今日もいっぱい気持ちよくしてあげる」
「何言って……」

そう言おうとしたのに、自分の身体はすっかり熱を帯びて、全身でこれから日高にされるであろうことを考えて、発情している。
日高もそれに気付いたのか、揶揄うようにこう続ける。

「早くスーツ脱ぎなよ。そうじゃないと、君の愛液でスカートが汚れちゃうよ?」

もう中はびしょ濡れになっていることが自分でも分かる。
私はおとなしくスーツを脱いで、シャワーに向かう。
服を脱ぐと、案の定、中はもうぐちゃぐちゃだった。
日高に揶揄われたくなくて、中をしっかり洗って愛液を洗い落とす。
そして全身を洗った後に、また日高のところに戻る。
日高は、さっきまでの嬉しそうな顔から一転して、すごく怒った顔をしている。

「ねえ……これは何……?」

日高は私のアフターピルと低容量ピルを手に持っている。
日高は私がシャワーを浴びている間に私の鞄の中を物色していたらしい。
完全に油断してた。
冷静に考えると、日高はいつも自分はシャワーを浴びるくせに、私にはシャワーを浴びさせずに抱くことが多かった。
今日シャワーを浴びさせたのは、私の荷物を確認するためだったんだ。

「君が懇親会って言うから、信じて待っててあげたのに……。懇親会だって、君が同期や上司に見られると思って嫌だったのに……。それでも我慢したのに……。僕に嘘ついて、本当は産婦人科に行ってたわけ……?」

日高は怒りでわなわなと震え出す。
日高は普段はめったに怒らない。
ここまで怒ったところを見たのは初めてだから、私も怖くなる。

「そんなに……そんなに……僕の子供を産むのが嫌なの……?それに、君はピルを飲み続けるつもりだったんだよね……?万が一胎児に影響が出たらとか……考えなかったの……?」
「ご……っ……ごめんなさい……っ……!」
「ごめんじゃ済まないよ……。だって君は、僕のことを裏切っただけでなく、子供に危害を与えかねないことをしようとした……。君に裏切られるのは慣れてるけどさ、それは流石にないんじゃない?本気で反省してよ……」

そう言うと日高は、私をベッドに押し倒す。
そのまま私の身体を拘束して、全身を愛撫し始める。

「ちゃんと受精できてるといいなぁ……」

日高は私のお腹を愛しそうに撫でる。
その表情はどこか虚で、全身の毛が粟立つのを感じる。

「君はおもちゃを使われるのが苦手なんだよね…?」

そう言って、私の乳首やクリトリスにローターをつけて、中にもローターを突っ込む。

「やだ……っ……やめて……ぇ……っ……」

無機質な機械に与えられる快楽に思考まで犯される。

「機械に夢中になってないでさ、ちゃんと僕のも舐めてよ」

そう言って、私の顔に性器を押し付ける。私の顔で性器を扱いて、大きくする。
そのまま私を無理やり起こして、私の口の中に無遠慮に性器を突っ込む。
普段は私のペースで舐めさせてくれるのに、今日は私の喉奥に当たるのも構わずに、私の口内を激しく突く。
圧迫感で吐きそうになる。苦しくて涙で顔がぐちゃぐちゃになる。
それでも日高は私の口内を犯すのをやめてくれない。
そのまま勢いよく口内に射精する。

「ちゃんと飲んで?」

日高は私の口を塞いで、鼻を摘む。
息ができない。
普段の日高は、お仕置きの時以外は、私が吐き出すと悲しそうな顔はするけど、無理やり飲ませることはしない。
お仕置きの時だって、吐き出しても別に怒りはしない。
なのに、今日は絶対に吐くことを許さないとでも言いたげに、私の口を強く塞いでいる。苦しくて無理やり飲み込む。
精液が喉に引っかかって、咽せてしまう。

「ちゃんと飲めて偉いね。君はこれから、赤ちゃんのためにいっぱい母乳を作らないといけないから、僕のミルクを飲んで栄養をつけないとね」

そう言って日高は私の頭を撫でる。

「そういえば赤ちゃんといえばだけどさ、もう少し乳首が大きい方が授乳しやすいんじゃない?」

日高は私の乳首をローター越しにつんつんと突く。
その刺激だけで私は嬌声を上げる。

「君って本当に乳首も弱いね。授乳の時にイっちゃダメだよ?というか全身弱いけど、逆にどこなら強いの?」

揶揄うように笑いながら、私の何箇所もある弱い部分を的確に刺激してくる。

「声上げちゃって可愛い……。乳首も痛そうなくらいに主張しちゃってるね。そんなに気持ちいいの?」
「ひゃぅ……っ……。きもちよくなんかない……っ……」
「そっかそっか。じゃあ僕に何されても大丈夫だね」

そう言って日高は不思議な器具を取り出す。

「それ……なに……?」
「これはね、乳首を吸引するものだよ?これ使って、君の乳首、赤ちゃんが吸いやすいように大きくしてあげる」
「やだ……っ……。おねがい……やめて……」

得体の知れない器具が怖い。
あまりにも怖くて、日高にやめてと懇願してしまう。

「えー。君はさっきのじゃ満足できなかったんでしょ?君を気持ちよくさせられないと、僕も恋人として自信失くしちゃうからさ。これで君に気持ちよくなってもらおうと思ってね。しかも君の乳首も大きくできるし、良いことしかないよね?」
「やだ……やだ……っ……。さっきのできもちよくなってたから……ぁ……ゆるして……っ」

暴れても拘束されているせいで逃げられない。
日高は私の身体を簡単に押さえつけて、ローターを外して、吸引器をつけようとする。

「さっきのは嘘だったの?君はまた嘘をついたんだ?お仕置きとして、一番強いのにするから」

そう言って私の乳首に吸引器を取り付ける。

「ひぎぃ……っ……!いだい……っ!とっで……っ……!」

あまりの痛みに思わず泣き叫ぶ。
日高はそんな私を見て、嬉しそうににやにやと笑っている。

「ぢぐび……っ……ごわれる……っ……!ゆるひて……っ……。おねがい……」
「あはは。大袈裟だなぁ。これくらいじゃ壊れないよ?」

日高は止めてくれるどころか、吸引器を引っ張り出す。

「やめで……っ……!ゆるじて……っ……!いだい……っ……!」
「君はそんなにこれが辛いんだね。良いこと知ったなぁ……。これからお仕置きの時は毎回つけてあげるね?」

涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった私を見つめて、日高は興奮しているようだ。
怖いくらいに性器を勃たせて、獲物を捕食する獣のような目をしている。
私もそんな日高に本能的な恐怖を感じる。

「ほんとに可愛い……。快楽に耐えられなくて泣いちゃう君の顔は何度も見てきたけど、本気で苦しそうな顔も可愛いね……。癖になっちゃいそう……」
「ぁ……ゃ……っ……」

怖い。私がこんなに痛がってるのに、それに興奮する日高が怖い。

「僕ね、普段は君が可哀想だから、頑張って抑えてるんだけど、君に痛いことしたい気持ちもあるんだよね。君が悪いことをすると、僕も遠慮できなくなっちゃうから、悪いことはしちゃダメだよ?」
「ひ……っ……ぐ……っ……ごべんなざい……っ……!」
「僕も抜かないと辛くなってきたから、君の中に挿れるね……。このまま吸引器を引っ張りながら突いてあげる」

そう言って私の中に挿れる。
中のローターが性器に押し込められて、奥底で振動する。
暴力的な快楽と痛みで思考を無理やり奪われる。

「さっきより濡れてるんだけど、もしかして吸引で感じてる?泣き叫ぶくらい痛いのに?」

そう言って楽しそうに吸引器を引っ張る力を強くする。

「ひぎぃ!やめで……っ……!だずげで……っ……!」
「強く引っ張るとすごい勢いで締め付けてくるね。スイッチみたいで面白いね?」
「いだい……っ……!ゆるじで……っ……」

あまりの痛みと快楽で私は失神する。
でも日高はそんな私を無理やり起こす。

「セックス中に寝ちゃダメでしょ。恋人同士のコミュニケーションなんだから。ちゃんと反応して?」

気を失った方が楽なのに、
日高はそれを許してくれない。
私はただ悲鳴を上げて、痛みと快楽に溺れることしかできない。

「ほんと可愛い……。いっぱい出ちゃいそう……。ちょっと苦しいかもしれないけど、ごめんね……?」
「いぎぃ……っ……!ひぎ……っ……!」

もうまともな言葉を発せない私のことは構わず、日高が勢いよく射精する。
今まで出されたことがないくらいの量の精液に、お腹の中まで乱暴に侵食されるような気持ちになる。
日高が性器を抜いた後も、私の中はひどく痙攣したまま、入り切らなかった精液を溢れ出させている。

「気持ち良かった……。ついいっぱい出しちゃってごめんね……」

日高は私を抱きしめる。

「無理させちゃったね。吸引器とローター、外してあげるね」

吸引器を外しても、強い力で吸引されていた私の乳首は、ぷっくりといつもより大きいサイズになっている。

「可愛い……。舐めてあげるね……」

そのまま私の乳首を優しく舐め始める。
吸引のせいで敏感になった乳首を舐められるのは、いつも以上に刺激が強くて、イったばかりの身体には辛い。

「なめ……ないで……ぇ……。も……っ……いぎだぐない……っ……」
「乳首だけでイっちゃいそう?妊娠してたらしばらくなかなかセックスは出来なくなっちゃうから、乳首だけでイケるように開発してあげるね」

そう言って、もう片方の乳首を捏ねくり回し出す。
あまりにも気持ち良すぎて、本当に乳首だけでイかされてしまう。

「イっちゃったね。冷静に考えたら、乳首開発し過ぎたら、授乳の時にまずいかな。でも君は気持ちいいことが大好きだから、授乳の度に感じちゃうようになれば、子育ても楽しくなるかな?」

日高は心底幸せそうな顔をする。

「子育ての話してたら、幸せな気持ちになってきちゃった……。まだ一応できてるか分からないから、気が早いかもしれないけど、君と僕の子供なんて、想像しただけで可愛すぎるよ……。男の子かな?女の子かな?」

そして、私に向かって微笑みかける。

「君が安心して出産できるように、ちゃんとサポートするからね。サポートなんて言うのもおかしいか。子供は2人で産み育てるものだから」

2人で……?私の中に無理やり出しておいて……?

「僕、君の妊娠生活を少しでも快適にできるように頑張るからね。君はしっかり栄養を摂って、身体を健康に保つことだけに集中してね。これを機に同棲しよう。これは決定事項だから。だって君、僕が目を離したら、またピルとか飲もうとするでしょ?そんなの許さないから」

急に今までの明るいトーンから、真顔になる。

「同棲なんていや……。私、悠也と一緒になるつもりなんてないから……っ……」

日高と同棲したらそれこそ逃げられなくなる。それは何としても回避したい。

「君さ、自分の立場分かってる?君にはもう、僕と一緒にいる以外の選択肢はないんだよ?だってこっちは君の恥ずかしい動画、いくらでも持ってるし。この前上映会してあげたのに、まだ分からないの?そんなに会社の人達に見られたい?君ってどうしようもない変態だし、もしかしてそうなの?言うこと聞けないなら、君の個人情報と一緒に、君が必死にオナニーしてる動画とかネットにばら撒くから。そんなことされたら、もう君は風俗でしか働けなくなるね。流出した動画を流しながらセックスするのとか需要ありそうだしいいんじゃない?君は自分の恥ずかしい動画を見せられながら犯されるのが大好きみたいだし、そうやって生きてく?君の親御さん、可哀想だなぁ……。娘がそんなみっともない姿を晒しながら、これから生きていくなんて……」
「あ……あ……。ごめんなさい……。ちゃんと同棲するから……ネットには流出させないで……」

やっとの思いで何とか入れた会社だ。
動画と個人情報が流出して、レッテルを貼られて、働き口がなくなってしまったら、本当に日高と一緒にいるしかなくなってしまう。
私の実家は太くない。
無職の娘を快く面倒を見てくれるわけがない。
そもそも動画が流出したら、きっと親にも軽蔑される。
レイプされて感じる娘。レイプされた動画を観ながらオナニーする娘。
そんな姿を親に見られたら終わりだ。

「分かればいいんだよ。分かれば。ついでに仕事も辞めなよ。妊娠してるのに働くなんて身体への負荷が大き過ぎるよ。僕と同棲するんだから、働かなくていいでしょ。仕事、辞めてきてよ」

入社してすぐで辞めろ?日高は何を言っているの?
日高に邪魔されながらもやっとの思いで入った会社だ。
そんな短期間で仕事を辞めたら、転職も厳しいだろう。
二度と正社員で働けなくなるかもしれない。
日高からいつか逃げるためにも、仕事はしておきたい。
それに、仕事に行かせてもらえないと、おそらく日高は私のことを監禁して、一切の自由を奪うだろう。
少しでも外で自由になれる時間が欲しい。まだ決心はついていないけど、もし妊娠していたとしても、自由な時間があれば、こっそり堕ろすこともできるかもしれない。

「仕事には行かせて……。お願い……」
「何で?働かない方が楽でしょ?」

本当の理由なんて言えるわけがない。
必死に言い訳を考える。

「せっかく雇ってくれた会社に迷惑かけたくない……」
「まだそんなに行ってない会社なのに、そんな義理人情を感じる必要ある?君って本当に律儀だね」

日高の聞く耳を持たない様子に、思わず涙が溢れる。

「ひ……ぐ……っ……。お願い……。会社には行かせて……。それだけは許して……」

日高は少し考えるような顔をして、それから私にこう告げる。

「いいよ。じゃあ働くのだけは許してあげる。君のわがまま、聞いてあげるよ」

わがまま?私が働くことは、日高にとってはわがままなの……?

「その代わりさ、ちゃんと土下座してお願いしてよ。僕は特別に君のことを働かせてあげるんだから、ちゃんと無理なお願いをしてる自覚を持って欲しいな」

そう言って日高は、私の拘束具を外す。

「ほら、拘束具は外してあげたんだから、土下座して?」

言うことを聞かないと、日高の機嫌を損ねてしまう。
そしたら、働かせてもらえなくなる。

私は羞恥と悔しさに耐えて、土下座をする。

「そうそう。ちゃんと腰を高く上げて?」

言われるままに腰を上げる。
何でこんな恥ずかしいことをしなきゃいけないのかと、また涙が溢れる。

「仕事に行かせてくださいってちゃんとお願いして?」
「仕事に行かせてください……」
「そうそう」

そのまま日高は私の身体を視姦する。

「お尻の穴まで丸見えだね。さっき出した僕の精液も垂れてきてて、すごく恥ずかしいことになってるよ?うわ、こんなこと言ってたら、すごいひくひくし始めてる。大事なところを僕に見られて、恥ずかしいこと言われて、それで興奮してるの?」

日高は私の中を凝視する。
顔が真っ赤になるくらい恥ずかしい。やめて……。

「もう体勢戻していい……?」
「だめ。ちょっと待ってて。記念写真撮るから」

カシャカシャと屈辱的な姿を色々な角度から写真に撮られる。
そして日高は、私の鞄から私の身分証明書を取り出して、それを私に持たせる。

「これ持って顔上げて?君が誰なのかちゃんと分かるようにね」

どうせこの写真も脅しに使うんだ……。
私は下を向いたまま、首を横に振る。

「出来ない?出来ないなら、君のわがままは聞けないなぁ」

私は涙でぐしゃぐしゃの顔を日高に向ける。
これだけで働かせてもらえるなら、言うことを聞くしかない。
どうせ恥ずかしい写真も動画もいっぱい撮られてるんだ。
私に失う物なんてもうないのかもしれない。

「ちゃんと笑って?はい、チーズ」

そのまま嬉しそうに何枚も写真を撮る。
私のかろうじて残っているわずかなプライドすら、日高はズタズタにするつもりなんだ。
私の無様な姿をいっぱい撮って満足したのか、日高は私のお尻の方に移動する。

「写真撮られて興奮したの?クリトリス、すごい勃ってるけど?君って本当に変態だね」

クリトリスを指先で弾かれる。
その刺激で身体がびくんとなる。

「すごい反応だね。いっぱい弾いてあげるね」

そのままクリトリスだけを集中的に何度も何度も弾かれる。
その度に情けなく声を上げる自分が恥ずかしい。

「僕ね、1回土下座セックス?ってやつをやってみたかったんだよね。君の中も僕のと君のでぐちゃぐちゃだし、このまま挿れるね?」
「あっ……まっ……て……!」

私の制止も聞かずに、そのまま中に突っ込まれる。
録画を始める音が聞こえる。
部屋にはまた、卑猥な水音と肉と肉がぶつかり合う音が響く。

「だ……だめぇ……っ……!ぬいて……っ……!」
「こんなに締め付けてきてるのに?抜いてあげたいけど、君のせいで僕も抜けないんだよね。抜けないから、このまま君の中で抜こうかな。あははっ。今の駄洒落のつもりだったんたけど、面白かった?」

土下座した状態のまま、ガンガン中を突かれる。
まるで自分が犬にでもなったような気持ちだ。
身分証明書に写っている自分の顔と目が合う。
写真の中の私は、真面目な顔をしているけど、今の私は間抜けな酷い顔をしているのだろう。
止まらない涙と涎が身分証明書にかかる。

「お尻の穴もひくひくしてる。お尻も触って欲しそうだね。でも、穴は無闇に弄ると危ないから、お尻は叩いてあげるね?」

お尻をぺちぺちと叩かれる。
弱い力で叩かれているから痛みはないけど、逆にその弱さがまるで幼い子供を躾けているかのようで恥ずかしい。

「もう立派な社会人なのにお尻ぺんぺんされて恥ずかしいね。こういうのってあかちゃんまでじゃない?あはは。あかちゃんみたいにお尻叩かれてるのに、君の中はあかちゃん産みたいって締め付けてきてるの、すごく面白いね?あかちゃんがあかちゃん産むの?」
「ばかに……しないで……っ……」
「馬鹿にしないで?そんなこと言うなら、土下座させられてお尻叩かれながらイクのやめてみなよ。これでイク方がどうかしてると思うよ?」

そう言いながらも、さらに追い詰めるように、奥深くを抉るように突いてくる。
暴力的な快楽に頭がおかしくなりそう。

「あ……ぅ……あ……ぅ……も……っ……むり……ぃ……」
「呂律回ってないけど大丈夫?一応言っておくけど、これ全部動画に撮ってるからね?恥ずかしさとかないの?すごい痴態を晒してるけど……」

そういって日高は私の顔もカメラに写す。

「バックだと君の顔が見えなくて残念だけど、君の恥ずかしい顔もちゃんとカメラで撮っておいてあげるね?どうせ今酷い顔になってるんでしょ?」

カメラの中の自分と目が合う。
顔を紅潮させて、だらしなく開いた口からは涎が垂れている。

「自分のイキ顔を見ながら犯されるのはどう?君はこういうのでも興奮しちゃうんでしょ?変態な恋人を持つと大変だなぁ。僕が性能の良いカメラ持ってて良かったね?君のイキ顔もかなり鮮明に写ってるんじゃない?」

日高はお尻を叩く手を止めて、私の腰をホールドする。

「そろそろ中に出すね?僕に中に出された瞬間の自分の顔もしっかり見てね?」

そう言って私の中にまた大量に出す。
カメラを見る余裕なんてなかった。
快楽と精液が流し込まれる感覚に耐えるのでいっぱいいっぱいだった。

「すごい声上げてたけど、中出し、そんなに気持ちいいの?」

私の全身を愛撫しながら言う。

「ちゃんと見てなかったでしょ?動画、見せてあげるね」

日高はさっき撮ったばかりの動画を私に見せてくる。

「あはは。白目剥いて舌出しちゃって、すごく馬鹿っぽいね?待ち受けにしたいくらい傑作」

動画の中の私は、本当に間抜けな顔をしていた。思わず涙が溢れる。

「それからさ、同棲の件は親にちゃんと説明しておいてね?君の実家からより僕の家からの方がだいぶ君の職場に近いし、反対はされないんじゃない?入社式の後に会社の近くに住む友達と会ったら、その友達が一緒に住んでくれることになったとでも言えばいいよ。親御さんには僕のことは同性の友人って嘘ついてるもんね?一緒に妊活までした仲なのに”友人”ねぇ……?」

トントン拍子に話が進められる。

「足りない分の服とか色々な物は、これから僕が買ってくるよ。前に君に使ってるシャンプーとか、全部写真で送らせたけど、あの頃から変わってない?それ買ってくるけどいい?」

私は弱々しく首を縦に振る。

「それから、会社には行かせてあげるけど、代わりに君のスマホにGPS追跡アプリを入れさせてね?君だけ監視されるのはフェアじゃないから、僕のGPS情報も見られるようにしておいてあげる。こういうの、いかにもラブラブな恋人同士って感じがして最高だね」

日高は勝手に私のスマホを弄る。

「何で私のスマホ……使えてるの……?パスワードは……?」
「あー、君には言ってなかったけど、僕、君のパスワード知ってるよ?いつも君のこと見てるんだから、パスワードくらい分かるよ。今までもたまに勝手に覗いてた。ごめんね?僕に見られてるなんて思ってないからか、初めて見たときは、君のスマホの中は完全に無防備で興奮したなぁ……。でも僕の写真が一枚もなくて悲しかった。僕はスマホの中まで君のことでいっぱいなのに……」

私のスマホと自分のスマホの中に追跡アプリを入れられたみたいで、日高は私に自分のスマホを見せてくる。

「ほら、これ僕のスマホ。データは他のところにも移してるけど、消されたら入れ直すのが大変だから、勝手に消さないでね?」

スマホを手に取ろうとしない私に、日高が画像フォルダを見せてくる。
非表示設定じゃない画像は、風景写真や仕事に必要な情報が書いてあるようなスクショが少しあるだけで、非表示の画像が大量にある。
そして、その非表示の画像全てが私の写真だった。

「ハメ撮りとかヤってる時の音声は、カメラとボイスレコーダーを使って撮って、パソコンとかUSBとかDVDとかに入れて、スマホには入れないようにしてるんだ。人に見られたりしたらまずいからさ。だから、ここにあるのは、最悪人に見られても大丈夫なものだけだから、少なくてごめんね?もっと君の画像で埋め尽くしたかったんだけど……。あっ、もちろん、こういう画像も君の大事な個人情報だから、誰にも見られないように細心の注意を払って取り扱ってるからね?」

最悪人に見られても大丈夫?
たった1人の動画や画像を1万枚以上持ってるだけで十分異常じゃないの……?
しかもこれはほんの一部で、他にも日高は私の動画や画像をたくさん持ってるんでしょ……?
ていうかこれ、1年生の頃の写真もいっぱいある……。
そんな前からずっと盗撮してたの……?
私がSNSに書いたものも全部保存されてる……。
他の人に書いたリプライとかも全部……。
怖い……。怖い……。
写真や動画の中の私は全て服を着てはいるけど、事後に気を失ってる私に、勝手に自分の服や着せたかった服でも着せて写真を撮ったんだろうか?
見覚えのない服を着て寝ている私の写真もいっぱいある……。

「あ……っ……あ……っ……」
「僕がどれだけ君のことが大好きか分かった?それと、僕が持ってるのは写真だけじゃないよ?」

震える私を抱きしめて、メモの類も見せてくる。
そこには1年生の頃からの私の行動記録や、私の好きなものなどの詳細な個人データが書いてある。
聞き取れた範囲での私と友人の会話すら簡潔にまとめられていて、恐ろしくなる。

「おかしいよ……っ……。こわい……。やめて……」
「おかしいかな?好きならこれくらい普通じゃない?むしろこれくらい君のことを知ってる方が夫になるなら安心じゃない?」

あまりの恐怖に泣く私に、日高は平然と答える。

「今までは頑張って君の行動記録を収集してて、それもやりがいがあったけど、これからはGPSですぐに君の行動が分かるから楽しみだなぁ。あと、これからも帰ったら君のスマホの中、確認させてね?会社の人達と関わるの、やっぱり不安だからさ?プライベートの携帯じゃ、機密情報のやりとりとかしないだろうし、いいでしょ?」

私の服の中に手を入れて、乳首を弄りながら続ける。

「当たり前だけど、勝手にパスワードを変更したり、勝手にアプリを消したりしたら、また乳首を思い切り吸引器で引っ張りながら、ローターでいじめるから。僕、さっきのすごく楽しかったし、君が約束破っても、それはそれで楽しみだなぁ。君に酷いことしないと満足できなくなっちゃって、毎日そういうことしちゃうかも。僕はそれでも全然いいよ?」

さっきは耐えられないほどの痛みと快楽で本気で壊れるかと思った。
しかも、さっきの日高は、本当に何をするか分からないくらい興奮してて怖かった。
日高に触られてる乳首は、さっきの吸引のせいでまだ敏感なままだ。

「やくそく……まもりまひゅ……。だから……ぁ……っ……ひどいことしないで……」

私に自由なんかない。
私はきっと、日高からは逃げられない。
だって、相手はあんなに私の写真とかを持ってるくらいに私に執着しているし、おまけに、いつも私のことを辱めて、いじめて、そうやって心身共に追い込むことで興奮するような男だ。
それに、今まで日高に勝てたことなんて一度もない。
私はいつも日高にされるがまま泣かされて、尊厳ごと傷付けられている。
でも、本当にそれだけ……?
私って本当にただの被害者なのかな……?
日高が私の中も弄って、そのまま生で挿入してくる。

「ひゃぅ……っ……!も……っ……ゆるひて……っ……!だめ……っ……だめなの……っ……!」
「本当にダメなら、本気で抵抗すればいいでしょ?今は拘束してないんだからさ」

そう言われても、私は泣きながらシーツを掴んで与えられる快楽に耐えることしかできない。

「あれ?抵抗しないんだね?むしろ腰動いてない?顔も蕩けきってるし、中すごい締め付けてきてるし。本当に僕とのセックスが大好きだよね?ちゃんと君のことを気持ちよくしてあげてる男の顔を見て?」

日高と目が合う。
セックスの時、いつも私は、自分が浴びせられる快楽に耐えるのに必死で、日高の顔をよく見てなかった。
セックスの時以外は、私と目が合うと恥ずかしそうに顔を赤らめるくせに、今の日高は、私を孕ませようと、目は据わってて、でも興奮しきってて怖い。
負かされる。本能的にそう感じた。

「大好き……。愛してる……。君のこと、一生逃してあげない……。僕の全部をあげるから、君も僕のこと、好きになってよ……。身体だけじゃなくて、君の心も欲しい……」

日高は私にキスをする。
頭の中がぐちゃぐちゃになる。

「君が僕のことを好きになるように、これからも君に教え込んであげるね?僕がどれだけ君を愛してるかってことも、君にはもう僕を愛するしかないってことも。二人で幸せになろうね。僕は君の物だし、君だって僕の物だ」

また中に出される。
身体を重ね合って、そのまま二人で溶けていくみたいな感覚。
あはは……。これだけ何度も中に出されてたら、いつ妊娠しててもおかしくないや……。
頭の中までどんどん日高に侵食されて、日に日に正常な思考が出来なくなる。

それから数週間が経った。
私の身体は徐々に変化していった。
何を食べても吐き気がする。食欲が湧かない。
私の身体、どうしちゃったの……?

「お弁当、最近全然食べきれてないけど大丈夫?朝食も夕飯もほとんど食べてないし……」

日高がお弁当箱を洗いながら言う。

家事は全部日高がやってくれている。
私には仕事以外ではしっかり身体を休めてほしいかららしい。
家にいる時は、私は基本的に拘束されていて、何もさせてもらえない。

「食欲がなくて……。たぶん疲れてるんだと思う……」

日高は心配そうにこちらを見つめる。

「それって悪阻じゃないの……?」
「違う。そんなわけない。単に体調を崩してるだけだから」

悪阻。自分でもその可能性は考えた。
でも、もしこれが悪阻なら私は妊娠していることになる。そんなこと、信じたくない。

「妊娠検査薬で調べてみようよ。妊娠してるかしてないかで、君の体調不良への対応策が変わ」
「私は妊娠してない。これはただの体調不良」

私が日高の言葉を遮ってそう言い切ると、日高は困ったような顔をする。

「とりあえず、妊娠してる可能性だってあるんだから、普段以上に自分の身体を大切にしてね?何か少しでも違和感があったら僕に言うこと。君の表情や動きから、ある程度君の体調は推測できるけど、言ってもらえなきゃ分からないこともあるからね」
「うん……」
「あと、これなら食べられそうみたいなものがあったら何でも言ってね?もちろん栄養バランスも大切だけど、それよりもまずはちゃんと食事を摂ることが最優先だから」

妊娠してるかもしれない。
そう思うと怖くて仕方なかった。
自分の身体に不可逆的な変化が起きること。そして何より、自分と日高の間に子供ができること。
好きな人と結婚して、子供を産む。
昔は漠然とそんな未来を思い描いていたこともあった。
実際の妊娠はこんなにも恐ろしいことだなんて思いもしなかった。
毎日毎日、妊娠してませんように……と祈る日々。
不安で仕方なくて、でも、縋れる相手は日高しかいない。私を悩ませている元凶なのに。

ベッドに入る。
日高は最近、私のことを抱かない。
私は元々、嫌々日高に抱かれてたはずだし、最近は体調が優れないから、抱かれないのは助かる。
でも、日高に抱かれないことが怖い。
だって日高は、大学時代は危険日には挿入はしないでくれていたけど、ほとんど毎日のように私の身体を弄んでた。
そんな日高が私のことを抱かなくなったなんて、どう考えても理由は1つしか思い当たらない。
それは、日高は私が妊娠していると確信しているから。
妊娠初期は性行為はしないのがベターだ。
直接的な流産の原因にはなり得ないだろうけど、それでも危険は伴う。

生理が来ない。体調が悪い。日高が私を抱かない。
それらの事実全てが私の妊娠を示唆しているようで恐ろしい。
日高に背を向けたまま静かに泣く。
日高は私が泣いていることに気付いたみたいで、私を優しく抱きしめる。

「そうだよね……。不安だよね……。君にばかり負担をかけちゃってごめんね……。辛い時は、声を出していっぱい泣いていいんだよ?僕がそばに居るから……。君が安心して眠れるように、ずっと抱きしめてるから……」

どんなに不安でも、日高以外に縋れる相手がいない。
私は日高の方を向いて、そのまま日高の胸で泣く。
日高はパジャマが私の涙で濡れるのも構わずに、私を抱き寄せて、子供をあやすみたいに頭を撫でてくる。
そもそも日高と出会わなければ、日高が私に子供を産ませようとしなければ、こんなことにはならなかったのに、唯一縋れる相手である日高に慰めて欲しくて甘えてしまう。
私の心ももう、限界なのかもしれない。

それから数週間経っても、私の体調は良くならなかった。

「妊娠検査薬買ってきたから、使ってよ。お願い……。そろそろ病院に行った方がいいよ……。もし子宮外妊娠とかしてたら、君が危ないから……」

日高は心配そうに私を見つめる。
やめて……。そんなに真剣な顔で言われると、私まで怖くなる。

「私は妊娠してないから大丈夫……」

私が力なくそう言うと、日高も諦めたのか黙る。
それから数時間後、私がトイレに行きたいから拘束具を外して欲しいと頼むと、日高はベッドに括り付けてある拘束具は外してくれたけど、私の両手は拘束した状態のまま、私の服を脱がせて、お風呂場に連れて行く。

「待って!トイレに行かせて……」
「ここですればいいじゃん」

私に無理やり脚を開かせる。

「何考えてるの……?」

そう聞くと日高は、紙コップを私の下半身に当てる。

「やだっ……!恥ずかしい……!お願い!トイレに行かせて!」
「今まで散々うれしょんしてたし、僕にトイレに行ってるところも見られてきたんだから、別にいいでしょ?僕に隠すことなんてないでしょ」

そう言って手を洗って、私のクリトリスを触る。
おしっこしたい時に触られたせいで、そのまま日高に見られながら漏らしてしまう。

「やだ……っ……!見ないで……っ……!」
「見ないとちゃんと採取できないでしょ」

紙コップの中に私のおしっこが注がれる。
ある程度入ったところで、日高は紙コップを持ち上げる。

「今日はおしっこ我慢してた?色が濃いね。あんまり我慢しちゃダメだよ?」

紙コップの中身をジロジロと見られる。

「やめて……」

泣いてる私に構わず、コップを一旦置いて、中をシャワーで洗って、それから私にまた服を着せて、ベッドに拘束する。

「今から君と僕の間に子供が出来たってこと、ちゃんと証明してあげる。本当はこんな形でするつもりなんてなかったけど、君があまりにも強情だから……。一緒に陽性になるかどうか見てみよっか」

そう言って日高は紙コップの中に、妊娠検査薬を3秒ほどつける。
そして妊娠検査薬を取り出して、私に見せてくる。

「やった!陽性だよ!君もちゃんと見て?」

日高は本当に嬉しそうにはしゃいでいる。
私は恐る恐る妊娠検査薬の結果を見る。
陽性だ……。私、妊娠してるんだ……。

「ひぐっ……なんでぇ……なんで……ぇ……」

日高は嬉しそうに私を抱きしめて、優しくお腹を撫でる。

「妊娠してくれてありがとう……!僕、本当に嬉しいよ……。君のあかちゃんのお父さんになれるんだね……!」

そう言って、日高は私に無理やり妊娠検査薬を握らせる。

「これ持って笑って?記念撮影するね……!」

日高は私が無理やり笑顔を作れるようになるまで、何枚も写真を撮る。

次の週末には病院に連れて行かれた。
エコーの画像を見た。
まだかなり小さいけど、私のお腹の中にはあかちゃんがいるんだ……。
妊娠検査薬の結果なんかより、エコーの画像は、遥かに私に妊娠しているという実感を持たせた。

家に帰ると、日高は嬉しそうにもらった写真をスキャンして保存していた。

「妊娠しちゃってることだしさ、そろそろ会社辞めて結婚しない?」

日高は軽いノリでそんなことを言う。

「待って……。心の準備が出来てない……。とりあえず……会社には行くし、結婚はしない……」

これからのことが不安で涙が止まらない。

「そっか……。とりあえず仕事の時は無理しないでね……。君も、お腹の中のあかちゃんのことも、本当に心配だから……」

日高は納得していないみたいだったけど、私を妊娠させたことで心の余裕が出来たのか、そう言って引き下がった。
どうせ、このままなし崩し的に私と結婚できるって思ってるんだ。
だって、日高は私の弱みをいくらでも持ってるし、その上私のことを妊娠させた。
どう考えても、日高は圧倒的に有利な立場にいる。その気になれば、私にいくらでも言うことを聞かせられるし、今までだってそうしてきた。
その余裕な態度に腹が立つ。
でも、私はそれに対して抵抗することもできない。

本当は会社の人達にも妊娠のことを言うべきだった。
でも私は入社したてで妊娠したら、何を言われるかと考えると怖かったし、何より私自身が妊娠を認めたくなかった。
日高に連れられて定期的に検診に行って、嫌でも自覚させられているのに。
自分でもバカだと思う。

それから4ヶ月後には、もうゆったりとした服を着ていないと分かるくらいに、お腹が大きくなってきた。
会社の人たちからヒソヒソ言われるようになった。

「あの新人、妊娠してるんじゃないの?」
「いやー、ストレスで太ったのかもよ?」

全部、聞こえてるよ……。
仕事が終わるとそそくさと帰る。
業務外で話しかけられたら、妊娠がバレてしまいそう。
職場から少し離れたところで、日高が車に乗せてくれる。
日高と私の職場は近いから、妊娠した私の身体を心配して、数ヶ月前からカーリースを申し込んで、出社の時も退社の時も、いつも日高は私を送迎してくれる。

さらに1ヶ月後には、私は職場に居られなくなった。
日に日に大きくなっていく私のお腹を見て、みんな不審に思ったらしく、上司に呼び出された。

「君さぁ、妊娠してるよね?入社してすぐに妊娠するなんて、ふざけてんの?みんな業績を上げるために必死にやってんだよ。何呑気に妊娠してんの?」
「申し訳ありません……」
「せめて何でもっと早く言わなかったの?報連相は社会人の基本でしょ?」

その通りだ。怖くてずっと言えなかった。そのツケがこれだ。

「申し訳ありません……」
「謝ってもさぁ、遅いんだよね。女は良いよなぁ。結婚すれば人生楽勝だからさ」
「……」
「てか君未婚だよね?ちゃんと父親は分かってんの?」
「……はい……」
「うっわ……。彼氏と羽目外しすぎたわけ?これだから最近の若者は……。社会人としての自覚が足りないよ!君のせいで社内の士気が下がってんだよ」
「申し訳ありません……」
「責任取って、辞職してよ」
「えっ……?」

辞職……?クビってこと……?

「まあ、こっちも強制はしないけどさ、君だって社内に居づらいんじゃない?辞めるか辞めないか、早く決めてね?こっちとしては、その彼氏とやらに養ってもらえばいいと思うけどね?」

辞表を渡される。
頭の中が真っ白になる。
どうしようどうしよう。

「まあ、君に伝えたかったのはこれだけだから。もう仕事に戻って良いよ?」

デスクに戻って仕事を再開する。
周りからはヒソヒソ話が聞こえる。

「あの人、何で呼び出されてんの?」
「やっぱり妊娠してるんじゃない?」
「えー、あの人未婚でしょ?」
「誰の子?」
「早く辞めてくんないかなぁ。だいぶ前から体調悪そうに仕事してさ、こっちのやる気も下がるんだよねぇ」

キーボードを打つ手がガタガタと震える。
会社の人達みんなが私に冷たい目を向ける。
会社にいるのが怖い。

私も悪いところはあったけど、元はレイプされた被害者とも言える側なのに……?
どうしてこんなに責められなきゃいけないの……?

ストレスか、妊娠の体調不良か分からないけど、吐き気がして仕事でのミスが増える。
私がミスをする度に、周りは呆れたようにため息をつく。
中には「妊婦だからって甘えてんのかな?」だの、「あれで俺らと同じ給料なの?妊婦様様だな」だの、聞こえるように悪口を言う人もいる。

その日は日高に車で送られる間に耐えられなくなって泣いた。
家に帰ると、日高は心配そうに私に事情を聞いてきた。
事の顛末を話すと、日高は「ひどいね……」と言って慰めてくれた。

「それって完全にマタハラとかセクハラじゃない?そんな会社辞めた方が良いよ。君が仕事辞めても、僕が居るから大丈夫だよ」

日高だって、散々私にレイプもセカンドレイプもしたくせに。
そう思うのに、自分のことは棚に上げて、会社の人達のことを悪く言ってくれる日高に慰められる。

会社を辞めたら、私は日高に助けてもらえないと生きていけない。
もう法律的に中絶が許される期間も過ぎた。
中絶することも叶わないから、日高の子供を産むしかない。
日高と結婚しないと、仕事もないままシングルマザーになってしまう。
そんなことになったら、まともには生きていけない。
実家を頼るにも、特に裕福な家庭の出ではないし、両親も困るだろう。
誰の子か言えない子供を産む娘を受け入れてくれるかも分からない。

将来への不安と恐怖と妊娠に伴う情緒不安定で頭の働きが鈍ったのか、私は日高に縋ってしまう。

「うっ……ひぐ……っ……。悠也……悠也は私のこと……好きなんだよね……?私が仕事辞めても、私のこと、捨てないよね……?」

日高は少し驚いた顔をしている。
そりゃそうか。私は今まで日高に好きになって欲しいと何度も縋られて来たのに、嫌いと言ってきたんだから。

「どうしたの急に……?僕は君のことが大好きだって、何度も言ってるでしょ?もう忘れちゃったの?」

そのまま私を優しく抱きしめてキスをする。

「私、悠也に酷いこといっぱい言ったのに……?」
「いいんだよ。僕は君が僕のそばにいてくれるなら、何でも受け止めてあげる。それにさ、こう言うのもなんだけど、僕の方が遥かに君に酷いことしてたよ?」

日高は茶化すように笑う。
笑い事じゃないと言いたいけど、今は日高に嫌われて捨てられたくない気持ちの方が強いから黙ることにした。

「もしかして、しばらく君のこと、ベッドで愛してあげてなかったから不安になっちゃった?」

日高に身体を愛撫されると、すぐに反応してしまう。
そういえば、しばらくエッチしてもらえてなかった……。
私、それで不安になってたのかな……?

「ごめんね。僕、君が妊娠してるから、全部不安になっちゃって……。でも、今は安定期だから、抱いてあげられるよ?僕に抱いて欲しい……?」

抱いてもらったら、この不安も少しは紛れるのかな?
気持ち良くなれば、全部忘れられるかな……?

私は弱々しく首を縦に振る。

「そっかぁ……。セックス中に君を限界まで焦らした時以外で、君から求められるのは初めてだから嬉しい……。きつかったら、すぐに言ってね?」

そのまま一緒にシャワーを浴びて、ベッドに連れて行かれる。

「お腹が大きくなってる君も可愛いなぁ……。ここであかちゃんを育ててくれてるんだよね……」

そう言って愛おしげにお腹を撫でて、ベッドに横たわる私の写真を撮る。

「お腹に負担がかからない体位でしようね。バックと騎乗位、どっちがいい?」
「バッ……バック……」
「バックね。君はいかにも僕に責められてますって感じのセックスの方が好きだもんね?」

バックで優しく中を突かれる。
突いている時も、「愛してる……」と囁かれながら、優しくお腹を撫でられる。
普段の私のことをいじめながらされるセックスと比べて、随分優しいセックスで、不思議な感じがする。

「気持ちいい?」
「きもひい……っ……」
「妊婦さんなのにエッチで気持ち良くなっちゃうなんて、悪い妊婦さんだなぁ」
「や……っ……。ひどいこといわないで……ぇ……」

いつもの日高らしい発言に、恥ずかしくなるし、傷つくのに、少し安心する。
私は就活も失敗したし、じきに無職になりそうな身だ。
他にも色々とダメなところが多い。
でも、日高にいじめられることで、そういう自分を許せる気がする。
日高にはそんなつもりはないけど、日高に罰せられることで、自分の罪が軽くなる気がする。

「でも君のここはさっきよりも締まったよ?こういうこと言われるの、大好きだもんね?」

中を突く動きは優しいままだけど、それからひたすら意地悪な言葉で罵られる。

「君がお母さんになっても、こうやって君のこと、いじめながら抱いてあげるね?子供をしつけてる君のことを、僕がしつけてあげる」
「ひゃ……ぅ……っ……。そんなこといわないで……ぇ……っ……」
「そういえばさ、この前の検診でさ、あかちゃんの性別は男の子って言われたよね?前に調べたんだけどさ、女性がセックスの時に感じてると、男の子が産まれやすいらしいよ?本当かは分からないけど、君は僕に中出しされながらすごく感じてたし、本当かもしれないね?」

日高はくすくすと笑う。

「そろそろ出すね。今日は中に出してあげられなくてごめんね。妊娠中はゴムつけてしないと危ないからさ?」

そう言って日高は射精して、私の中から抜く。

「気持ちよかったね……。本当に大好きだからね……。もう、僕に捨てられるかもしれないなんて不安になんてならないでね……?むしろ僕は、君がどんなに嫌がっても離してあげないから……。今までだってそうしてきたでしょ?」

そう言って日高にキスされる。
嫌だったのに、日高のことが怖くて仕方なかったのに、それだけで安心する。
日高と朝を過ごして、日高に会社に送ってもらって、そのまま寄り道もせずに日高に家まで送ってもらって、それからはベッドで拘束されて、日高にお世話される日々。
私の位置情報も誰かとのやりとりも全部日高は知ってる。
日高に見られるのが恥ずかしいから、友人とも親とも最低限の連絡しか取らなくなった。
これで会社を辞めたら、本当に私には日高しかいない。

「僕と結婚してください。絶対幸せにするから……」

私は首を縦に振る。
もう私には、日高しかいないから……。

それから私は仕事を辞めた。
私が仕事を辞めることを、みんな喜んでいて、悲しかった。
幸せな寿退社からは程遠かった。

私は日高と結婚することになった。
結婚話はトントン拍子に進んだ。
私の両親は、私がクビになったこと、実は彼氏がいたこと、すでに子供ができて半年近くになっていることを知って、私に呆れているようだった。
でも、日高について根掘り葉掘り聞かれた時に、日高は同じ大学のゼミで一緒だった人で今は公務員だと伝えると、安心したようだった。
日高は後で、「公務員で良かった……。大学時代の貯金と、卒業する時に親が渡してくれた、今まで預かられてた分のお年玉があるから、不自由なくやりくり出来てるけど、若いうちの年収はそんなに高くないんだけどなぁ……」と不思議そうにしていた。

日高の両親もこっちに来てくれて、顔合わせをした。
日高の両親は、2人とも厳しそうだけど、良い人そうだった。

「うちのバカ息子がすみません……。ほら、お前も頭を下げろ!」

日高は勢いよく頭を畳につけさせられていた。
日高は集まる前にお父さんに殴られたのか、少し頬が腫れていたのもあって、私の両親は「大丈夫ですから……」と少し心配そうにしていた。

「悠也は、徒競走はいつも下から数えた方が早いし、友達も少ないし、何もすることが無い時は、部屋に閉じこもってゲームするか、一人で近所の湖の写真を撮りに行くような陰気な奴です……。彼女どころか、異性の友達一人すら連れてきたことがありません……」

日高は「今そんな恥ずかしい話する?彼女と彼女の両親の前なのに?」とでも言いたげな顔をしていた。
日高と長い時間一緒にいたから、そんな細かい内容でも、日高の言いたいことが表情で読み取れるようになった。

「でも、自慢の息子です。町内会の仕事を手伝わせても嫌な顔せず……いや、嫌な顔はしてましたけど、文句も言わずにこなしてました。夏休みは宿題をすぐに終わらせて、親戚の家の農作業を手伝いに行ってました。伝統料理も作れるくらい、料理も手伝わせて学ばせました。そしてそうやって学んだ料理を祖父母に振る舞ってました。悠也は、家族思いで真面目で優しい子です……。それに、お嬢さんのことを本気で愛していると言ってました……。お嬢さんのことも、必ず幸せに出来る男です……」

私の両親は真剣に聞いていた。
私は、日高は両親に大切に思われてるんだなって思った。
日高は突然親に褒められて、どう反応して良いものかと悩んでるようだったけど、改めて私に真剣にプロポーズしてきてた。
日高の両親は、2人の新生活に使って欲しいとお金を包んで渡してくれた。
後で家に帰ってから封筒を開けると、想像より大きい金額が入ってて2人で驚いた。

それから入籍して、子供を産んだ。
デキ婚になったのと、私が結婚式をしたがらなかったから、出産から1年後くらいに身内だけで簡単な食事会だけした。
日高……いや、私ももう日高姓だから悠也か。悠也が結婚式はできなかったけど、どうしても私のウェディングドレス姿が撮りたいと言うから、フォトスタジオで写真だけ撮りに行った。

それから5年が経った。

子供は可愛い。
悠也は子煩悩だし、私にも優しくしてくれる。
育児や家事には協力的というか、むしろ仕事もして疲れているだろうに、嬉々としてやってくれる。
私は専業主婦なんだし、もっと私がやらなくていいのかなと不安になるくらいだ。
子供はそんな悠也に懐いてるし、私も悠也に感謝している。

相変わらず私の行動は、全部悠也にGPSで監視されている。
子供の幼稚園や習い事の送り迎え、子供や私の通院、子供の友達とその子のお母さんの数人での公園での運動、日用品の買い物、週末の三人での外出。
基本的にそれ以外で、外に出してもらえることはない。
でも私も慣れない育児でいっぱいいっばいだし、ふとした時に悠也のGPSでの行動履歴を見ると、悠也も最低限しか外に出てないから、別にそれでいいかなって思えるようになった。
今もスマホの中身を不定期でチェックされている。私は別に求めてないけど、悠也も私にスマホの中身を見せてくる。
もうお互いのことで知らないことは、あまりないんじゃないかな。
私にとってはもう、悠也の言うことが世界のルールだし、悠也が与えてくれる幸せだけを享受すればいい。
悠也は何年間もかけて、私にそう教えてくれた。

悠也はたまにするセックスの時だけは、いつも意地悪だ。
私も悠也も、子供と遊ぶ時以外は、ほとんど仕事や育児や家事しかしてなくて、娯楽らしい娯楽はあまりないから、セックスがお互いの娯楽みたいなものになっている。
私達のセックスは、あまり普通じゃないと思うから、子供が習い事に行ってる時とか、そういう子供に見られる心配がない時だけにしている。
子供の前では対等だけど、セックスの時は、私は完全に悠也に隷属している。
下品な媚び方、奉仕の仕方、全部悠也に教え込まれた。
悠也にずっとそういう風に躾けられて開発されてきたせいなのか、悠也の言うように私がマゾで変態だからなのかもう分からない。
たぶんどっちもなんだろうな。

「ゆうや……ぁ……わたしをだいてください……」

子供の前ではセックス出来ないから、なかなか抱いてもらえない。
私は悠也に抱かれないとダメな身体になってしまったから、毎日毎日子供が幼稚園に行っている時間、家事の合間に、悠也とのハメ撮りを観ながらオナニーをしてしまっている。でも、おもちゃは悠也がパスワード付きの引き出しに仕舞っていて、勝手におもちゃを使うことは禁止されているから、毎回中への刺激が足りなくて、欲求不満になってしまう。
それでこうして毎回惨めに私から悠也にお願いしている。

「いいよ。でも、そんなに抱いて欲しくてたまらないなら、ちゃんとお願いして?土下座でもしたら、僕も考えてあげる」

悠也だって私のこと抱きたくて堪らないって、勃起させてるくせに。
何でこんな意地悪を言うの?
理不尽には思うけど、抱いて欲しくて堪らなくて、プライドを捨てて土下座をする。

「ゆうやのおちんちんで、わたしのおまんこをいっぱい突いてください……」

悠也が喜ぶように、わざと下品な言葉を使う。
腰も高く上げて、悠也が少しでも抱く気持ちになってくれるように、いやらしく腰を振ってみせる。

「さっきまで子供に行儀を教えてたくせに、本当にはしたない格好だね?下品な言葉遣いしちゃってさ。とんでもない母親だなぁ……。僕にハメてもらうためなら、ここまで出来ちゃうんだ?僕の奥さんは、本当に淫乱だなぁ……」

悠也は土下座する私の身体中を視姦してから、中を指で掻き回す。

「ひゃぅ……っ……!らめぇ……っ……!」
「何で既にこんなに濡れてるの?もうこれ前戯いらないじゃん。抱いてあげるの久しぶりなのに、中もちゃんと広がってるし。もしかして毎日オナニーしてたの?」
「はいっ。ゆーやにおかされてるどうがをおかずに、まいにち、ゆびずぼずぼしてました……っ……」
「僕が仕事に行ってる間、毎日そんなことしてるの……?なんか変態過ぎてすごいね?じゃあ今日も自分で処理しなよ」

悠也が私の中から指を抜く。
やだ。もっとして欲しいのに……。

「ひぐ……っ……。おちんちんいれてください……。おまんこ、ちゃんとしめてきもちよくしますから……ぁ……。らんぼーにつかっていいからぁ……」

自分で中を拡げて、顔を床につけたまま必死に悠也の方を向いてお願いする。
悠也はそこまでしてハメてもらおうとする私に満足したのか、興奮し切った顔で言う。

「そこまで言うなら仕方ないね……」

私の顔の前にカメラを置く。
結婚前の頃の犯されている私の動画が映っている。

「バックだと、視覚情報が物足りないでしょ?この恥ずかしい格好のまま挿れてあげるから、自分がレイプされて感じまくってるところをオカズにしながらイキなよ?」
「はいっ……。ありがとうございます……っ……」
「あはは。ここまでバカにされてるのに、お礼言ってる」

悠也が私の中に挿れてくれる。
挿れられただけで、私の身体は全身で悦んで、悠也の性器を締め付ける。
動画の中の私は必死に抵抗してるけど、快楽に負けて喘いでいる。
あの頃は自分がレイプで踏みにじられていると思って傷付いていたけど、本当はあの頃から、自分はこうされることを望んでいたのかもしれない。

「僕にハメてもらえて気持ちいい?」
「きもひいいれひゅ……」
「土下座セックス好き?」
「だいしゅき……ぃ……。どげざせっくす、きもちいいでしゅ……」

もうこんな恥ずかしい言葉を言わされることにも何の抵抗もなくなってしまった。
悠也に気持ちよくしてもらえるためなら何でもする。
私はいつの間にか、そんなどうしようもない人間になっていた。

「ちゃんと僕にお礼言おうか。ほら、大好きなおちんちん挿れてくださってありがとうございます」
「だいしゅきなおちんちんいれてくだひゃって、ありがとうございまひゅ……っ……」
「いっぱい中出ししてあかちゃん産ませてくださってありがとうございます」
「いっぱいなかだひして、あかちゃんうませてくだひゃって、ありがとうございましゅ……っ……」
「あの日処女の私をレイプして、セックスの悦びを教えてくださってありがとうございます」
「あのひしょじょのわたひをれーぷして、せっくすのよろこびをおひえてくだひゃって、ありがとうございまひゅ……」

全部トラウマになるくらいに最悪な思い出のはずだった。
でも、悠也に何度も何度もその時の動画を見せられながら犯されたり、オナニーさせられたりするうちに、私の中でもそれらのトラウマは、ただの興奮材料に塗り変えられてしまった。

「私の軟弱おまんこは悠也のおちんちんにボロ負けしました。敗者として一生服従します」
「わたひのなんじゃくおまんこは……っ……ゆーやのおちんちんにぼろまけひまひた……っ……!はいひゃとひて……っ……いっしょーふくじゅーひましゅ……っ……!」

恥ずかしい言葉を言わされて、恥ずかしい動画を見せられながら、中を突かれてイク。
四つん這いで犬みたいな格好をしているのもあって、まさに敗者と呼ぶのが相応しいような情けない姿だ。

「また勝手にイってる……。ちゃんとイク時はイクって言うように、教えてるでしょ?君は本当に物覚えが悪いなぁ…」
「あ……ひゅ……っ……!ごべんなざい……っ……!いってまひゅ……っ……!いってまひゅ……っ!」

そのまま何度もイかされる。
苦しい。でも気持ちいい。
頭の中には理性なんて残ってなくて、ただ暴力的な快楽に流されることしかできない。

そこでピピッ!っとタイマーが鳴る。
悠也は射精したようで、私の中から抜く。

「もうそろそろお迎えの時間だ……。もうこれで終わりね。行く前にシャワー浴びなきゃ……」

悠也は何事も無かったかのように、後始末を始める。
まだイキ足りないのに……。もっとして欲しい……。

「ま……っ……まって……!もう少しだけ……もう少しだけ……えっちして……ぇ……っ……!」

悠也に抱きついて懇願する。
みっともないと分かっていてもやめられない。

「仕方ないなぁ。あと20分だけだよ?」

悠也はいつもかなり余裕を持ってタイマーを鳴らす。
私にこうやって惨めにお願いさせるためだ。分かっているけど、私は抗えない

「20分もあれば、君は何回でもイケるでしょ?」

全身を舐められて愛撫される。

「ひぅ……っ……も……っ……いってまひゅ……っ……」
「今度はちゃんと忘れなかったね」

優しく頭を撫でられる。
そして何度もイったところで、身体を起こされる。

「僕のも舐めて?」

悠也の性器で頬をぺちぺちされる。
私はそれを頬張って必死に奉仕をしながら、自分の中を弄る。

「舐めながらオナニーするなんて本当に淫乱だよね。僕そんなこと教えてないけど?」

悠也はそんな私を見て笑う。
そうやって辱められても、私は中を弄る手を止めることは出来ない。

「出すから、この後も僕に抱いて欲しかったら、ちゃんと飲んでね?」

口の中に出される。私はすぐそれを飲む。
最初の頃はなかなか飲めなかったけど、今ではすぐに飲み込めるようになった。

「えらいね。ご褒美にいっぱい気持ちよくしてあげるね」
「ありがとうございまひゅ……」

そのまま悠也に何度も突かれて、嬌声を上げながらイかされまくる。

子供の前では、お互い父親と母親らしく振る舞う。
特に悠也は、さっきまであんなことをしていたとは思えないくらい、涼しい顔をしている。私は悠也と目が合うのすら、少し恥ずかしいのに。

子供がぐっすり眠ってる横で、悠也は私を抱きしめる。

「ねえ、君は本当に僕のこと好き?」
「どうしたの急に?」

お互いに子供を起こさないように小声で話す。
悠也は少し不安そうな顔をしている。

「いや、君は僕とのエッチだけじゃなくて、ちゃんと僕自身のことも好きなのかなって」

悠也のことを振り返る。
良い夫だし、良いお父さんだと思う。
私は悠也に感謝してるし、悠也に依存してる。
もう悠也のことを嫌いになる理由なんてない。

「大好きだよ」

私がそう言うと、悠也は安心したようで本当に嬉しそうに微笑む。

「良かった……!じゃあ、君は今幸せ?」

幸せ?
子供は可愛いし、夫婦生活も良好だ。
別に自由に外を出られなくたって、家族が仲良しなら、幸せだろう。
私はもう、家の中で家族で過ごすだけで満足しているんだから。

「うん。すごく幸せ」

昔思い描いてた幸せとは少し違うけど、これが幸せなんだって、世間体に囚われている私に、悠也がいっぱい教えてくれた。
だから私は幸せなんだと思う。
昔の悠也と私の関係性を考えたら、世間的には変なのかな?
私はおかしいのかな?
でも、この家の中が私の世界の全てなんだから、世間の視点なんて気にする必要はないだろう。
私達が幸せだと言えば、それは紛れもない真実だ。

「僕もね、君のことが大好きだから、こうして今、君と温かい家庭を築けて、君がそばにいてくれて、すごく幸せだよ……!愛してるよ……。君も僕も世界で一番幸せ者だね……!」

悠也はそう言って私にキスをする。

悠也も幸せって言ってるし、私も幸せなんだ。
悠也が私を幸せにしてくれた。
もうこれ以上望むことは何もない。

私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。私は幸せ。わたしはしあわせ。わたしはしあわせ。わたしはしあわせ。ワタシハシアワセ。ワタシハシアワセ。ワタシハシアワセ。
何度も心の中で復唱する。
だって、悠也が私に教えてくれたことは、全部大切にしないとね?
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みんなの感想(2件)

ゴリゴリ@陰キャピンク

ずっと前から見てて最高です!こんな用意周到ヤンデレ最高です!

解除
ゴリゴリ@陰キャピンク

このヤンデレ凄く好きです!ありがとうございます😭

解除

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