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初めての金蹴りと電気按摩のプレイ。
しおりを挟む金蹴りの話をすると、男性は皆「何が良いのか・・・」と言う顔をする。
私には付いていない部分なのでわからないが、金蹴りが好きな人の話はわかる。
今回は、そんな金蹴りプレイの話をしたいと思う。
最初の印象はフランク。悪く言えば馴れ馴れしい。
今まで敬語で話すM男性としかプレイをしていなかったので
違和感を覚えるが、まあ、そういう人なのだろう。と思い流す事にした。
プレイ時、大体が全裸なのだが、金蹴り好きな彼は下着だけは着用していた。
後に金蹴り好きな方は皆、こうなのだと知る。
彼は脚を肩幅に開いて「さあ、来い!」と意気込んでいる。
あまり踏み込みすぎてもダメなので、最初は軽く蹴ってみる。
振り子のように脚を振り、彼の股にぶらさがっているであろうそれを蹴る。
すると、彼は何かよくわからない声を上げて、軽く前屈みになる。
前屈みになるが、すぐに体勢を立て直し向き直る。
「まだまだぁ!」
「じゃあ、もうちょっと強めに。」
少し、助走をつけてみる。
踏み込んで蹴り上げると、気持ちが良い乾いた音が響く。
上手く蹴れた!そう思って彼をみると丸まって床に転がっていた。
「大丈夫?痛いの?」
唸る彼の後頭部を突いてみるが、返事はない。
しかし、ここでやめてしまっては彼に申し訳がない。
丸まる彼の足首を引っ張りながら、無理矢理仰向けにさせる。
そして、電気按摩を仕掛けるとびっくりするほどの声で叫ぶ。
「やめてぇぇぇぇえ!!」
「うーん、でも私には君の痛みがわかないから」
演技かもしれないし。そう言って責めるのをやめない。
脚の筋肉が辛くなるまで、電気按摩をし続けた後は
寝転がる彼の髪を持って、また立たせる。
そうすると、面白い事に彼は反射的に脚を広げるのだ。
蹴ってくれ、と言わんばかりに
面白くって、何度も蹴ってはのたうち回る彼に電気按摩を仕掛ける。
これを繰り返していると、彼の下着にシミが出来ている事に気づく。
しかも勃起している。どうやら喜んでくれているようだ。
「そんなやつがいるのか」と世の男性は不思議に思う、と言う。
確かに金蹴りと言うワードだけを聞くと、そう思う男性は少なくない。
しかし、金蹴り好きな彼らは元を辿れば「脚フェチ」さんなのだ。
脚が好き、靴が好き、強い女性が好き。それが彼らなのだ。
好きなものだけを見れば、M男性が誰しもが金蹴り好きになりえる、と言える。
男性にしか付いていないもの、そして女性には付いていないもの。
付いていないが故の優越感、付いているが故の劣等感。
それを彼は楽しんでいるのだ。
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