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西の大陸蹂躙
サタンの手紙……そして、新たなチートスキル
断罪が終わり、遅れてやってきたクザンの娘を呪いから解放すると、里長と話し合いをして、この里に魔物とロードローラー将軍を置いておくことにした。
「あっはっはっは! 里長、おまえは面白いな!」
里長と色々話をしていたら、あまりにも僕を持ち上げて話すため笑ってしまった。
まあ、悪い気はしないが少しこそばゆい。
「いえいえ、魔王様は我らを救ってくれた恩人でございます。我らにできることがあれば、なんなりとお申し付けください」
「そうか? じゃあ、慰み者になった女の子たちのこと、くれぐれもよろしく頼むぞ! 以上!」
「それはもう……って、それだけでございますか!?」
この村長の反応はいちいち面白い。
表情も豊かで……というか豊か過ぎてそれもまた面白い要素になっていた。
「あーそうだ、フェリ、リッカがついて来るって言ったら連れてっていいか?」
「え? いや……そのようなことでしたら魔王様の功績を考えれば……っ!?」
まったく……気を抜くとすぐこれだ……奴隷根性は未だ抜けていないらしい。
僕は里長が口を滑らせて軽口を叩いてしまうことを防いでやった。
僕が助けたのは、他者を物のように扱うやつらだったと思いたくはない。
里長は今、首に手をやって息ができない苦しみにもがいている。
「口には気をつけろよ里長……フェリもリッカも物じゃねぇんだ。言ったそばから約束を反故にするつもりか? そんなことしたら、僕がどう思うかわかるだろう? それとも……」
目に涙を浮かべて首を振る里長。
今回は発言を未然に防いだし、これがキツイお灸となっただろう。
僕は里長の拘束を解いてやった。
「っかは!! もっ申し訳ありません! そっ……そのようなつもりではございませんでしたが、私の短慮ゆえの過ちにございます! どうか、ご容赦を……」
「そうだな……まあ、そしたら、おまえたちは誇りを持って生きよ。僕がその価値を認めた綺麗な心を一番に考えて生きればいい。誇りを捨てるくらいなら死ね。死にたくなければ強くなれ」
「はっ! 肝に銘じます!」
里長は深々と頭を下げ、僕の言葉を受け入れた。
そうは言っても、ガーゴイルもいるし、将軍もいるから大丈夫だろう!
「さーて、じゃあ行くわ」
里長に軽く別れを告げ建物の外へ。
日はすっかり高く昇り、里には鳥たちの声が木霊していた。
僕が里長と話をしている最中、リッカもフェリも連れて来たエルフたちとどこかへ行ってしまったのだが……
まあ、故郷に帰るのも久し振りだろうし、ゆっくりさせてやろうと思う。
だから、僕は今すぐ連れて行かなくてもいいかなー、なんて思っていたりもしていた。
そんな時、不意に僕の目の前に光を帯びた巻手紙が現れた。
僕がそれを手に取ると、光と共に封蝋は消え失せ、手紙は勝手に開かれた。
それは、サタン様からの手紙だった。
//
やあ、魔王!
新しい生活はどうだい? 元気してる?
西の大陸での活躍はとても面白かったよ。
今度はどこに向かうのかな?
楽しみにしているよ!
まぁ、挨拶はこの程度にして……本題だ。
じつは、神も君の活躍を気にしていてね、近々動き出すかもしれない。
もしかしたら、もう動き出している可能性もあるから気をつけてね!
新しい勇者とか、神の使いとかが差し向けられるかもしれないから、そうなったら早いうちに叩いた方がいいよ。
あーそうそう、それと、これはお願いじゃなくて、できればの話でね、南の大陸でデガンニーク王国と、ラスフェリカ王国ってのが争ってるんだけど、ラスフェリカを勝たせてくれないかな?
まあ、さらに言えば、君が全部やるんじゃなくて裏で動いてくれた方が嬉しいんだけどね!
その時、ヘレって娘をデガンニークで救出して、まあその……ものにしてくれると、とても嬉しい。
今行けば、とても複雑な状況みたいだから楽しめると思うよ!
あと、これは僕からのプレゼントだ。
自白を強要するスキルを欲しがっていただろう? 後で確認してみてくれ。
他は若干底上げもしたからね!
それと、もう一つあるんだけど……それは見てのお楽しみだね。
じゃあ、人間を皆殺しにするのを楽しみにしているよ!
サタンより
//
……なんでもありだな。
僕は早速ステータスを確認してみた。
//
職業 魔王 lv 999
ルーシェ・サタン
生命力 96800
攻撃力 999
防御力 1
魔力 360
魔攻 999
魔防 1
素早さ 999
幸運 1
スキル
空間の覇者(周囲500m) 絶対時間 魔を生み出す者 全てを見通す者 精神の詰責
//
サタン様は、僕に名前をつけてくれたようだ。
僕はサタンファミリーの一員になったということだろうか?
しかし……ルーシェってなんか意味あるのかな? 短いし呼びにくくもないからいいけど。
そして、新たなスキルが……精神の詰責。
僕は自白を強要させるスキルとは言ったけど、別に強要って部分を省いて考えてくれても良かったのに……。
また、一癖あるチートスキルが手に入った。
それと、さりげなく空間の覇者スキルの範囲が広がっていた。
しかし、生命力の回復はダメだったらしい。まあ、これが寿命みたいなもんか。
生命力が回復しない現実は、このチートスキルを使うための代償ってことなのだろう。
あと、減った魔力についてザックリと言えば、ガーゴイル生成に50づつくらいで、玉座に500くらい、呪い解除に100づつくらい使って、だいたい800使った。
そして、回復量は空間の覇者を20mくらいに抑えてたので時間30くらいかな。
そうすると今は使い始めてから2時間ちょうどくらいだから、60くらい回復してるはずで……えーっと、計算が合わない……回復量も増えたかもしれない。
さらに強くなってしまったが、まあ、特別変わったことはスキルが増えたことだけだろう。
しかし、まったく効果がわからないので取りあえず使ってみたい。
……よし! クザンで試そう!
そう思いつくと、僕はウキウキしながらクザンが寝ている建物へと向かった。
「あっはっはっは! 里長、おまえは面白いな!」
里長と色々話をしていたら、あまりにも僕を持ち上げて話すため笑ってしまった。
まあ、悪い気はしないが少しこそばゆい。
「いえいえ、魔王様は我らを救ってくれた恩人でございます。我らにできることがあれば、なんなりとお申し付けください」
「そうか? じゃあ、慰み者になった女の子たちのこと、くれぐれもよろしく頼むぞ! 以上!」
「それはもう……って、それだけでございますか!?」
この村長の反応はいちいち面白い。
表情も豊かで……というか豊か過ぎてそれもまた面白い要素になっていた。
「あーそうだ、フェリ、リッカがついて来るって言ったら連れてっていいか?」
「え? いや……そのようなことでしたら魔王様の功績を考えれば……っ!?」
まったく……気を抜くとすぐこれだ……奴隷根性は未だ抜けていないらしい。
僕は里長が口を滑らせて軽口を叩いてしまうことを防いでやった。
僕が助けたのは、他者を物のように扱うやつらだったと思いたくはない。
里長は今、首に手をやって息ができない苦しみにもがいている。
「口には気をつけろよ里長……フェリもリッカも物じゃねぇんだ。言ったそばから約束を反故にするつもりか? そんなことしたら、僕がどう思うかわかるだろう? それとも……」
目に涙を浮かべて首を振る里長。
今回は発言を未然に防いだし、これがキツイお灸となっただろう。
僕は里長の拘束を解いてやった。
「っかは!! もっ申し訳ありません! そっ……そのようなつもりではございませんでしたが、私の短慮ゆえの過ちにございます! どうか、ご容赦を……」
「そうだな……まあ、そしたら、おまえたちは誇りを持って生きよ。僕がその価値を認めた綺麗な心を一番に考えて生きればいい。誇りを捨てるくらいなら死ね。死にたくなければ強くなれ」
「はっ! 肝に銘じます!」
里長は深々と頭を下げ、僕の言葉を受け入れた。
そうは言っても、ガーゴイルもいるし、将軍もいるから大丈夫だろう!
「さーて、じゃあ行くわ」
里長に軽く別れを告げ建物の外へ。
日はすっかり高く昇り、里には鳥たちの声が木霊していた。
僕が里長と話をしている最中、リッカもフェリも連れて来たエルフたちとどこかへ行ってしまったのだが……
まあ、故郷に帰るのも久し振りだろうし、ゆっくりさせてやろうと思う。
だから、僕は今すぐ連れて行かなくてもいいかなー、なんて思っていたりもしていた。
そんな時、不意に僕の目の前に光を帯びた巻手紙が現れた。
僕がそれを手に取ると、光と共に封蝋は消え失せ、手紙は勝手に開かれた。
それは、サタン様からの手紙だった。
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やあ、魔王!
新しい生活はどうだい? 元気してる?
西の大陸での活躍はとても面白かったよ。
今度はどこに向かうのかな?
楽しみにしているよ!
まぁ、挨拶はこの程度にして……本題だ。
じつは、神も君の活躍を気にしていてね、近々動き出すかもしれない。
もしかしたら、もう動き出している可能性もあるから気をつけてね!
新しい勇者とか、神の使いとかが差し向けられるかもしれないから、そうなったら早いうちに叩いた方がいいよ。
あーそうそう、それと、これはお願いじゃなくて、できればの話でね、南の大陸でデガンニーク王国と、ラスフェリカ王国ってのが争ってるんだけど、ラスフェリカを勝たせてくれないかな?
まあ、さらに言えば、君が全部やるんじゃなくて裏で動いてくれた方が嬉しいんだけどね!
その時、ヘレって娘をデガンニークで救出して、まあその……ものにしてくれると、とても嬉しい。
今行けば、とても複雑な状況みたいだから楽しめると思うよ!
あと、これは僕からのプレゼントだ。
自白を強要するスキルを欲しがっていただろう? 後で確認してみてくれ。
他は若干底上げもしたからね!
それと、もう一つあるんだけど……それは見てのお楽しみだね。
じゃあ、人間を皆殺しにするのを楽しみにしているよ!
サタンより
//
……なんでもありだな。
僕は早速ステータスを確認してみた。
//
職業 魔王 lv 999
ルーシェ・サタン
生命力 96800
攻撃力 999
防御力 1
魔力 360
魔攻 999
魔防 1
素早さ 999
幸運 1
スキル
空間の覇者(周囲500m) 絶対時間 魔を生み出す者 全てを見通す者 精神の詰責
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サタン様は、僕に名前をつけてくれたようだ。
僕はサタンファミリーの一員になったということだろうか?
しかし……ルーシェってなんか意味あるのかな? 短いし呼びにくくもないからいいけど。
そして、新たなスキルが……精神の詰責。
僕は自白を強要させるスキルとは言ったけど、別に強要って部分を省いて考えてくれても良かったのに……。
また、一癖あるチートスキルが手に入った。
それと、さりげなく空間の覇者スキルの範囲が広がっていた。
しかし、生命力の回復はダメだったらしい。まあ、これが寿命みたいなもんか。
生命力が回復しない現実は、このチートスキルを使うための代償ってことなのだろう。
あと、減った魔力についてザックリと言えば、ガーゴイル生成に50づつくらいで、玉座に500くらい、呪い解除に100づつくらい使って、だいたい800使った。
そして、回復量は空間の覇者を20mくらいに抑えてたので時間30くらいかな。
そうすると今は使い始めてから2時間ちょうどくらいだから、60くらい回復してるはずで……えーっと、計算が合わない……回復量も増えたかもしれない。
さらに強くなってしまったが、まあ、特別変わったことはスキルが増えたことだけだろう。
しかし、まったく効果がわからないので取りあえず使ってみたい。
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