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番外編 キャラ紹介等

登場人物紹介④(※ネタバレ要素あり)

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 特別編人物紹介四回目。この辺りからキャラの重要度、登場頻度が低くなっていきますが、興味のある方はお付き合い下さい。

第2部も連載スタートしましたのでこちらもよろしくお願いします。
↓のリンクからどーぞ!

【第2部】勇者参上!!~究極奥義を取得した俺は来た技全部跳ね返す!究極術式?十字剣?最強魔王?全部まとめてかかってこいや!!~
https://www.alphapolis.co.jp/novel/937348841/546811576


○ミヤコ・ヒーラジィーロ

 謎の遊び人、その正体は剣の巫女。通称ミャーコちゃんですね。(この呼び方をしてるのは一名しかいませんが……)イメージ的には生意気な妹キャラポジションですね。この作品にはハーレム要素を取り入れるつもりは毛頭なかったので、最初からヒロイン要素はありません。本人的には遊び人という肩書きは不本意と思っているので、自称インフルエンサーです。某RPG六作目の盗賊キャラがトレジャーハンターを名乗っているのと同じノリですね。
 
 肩書きの割には他才能で神聖魔法や一部の魔術を使えたりします。戦闘能力は低いのであくまで回復役、サポート要員です。この設定は某RPGにて遊び人が転職アイテム無しで賢者になれる、という要素に影響を受けてます。僧侶→遊び人→賢者みたいな流れで転職したような感じですね。性格的には意外と真面目で面倒見がいいです。コミュ力も良くツッコミの腕もあるので、サヨちゃんが後継者に選びました。主人公とヒロインがどちらも陰キャでコミュ障要素があるので彼女がそれを補う形になってます。戦闘には参加してませんが、あのパーティーには欠かせない存在です。

 彼女はヴァル様やエルちゃん同様、他の先品からのゲストキャラです。名前が日本人っぽいのはそのためです。私が発表している他作品、魔王が出てくる作品の主人公です。最初第二章で初登場させた時はチョイ役ゲストで済ませ、たまに出てくる名有りのモブみたいな扱いに留めようと思っていました。第三章終盤で勇者の剣が折れ、次は修理しに行く話にしようと考えた時、修理に関わるキャラを作る必要が出てきました。最初は頑固な鍛冶屋のオッサンにしようと思っていたのですが、ありがちな展開だったので、剣の修復能力を持つキャラにしようと思いました。その能力があれば何処でも修理出来ますしね。そのキャラが行方不明になっていて、遊び人がその正体だったら面白いのではないかと突然頭に浮かびました。天啓を得たのですw

 そういう経緯でメインキャラに昇格した彼女ですが、その過程で変わってしまったものがあります。性格が変化してます。初登場の二章あたりではわりと遊び人らしい言動・行動を取っていますが、四章から急変しています。急に面倒見の良いキャラになって、詐欺にあいそうになったタニシを助けたり、ロアに対しては強気で生意気な一面を見せています。書いているウチにどんどん性格が変わっていきました。キャラの暴走具合はエルちゃんと同じくらいです。女性キャラってホント恐い。自分の想定外のことを平気でしてきますw 


○タニシ・カワノ

 犬型の獣人コボルトで通称タニちゃん、ワンちゃん、バカ犬。特に後ろ二つなんてろくな呼ばれ方じゃないですね。本作のギャグ担当。(ロアもですが)見た目はほぼ、二足歩行する服を着た柴犬です。私は柴犬好きなのでこういうキャラを用意してみました。彼はコボルト族としては非モテですが、他種族の女の子にはモテます。当然犬好きの方には老若男女問わず、人気者です。そういう意味では彼は割とイケメンとも言えます。他種族の女の子にはチヤホヤされるので、それにかこつけてセクハラ行為を割とやっています。エルちゃんやメイちゃんは目をつむっていますが、ミヤコはそうもいきません。しようとする度にお仕置きされてます。それでも彼は止めません。ドMなので……。無論、サヨちゃんには手を出していません。さすがに彼も命の危険を本能的に察したようです。

 肩書きとしては商人です。当然冒険者ライセンス上もそうなっています。彼の実家は資産家なので、いずれ後を継ぐ身です。ゲンコツオジサンの所で働いていたのは社会勉強、帝王学の一環です。彼の親とゲンコツさんは親友同士なので彼の所に預けられています。勇者に出会ったことで、年の近いロア達に同行させた方が成長を促せられると判断され、現在に至ります。

 実は当初、ゲンコツさんがパーティーに加わる予定でした。彼はかなりの実力者なのですが、役目をタニシに譲ったために大半のアイデアがお蔵入りになってしまいました。ハンドミキサーの様な物を武器として使っていましたが、他にもトンデモ兵器を多数所有しているので、勇者パーティーに参加していれば、敵を蹴散らす姿が見れたと思います。今のところは予定はありませんが、いつかは披露することになります。
 それでも何故、彼がパーティーに加わったのか? ギャグ描写を書くのが楽しかったからです。三章だけで出番を終わらせるのはもったいないと感じました。もう一つ理由があります。ロアには採用できなかったダメ人間要素を詰め込みたかったからですね。ロアは主人公故、やりすぎると人気が出ないと思ったので、程々に留めました。残り部分をギャグ専用キャラに引き継がせば描写が出来ると思い、メインキャラに据えました。彼はまだ発展途上ですが、第二部ではほぼ主役で活躍させる構想があります。とある魔王がらみで奮起してもらう予定です。お楽しみに!


 今回は勇者パーティーのサポート要員を紹介しました。戦闘にはほぼ関わってきませんが、戦闘以外ではほぼポンコツな主人公カップルを手助けしています。描写してませんが、この二人がいないと成り立ちません。これは重要な事なので二人の名誉のためにも長々と書かせて頂きました。
 次回の紹介は準レギュラーポジションのキャラ達を予定しています。お楽しみに!
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