139 / 157
北の大陸蹂躙
キラキラ
転移した先では、クロイツを囲んで会議をしている最中だった。
国が大きく様変わりをしてしまったため、やるべきことが山積みになっているのだろう。
「魔王様!」
「やあ、忙しそうだね」
クロイツが僕に気づいて声を上げる。
こっそり部屋の隅へと転移して、クロイツの働きぶりを見ていたら気づかれてしまった。
もう少し見ていたかったが、ヘレを置いて来ている最中のため、あまり遅くなるのもよくない。
「なにかあったのですか?」
「うん。じつは、この国にまた異種族が増えることになった。殺した人間はエルフにして転移させるけど、他の異種族は奴隷から解放して送り届ける。どうにかできるかな?」
「そうですか……どの程度の規模になりそうなのですか?」
「そうだなぁ……この国の国民の数より多いかな」
「え!? ちょ、ちょっと待ってください! それはいくらなんでも許容量を超えていますよ!」
目ざといクロイツは国の状況を把握しているようで、サクッと見通しを計算してしまったようだ。
クロイツがしっかりしているせいで、はい、わかりましたとはいかなかった。
「うーん。その辺はクロイツならなんとかできるんじゃないかと思っていたんだけどなぁ」
「いや、数日分の備蓄はありますが、食料が足りません! 節約したとしても持って数ヶ月でしょう」
自分が食事を必要としないため、すっかり食料のことが抜けていた。
まあ、足りないのなら滅ぼした国から持って来ればいいだろう。
となると、住む場所も必要か。
なんか面倒になってきた。
「わかった、じゃあ、滅ぼす国を隣に転移させるから上手く使ってくれ」
「え? 国を転移? ……え?」
「なんだよクロイツ、難しいことは言ってないだろー。クロイツが管理する範囲が増えるだけさ! 国ごと転移されば食料も住む場所も一気に解決だろ? それに、腕利きの商人も確保しておくから大丈夫さ!」
「え……えーっと……大丈夫なのでしょうか?」
不安そうに顔をピクピクさせるクロイツ。
不確定要素が多すぎて計算できずにパニックを起こしているようだ。
あまり介入しないつもりだったが、クロイツの不安が強そうなので仕方ない。
「あーもう、わかったよ。じゃあ、ガーゴイル100体をクロイツのために置いておくから上手く使って! 言えばなんでもできるくらい賢いし、僕の命令なら絶対服従で安心だからさ」
「そう……ですか。あの、それで、転移はいつごろを予定しているのでしょうか?」
「んー? そうだなー。今夜中には終わるんじゃないかな?」
僕が見通しを示すと、ガタンと音を立ててクロイツの椅子が後ろへと下がった。
「魔王様! こんな夜中に国が三つも増えたら大混乱です! せめて明日の朝まで待っていただきたい!」
クロイツが目を剥いて声を張り上げた。
ちょっとびっくりしたのは秘密だ。
「え? ダメ?」
「ダメです! なにも見えない暗闇の中でなにができるとお思いですか!?」
クロイツの言っていることはもっともだ。やはり、殺すより、救うことは難しい。
ただ、当面の目的であるクロイツに丸投げは達成できそうだ。なんだかんだやる気もありそうだし。
「クックック……言うようになったな、クロイツ」
「え? いや、その……そういうわけではなく……魔王様の要望をキチンと叶えたい……といいますか」
魔王に向かって吐いてしまった言葉を省みて焦るクロイツ。
威勢のよかった口から弱々しい言い訳が羅列されていった。
「なるほど。そこまで考えてくれていたか! いや、クロイツ。さすが僕が見込んだだけある。では、明日の朝までに必ずや三国を攻め落とし、アリフォールの周囲へと転移させよう! そして、そこにいるエルフたちは、神が選りすぐった優秀な者たちだ。おまえを困らせる奴などいないだろう。あと、奴隷にされていた者たちのこと、任せたぞ! じゃ!」
「あっ! 魔王さ——」
困った表情をしていたクロイツを置いて、僕は天界へと転移する。
きっと、クロイツは今夜も眠れない夜を過ごすことだろう。昨日と今日、二徹目に突入といったところだろうか?
まあ、国を救ってあげたんだ。これくらいしてもらわなきゃ困る!
「やあルーシェ、話は聞いていたよ。もちろんオーケーさ!」
場面遷移が終わると、サタン様が僕の転移場所に待ち構えていた。
「あ……ええ、お願いします」
「いいよ、いいよ。そんなに申し訳なさそうにしなくてもさ。長い間溜め込んでいた鬱憤を晴らすいい機会なんだ。じつはクセになりそうなほど楽しくてね! あの全能神が僕に恐れおののいている姿はとても気分がいい」
いつになく饒舌になるサタン様。
まるで、子供が笑うように楽しそうだった。
全能神を顎で使うことなんて、きっと僕がいなければ実現しなかっただろう。
もう少しこの新しいおもちゃを楽しんでいただきたい。
「あはは……それなら良かったです。お任せしますね」
「ああ、楽しみだよ。じゃあ、僕は全能神のところへ行くよ。奴は鼻が効くからね、逃げられると面倒だからさ」
「あはは……」
そう言って、サタン様は僕に背を向けて、手を振り行ってしまった。
僕は一人ポツンとフローテの部屋に取り残される。
「じゃあ……戻るか」
一人になってしまったフローテの部屋で、僕はひっそりと転移した。
そして、ラージハル商会へと戻れば、ヘレを囲んでお茶会が始まっていた。
馬車の中で男の見張りを頼んでいたフローテもいる。ってか、男もいる。
「あの……なにをしているんだ?」
「あ、ルーシェ! ちょっとみなさんとお話ししていました。それで、聞いてください! ザンジさんは、いつも娘さんがお昼に取り立てに来ていたんだと勘違いしてたんですよ! なんで自分だけと悩んでいたみたいなんです」
ヘレは僕を見つけると、まくし立てるように話し出した。
しかし、楽しく話していたみんなの表情は強張ってしまっている。
なんだか邪魔しているようで居心地が悪い。
「ちょっと待て。ザンジとは誰だ?」
「あ、この捕らわれていた人です!」
「あの……この度は、助けていただきましてありがとうございます……なんとお礼をしたらいいのか」
馬車で寝ていた男が椅子から立ち上がり、物腰柔らかな態度で感謝を告げる。
これから国落としをするというのに、なんとも場違いな雰囲気だ。
「……礼はいらない。命を差し出せ」
「はい。覚悟はできています。ヘレ様から詳しい話を聞きましたので」
せっかくの魔王っぽい感じが台無しだ。
この男の雰囲気に飲まれてしまいそうになる。
「……そうか。なら、令嬢はおまえが説き伏せろ。じゃなければ転生の話は無しだ」
「あの……私なんかが説き伏せられるでしょうか?」
「大丈夫です! きっとお嬢様はあなたと一緒にいたいはずです! 自信を持ってくださいザンジさん!」
「はぁ……わかりました。頑張ってみます」
ヘレはニコニコとザンジを勇気付けているのだが、娘が本当にこいつを好きかどうかはわかっていない。
これで勘違いだったら……でも、問題ないな。この男ならすんなりと受け入れるだろう。
もし本当にこの男のことが好きなのなら、母性本能でもくすぐられたのだろうか?
見た感じ甲斐性はなさそうだから、そうとしか考えられない。まあ……どうでもいいか。
「もういいか?」
真っ直ぐなヘレの思いは伝わっただろう。
早く三国を攻め滅ぼさなければいけないのだが、テンションの高いヘレに困惑されっぱなしだ。
そろそろ切り替えていきたい。
「ええ! 悪い奴らをやっつけましょう!」
「ああ……でも、僕は魔王だからその言い方はどうかと思うぞ?」
「人間はみんな悪い奴らです!」
「あー、うん。そうだね」
「えへへ。ルーシェ、大好きです!」
「えぇ……」
なにがどうしてそうなるのか?
間違ってはいないのだが、主体性がないというか……いや、違うか、ヘレは自分の意思でこの男を……でも、なんかしっくりこないな……まあ、これが、恋は盲目というやつなのだろうか?
僕が対応に困っていると、ヘレは少し悲しそうな目で僕を見つめていた。
「ルーシェはヘレのこと嫌いですか?」
「いや、好きだよ。大好きだ」
そんな顔をしてそんなことを言われたら、否定しないわけにはいかない。
ヘレはクザンのようにTPOをわきまえないところが玉に瑕だが、その純粋さは憎めない。
「ふふふ……よかったですね。ヘレ様」
「うん! ありがと、フローテ」
「……」
僕は、見つめあって微笑む女子二人の雰囲気にのまれてしまっていた。
この場だけ、キラキラとした異質な空間が形成されている。
そんな恥ずかしい舞台の上で呆然と立ち尽くしているわけにもいかないので、そろそろ切り替えなければ。
うん、人間は悪い奴。皆殺しだー!
国が大きく様変わりをしてしまったため、やるべきことが山積みになっているのだろう。
「魔王様!」
「やあ、忙しそうだね」
クロイツが僕に気づいて声を上げる。
こっそり部屋の隅へと転移して、クロイツの働きぶりを見ていたら気づかれてしまった。
もう少し見ていたかったが、ヘレを置いて来ている最中のため、あまり遅くなるのもよくない。
「なにかあったのですか?」
「うん。じつは、この国にまた異種族が増えることになった。殺した人間はエルフにして転移させるけど、他の異種族は奴隷から解放して送り届ける。どうにかできるかな?」
「そうですか……どの程度の規模になりそうなのですか?」
「そうだなぁ……この国の国民の数より多いかな」
「え!? ちょ、ちょっと待ってください! それはいくらなんでも許容量を超えていますよ!」
目ざといクロイツは国の状況を把握しているようで、サクッと見通しを計算してしまったようだ。
クロイツがしっかりしているせいで、はい、わかりましたとはいかなかった。
「うーん。その辺はクロイツならなんとかできるんじゃないかと思っていたんだけどなぁ」
「いや、数日分の備蓄はありますが、食料が足りません! 節約したとしても持って数ヶ月でしょう」
自分が食事を必要としないため、すっかり食料のことが抜けていた。
まあ、足りないのなら滅ぼした国から持って来ればいいだろう。
となると、住む場所も必要か。
なんか面倒になってきた。
「わかった、じゃあ、滅ぼす国を隣に転移させるから上手く使ってくれ」
「え? 国を転移? ……え?」
「なんだよクロイツ、難しいことは言ってないだろー。クロイツが管理する範囲が増えるだけさ! 国ごと転移されば食料も住む場所も一気に解決だろ? それに、腕利きの商人も確保しておくから大丈夫さ!」
「え……えーっと……大丈夫なのでしょうか?」
不安そうに顔をピクピクさせるクロイツ。
不確定要素が多すぎて計算できずにパニックを起こしているようだ。
あまり介入しないつもりだったが、クロイツの不安が強そうなので仕方ない。
「あーもう、わかったよ。じゃあ、ガーゴイル100体をクロイツのために置いておくから上手く使って! 言えばなんでもできるくらい賢いし、僕の命令なら絶対服従で安心だからさ」
「そう……ですか。あの、それで、転移はいつごろを予定しているのでしょうか?」
「んー? そうだなー。今夜中には終わるんじゃないかな?」
僕が見通しを示すと、ガタンと音を立ててクロイツの椅子が後ろへと下がった。
「魔王様! こんな夜中に国が三つも増えたら大混乱です! せめて明日の朝まで待っていただきたい!」
クロイツが目を剥いて声を張り上げた。
ちょっとびっくりしたのは秘密だ。
「え? ダメ?」
「ダメです! なにも見えない暗闇の中でなにができるとお思いですか!?」
クロイツの言っていることはもっともだ。やはり、殺すより、救うことは難しい。
ただ、当面の目的であるクロイツに丸投げは達成できそうだ。なんだかんだやる気もありそうだし。
「クックック……言うようになったな、クロイツ」
「え? いや、その……そういうわけではなく……魔王様の要望をキチンと叶えたい……といいますか」
魔王に向かって吐いてしまった言葉を省みて焦るクロイツ。
威勢のよかった口から弱々しい言い訳が羅列されていった。
「なるほど。そこまで考えてくれていたか! いや、クロイツ。さすが僕が見込んだだけある。では、明日の朝までに必ずや三国を攻め落とし、アリフォールの周囲へと転移させよう! そして、そこにいるエルフたちは、神が選りすぐった優秀な者たちだ。おまえを困らせる奴などいないだろう。あと、奴隷にされていた者たちのこと、任せたぞ! じゃ!」
「あっ! 魔王さ——」
困った表情をしていたクロイツを置いて、僕は天界へと転移する。
きっと、クロイツは今夜も眠れない夜を過ごすことだろう。昨日と今日、二徹目に突入といったところだろうか?
まあ、国を救ってあげたんだ。これくらいしてもらわなきゃ困る!
「やあルーシェ、話は聞いていたよ。もちろんオーケーさ!」
場面遷移が終わると、サタン様が僕の転移場所に待ち構えていた。
「あ……ええ、お願いします」
「いいよ、いいよ。そんなに申し訳なさそうにしなくてもさ。長い間溜め込んでいた鬱憤を晴らすいい機会なんだ。じつはクセになりそうなほど楽しくてね! あの全能神が僕に恐れおののいている姿はとても気分がいい」
いつになく饒舌になるサタン様。
まるで、子供が笑うように楽しそうだった。
全能神を顎で使うことなんて、きっと僕がいなければ実現しなかっただろう。
もう少しこの新しいおもちゃを楽しんでいただきたい。
「あはは……それなら良かったです。お任せしますね」
「ああ、楽しみだよ。じゃあ、僕は全能神のところへ行くよ。奴は鼻が効くからね、逃げられると面倒だからさ」
「あはは……」
そう言って、サタン様は僕に背を向けて、手を振り行ってしまった。
僕は一人ポツンとフローテの部屋に取り残される。
「じゃあ……戻るか」
一人になってしまったフローテの部屋で、僕はひっそりと転移した。
そして、ラージハル商会へと戻れば、ヘレを囲んでお茶会が始まっていた。
馬車の中で男の見張りを頼んでいたフローテもいる。ってか、男もいる。
「あの……なにをしているんだ?」
「あ、ルーシェ! ちょっとみなさんとお話ししていました。それで、聞いてください! ザンジさんは、いつも娘さんがお昼に取り立てに来ていたんだと勘違いしてたんですよ! なんで自分だけと悩んでいたみたいなんです」
ヘレは僕を見つけると、まくし立てるように話し出した。
しかし、楽しく話していたみんなの表情は強張ってしまっている。
なんだか邪魔しているようで居心地が悪い。
「ちょっと待て。ザンジとは誰だ?」
「あ、この捕らわれていた人です!」
「あの……この度は、助けていただきましてありがとうございます……なんとお礼をしたらいいのか」
馬車で寝ていた男が椅子から立ち上がり、物腰柔らかな態度で感謝を告げる。
これから国落としをするというのに、なんとも場違いな雰囲気だ。
「……礼はいらない。命を差し出せ」
「はい。覚悟はできています。ヘレ様から詳しい話を聞きましたので」
せっかくの魔王っぽい感じが台無しだ。
この男の雰囲気に飲まれてしまいそうになる。
「……そうか。なら、令嬢はおまえが説き伏せろ。じゃなければ転生の話は無しだ」
「あの……私なんかが説き伏せられるでしょうか?」
「大丈夫です! きっとお嬢様はあなたと一緒にいたいはずです! 自信を持ってくださいザンジさん!」
「はぁ……わかりました。頑張ってみます」
ヘレはニコニコとザンジを勇気付けているのだが、娘が本当にこいつを好きかどうかはわかっていない。
これで勘違いだったら……でも、問題ないな。この男ならすんなりと受け入れるだろう。
もし本当にこの男のことが好きなのなら、母性本能でもくすぐられたのだろうか?
見た感じ甲斐性はなさそうだから、そうとしか考えられない。まあ……どうでもいいか。
「もういいか?」
真っ直ぐなヘレの思いは伝わっただろう。
早く三国を攻め滅ぼさなければいけないのだが、テンションの高いヘレに困惑されっぱなしだ。
そろそろ切り替えていきたい。
「ええ! 悪い奴らをやっつけましょう!」
「ああ……でも、僕は魔王だからその言い方はどうかと思うぞ?」
「人間はみんな悪い奴らです!」
「あー、うん。そうだね」
「えへへ。ルーシェ、大好きです!」
「えぇ……」
なにがどうしてそうなるのか?
間違ってはいないのだが、主体性がないというか……いや、違うか、ヘレは自分の意思でこの男を……でも、なんかしっくりこないな……まあ、これが、恋は盲目というやつなのだろうか?
僕が対応に困っていると、ヘレは少し悲しそうな目で僕を見つめていた。
「ルーシェはヘレのこと嫌いですか?」
「いや、好きだよ。大好きだ」
そんな顔をしてそんなことを言われたら、否定しないわけにはいかない。
ヘレはクザンのようにTPOをわきまえないところが玉に瑕だが、その純粋さは憎めない。
「ふふふ……よかったですね。ヘレ様」
「うん! ありがと、フローテ」
「……」
僕は、見つめあって微笑む女子二人の雰囲気にのまれてしまっていた。
この場だけ、キラキラとした異質な空間が形成されている。
そんな恥ずかしい舞台の上で呆然と立ち尽くしているわけにもいかないので、そろそろ切り替えなければ。
うん、人間は悪い奴。皆殺しだー!
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。