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東の大陸蹂躙
魔王討伐の軌跡 賢王の英断
*
「ライトさん、なんでですか! 魔王討伐するんじゃないんですか?」
そう叫ぶのはライトがその強さを見込んで行動を共にしている勇者。
ライトは魔王城の惨劇から魔王に言われたとおり東の大陸へと渡り、その脅威の存在を流布して回っていた最中だったのだが、あまりにも魔王による進行が早すぎて一人の逸材を見つけるのが精一杯だった。
そして、突然ガーゴイルによって撒かれたビラを手にして忌まわしき魔王城に到着してみれば……以前は閑散としていたのが嘘のように活気あふれる城下町に面を喰らっていた。
「ダメだ。今の君じゃ魔王様には勝つことはできない」
「そんなことやってみなければわからないじゃないですか!」
勇ましくそう唱える勇者の実力はライトも知っていた。
ライトの見立てでは魔王による拘束を逃れられるスキルを保有している。
確かに勝負にならないことはないかもしれない。だが、それでは足りない。
ガーゴイルが束になって襲ってきても問題ないくらい強くても、魔王を倒すためには今一歩及ばないのだ。
「わかる。私は魔王様に慈悲をもらい、命からがら逃げ帰ってきたんだ。いくら君の実力が確かなものだとしても……もっと必要だ。それに、その恵まれたスキルを持った君しか魔王を倒すことができないだろうことも理解している」
「だったら、一刻も早く魔王を倒すべきです!」
「……そこまで言うのであれば、まずは魔王城のダンジョンで腕試しをしてからでも遅くはない。低階層で経験を積み、もっと強くなってから挑むのなら……考えてもいい」
「わかりました。魔王の強さを知っているライトさんに認めてもらえるくらい強くなってみせます!」
前向きで勇敢。そして、礼儀正しく模範的な勇者。ライト……いや、人類の希望である彼が、この世界を魔王の手から救ってくれる。
そう信じさせるくらい、ライトが見た彼の強さは規格外であった。
「……よし、では行くとしよう」
そんな希望を無駄死にさせるわけにはいかない。ライトは彼の強さに歓喜し、同時に失う恐怖と戦っていた。
だからこそ、慎重に事を運ばなければならず、勇敢な勇者をなだめ、無謀を止めなければならなかった。
まだその時ではない。
もっと力をつけてからでも遅くはないのだ。
二人は快適な宿屋を出て城下町でダンジョンに潜るための買い出しなどを済ませると、魔王城へと入っていった。
一方そのころ、ダリダ王国は全ての戦力を投じた軍をまとめ上げ 、魔王城へと進行していた。
「ダリダ王国軍総勢二十万、領地とした他国からの軍を合わせれば、魔王城にたどり着くころには八十万を超える兵が集まるでしょう」
ダリダ王にそう告げるのはヒューロン公爵。
怠惰な愚者とは違う才気あふれる珍しい貴族である。
勇者召喚の禁忌を犯し、この大陸をまとめ上げる青写真を描いた張本人であり、そして、魔王の存在をいち早く脅威だと進言し、それに対抗する術を今の王にもたらした賢人でもある。
「そうか……そなたがいなければ、今ごろどうなっていたか……改めて礼を言う」
「いえ……ですが……おそらくこれでも勝つことは難しいでしょう。私は魔王の存在を見くびっていたかもしれません」
「……では、どうするのだ?」
馬車に揺られ、俯いた公爵が出した結論は、王に深い罪を背負わせる進言であった。
「今抱えている勇者では太刀打ちできないのは明白です。あのような規模の城を一夜にして築くことなど誰もできはしません。中央、西、南の大陸が落ちた今、我々ができること……それは、八十万の軍隊よりも強い勇者を生み出すことしかありません」
「……もう一度、勇者召喚をするのだな?」
「はい。術者は揃っております……一度、全ての軍を集め、八十万の希望を託した勇者召喚を行うことを進言いたします」
つらつらと抑揚なく成された公爵の進言に王は耳を疑った。
聞き違いでなければ、公爵は全ての兵を生贄に捧げての勇者召喚を進言している。
「なに! 全てを捧げると言うのか!?」
「……はい」
八十万の犠牲を払った勇者召喚。
王が驚くのも無理はなかった。
その性質上それだけの命を捧げることは可能ではあるのだが、それをしてしまえば国が傾いてしまう。
故に戦いに勝ったとしても、その後の平穏が損なわれるとてもリスクの高い行為でしかないからだ。
「……恐れながら申し上げます。じつは、出兵後まもなくしてギルドより報告が届きました。……南の大陸の惨状を見た者がいたようで、その者の話では、デガンニーク、ラスフェリカ、共に跡形もなく砂のようにすり潰されたとのことです」
「なんだと? 砂のようにとはどういうことだ?」
「言葉どおり……全ての物、人間が砂と化したということです」
「ふざけた戯言を申すな! そんなことができるはずがないだろう! しかも、今更になって報告が上がるなどその信憑性も怪し過ぎる。そのような大事であれば、なぜもっと早くに情報が掴めなかったのだ!」
ダリダ王はギルドの怠慢、もしくは誰かが情報を伝えそびれたのだと憤りを感じていた。
しかし……
「ダリダ王様、南の大陸が落ちたのはつい一週間ほど前であり、海を渡ったギルド間連絡としては最速の情報でございます」
「は? ということは、魔王は同時にこちらも攻めていたということか?」
「……わかりません」
目を落とし、首を振る公爵。
およそ理解の範疇にない魔王の所業を見通すことは不可能であった。
「……それで、南の状況はどうなっておるのだ?」
「……全滅……唯一ドワーフの一族のみが見逃されたようで、今は南の大陸に人間は存在しません」
「人間が……存在しない?」
先ほどから耳を疑う報告ばかりで驚きを通り越してしまっている。
大陸に住まう全ての人間を殺すことなど本当に可能なのだろうか?
そんなことができるのであれば、今から討伐に向かったとして勝ち目などあるのだろうか? せっかく王自らが戦場に赴いたというのに、公爵から受ける報告には希望のかけらもなかった。
「……申し訳ありません。確認したわけではないので、にわかには信じられませんが……人間は全て殺されたとの報告でした。
もしこれが本当であれば……文字通り全力で挑まなければ勝ち目はなく、負ければ南の大陸と同じ運命をたどることになる……ということです」
報告する公爵の声もだんだんと沈んだものとなっていく。
これを報告すると決意した公爵の苦悩がうかがい知れる。
「クックック……」
「ダリダ王……様?」
目頭を押さえ俯いたかと思えば、突然笑い出したダリダ王に困惑する公爵。
ダリダ王としても、自分がなぜ笑っているのかも理解できずに溢れてしまった笑みであった。
「……わかった、好きにするがよい。どうせ殲滅されるのであれば、私の命も捧げようではないか。魔王に殺されるなど考えたくもない。
それに……このような勇者召喚をしてしまえば、魔王に打ち勝ったとしても禍根を残してしまうだろう。そのような面倒ごとは私が一手に引き受ける。後の世を頼んだぞ……ヒューロン公爵」
すぐには理解できなかった。
王の言葉を反芻するように頭で繰り返し思い返してみても、勇者召喚にその身を捧げると言っているとしか聞こえない。
しかし、王の言っていることは最もだった。
八十万の命と引き換えに勇者召喚を行えば、必ず禍根が残り、魔王に打ち勝ったとしても愚者としての汚名が残るだけだろう。
だからこそ、その後の憂いを取り払うには、これは王自らが身を呈した人類のための聖戦であったと語り継がなくてはならない。
ヒューロン公爵は王から直々にその任を賜ったのだ。
誰でもいいわけではないだろう。
王が託してくれた希望。
その重さを痛感できないほど愚者ではない。
そして、王の愚行とも思える行為を蛮勇だと言って止めるほど状況の見えない盆暗でもない。
歯がゆい思いを押し殺し、王の誇りを尊重するしかなかった。
「……かしこまりました」
公爵は狭い馬車の中で膝をつき、こうべを垂れることをためらわなかった。
それは、国のため……果ては世界のために身を呈する権力者の決断に身が震えていたからだ。
魔王がいなければ世界を手にしていたかもしれないダリダ王。
そんな偉大な王を無駄死にさせるわけにはいかない。……ヒューロン公爵もまた、王に死を覚悟させたという責任感と戦っていた。戦場において、迷いや、弱気は死につながる。しかし、今はそんな惨めな死に方はできない。後の人類を託された身であることを肝に命じ、精一杯の誠意で答えなければならない。
だから、八十万の兵を生贄に捧げた勇者召喚の結末を見届けるまでは死ねない。
魔王討伐を成し遂げなければ終われないのだ。
「ライトさん、なんでですか! 魔王討伐するんじゃないんですか?」
そう叫ぶのはライトがその強さを見込んで行動を共にしている勇者。
ライトは魔王城の惨劇から魔王に言われたとおり東の大陸へと渡り、その脅威の存在を流布して回っていた最中だったのだが、あまりにも魔王による進行が早すぎて一人の逸材を見つけるのが精一杯だった。
そして、突然ガーゴイルによって撒かれたビラを手にして忌まわしき魔王城に到着してみれば……以前は閑散としていたのが嘘のように活気あふれる城下町に面を喰らっていた。
「ダメだ。今の君じゃ魔王様には勝つことはできない」
「そんなことやってみなければわからないじゃないですか!」
勇ましくそう唱える勇者の実力はライトも知っていた。
ライトの見立てでは魔王による拘束を逃れられるスキルを保有している。
確かに勝負にならないことはないかもしれない。だが、それでは足りない。
ガーゴイルが束になって襲ってきても問題ないくらい強くても、魔王を倒すためには今一歩及ばないのだ。
「わかる。私は魔王様に慈悲をもらい、命からがら逃げ帰ってきたんだ。いくら君の実力が確かなものだとしても……もっと必要だ。それに、その恵まれたスキルを持った君しか魔王を倒すことができないだろうことも理解している」
「だったら、一刻も早く魔王を倒すべきです!」
「……そこまで言うのであれば、まずは魔王城のダンジョンで腕試しをしてからでも遅くはない。低階層で経験を積み、もっと強くなってから挑むのなら……考えてもいい」
「わかりました。魔王の強さを知っているライトさんに認めてもらえるくらい強くなってみせます!」
前向きで勇敢。そして、礼儀正しく模範的な勇者。ライト……いや、人類の希望である彼が、この世界を魔王の手から救ってくれる。
そう信じさせるくらい、ライトが見た彼の強さは規格外であった。
「……よし、では行くとしよう」
そんな希望を無駄死にさせるわけにはいかない。ライトは彼の強さに歓喜し、同時に失う恐怖と戦っていた。
だからこそ、慎重に事を運ばなければならず、勇敢な勇者をなだめ、無謀を止めなければならなかった。
まだその時ではない。
もっと力をつけてからでも遅くはないのだ。
二人は快適な宿屋を出て城下町でダンジョンに潜るための買い出しなどを済ませると、魔王城へと入っていった。
一方そのころ、ダリダ王国は全ての戦力を投じた軍をまとめ上げ 、魔王城へと進行していた。
「ダリダ王国軍総勢二十万、領地とした他国からの軍を合わせれば、魔王城にたどり着くころには八十万を超える兵が集まるでしょう」
ダリダ王にそう告げるのはヒューロン公爵。
怠惰な愚者とは違う才気あふれる珍しい貴族である。
勇者召喚の禁忌を犯し、この大陸をまとめ上げる青写真を描いた張本人であり、そして、魔王の存在をいち早く脅威だと進言し、それに対抗する術を今の王にもたらした賢人でもある。
「そうか……そなたがいなければ、今ごろどうなっていたか……改めて礼を言う」
「いえ……ですが……おそらくこれでも勝つことは難しいでしょう。私は魔王の存在を見くびっていたかもしれません」
「……では、どうするのだ?」
馬車に揺られ、俯いた公爵が出した結論は、王に深い罪を背負わせる進言であった。
「今抱えている勇者では太刀打ちできないのは明白です。あのような規模の城を一夜にして築くことなど誰もできはしません。中央、西、南の大陸が落ちた今、我々ができること……それは、八十万の軍隊よりも強い勇者を生み出すことしかありません」
「……もう一度、勇者召喚をするのだな?」
「はい。術者は揃っております……一度、全ての軍を集め、八十万の希望を託した勇者召喚を行うことを進言いたします」
つらつらと抑揚なく成された公爵の進言に王は耳を疑った。
聞き違いでなければ、公爵は全ての兵を生贄に捧げての勇者召喚を進言している。
「なに! 全てを捧げると言うのか!?」
「……はい」
八十万の犠牲を払った勇者召喚。
王が驚くのも無理はなかった。
その性質上それだけの命を捧げることは可能ではあるのだが、それをしてしまえば国が傾いてしまう。
故に戦いに勝ったとしても、その後の平穏が損なわれるとてもリスクの高い行為でしかないからだ。
「……恐れながら申し上げます。じつは、出兵後まもなくしてギルドより報告が届きました。……南の大陸の惨状を見た者がいたようで、その者の話では、デガンニーク、ラスフェリカ、共に跡形もなく砂のようにすり潰されたとのことです」
「なんだと? 砂のようにとはどういうことだ?」
「言葉どおり……全ての物、人間が砂と化したということです」
「ふざけた戯言を申すな! そんなことができるはずがないだろう! しかも、今更になって報告が上がるなどその信憑性も怪し過ぎる。そのような大事であれば、なぜもっと早くに情報が掴めなかったのだ!」
ダリダ王はギルドの怠慢、もしくは誰かが情報を伝えそびれたのだと憤りを感じていた。
しかし……
「ダリダ王様、南の大陸が落ちたのはつい一週間ほど前であり、海を渡ったギルド間連絡としては最速の情報でございます」
「は? ということは、魔王は同時にこちらも攻めていたということか?」
「……わかりません」
目を落とし、首を振る公爵。
およそ理解の範疇にない魔王の所業を見通すことは不可能であった。
「……それで、南の状況はどうなっておるのだ?」
「……全滅……唯一ドワーフの一族のみが見逃されたようで、今は南の大陸に人間は存在しません」
「人間が……存在しない?」
先ほどから耳を疑う報告ばかりで驚きを通り越してしまっている。
大陸に住まう全ての人間を殺すことなど本当に可能なのだろうか?
そんなことができるのであれば、今から討伐に向かったとして勝ち目などあるのだろうか? せっかく王自らが戦場に赴いたというのに、公爵から受ける報告には希望のかけらもなかった。
「……申し訳ありません。確認したわけではないので、にわかには信じられませんが……人間は全て殺されたとの報告でした。
もしこれが本当であれば……文字通り全力で挑まなければ勝ち目はなく、負ければ南の大陸と同じ運命をたどることになる……ということです」
報告する公爵の声もだんだんと沈んだものとなっていく。
これを報告すると決意した公爵の苦悩がうかがい知れる。
「クックック……」
「ダリダ王……様?」
目頭を押さえ俯いたかと思えば、突然笑い出したダリダ王に困惑する公爵。
ダリダ王としても、自分がなぜ笑っているのかも理解できずに溢れてしまった笑みであった。
「……わかった、好きにするがよい。どうせ殲滅されるのであれば、私の命も捧げようではないか。魔王に殺されるなど考えたくもない。
それに……このような勇者召喚をしてしまえば、魔王に打ち勝ったとしても禍根を残してしまうだろう。そのような面倒ごとは私が一手に引き受ける。後の世を頼んだぞ……ヒューロン公爵」
すぐには理解できなかった。
王の言葉を反芻するように頭で繰り返し思い返してみても、勇者召喚にその身を捧げると言っているとしか聞こえない。
しかし、王の言っていることは最もだった。
八十万の命と引き換えに勇者召喚を行えば、必ず禍根が残り、魔王に打ち勝ったとしても愚者としての汚名が残るだけだろう。
だからこそ、その後の憂いを取り払うには、これは王自らが身を呈した人類のための聖戦であったと語り継がなくてはならない。
ヒューロン公爵は王から直々にその任を賜ったのだ。
誰でもいいわけではないだろう。
王が託してくれた希望。
その重さを痛感できないほど愚者ではない。
そして、王の愚行とも思える行為を蛮勇だと言って止めるほど状況の見えない盆暗でもない。
歯がゆい思いを押し殺し、王の誇りを尊重するしかなかった。
「……かしこまりました」
公爵は狭い馬車の中で膝をつき、こうべを垂れることをためらわなかった。
それは、国のため……果ては世界のために身を呈する権力者の決断に身が震えていたからだ。
魔王がいなければ世界を手にしていたかもしれないダリダ王。
そんな偉大な王を無駄死にさせるわけにはいかない。……ヒューロン公爵もまた、王に死を覚悟させたという責任感と戦っていた。戦場において、迷いや、弱気は死につながる。しかし、今はそんな惨めな死に方はできない。後の人類を託された身であることを肝に命じ、精一杯の誠意で答えなければならない。
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