28 / 42
少女と鬼 中
しおりを挟む
「…………これ、完全に鬼化しているんですか?」
雪弥は、思わずそう口にしてしまった。
少女の瞳は、金色の獣の目をしていた。開いた口からは犬牙が覗き、手の爪はすっかり長い。
「完全な鬼は、こんなものじゃないよ」
「でも――」
「昨夜見た時より、想定以上に鬼化に進んでいるのは確かだ」
認めるように言いながら、宮橋が少女の前に膝をついて視線の高さを合わせる。
昨日、戦闘をした時と違い、少女はひどくぼんやりとしていた。目の前にいる自分達さえ、よく認識出来ていないのだろうか?
「完全に人の部分が削られていなければ、人の世界に魂を引っ張り返す方法だってある」
宮橋が、グッと拳を作り、またよく分からない事を言った。
その時、ざぁっと風が吹き抜け、少女が不意にゆっくりと宮橋へ指を向けた。
「【精霊の取りかえ子】、残念ながら彼女は失われた。妾は、お前に会いに来た」
その呼び掛けの言葉が、ぼんやりと水中にいるかのようにくぐもって、うまく認識ができない。
雪弥は、訝って自分の耳を叩いた。よく分からない台詞だと思いながら目を向けてみると、宮橋が大きく目を見開いていた。
「……君は、少女の方じゃない。まさか〝母鬼そのもの〟か?」
「そう。妾が――【青桜の母鬼】である」
ああ人の世は、なんと眩しいこと。
少女が、牙の覗く唇を開閉して声を発する。
彼女の長い爪を持った指先が、絶句している宮橋の頬にかかる髪に触れた。雪弥はこんなにも動じている彼を見るのは初めてで、どう反応していいのか分からない。
「母鬼そのものが、ただの人間の少女に、蘇るはずが」
ようやくといった様子で、宮橋が言葉を紡いだ。
「もうこの少女はもたなかった。〝境界線の世界〟で、魂はあっさりと崩れていった」
「魂が? なぜ、こんなにも早く。君が出てきたということは、もう彼女は完全に消えて、輪廻さえも――」
「落ち着け、童よ。だから妾が、あまりにも哀れに思い、最後肉体をこっちの世界へと連れてきてやったのだ。そして、この世に生き、関われるお前に伝えるために」
少女の体で〝鬼〟が言う。
宮橋が、自分を落ち着けるように「ふぅ」と息を吐いて髪をかき上げた。なんて事をしてくれたんだと、吐息交じりに応える。
「魂がなければ、人は〝次の生〟を迎えられない」
「そう。それは本人が望んだ縁と運命であるのなら、許されること。しかし、そのルールを破った」
「それができるのは、よく〝見える〟魔術師のみ……魂を〝使いもの〟にしたのか? 業と罪の重さを分かっていながら、そいつは〝たかが人間の癖に〟人の来世を、物として、ここで消費したのか」
宮橋が、確認するように低く問い掛けた。その声は、雪弥でもハッキりと分かるほど怒りに満ちていた。
少女が答える意思を示して、ゆっくりと手を下ろす。
「そうだ。実に、奇妙な術だった。無数の運命を外し、縁を解き、そうしてこの娘はこの世の理(ことわり)から奪われた」
「だから、君みたいな大物が出てこられたわけか。ルールが破られたから、一時、世界も目をつぶった」
「左様。妾が、他の古き〝母鬼〟と違い、人の腹から生まれた鬼であったことも、あるのだろう」
その時、雪弥は少女に目を向けられた。
「お前が〝変わった客人〟か。我らの領域の鬼共から、話は少し耳にした」
雪弥は、なんと答えればいいのか分からなかった。一秒過ぎるごとに、そこにいる少女の体が、死んでいくことに気付いてもいたから。
少女の赤い鬼の目が、じっと雪弥を見る。
「嘆くでない。そなたの知る人間の子と違い、彼女には、苦痛も恐怖もなかった」
嘆くとは、なんだ。
嘆きはもっとずっと重く、呼吸もできないほどに恨めしいものだった――気がする、と、視線を落として雪弥は思う。
その様子を見た宮橋が、彼女へと目を戻しながら言った。
「そのかわり、彼女は生まれ直す機会も、永遠に失った」
苛立った声だった。宮橋の言葉に、少女が細く長い息を吐いて同意する。胸に手を当て「左様」と残念そうに答えた。
「哀れや。この娘、ただの余興で使い捨てられた」
「どんな目的だったか、お前は知っているな?」
「落ち着け、現代の生粋の魔術師よ。きちんと、それを伝えにきたのだ」
そこで、少女が宮橋と雪弥を見て、両手を少し広げてこう言った。
「彼らは、いい獲物として〝私〟を提供しようとしていたようだった。見えぬモノの領域に侵略し、こう口にしていた、『殺させてあげよう』と」
似た台詞を、最近どこかで聞いた気がした。
そう思って、ふと記憶を辿った拍子に浮かんだのは、高校生として潜入していた際、マンションの前で声を掛けてきて異形のモノと闘わせた男。
――先日、兄の屋敷にあった新聞で、偶然にも写真で顔を見た男『夜蜘羅(よるくら)』だった。
すると、少女が真っすぐこちらを見た。
「それは、正しい。うまく隠れていたが、〝見えぬ領域の本物の鬼の目〟はごまかせない。そやつが、その魔術師の後ろにはいた」
ぴたりと、長い爪の指を向けられてそう告げられた。
だから一人の少女が行方不明になった。風間の店から特別な着物が盗み出され、そして宮橋が「有り得ない」と口にしていた鬼化が進み、――今、彼女は、肉体的にも死を迎えようとしている。
「なんで」
何も関係がない、まだ中学二年生の一人の少女だ。
それは、偶然にも宮橋の知る被害者の親族の一人だった。そして、たまたま雪弥もこのタイミングで来訪しただけである。
「『殺し足りないだろう』と、あの奇妙な気配がする人間は口にしていた。だから、その余興として、楽しい殺し合いという〝贈りもの〟にしようとした」
そう言われた言葉が、不意に雪弥の胸に刺さった。
殺し足りない、と口の中で彼女の言葉を繰り返した。そんなことない、とすぐに否定したかったのに、何故か言葉が出てこない。
その時、宮橋の声が沈黙を破った。
「なるほど。よぉく分かったよ――とんでもない連中らしいな」
低い声で言った宮橋が、今にも怒りで引き攣りそうに口角を引き上げる。
「そいつらは、よほど僕の癪に障る奴らであるらしいね。何がなんでも、殺人鬼に仕立て上げたいわけか?」
その目は、珍しく殺気立っていた。
雪弥は、沈黙が破られたと同時に、金縛りが解けて宮橋を見た。その普段らしくない彼に、またしても戸惑う。
「あの、宮橋さ――」
「【青桜の母鬼】。この僕が、保証してやろう。言っておくが、ここにいる彼が〝あちら側〟に堕ちる事はない」
立ち上がった宮橋が、スーツのポケットに片手を突っ込んで言い放った。
少女が、鬼の目で宮橋を見上げた。
「あれらは、それを望んでいるようだった」
「それこそ、知ったこっちゃないね。人の運命ってのは、縁で変わるもんだ。そして僕は、お節介を焼くと今、決めた」
宮橋は、はっきりと彼女にそう答えた。
雪弥は、思わずそう口にしてしまった。
少女の瞳は、金色の獣の目をしていた。開いた口からは犬牙が覗き、手の爪はすっかり長い。
「完全な鬼は、こんなものじゃないよ」
「でも――」
「昨夜見た時より、想定以上に鬼化に進んでいるのは確かだ」
認めるように言いながら、宮橋が少女の前に膝をついて視線の高さを合わせる。
昨日、戦闘をした時と違い、少女はひどくぼんやりとしていた。目の前にいる自分達さえ、よく認識出来ていないのだろうか?
「完全に人の部分が削られていなければ、人の世界に魂を引っ張り返す方法だってある」
宮橋が、グッと拳を作り、またよく分からない事を言った。
その時、ざぁっと風が吹き抜け、少女が不意にゆっくりと宮橋へ指を向けた。
「【精霊の取りかえ子】、残念ながら彼女は失われた。妾は、お前に会いに来た」
その呼び掛けの言葉が、ぼんやりと水中にいるかのようにくぐもって、うまく認識ができない。
雪弥は、訝って自分の耳を叩いた。よく分からない台詞だと思いながら目を向けてみると、宮橋が大きく目を見開いていた。
「……君は、少女の方じゃない。まさか〝母鬼そのもの〟か?」
「そう。妾が――【青桜の母鬼】である」
ああ人の世は、なんと眩しいこと。
少女が、牙の覗く唇を開閉して声を発する。
彼女の長い爪を持った指先が、絶句している宮橋の頬にかかる髪に触れた。雪弥はこんなにも動じている彼を見るのは初めてで、どう反応していいのか分からない。
「母鬼そのものが、ただの人間の少女に、蘇るはずが」
ようやくといった様子で、宮橋が言葉を紡いだ。
「もうこの少女はもたなかった。〝境界線の世界〟で、魂はあっさりと崩れていった」
「魂が? なぜ、こんなにも早く。君が出てきたということは、もう彼女は完全に消えて、輪廻さえも――」
「落ち着け、童よ。だから妾が、あまりにも哀れに思い、最後肉体をこっちの世界へと連れてきてやったのだ。そして、この世に生き、関われるお前に伝えるために」
少女の体で〝鬼〟が言う。
宮橋が、自分を落ち着けるように「ふぅ」と息を吐いて髪をかき上げた。なんて事をしてくれたんだと、吐息交じりに応える。
「魂がなければ、人は〝次の生〟を迎えられない」
「そう。それは本人が望んだ縁と運命であるのなら、許されること。しかし、そのルールを破った」
「それができるのは、よく〝見える〟魔術師のみ……魂を〝使いもの〟にしたのか? 業と罪の重さを分かっていながら、そいつは〝たかが人間の癖に〟人の来世を、物として、ここで消費したのか」
宮橋が、確認するように低く問い掛けた。その声は、雪弥でもハッキりと分かるほど怒りに満ちていた。
少女が答える意思を示して、ゆっくりと手を下ろす。
「そうだ。実に、奇妙な術だった。無数の運命を外し、縁を解き、そうしてこの娘はこの世の理(ことわり)から奪われた」
「だから、君みたいな大物が出てこられたわけか。ルールが破られたから、一時、世界も目をつぶった」
「左様。妾が、他の古き〝母鬼〟と違い、人の腹から生まれた鬼であったことも、あるのだろう」
その時、雪弥は少女に目を向けられた。
「お前が〝変わった客人〟か。我らの領域の鬼共から、話は少し耳にした」
雪弥は、なんと答えればいいのか分からなかった。一秒過ぎるごとに、そこにいる少女の体が、死んでいくことに気付いてもいたから。
少女の赤い鬼の目が、じっと雪弥を見る。
「嘆くでない。そなたの知る人間の子と違い、彼女には、苦痛も恐怖もなかった」
嘆くとは、なんだ。
嘆きはもっとずっと重く、呼吸もできないほどに恨めしいものだった――気がする、と、視線を落として雪弥は思う。
その様子を見た宮橋が、彼女へと目を戻しながら言った。
「そのかわり、彼女は生まれ直す機会も、永遠に失った」
苛立った声だった。宮橋の言葉に、少女が細く長い息を吐いて同意する。胸に手を当て「左様」と残念そうに答えた。
「哀れや。この娘、ただの余興で使い捨てられた」
「どんな目的だったか、お前は知っているな?」
「落ち着け、現代の生粋の魔術師よ。きちんと、それを伝えにきたのだ」
そこで、少女が宮橋と雪弥を見て、両手を少し広げてこう言った。
「彼らは、いい獲物として〝私〟を提供しようとしていたようだった。見えぬモノの領域に侵略し、こう口にしていた、『殺させてあげよう』と」
似た台詞を、最近どこかで聞いた気がした。
そう思って、ふと記憶を辿った拍子に浮かんだのは、高校生として潜入していた際、マンションの前で声を掛けてきて異形のモノと闘わせた男。
――先日、兄の屋敷にあった新聞で、偶然にも写真で顔を見た男『夜蜘羅(よるくら)』だった。
すると、少女が真っすぐこちらを見た。
「それは、正しい。うまく隠れていたが、〝見えぬ領域の本物の鬼の目〟はごまかせない。そやつが、その魔術師の後ろにはいた」
ぴたりと、長い爪の指を向けられてそう告げられた。
だから一人の少女が行方不明になった。風間の店から特別な着物が盗み出され、そして宮橋が「有り得ない」と口にしていた鬼化が進み、――今、彼女は、肉体的にも死を迎えようとしている。
「なんで」
何も関係がない、まだ中学二年生の一人の少女だ。
それは、偶然にも宮橋の知る被害者の親族の一人だった。そして、たまたま雪弥もこのタイミングで来訪しただけである。
「『殺し足りないだろう』と、あの奇妙な気配がする人間は口にしていた。だから、その余興として、楽しい殺し合いという〝贈りもの〟にしようとした」
そう言われた言葉が、不意に雪弥の胸に刺さった。
殺し足りない、と口の中で彼女の言葉を繰り返した。そんなことない、とすぐに否定したかったのに、何故か言葉が出てこない。
その時、宮橋の声が沈黙を破った。
「なるほど。よぉく分かったよ――とんでもない連中らしいな」
低い声で言った宮橋が、今にも怒りで引き攣りそうに口角を引き上げる。
「そいつらは、よほど僕の癪に障る奴らであるらしいね。何がなんでも、殺人鬼に仕立て上げたいわけか?」
その目は、珍しく殺気立っていた。
雪弥は、沈黙が破られたと同時に、金縛りが解けて宮橋を見た。その普段らしくない彼に、またしても戸惑う。
「あの、宮橋さ――」
「【青桜の母鬼】。この僕が、保証してやろう。言っておくが、ここにいる彼が〝あちら側〟に堕ちる事はない」
立ち上がった宮橋が、スーツのポケットに片手を突っ込んで言い放った。
少女が、鬼の目で宮橋を見上げた。
「あれらは、それを望んでいるようだった」
「それこそ、知ったこっちゃないね。人の運命ってのは、縁で変わるもんだ。そして僕は、お節介を焼くと今、決めた」
宮橋は、はっきりと彼女にそう答えた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる