みんなシネばいい 〜転生したら魔王でした〜

大きな鯨

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東の大陸蹂躙

出発前の不安

 また一から交渉するのも面倒だと思い、ニーを連れて武器屋まで同行してもらった。
 そこでもまた秘伝の溶鉱炉があった。
 普通にも使えるのだが、ここでも素材と魔力が決めてとなるようだ。
 金とニーのコネをフルに使って秘伝の武器作りを手伝い、明後日までに注文通りよろしくと伝えて店を出る。

 他には道具なども探し回り、回復薬を少し買い足した。そして、またもや屋台で豪遊すれば日が暮れてきてしまった。

 その日の夜、僕は待機させていたガーゴイルを東の大陸まで飛ばした。拠点になりそうな場所探しと、毒霧による攻撃を開始するためだ。
 なにもしないなんてあり得ない。これで向こうが何かしら行動してくれれば、この先の作戦を立てやすい。

 武器と防具が出来上がればすぐにでも出発だ。
 ライトが待つ東の大陸……今のあいつはどんな気持ちでいるのだろうか?
 僕に裏切られたとでも思っているだろうか?
 サタン様が警戒するほどの相手だ……もしかしたら僕が負けてしまうかもしれない。
 
「ルーシェ、なにを考えているの?」

 僕の腕枕に頭を乗せ、耳元でリッカが上を向く僕に話しかける。
 
「んー。次の大陸のこと」

「そっか」

 そう言うと、リッカは僕の胸に手を乗せ、撫でるように優しく手を動かしていた。

「次の大陸にはライトがいるらしい。早く叩かないと、面倒なことになるってさ」

「サタン様が言ってたの?」

「うん」

「だから私たちの力を試してたのね」

「そう」

「……合格?」

「いや、全然ダメ。不合格……でも、一緒に行くよ。嫌なら置いてくけどね」

「……守ってくれるんでしょ?」

「……どうだろう。行動は約束するけど、結果は約束できない」

「なーにそれ」

「頑張るってこと」

「それで十分よ」

 リッカは体を起こして僕の唇を奪いにきた。

「ん……」

 リッカの豊満な胸が僕の体に触れる。
 拘束の解かれた腕を動かし、僕の体に触れるそれを下から撫でるようにして手の平で包み、指の腹で先端を愛撫する。

「はぁ……ん……」

 リッカと戯れていたら、隣でもぞもぞと動き出した子が一人。
 僕の唇が奪われていたため、フェリは胸板周辺を唇で愛撫し始めた。
 こっちも大きな胸が僕の腕を掠める。
 堪らず、下から持ち上げるように揉みしだく。

「ん……んん! っはぁ……フェリ、交代ね」

 リッカはそっと唇を離すと、そのまま僕の下半身へと向かう。
 そして、今度はフェリが僕の唇を奪った。
 少し興奮気味に僕の唇を奪ったフェリは、とても積極的だった。
 邪魔な髪を耳にかけるような仕草で押さえ、舌を使い、一生懸命僕の口腔を愛撫している。
 そんなフェリのために、僕も負けじと舌を動かす。フェリのすべすべとした舌を僕の舌と絡め、僕を求めるフェリに答える。

 その間も、僕はフェリの胸を優しく撫で、リッカの隙間を指の腹で優しくなぞる。
 ヌルヌルとしてきた液を指に絡め、僕を愛撫するリッカに負けじと、隙間の先端を愛撫した。
 
 そして、フェリの体も火照ったころ。
 頭を振るリッカと同じように下半身へ向かうと、二人は示し合わせたように僕を同時に舐め始める。

 とてもじゃないが、そんなことされたら我慢できない。だから、僕は二人の隙間を指でこじ開けゆっくりと動かしてあげた。

 二人の艶かしい声が聞こえ、さらに僕は硬化する。
 ゆっくりと動かしていた指は、だんだんと早くなり、控えめだった二人の声を「あっ、あっ」と、リズミカルなものへと変えた。

 すると、敏感なフェリが堪らず……

「ダメ……ん!! ダメダメ! もう、いっちゃ……あっ……あっ、あっ、んん! 嫌! ルーシェ……ルーシェのがいい! んんん!!」

 そう言われてしまったら、そうするしかないだろう。
 うなだれてしまったフェリを仰向けにすると、足を広げて覆い被さり、ゆっくりとフェリに僕を差し出していく。
 そして、寝ていても重力に逆らうかのごとく張りのある柔らかな胸の先端を口に入れ、僕は優しく舌で転がした。

 フェリとエッチする時は注意することがある。
 フェリは感じやすく、愛液が多く出てしまうので、ゆっくり腰を動かしてもベッドが濡れてしまうのだ。
 しかし、それだけ感じてくれた証だと、僕は溢れ出す愛液すらも愛おしくなってしまう。
 だけどしっかり気を使って、濡らしてもいいような場所にさりげなく移動させるのが僕のやり方だ。

「あっ……ん! っはぁ……っはぁ……ルーシェ……奥、ゆっくり……」

 フェリは、奥の方をゆさゆさと揺さぶるのが好きなようだ。
 ほとんど出し入れすることなく、ゆさゆさと揺さぶる振動でフェリを突き上げていく。
 この動作を数十回繰り返しただけで……フェリはいとも簡単に快楽のスイッチが入ってしまうのだ。

「んん! ん! んんんっ!!」

 首に回した腕が僕を引き寄せるように力が入る。
 絡めた足も、仰け反るために僕を締め上げると、仕上げの合図だ。
 僕は胸を諦め、手のひらをフェリの背中に潜り込ませるようにして両手で両肩を掴み、逆上がりでもするかのように、フェリを僕へと押し付ける。
 深く、早く、強くフェリの中を揺さぶれば……

「ああ イク! イク!! あぁっ! ああ! イク……イクっイクっ! ああああああ!!」

 フェリが仰け反り絶頂を迎える。
 僕は余韻を長く続かせるためにフェリがイッた後も少し弱めに突き続ける。
 ビクビクと痙攣を長く楽しめるように、僕はフェリを優しく揺さぶってあげた。

 そして、フェリの前身の力が抜けたころ、僕はフェリに口づけをして、今度はリッカへと向き直る。
 待っている間も自分で触っていたらしく、僕がなぞるころにはピチャピチャと音が聞こえるくらいになっていた。
 そのまま僕はリッカを押し倒し、胸と隙間を執拗に愛撫した。
 僕はリッカの足を広げて、いつでもいけるよう体制を整えれば、イク寸前まで隙間の先端を剥いてなぞり、胸は一生懸命に吸い上げ、舐めまわした。

「あっ! んっ! ルーシェ……ん!! ハゲしい……イッちゃう……イっちゃうよ……あっ! あっあっダメ! イヤ……んー! だ——」

 ——と、イク少し前にするりと腰を重ね合わせれば、リッカの好きなハゲしい運動をしてあげる。フェリとでは聞こえないギシギシとパンパンと肌が激しく触れ合う音を響かせ……

「あああ!!! そんな!! ああ!! んん! んんー!! もう、もう……来る……クル……あっあああああ!!!!」

 すぐに絶頂を迎えるリッカをまだ掴み、僕がイクまで突かせてもらう。
 リッカが痙攣していても関係なく僕は自分の快楽のためにさっきよりも激しくリッカを求める。

「あああ!!! イッたばかり! ダメ! そんなに……はげ……あっあっあっあああ!! んん!!」

 ……僕はリッカの中で果て、リッカの隣に倒れこむ。
 ……リッカには少し無理をさせてしまったが……なんとか僕も楽しむことができたようだ。

 とてもいい満足感の後、残ったのは少しの不安だった。
 この不安がなんなのかなんて、そんなことはわかりきっているので触れないが、なぜ急に体を求め合ってしまったのかは……きっと、今感じている不安がそうさせてしまったんだろう。
 リッカも、フェリも……そして、僕も。
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