みんなシネばいい 〜転生したら魔王でした〜

大きな鯨

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西の大陸蹂躙

断罪の時間 公爵に与えた容赦

 僕は龍の翼を解き、玉座ごとリッカとフェリを下がらせる。

 目の前には催淫の呪いで欲情したクズ。
 潰された足の痛みなど感じていない風にクズは興奮しきっていた。

 そして僕は、ガーゴイルの空いた手で、やつを弄んでやった。
 すると、恥ずかしげもなく奇声を上げ、すぐにクズは絶頂を迎えてしまった。
 その世にも恐ろしい獣姦の様子に、目を背ける者まで出てくる始末。

 そして僕は、公爵を観客側から引っ張り込み、クズの目の前に跪かせる。 
 公爵の顔の前には隆々といきり立つクズのそれ。
 なにが行われるかは一目瞭然だった。

「何をすればいいのかわかるだろう? 手は使うなよ? 口でやれ。クズはすぐ果てるが、全て飲み込むんだ……できるな?」

 信じられないとでも言いたげな、飛び出しそうな目で僕を見る公爵。
 僕はその悲痛な目で見られると、堪らなく嬉しくなってしまう。
 現実は、時に残酷なものだ。
 僕は嬉しい気持ちを必死で抑え、公爵を睨みつける。
 公爵は僕の目を見て悟り、震えながらその口を開け、クズのそれをくちづけをするように少しだけ受け入れた。
 しかし……

「あああ!!! うあ! うあぁ! うわぁあああああ!!!!!!」

 情けない悲鳴と共に、クズはすぐに吐き出してしまった。

 まだ先に触れた程度だったので、やつの汚物は公爵の口には入らず、大量のそれを惜しげもなく顔にぶちまける結果となった。

「クックック……あーっはっはっはっは!! 公爵……いいぞ! クックック……お前の顔……最高だよ! クズの汚ねぇ汚物を顔にかけられた気分はどうだ? 嬉しいだろう? 嬉しいと言え! ヒヒヒヒ……でもまだ終わりじゃない! まだまだクズは出したそうだぞ? ちゃんと飲み込まなければ終わらない、そうだ、できないと言うなら、一緒に催淫の呪いを受け、思う存分まぐわってみるか? 僕はそれでも一向に構わない! どうする? どうするんだ! グズグズするな! 早く咥えろ!」

 僕の怒声に公爵は堪らずクズのそれを口に入れる。
 よく出来たので、僕は少しだけ手伝ってあげた。
 公爵は苦しそうにやつを深くまで咥え、嗚咽を催すほど喉の奥にクズのいきり立つそれを楽しませてやった。

 そんなに深く咥えたら……ほら……もうすぐ……

「あああ!! ああ!!! ああああああああ!!!」

「んー!!! はへお!! はへへふへ!! んー!!!!!! おぅ……おぇ!」

 まだだ……まだまだ……終わらせはしない!!

「あああああああ!!!!」

「おぇぇぇぇ!!!」

 クズは公爵に吐き出し、公爵はクズに吐き出した。
 その汚すぎる光景は、僕も見ていることができず、堪らずガーゴイルに指示を出してナイフを持っている手を手首から引きちぎった。

「ぎぃやぁぁああああ!!! 痛い!! 痛い!! 痛いい!!!!! 手が!! 手が!! うわぁああああ!!!」

 クズはそこにはない手のひらを必死に見つめながら叫んだ。

「あっははははははは!!! 汚ねぇ!! ヒヒヒヒ!! 汚ねぇよおまえら! 魔物で果て、汚ねえおっさんの口でも果てるなんて……おまえの性癖はどうなってるんだよ!! あはははははは!!! 誰とでもイキ狂う汚物が!! なんにでも欲情してしまうんだなぁ!! どうだ? 僕はおまえを気持ちよくしてやったぞ? 感謝の言葉が聞こえねぇなぁ!? ヒヒヒヒ……汚ねぇなぁクズ! これじゃあ、気品のある淑女はどう思うかなぁ?? おまえのこの姿を見て、どう思うかなぁ?? あーっはっはっはっは!!!」

 クズは僕の罵声を泣きながら聞いていた。
 なにをそんなに泣いているのか?
 僕を楽しませるためにそこまでしなくても……健気な野郎だ。

「そんなに泣くなんて、僕に欲情してほしいのか……まったく、困ったゴミクズだ! おまえが泣いているリッカにやったことはこれと同じなんだよ!! とんだ正義もあったもんだなぁ!? いやいやしかし、おまえの理論だと、僕は悪くないのかなぁ?? いやでも、僕はクズがクズと知りながらやってるから駄目かぁ? まあ、そんなことどうでもいいけどね!! あははははは!」

 僕は嬉しすぎて、嬉しすぎて……ああ……だめだ……抑えきれない!!!

「はっはっはっは!!! こんなに汚ねぇ汚物は、もう誰も要らねぇだろうから捨てちまわなきゃなぁ!!! これは魔王の法に則り処刑が必要だ!! いーヤッホー!!!」

 僕は歓喜の雄叫びを上げながら、未だ深く咥える公爵の顎を蹴り上げた。

「ぎぃやぁぁあああああ!!! あああ!! ああああ!! あああああああああ!!!!!」

 公爵は意識を失い、後ろへと仰向けに倒れ込み、美味しそうに噛み切ったクズのものを口の中に入れている。
 そして、痛みを訴える股間を見ながら大声で叫び惑うクズ。もうそこにはなにもないのに。
 クズの股間からは鮮血が飛び散り、まるでしょんべん小僧のように血を吐き出していた。

「あははははははは!!! まるで純潔を失ったみたいじゃないか!! おまえの純潔は僕が奪った!! ヒヒヒヒ」

「ああ……ああ……あああああああ!!!」

 狂ったように泣き叫ぶクズ! クズ! クズ!

 なぜ僕に刃向かうのか?
 なぜ僕を嘲笑ったのか?
 なぜ力の差も理解できず、自分は助かると思ったのか?

 足りない……足りない足りない足りない足りない足りない足りない!!!

 僕は公爵を心臓マッサージで叩き起こし、口の中にあるものを無理やり飲み込ませた。

 汚く白い液体で顔を汚し、人のなにを食った公爵。
 なにを飲まされたのかもわからず首を押さえている。

「公爵! 貴様が今飲み込んだのは、目の前で血を流しているクズのそれだ! 美味かろう? 貴様はクズを喜ばせ、その汚いものを噛みちぎり飲み込んだのだ! あはははは! とても良いことをしたな! 褒美に僕からの断罪はなしだ! ありがたく思えよ! ヒヒヒヒヒヒ」

 僕の言葉を聞き、心底項垂れていた公爵だったが、僕からの断罪取りやめ発言に目を丸くして驚いていた。

 そんなにまだ生きていたいのか……とても、とてもその反応は嬉しい……。

 僕は、喚き散らすクズをうるさいと殴りつけ、地面へと転がす。
 そして、観客のエルフが持っていた短剣を奪うと、クズに放った。
 クズはナイフに怯えていたが、僕に一喝され、エルフが持っていた普通のナイフを手に取った。

「クズよ喜べ! 僕はとても気分がいい! 最高だ! だから、おまえに復讐の機会を与えてやる。 ほら、そこに、おまえがこうなったら原因がいるぞ? 全部あいつのせいなのだろう? いい……僕が許す。そのナイフで、やつを……公爵を殺せ!!」

 その言葉に公爵はすかさず割って入った。

「待て! 待て! 断罪はしないんじゃなかったのか!? 頼む! やめてくれ! 私はエルフなんだ!! 魔王様が救うと言ったエルフなんだ!! どうか! どうかお願いだ! 私も助けてくれ!! 頼む……」

 公爵の顔は悲痛に歪み、僕に縋るように意地汚く容赦を願う。
 僕はその必死な懇願のおかげで、さらなる愉悦へと誘われた。
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