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1章 転生!そしてサバイバル編
待ちに待った進化!!
しおりを挟む俺が決意した日から一ヶ月くらいたった。
ゴブも、俺もメキメキと強くなったのが分かる。ゴブ達は武器の扱いをだいぶ覚えてきたようだ。
新しい装備にも変えた。
ゴブ達の武器などはほとんど魔物から作った。
1番重宝しているのはシールドタートルという亀だ。
この亀の甲羅は鉄の盾よりも硬く何より軽い。
この盾を装備しているのは、槍のゴブと直剣のゴブ、石を投げていたゴブは今は弓を使っている。弓ゴブも盾を装備させている。
武器はまだ加工技術が、ないので石を使っている。これはしょうがない。
刀をもつゴブには悪いがここらへんの魔物に刀に合う素材がなかったので木刀で我慢してもらっている。
俺はこいつらに役割を与え陣形も教えた。
まずは先頭に槍ゴブと斧ゴブを立たせその後ろに直剣ゴブを2人置きその間に拳ゴブもいれ、その後ろに杖ゴブと弓ゴブを置いて最後は刀ゴブを2人おく。短剣ゴブ2人は身軽なので遊撃として色んなとこで動いてもらう。
矢のような形を基本とし戦いに挑ませた。
この一ヶ月で狩ったものは多い。
オークの群れ
コボルトの群れ
ジャイアントスネーク
グレーウルフの群れ
クレイワーム
あとは盗賊だ。
人を殺すのは初めてだったがこれもそこまで罪悪感が湧かなかった。
これも気にしない。
どの敵も普通のゴブリンでは勝てないような相手をこいつらは倒せたんだ。
もうこいつらは普通のゴブリン達ではないのだ。こいつらならもう俺がいなくても生活は出来るであろう。
そして俺達は戦いを重ねていき
進化できるということが分かった。
これには驚いた。
盗賊を倒した時にナビが
《レベルが上限に達しました。進化可能です。》
という発言をしたのだ。
俺もできるなら他のゴブも出来るのではないかと鑑定したが全員出来るようだ。
俺達は洞窟に戻って進化することにした。
《進化取得条件を満たしたので進化項目に新たな進化を追加いたします。》
なに?俺がか?
ふむ、まあ進化項目をみるか
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ゴブリンファイター
ゴブリンメイジ
ホブゴブリン
ゴブリンリーダー 追加
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ふむ、ゴブリンリーダーが追加されたのかどうせだしこれにしよう。
他のやつには俺が進化した後に1人ずつ進化させることにした。
案の定、進化すると意識を失ったので皆でやると何者かに襲われる可能性があると思い1人ずつにした。
ふう、とりあえず進化出来たようだな。
俺は自分の体を見るとありえないことが起こっていた。
なんと自分の体が青白いのだ。しかも他のゴブに教えて貰ったが右目あたりに一筋の炎のような模様まであるという。
今まで他のゴブ達と一緒の緑色をしていたというのに、これは属性が関係しているのか?
他のゴブ達の進化を見てみよう。
他のゴブは皆、自分の選んだ武器によって進化先が違うようだ。
ファイターを選ぶと力が強くなり
レンジャー、これは短剣を選んだものにでた。こいつを選ぶと速さなどがあがるようだ。
あとは、メイジだな。これは魔力などが上がるらしい。
いいことだ、これでさらに俺達は強くなったことだろう。
そして、俺達は進化してからまたいつものように狩りに行った時に俺は出会ってしまったのだ。
俺達は目の前のコボルトの群れを瞬殺した後にどこかで悲鳴がしていることに気づいた。
俺はこの場所でゴブ達を待機させることにした。
俺が向かった先には、おそらく盗賊に襲われているであろう貴族の馬車らしきものがあった。
今は少しひどい状況のようだ。
馬車にいる人を守ろうとしたのであろう騎士が数名、盗賊によって殺されている。
今は盗賊のボスらしき人物が馬車にいた女性を引っ張っているとこだった。
「おらぁ!こっちにこい!!へへへっまずは俺が楽しんでからお前らにやるよ」
「お頭!それはホントですかい!?」
「ああ、今回お前らはいい働きをしたからな」
「ありがとうございやす!!」
「やめてっ!!お願い!!!」
「うるせー!!!」
バチン!!
俺はその光景に怒りを覚えた。
俺は空間を使って雑魚どもを隔離してから盗賊のボスを睨みつける
「おい、貴様その手を離せ」
「ッ!?ま、魔獣がしゃ、喋った!?!?」
「その手を、離せと言っている」
「だ、黙れ!!この女は俺のもんだ!!」
ふむ、そんな態度なら致し方あるまい。
空間で隔離した雑魚どもを浮かせてボスに見せつける。
「しょうがない、ならこいつらには消えもらおう」
そういって俺は空間に圧縮することを指示した。
その空間では中に閉じ込められた人間が必死にもがいたり踏ん張ってたりするがそんなのは一瞬でどんどんと身体中の骨が折れていき最後にバスケットボールサイズになったそれをボスの前に持っていき破裂させた。
ボスは穴という穴から液体を漏らしていた。
どうやら女は雑魚どもが潰れていく光景を気絶していて見ていなかったようだ。
ボスはきっちりと殺し俺は女性の顔を見てみた。
ッ、綺麗だな…
俺は女性を、洞窟まで運ぶことにした。
ゴブ達も引き連れ洞窟に着いたと同時に女性は目を覚ましたようだ。
「ん、ここは?」
起きたあと周りを見てみるとそこにはゴブリンがいっぱい……あ、やべ
「きゃ、キャァァァァァァァァァァァァァア!!!!!!!」
やっぱり、そしてうるさい……
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HOTランキングに自分の作品があったのを見つけた時はケータイを五度見したほどです
ありがとうございます!
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みんなの感想(4件)
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面白かったのでこれからも期待して待ってます!
感想ありがとうございます!!
妄想が爆発した作品なので期待にそえるかどうかは分かりませんが頑張ってみます!
面白かったです(^◇^)
更新楽しみに待ってます(^◇^)
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます!!
関西弁入ってたんですか!?
妄想が爆発した作品なので大目に見てください(*´ω`)ゞ