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「おわっ?!」
真後ろから唐突に話しかけられた。いい声だ。
驚いて振り向くと、そこには美形がいた。
「えっと……?」
白髪に赤眼のイケメン。顔立ちは儚い系の青年だ。年は私よりは上だろうか。眼福である。
「用がないなら退いて欲しいのだけど」
「あっすみません」
どうやら私に話しかけてきたのは退いて欲しかったからのようだ。ずっとここら辺でうろちょろしていたものだから邪魔だったのだろう。申し訳ないことをした。
すっと横にずれてクエストを探すふりをして青年を盗み見た。
青年はボード中のクエストを見回して迷いなく一枚の紙を手に取っていた。
ええと、あれは……Aランクのクエストだ!
すごいなぁ、あの人はAランク以上の冒険者なんだ……。
まじまじと見つめてしまう。
Aランクほどの冒険者であれば、冒険者業一筋でも余裕で暮らしていける程度には腕が立つ。国からの依頼が来ることもあるし、緊急時には徴兵されることもあるという。
この線の細い美形の兄ちゃんにそれほどの力があるのか。驚きだ。
腰に剣を携えているから剣を使うのだろうか。でも、鞘や柄からして日本刀のように見える。……この世界にも日本刀があるのかな。
それにしても顔が綺麗すぎる。白い髪の毛に赤い瞳……うさぎみたいで可愛くも見えてきた。
「……、なに、ジロジロ見て」
しまった!見すぎてしまった!
さすがに失礼だったよね……!
「いえ、その……顔が……綺麗で……」
「は?」
何言ってんのわたし!!正直か!正直すぎるぞ!?
なんとか弁解せねば!下手すれば不審者扱いされてしまう!!
「あっいや、そうじゃなくてですね??あまりにお顔が眩しくてですね?」
馬鹿かわたしは!!
言い繕うとすればするほどまずい方向に向かっている気がする。
まずい。非常にまずい。どうすれば……。
「えーと、そのぉ」
「……ぷ、くく」
「え?」
青年が噴き出した。
紙を持っていない方の手で口元を抑え、肩を震わせている。
何が面白かったというのだろう。
「あははは、変な子だね、きみ」
「なっ」
変なことは失礼な!いや顔をガン見してた私が悪いんだろうけども!
「僕の顔を見てそんなこと言う子、初めてだよ」
……?どこからどう見ても美人で美形でイケメンだけど。
確かに白髪に赤い瞳は珍しいけど、日本の二次元界隈だと割と普通。オッドアイとかもいる訳だし。
「……綺麗だと、思いますよ?」
「はは、みんな化け物だとか言うんだけどなあ」
確かに、日本でもアルビノで疎遠にされてた子もいたな。現代の日本でそれなら、昔の日本では化け物扱いもされてしまっていたのかもしれない。綺麗なのに……。
「……そうですかね。きれいなのに」
おまっ、素直なこの口!!恥ずかしいから閉じて!!!!
「ほんとうに、変な子だね」
笑いを堪えきれないといった様子で肩を震わせながら彼は呟いた。
「あ、えっと……クエスト、受けるんですよね」
なんとなく気まずくて、彼の手にしている紙を見ながら聞いた。
Aランクのクエストならばそれなりの難易度のものだろう。
真後ろから唐突に話しかけられた。いい声だ。
驚いて振り向くと、そこには美形がいた。
「えっと……?」
白髪に赤眼のイケメン。顔立ちは儚い系の青年だ。年は私よりは上だろうか。眼福である。
「用がないなら退いて欲しいのだけど」
「あっすみません」
どうやら私に話しかけてきたのは退いて欲しかったからのようだ。ずっとここら辺でうろちょろしていたものだから邪魔だったのだろう。申し訳ないことをした。
すっと横にずれてクエストを探すふりをして青年を盗み見た。
青年はボード中のクエストを見回して迷いなく一枚の紙を手に取っていた。
ええと、あれは……Aランクのクエストだ!
すごいなぁ、あの人はAランク以上の冒険者なんだ……。
まじまじと見つめてしまう。
Aランクほどの冒険者であれば、冒険者業一筋でも余裕で暮らしていける程度には腕が立つ。国からの依頼が来ることもあるし、緊急時には徴兵されることもあるという。
この線の細い美形の兄ちゃんにそれほどの力があるのか。驚きだ。
腰に剣を携えているから剣を使うのだろうか。でも、鞘や柄からして日本刀のように見える。……この世界にも日本刀があるのかな。
それにしても顔が綺麗すぎる。白い髪の毛に赤い瞳……うさぎみたいで可愛くも見えてきた。
「……、なに、ジロジロ見て」
しまった!見すぎてしまった!
さすがに失礼だったよね……!
「いえ、その……顔が……綺麗で……」
「は?」
何言ってんのわたし!!正直か!正直すぎるぞ!?
なんとか弁解せねば!下手すれば不審者扱いされてしまう!!
「あっいや、そうじゃなくてですね??あまりにお顔が眩しくてですね?」
馬鹿かわたしは!!
言い繕うとすればするほどまずい方向に向かっている気がする。
まずい。非常にまずい。どうすれば……。
「えーと、そのぉ」
「……ぷ、くく」
「え?」
青年が噴き出した。
紙を持っていない方の手で口元を抑え、肩を震わせている。
何が面白かったというのだろう。
「あははは、変な子だね、きみ」
「なっ」
変なことは失礼な!いや顔をガン見してた私が悪いんだろうけども!
「僕の顔を見てそんなこと言う子、初めてだよ」
……?どこからどう見ても美人で美形でイケメンだけど。
確かに白髪に赤い瞳は珍しいけど、日本の二次元界隈だと割と普通。オッドアイとかもいる訳だし。
「……綺麗だと、思いますよ?」
「はは、みんな化け物だとか言うんだけどなあ」
確かに、日本でもアルビノで疎遠にされてた子もいたな。現代の日本でそれなら、昔の日本では化け物扱いもされてしまっていたのかもしれない。綺麗なのに……。
「……そうですかね。きれいなのに」
おまっ、素直なこの口!!恥ずかしいから閉じて!!!!
「ほんとうに、変な子だね」
笑いを堪えきれないといった様子で肩を震わせながら彼は呟いた。
「あ、えっと……クエスト、受けるんですよね」
なんとなく気まずくて、彼の手にしている紙を見ながら聞いた。
Aランクのクエストならばそれなりの難易度のものだろう。
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