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北の大陸蹂躙
ムファム見聞録 空に掛かる天の川
「はいはーい、一列に並んでねー」
「「「アオン!」」」
尻尾を大いに振って喜ぶコボルトたち。
とても愛らしいモフモフした犬のような魔物は、懐いてくれるならずっとそばにいて欲しくなるほどだ。
女性従業員も目を輝かせてうずうずしている。
ただ、可愛いのはとてもいいことなのだが……一列に並ばれて、列の先が見えないというのはどういうことか?
ざっと見ただけで言えば、200体はいるだろうか?
闇夜に浮かぶ数百のコボルトたち。
珍妙だが、悪い気はしない。
今までの悲惨さに比べれば、こんなのは驚くに値しないことだ。
「よーしいい子だ。みんな手筈どおりちゃっちゃか終わらせるぞ!」
「「「アオン!」」」
言葉を理解しているかのように鳴いて返事を返すコボルトたち。
控えめに言って可愛い。
その健気な態度が私の心を鷲掴みにしてしまったようだ。
他の魔物とは顔つきが全く違い、とても可愛げがあり、瞳も円らでずっと見ていたくなる。
あのモフモフの手触りはどんなものなのだろうか?
無意識に自分の手がざわついて、わしゃわしゃとしていた。
私はまだこの時には心安らかにいられていたと思う。
だが、これは次に行われる作業のための準備に過ぎない。この後に起こる絶望的な光景をただ眺めていることしかできないという地獄へのカウントダウンの最中だった。
夜の闇が深すぎて、離れて行ってしまったコボルトたちは見えなくなってしまった。
魔王が小さな光の玉を出してくれてはいるのだが、周囲をぼんやりと照らすだけで、近くの者の顔くらいなら認識できるといった程度でしかない。
だから、魔王の命で遠くに離れて行ってしまったコボルトたちを視認することは不可能だった。
しばらくすると、テンポよく鳴くコボルトたちの合唱が聴こえてくる。
可愛らしい声を出し、魔王に与えられた仕事でもこなしているのだろう。
居ても立っても居られず、首を長くしてキョロキョロしていると、そんな私たちに気づいた魔王に声をかけられた。
「なんだ、そんなに見たいのか? 単純作業をしているだけだから面白くもなんともないぞ?」
「いや……はは。ちょっと気になってしまいまして」
「そうか。そんなに見たいなら見せてやろう」
「あ、ありがとうございます!」
もし戻れるのであれば、この時の自分を殴り飛ばしてやりたい。
魔王は私に向かってニヤリと笑みを浮かべ、光の玉を消す。
そのままふわふわと真っ暗な夜空を移動したかと思えば、コボルトの鳴き声が近くなっているのがわかった。
それと合わせて、ゴォーっという騒音が耳に入ってくる。
なんの音かはわからないが、ほんの少し不安を感じていた。
しかし、そんな不確定な不安より、可愛らしいコボルトたちを見れるとワクワクしていた。
魔王がやっていることなんて一つしかないのに、なぜ私は馬鹿みたいに期待していたのだろうか?
何も見えなかった夜空に無数の光の玉が放たれ、コボルトたちの周囲を照らした。
目の前にはどこまでも続くコボルトの列。
そして、そのコボルトの前を通過している帯……それは人だった。
まるで壁でもできたかのように、上空から人間が一定のペースで流れてくる。
その人の壁がコボルトの前を通過すると、「アオン!」と鳴いて数体のコボルトが人に触れる。
すると、コボルトの手に触れられた人はパッと消えてしまう。
そして、コボルトの選別から外れたものたちの末路は……とても悲惨なものだった。
一定のペースから外れ、加速して落下する人たち……その人たちが落下する様を表現するとすれば、その光景はどこまでも続く肉の滝といったところだろうか。
ただ、滝の行き着く先は地上ではなく、すぐ下にはゴォーっという騒音の正体が鎮座していた。
そこには、どこまでも続く巨大な円柱が二つ、重なり合って回転している。
回転する二つの円柱めがけて人間が落ちていけば、まるで、ゴミのように重なった部分へと吸い込まれていった。
隙間なんてないはずなのに、何事もないかのように人間が引き込まれていく。
円柱を通過した先は見えなかったが、それがせめてもの救いだったのかもしれない。
しかし、魔王の命によってコボルトたちはいったいなにをしているのかと目を凝らせば、答えはとても単純だった。
よく見れば獣人が必ずコボルトに触れられている。
そのほかの人も、きっと異種族の民なのだろう。
これは、選別作業だ。
国落としなんて格好のいい行いではない。
なんの無駄もなく、淡々と人が死んでいく単純作業。
見たいなどと言わなければよかった。
静かに、粛々と行われているそれは、みんなが寝ているのかと勘違いしてしまうくらいで、よく見れば目を開けて絶望的な表情を浮かべていた。
ある者は泣いていた。
ある者は怒っていた。
ある者は悲壮な表情を浮かべていた。
ある者は狂ったように笑みを浮かべていた。
ある者はこちらを睨んでいた。
……
長い……長い単純作業だった。
負の感情を顔に刻んだ人間を、百、千、万と見続けなければならなかった。
女、子供、老人、全て等しく肉の滝の一部と化し、最後は円柱に引き込まれていく。
誰も喋らない。
叫びもしない。
周囲に響く音はコボルトの合唱と、ゴォーっという円柱が回転する音だけ。
ふと、魔王を見れば、あくびをして肉の滝を見ている。
ヘレさんは疲れてしまったのか、目をつぶって寝ているように見えた。
「あとどれくらいか見に行こうか」
魔王が伸びをしてそんなことを言い始める。
すると、私たちは魔王と一緒に上昇し始めた。
滝を登るように上昇しきれば、見えたのは巨大な天の川だ。
前方に見える国から放射状に帯を成して肉の川が流れていた。
「もう少しかかりそうだな」
そう言うとまた、ふわふわとゆっくり下降してコボルトの前に戻ってくる。
絶望しかない肉の滝を見続ける単純作業。
愛らしいコボルトがせめてもの救いだが、あまりにも悲惨で無慈悲な光景に、自分が必死になって考えついた正義に自信が持てなくなっていた。
あんなにも焦がれた魔王の存在。
しかし、根本は人間であり、辞められるわけじゃない。
この光景を笑い飛ばして喜ぶことなどはできはしなかった。
正義……なんなのだろうか?
この光景に正義なんてものが通用するのだろうか?
私が考えついた正義の先にあったもの。
それが……これなのだろうか?
あんなにも正当化していたじゃないか。
人間が魔王に掲げる正義なんてないと高揚していたじゃないか。
なにをされたって魔王の方が正義だと結論づけたはずじゃないか……。
私の拙い正義など、欺瞞に満ち溢れたものでしかなく、自分でその全てを受け入れることなんてできはしなかった。
間違っていた。
私はいったいなにを間違えたのか?
その答えがわかるなら、間違うことなんてないだろう。
だけど、一つだけわかったことがある。
それは……
みんなと、笑い、楽しみながら生きていたい。
そんな、単純な思い。
それが、今、私の中にある全てだった。
ただただ死に行く人々を眺めながら、ずっとそんなことを考えていた。
気づけば、ぼーっとした鈍い思考の中、止めどない涙が頬を伝っていた。
別に悲しかったわけじゃない。
ただその時は、ポッカリとなにかを失ってしまったかのように、一時的に自分の心を制御できなくなってしまったのだろう。
そのうち、だんだんと睡魔が襲ってくる。
そんな私に気づいてくれたのだろうか?
魔王がこちらを向いて語りかけてきた。
「ムファム、まだ時間がかかるから、おまえたちも少し寝るといい」
魔王がぐっすりと眠るヘレさんを抱いてそんなことを言った。
「ええ……」
気のない返事しかできなかったが、魔王が優しく私たちに向けて笑みを浮かべる。
なぜか、その優しい微笑みに酷く安心してしまい、私は睡魔に抗うことができず、ゆっくりとまぶたを閉じたのだった。
残念だが、この夜、私が見たことはここまでだ。
私はこの夜のことを一生忘れることはできないだろう。
そして、この経験は心の奥底で私を優しく縛り付け、平和に暮らすことを強く願い続けることになる。
みんなと、笑って、楽しみながら生きていきたい。
たったそれだけのことなのに、私は今まで恥ずかしがって真っ直ぐ向き合うことができなかった。
ずいぶんと時間がかかり、なおかつ魔王の手を煩わせてしまったが、ようやく、心安らかに生きていくことができると思った。
最後に私の中にあったものが、こんなにも美しいものだったことを心から誇りに思う。
——魔王見聞録——
記 ムファム・ラージハル
***
「「「アオン!」」」
尻尾を大いに振って喜ぶコボルトたち。
とても愛らしいモフモフした犬のような魔物は、懐いてくれるならずっとそばにいて欲しくなるほどだ。
女性従業員も目を輝かせてうずうずしている。
ただ、可愛いのはとてもいいことなのだが……一列に並ばれて、列の先が見えないというのはどういうことか?
ざっと見ただけで言えば、200体はいるだろうか?
闇夜に浮かぶ数百のコボルトたち。
珍妙だが、悪い気はしない。
今までの悲惨さに比べれば、こんなのは驚くに値しないことだ。
「よーしいい子だ。みんな手筈どおりちゃっちゃか終わらせるぞ!」
「「「アオン!」」」
言葉を理解しているかのように鳴いて返事を返すコボルトたち。
控えめに言って可愛い。
その健気な態度が私の心を鷲掴みにしてしまったようだ。
他の魔物とは顔つきが全く違い、とても可愛げがあり、瞳も円らでずっと見ていたくなる。
あのモフモフの手触りはどんなものなのだろうか?
無意識に自分の手がざわついて、わしゃわしゃとしていた。
私はまだこの時には心安らかにいられていたと思う。
だが、これは次に行われる作業のための準備に過ぎない。この後に起こる絶望的な光景をただ眺めていることしかできないという地獄へのカウントダウンの最中だった。
夜の闇が深すぎて、離れて行ってしまったコボルトたちは見えなくなってしまった。
魔王が小さな光の玉を出してくれてはいるのだが、周囲をぼんやりと照らすだけで、近くの者の顔くらいなら認識できるといった程度でしかない。
だから、魔王の命で遠くに離れて行ってしまったコボルトたちを視認することは不可能だった。
しばらくすると、テンポよく鳴くコボルトたちの合唱が聴こえてくる。
可愛らしい声を出し、魔王に与えられた仕事でもこなしているのだろう。
居ても立っても居られず、首を長くしてキョロキョロしていると、そんな私たちに気づいた魔王に声をかけられた。
「なんだ、そんなに見たいのか? 単純作業をしているだけだから面白くもなんともないぞ?」
「いや……はは。ちょっと気になってしまいまして」
「そうか。そんなに見たいなら見せてやろう」
「あ、ありがとうございます!」
もし戻れるのであれば、この時の自分を殴り飛ばしてやりたい。
魔王は私に向かってニヤリと笑みを浮かべ、光の玉を消す。
そのままふわふわと真っ暗な夜空を移動したかと思えば、コボルトの鳴き声が近くなっているのがわかった。
それと合わせて、ゴォーっという騒音が耳に入ってくる。
なんの音かはわからないが、ほんの少し不安を感じていた。
しかし、そんな不確定な不安より、可愛らしいコボルトたちを見れるとワクワクしていた。
魔王がやっていることなんて一つしかないのに、なぜ私は馬鹿みたいに期待していたのだろうか?
何も見えなかった夜空に無数の光の玉が放たれ、コボルトたちの周囲を照らした。
目の前にはどこまでも続くコボルトの列。
そして、そのコボルトの前を通過している帯……それは人だった。
まるで壁でもできたかのように、上空から人間が一定のペースで流れてくる。
その人の壁がコボルトの前を通過すると、「アオン!」と鳴いて数体のコボルトが人に触れる。
すると、コボルトの手に触れられた人はパッと消えてしまう。
そして、コボルトの選別から外れたものたちの末路は……とても悲惨なものだった。
一定のペースから外れ、加速して落下する人たち……その人たちが落下する様を表現するとすれば、その光景はどこまでも続く肉の滝といったところだろうか。
ただ、滝の行き着く先は地上ではなく、すぐ下にはゴォーっという騒音の正体が鎮座していた。
そこには、どこまでも続く巨大な円柱が二つ、重なり合って回転している。
回転する二つの円柱めがけて人間が落ちていけば、まるで、ゴミのように重なった部分へと吸い込まれていった。
隙間なんてないはずなのに、何事もないかのように人間が引き込まれていく。
円柱を通過した先は見えなかったが、それがせめてもの救いだったのかもしれない。
しかし、魔王の命によってコボルトたちはいったいなにをしているのかと目を凝らせば、答えはとても単純だった。
よく見れば獣人が必ずコボルトに触れられている。
そのほかの人も、きっと異種族の民なのだろう。
これは、選別作業だ。
国落としなんて格好のいい行いではない。
なんの無駄もなく、淡々と人が死んでいく単純作業。
見たいなどと言わなければよかった。
静かに、粛々と行われているそれは、みんなが寝ているのかと勘違いしてしまうくらいで、よく見れば目を開けて絶望的な表情を浮かべていた。
ある者は泣いていた。
ある者は怒っていた。
ある者は悲壮な表情を浮かべていた。
ある者は狂ったように笑みを浮かべていた。
ある者はこちらを睨んでいた。
……
長い……長い単純作業だった。
負の感情を顔に刻んだ人間を、百、千、万と見続けなければならなかった。
女、子供、老人、全て等しく肉の滝の一部と化し、最後は円柱に引き込まれていく。
誰も喋らない。
叫びもしない。
周囲に響く音はコボルトの合唱と、ゴォーっという円柱が回転する音だけ。
ふと、魔王を見れば、あくびをして肉の滝を見ている。
ヘレさんは疲れてしまったのか、目をつぶって寝ているように見えた。
「あとどれくらいか見に行こうか」
魔王が伸びをしてそんなことを言い始める。
すると、私たちは魔王と一緒に上昇し始めた。
滝を登るように上昇しきれば、見えたのは巨大な天の川だ。
前方に見える国から放射状に帯を成して肉の川が流れていた。
「もう少しかかりそうだな」
そう言うとまた、ふわふわとゆっくり下降してコボルトの前に戻ってくる。
絶望しかない肉の滝を見続ける単純作業。
愛らしいコボルトがせめてもの救いだが、あまりにも悲惨で無慈悲な光景に、自分が必死になって考えついた正義に自信が持てなくなっていた。
あんなにも焦がれた魔王の存在。
しかし、根本は人間であり、辞められるわけじゃない。
この光景を笑い飛ばして喜ぶことなどはできはしなかった。
正義……なんなのだろうか?
この光景に正義なんてものが通用するのだろうか?
私が考えついた正義の先にあったもの。
それが……これなのだろうか?
あんなにも正当化していたじゃないか。
人間が魔王に掲げる正義なんてないと高揚していたじゃないか。
なにをされたって魔王の方が正義だと結論づけたはずじゃないか……。
私の拙い正義など、欺瞞に満ち溢れたものでしかなく、自分でその全てを受け入れることなんてできはしなかった。
間違っていた。
私はいったいなにを間違えたのか?
その答えがわかるなら、間違うことなんてないだろう。
だけど、一つだけわかったことがある。
それは……
みんなと、笑い、楽しみながら生きていたい。
そんな、単純な思い。
それが、今、私の中にある全てだった。
ただただ死に行く人々を眺めながら、ずっとそんなことを考えていた。
気づけば、ぼーっとした鈍い思考の中、止めどない涙が頬を伝っていた。
別に悲しかったわけじゃない。
ただその時は、ポッカリとなにかを失ってしまったかのように、一時的に自分の心を制御できなくなってしまったのだろう。
そのうち、だんだんと睡魔が襲ってくる。
そんな私に気づいてくれたのだろうか?
魔王がこちらを向いて語りかけてきた。
「ムファム、まだ時間がかかるから、おまえたちも少し寝るといい」
魔王がぐっすりと眠るヘレさんを抱いてそんなことを言った。
「ええ……」
気のない返事しかできなかったが、魔王が優しく私たちに向けて笑みを浮かべる。
なぜか、その優しい微笑みに酷く安心してしまい、私は睡魔に抗うことができず、ゆっくりとまぶたを閉じたのだった。
残念だが、この夜、私が見たことはここまでだ。
私はこの夜のことを一生忘れることはできないだろう。
そして、この経験は心の奥底で私を優しく縛り付け、平和に暮らすことを強く願い続けることになる。
みんなと、笑って、楽しみながら生きていきたい。
たったそれだけのことなのに、私は今まで恥ずかしがって真っ直ぐ向き合うことができなかった。
ずいぶんと時間がかかり、なおかつ魔王の手を煩わせてしまったが、ようやく、心安らかに生きていくことができると思った。
最後に私の中にあったものが、こんなにも美しいものだったことを心から誇りに思う。
——魔王見聞録——
記 ムファム・ラージハル
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