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東の大陸蹂躙
人間を襲った大厄災 そこに現れた希望と……
***
……うぅ……あー……
……痛いよ……助けて……
シスター……僕にも回復魔法を……
……神様……痛い……痛い……
教会に横たわる大勢の患者たち。
回復魔法をかけてあげたいのだが、もうそれを使える者たちはいない。
突然、街を襲った厄災。
老若男女問わず全ての人が患った病魔。
それは、人間をおぞましい姿へと変貌させ、死に至らしめていった。
救える人数は限られている。
それに、ここにいる者は回復魔法なんて使えない。なぜなら、回復魔法を使える者は皆、貴族たちの下へと連れて行かれてしまったからだ。
聖職者だったシスターは運良く回復魔法をかけてもらうことができただけ。
昨日撒かれたビラに書かれていた通り、奴隷を解放しなかった街には苦痛に喘ぐ死が与えられた。
ここにいる大勢の患者の中にも、すでに息を引き取っている者もいるだろう。
そして、今、病人を看病しているのは隷属の首輪で囚われた獣人たちだ。
彼らはこの病魔に襲われることはなかった。
獣人たちは人間によって虐げられ、理不尽な生活を強制されたにも関わらず、苦しむ人々の看病を献身的に行っていた。
この教会にいる獣人たちは皆、主人に病気の元凶だと追い出された者たちだ。
彼らはなにも文句を言うことはない。
それどころか、苦しむ患者に暴言を吐かれても看病をやめることはなかった。
——獣人の汚い手で触るな!
——おまえたちのせいだ!
——おまえたちがこんな病を引き起こしたんだ!
——せっかく守ってやっていたのに……疫病神が!
死を前にしてもなお、人間は浅ましかった。
しかし、どれだけ頑張ろうとも、ここにいる誰もが苦しむ人々を救うことなんてできない。
備蓄された包帯などはもう尽きている。
焼けただれた箇所を綺麗な布で覆うこともままならない。
ただ死を待つ患者を看病するのは心を削る作業だった。
聖職者としての務め。
ただそれだけがシスターを動かしていた。
「ふざけんよ! なんでおまえたちは平気な顔してやがんだ! 獣人のくせに! こうなったのも全部おまえたちのせいだ!!」
教会の外で大きな怒声が上がった。
外にも大勢の患者がいる。
それを診てくれていたのは獣人たちだ。
シスターは声のした方に慌てて駆け寄った。
そして、教会を出て目にしたのは、数人の男たちが獣人を掴み、殴り倒している光景だった。
「あなたたち! なにをしているのですか! やめなさい!」
咄嗟にシスターは叫んだ。
「うるせぇ! 自分だけ回復魔法をかけてもらったくせに粋がるんじゃねぇよ! 俺たちは害獣駆除をしてんだ。こいつらだけピンピンしてるってことはこいつらが持ってきた病気だろうよ! 邪魔すんな!」
そう言うと、男は横たわる獣人を踏みつけ剣を抜いた。
「馬鹿なことはやめなさい!! 獣人たちは病人の看病をしてくれていたんですよ! それを——」
「——うるせぇんだよ!!! 見ろ! 俺の腕……俺ももうだめだ……どんどん広がって、今じゃもうこんなに大きくなっちまった……体にだってあるぞ……もう終わりなんだよ!! それともシスターが治してくれんのか? できんならやってくれよ……死にたくねぇんだよ……なあ……頼むよ……」
「そっ……それは……」
男の悲痛な叫びにシスターは答えることができない。
どんな二の句を紡ごうとも結果は変わらない。
「はっ! できねぇなら口出すんじゃねぇ! 大丈夫だよ……殺さねぇよ……死なない程度に刺すだけだ。俺たちと同じ痛みを分けてやらねぇと……な!!!」
男は剣を突き立てる。
獣人の腕に……足に……
「いああああ!!! やめて!!! 痛い!! 痛い!! ああああ!!!」
無抵抗な獣人は刺され、悲鳴を上げた。
他の男たちも同様に無抵抗な獣人たちに剣を突き立てていく。
奴隷にされ、厄介者として追い出され、それでもなお人間の看病をしてくれていた獣人たちは、謂れのない罪を着せられ、憂さ晴らしの道具となった。
悲鳴が聞こえる。
慈悲を懇願する獣人たちの悲鳴が。
救うことのできない人間のために身を粉にして尽くしてくれた獣人たちの悲鳴。
シスターにその光景を止める力はなかった。
ぺたん……と、その場に座り込み、体を震わせ、泣き叫ぶ獣人たちを思って涙することしかできなかった。
「やめて……もうやめ……だれか……神様……どうか……どうか……愚かな私たちに慈悲を……」
掠れた声で祈りを捧げる。
ただただ祈ることしかできない無力な自分を呪った。
なぜ自分だけ助かってしまったのか?
たまたま運良く救われただけの命。
自分が生きていることすら恨めしかった。
周りにはもう苦しむ人と哀れな獣人しかいない。
シスターを支えていた心は音を立てて崩れていく。
体に力が入らず、ブツブツと縋るように祈りを捧げる。
「神様……どうか……私たちをお救いください……」
すると……突然悲鳴は止まった。
何事かと見上げれば、目の前には光の球が輝いていた。
だんだんとその光が弱くなっていくと、白い翼を持った美しい人が立っていた。
その人が手を掲げれば、大きな光の柱が現れ、瞬く間に放射状に広がっていった。
「……もう大丈夫」
甘く甘美な声でそう呟いた人の声は、男性とも、女性とも言えない不思議な声だった。
シスターが周囲を見渡せば、患者の焼けただれた皮膚は完治しており、皆、心地よい寝息を立てている。
「……あなたは……え?」
誰かと問おうとしたら、もうそこにはだれもいなかった。
まるで幻でも見たかのようにその人は消えてしまっていた。
奇跡……そうとしか言えないこの状況を見て、シスターは泣き崩れた。
絶望からではなく、とてつもない喜びが溢れ、止めどない涙を流した。
しかし……
気の済むまで泣き、喜びを噛み締めて前を向けば、血を流して倒れている獣人たちの姿がそこにあった。
息が止まりそうなほどに胸が締め付けられ、すぐ様獣人たちに駆け寄ると、まだ息のある力無い手を握った。
「シスター……助けて……痛い……」
握った手は冷たく、血が流れ過ぎているのがわかった。
すぐにでも回復魔法をかけなければ死んでしまう。
獣人たちの症状は、そんな切迫した状況だった。
「止血を! 誰か手伝って!」
シスターが大声で叫ぶ。
人間は助かったのに、なぜ獣人は傷ついたままなのか?
わからない……わからないが、今はそんなことどうでもよかった。
シスターは着てる服を破り止血のために縛る。
他に使える物はないかと探せば、手を掴まれて引き剥がされてしまった。
「だめだ! そいつらを助けたら、また同じことが起こる! こいつらが元凶なんだ。現に俺たちが痛めつけたら元通りになったじゃないか! やらせないぞ!」
「そんなっ! そんなこと!」
「本当にないって言い切れるのか!?」
ものすごい剣幕で男に脅され、シスターの心に宿る懐疑心が見え隠れする。
獣人を助けて、また同じことが起きたら……。
否定できるだけの材料はない。
でも……
「それでも! 彼らは懸命にみんなを看病してくれたんですよ! それを! ……あんまりじゃないですか!」
そう訴えたとしても、シスターの叫びに耳を貸す者はいない。
皆、助かった命をみすみす手放すなんて行為を肯定するわけにはいかなかった。
周囲を見渡せば、いつのまにか起き上がった者たちの歓喜がシスターの叫びをかき消していた。
献身的に看病をしてくれた獣人を憂う声など、上げているのはシスターだけだった。
「みんな獣人のことなんてどうだっていいんだよ。せっかく助かって喜んでいるのに水を差すな」
男は本気でシスターを睨みつけていた。
「いや……そんなの……」
涙が溢れ出る。
横を見れば力なく息を繋ぐ獣人の姿。
今すぐ適切な処置をすれば助けられるはずなのに、それをさせず、異も唱えず、獣人の死を願う人たちが信じられなかった。
「だめ……だめ……そんなの——」
「——許されるわけがないだろう?」
周囲の雑音は消え、よく通った男の声がした。
……うぅ……あー……
……痛いよ……助けて……
シスター……僕にも回復魔法を……
……神様……痛い……痛い……
教会に横たわる大勢の患者たち。
回復魔法をかけてあげたいのだが、もうそれを使える者たちはいない。
突然、街を襲った厄災。
老若男女問わず全ての人が患った病魔。
それは、人間をおぞましい姿へと変貌させ、死に至らしめていった。
救える人数は限られている。
それに、ここにいる者は回復魔法なんて使えない。なぜなら、回復魔法を使える者は皆、貴族たちの下へと連れて行かれてしまったからだ。
聖職者だったシスターは運良く回復魔法をかけてもらうことができただけ。
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そして、今、病人を看病しているのは隷属の首輪で囚われた獣人たちだ。
彼らはこの病魔に襲われることはなかった。
獣人たちは人間によって虐げられ、理不尽な生活を強制されたにも関わらず、苦しむ人々の看病を献身的に行っていた。
この教会にいる獣人たちは皆、主人に病気の元凶だと追い出された者たちだ。
彼らはなにも文句を言うことはない。
それどころか、苦しむ患者に暴言を吐かれても看病をやめることはなかった。
——獣人の汚い手で触るな!
——おまえたちのせいだ!
——おまえたちがこんな病を引き起こしたんだ!
——せっかく守ってやっていたのに……疫病神が!
死を前にしてもなお、人間は浅ましかった。
しかし、どれだけ頑張ろうとも、ここにいる誰もが苦しむ人々を救うことなんてできない。
備蓄された包帯などはもう尽きている。
焼けただれた箇所を綺麗な布で覆うこともままならない。
ただ死を待つ患者を看病するのは心を削る作業だった。
聖職者としての務め。
ただそれだけがシスターを動かしていた。
「ふざけんよ! なんでおまえたちは平気な顔してやがんだ! 獣人のくせに! こうなったのも全部おまえたちのせいだ!!」
教会の外で大きな怒声が上がった。
外にも大勢の患者がいる。
それを診てくれていたのは獣人たちだ。
シスターは声のした方に慌てて駆け寄った。
そして、教会を出て目にしたのは、数人の男たちが獣人を掴み、殴り倒している光景だった。
「あなたたち! なにをしているのですか! やめなさい!」
咄嗟にシスターは叫んだ。
「うるせぇ! 自分だけ回復魔法をかけてもらったくせに粋がるんじゃねぇよ! 俺たちは害獣駆除をしてんだ。こいつらだけピンピンしてるってことはこいつらが持ってきた病気だろうよ! 邪魔すんな!」
そう言うと、男は横たわる獣人を踏みつけ剣を抜いた。
「馬鹿なことはやめなさい!! 獣人たちは病人の看病をしてくれていたんですよ! それを——」
「——うるせぇんだよ!!! 見ろ! 俺の腕……俺ももうだめだ……どんどん広がって、今じゃもうこんなに大きくなっちまった……体にだってあるぞ……もう終わりなんだよ!! それともシスターが治してくれんのか? できんならやってくれよ……死にたくねぇんだよ……なあ……頼むよ……」
「そっ……それは……」
男の悲痛な叫びにシスターは答えることができない。
どんな二の句を紡ごうとも結果は変わらない。
「はっ! できねぇなら口出すんじゃねぇ! 大丈夫だよ……殺さねぇよ……死なない程度に刺すだけだ。俺たちと同じ痛みを分けてやらねぇと……な!!!」
男は剣を突き立てる。
獣人の腕に……足に……
「いああああ!!! やめて!!! 痛い!! 痛い!! ああああ!!!」
無抵抗な獣人は刺され、悲鳴を上げた。
他の男たちも同様に無抵抗な獣人たちに剣を突き立てていく。
奴隷にされ、厄介者として追い出され、それでもなお人間の看病をしてくれていた獣人たちは、謂れのない罪を着せられ、憂さ晴らしの道具となった。
悲鳴が聞こえる。
慈悲を懇願する獣人たちの悲鳴が。
救うことのできない人間のために身を粉にして尽くしてくれた獣人たちの悲鳴。
シスターにその光景を止める力はなかった。
ぺたん……と、その場に座り込み、体を震わせ、泣き叫ぶ獣人たちを思って涙することしかできなかった。
「やめて……もうやめ……だれか……神様……どうか……どうか……愚かな私たちに慈悲を……」
掠れた声で祈りを捧げる。
ただただ祈ることしかできない無力な自分を呪った。
なぜ自分だけ助かってしまったのか?
たまたま運良く救われただけの命。
自分が生きていることすら恨めしかった。
周りにはもう苦しむ人と哀れな獣人しかいない。
シスターを支えていた心は音を立てて崩れていく。
体に力が入らず、ブツブツと縋るように祈りを捧げる。
「神様……どうか……私たちをお救いください……」
すると……突然悲鳴は止まった。
何事かと見上げれば、目の前には光の球が輝いていた。
だんだんとその光が弱くなっていくと、白い翼を持った美しい人が立っていた。
その人が手を掲げれば、大きな光の柱が現れ、瞬く間に放射状に広がっていった。
「……もう大丈夫」
甘く甘美な声でそう呟いた人の声は、男性とも、女性とも言えない不思議な声だった。
シスターが周囲を見渡せば、患者の焼けただれた皮膚は完治しており、皆、心地よい寝息を立てている。
「……あなたは……え?」
誰かと問おうとしたら、もうそこにはだれもいなかった。
まるで幻でも見たかのようにその人は消えてしまっていた。
奇跡……そうとしか言えないこの状況を見て、シスターは泣き崩れた。
絶望からではなく、とてつもない喜びが溢れ、止めどない涙を流した。
しかし……
気の済むまで泣き、喜びを噛み締めて前を向けば、血を流して倒れている獣人たちの姿がそこにあった。
息が止まりそうなほどに胸が締め付けられ、すぐ様獣人たちに駆け寄ると、まだ息のある力無い手を握った。
「シスター……助けて……痛い……」
握った手は冷たく、血が流れ過ぎているのがわかった。
すぐにでも回復魔法をかけなければ死んでしまう。
獣人たちの症状は、そんな切迫した状況だった。
「止血を! 誰か手伝って!」
シスターが大声で叫ぶ。
人間は助かったのに、なぜ獣人は傷ついたままなのか?
わからない……わからないが、今はそんなことどうでもよかった。
シスターは着てる服を破り止血のために縛る。
他に使える物はないかと探せば、手を掴まれて引き剥がされてしまった。
「だめだ! そいつらを助けたら、また同じことが起こる! こいつらが元凶なんだ。現に俺たちが痛めつけたら元通りになったじゃないか! やらせないぞ!」
「そんなっ! そんなこと!」
「本当にないって言い切れるのか!?」
ものすごい剣幕で男に脅され、シスターの心に宿る懐疑心が見え隠れする。
獣人を助けて、また同じことが起きたら……。
否定できるだけの材料はない。
でも……
「それでも! 彼らは懸命にみんなを看病してくれたんですよ! それを! ……あんまりじゃないですか!」
そう訴えたとしても、シスターの叫びに耳を貸す者はいない。
皆、助かった命をみすみす手放すなんて行為を肯定するわけにはいかなかった。
周囲を見渡せば、いつのまにか起き上がった者たちの歓喜がシスターの叫びをかき消していた。
献身的に看病をしてくれた獣人を憂う声など、上げているのはシスターだけだった。
「みんな獣人のことなんてどうだっていいんだよ。せっかく助かって喜んでいるのに水を差すな」
男は本気でシスターを睨みつけていた。
「いや……そんなの……」
涙が溢れ出る。
横を見れば力なく息を繋ぐ獣人の姿。
今すぐ適切な処置をすれば助けられるはずなのに、それをさせず、異も唱えず、獣人の死を願う人たちが信じられなかった。
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