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北の大陸蹂躙
めんどくさい元彼と、素っ気ない今彼
「フローテ! おまえ、ここでなにをしているんだ!」
クザン様とともに人間を殺していたら、私のことを知っているという男が現れた。
顔は好みのタイプで、おそらく私よりも強い。そして、なんとなくわかるのだが、彼は人の器を借りた神だ。
同じ神なのだが、私には全く身に覚えがなかった。
「知り合いか?」
「いえ、知りませんわ」
私はクザン様の腕を掴み、身を寄せて不安であることを伝える。
私に触れられて懐柔できない男性なんていなかったのに、クザン様は眉一つ動かさない。
目の前に立つ男を訝しげに見つめていた。
「おい! フローテから離れろ!」
「ああ? なんでおまえはフローテを知ってるんだ?」
「そいつは俺の女だ!」
なにを言うのかと思えば、男は私のことを物呼ばわりし始めた。
こういう男は数多く見てきたけど、大抵束縛が激しく、女を大事にしないプライドだけの木偶の坊だ。
時折見せる甘えん坊な可愛いところもあるけど、それは前者が許せるかどうかで愛せるかが決まる。
「はあ? おまえ、本当にあいつを知らないのか?」
首を傾げてクザン様は私を見つめる。
なにか知っていれば教えてあげられたのに、この男のことは本当になにも知らなかった。
「ええ……知りません。クザン様、私怖いです」
こういう時は積極的に思い人を頼ることが大事だ。
少しわざとらしく見えたとしても問題ない。同性には反感を買かもしれないが、頼られた男性は女性に頼られたという高揚感で満たされるものなのだ。
なにげなく向けられる仕草の良し悪しによって、男性はその女性を判断する。
今は気になっていなくても、そんな好意を受け続けていれば、やがては異性を意識し始める。
ただ、積極的にといってもやり方は大事で、距離感をもってアプローチしなければ相手の印象を悪くしてしまう。
ただ、私がそんなミスを犯すはずがない。
なぜなら、私は美の女神であり、異性を虜にする方法は言われなくてもわかっているからだ。
「フローテ! 本当に俺のことを覚えていないのか!?」
「知りません! あなたとは初めて会いました」
「嘘だろ? 俺だ! アメスだ! 姿が違っても私が神だということくらいわかるだろ!?」
男はアメスというらしい。
神だとはわかっていたが、名前まではわからなかった。
名前がわかったところで、記憶の片隅にもいない存在を思い出せるはずもない。
「アメス……知りませんわ! クザン様! 助けてください」
もう絡まれるのも面倒なので、クザン様に助けを乞う。
だけども私の声は聞こえていないのか、クザン様は神妙な面持ちでアメスを睨んでいた。
「アメス……そうか、おまえ、アメスだったのか。こりゃ面白くなってきやがったな!」
なにを考えていたのかと思えば、クザン様はアメスのことを知っていたらしい。
アメスの名を知ったクザン様は不敵な笑みを浮かべていた。
「クザン様は御存知なのですか?」
「ああ、ちょっとな。なんとなくわかってきたぜ。アメス……そうか……なるほどな」
一人で納得していないで私にも教えて欲しかった。
でも、今はか弱い女の子を演じている最中であり、ここで教えて欲しいなどと雑音を入れるのは得策ではない。
なぜなら、クザン様が倒してくれればそれでおしまいなのだから、追求するだけクザン様を信じていないことになる。
こういった些細なことが大事な要素であり、今は効果がなくても、アメスを倒した後の印象が変わってくる。
信頼を預けてくれたか弱い女の子でいられるか、質問責めにしてクザン様が負けた後のことも考えているしたたかな女となるかのターニングポイント。
男を虜にしたいのなら、信じている素ぶりがとても大事だと理解しなければならない。
「フローテから離れろ! その気持ちの悪い手で触るんじゃない!」
「へへっ。だってよ、フローテ、俺に触られるのは嫌か?」
「嫌なはずありませんわ。クザン様には私のことをもっと触れていただきたいくらいです。っあ!」
少し積極的にクザン様への愛を語れば、不意にクザン様が私を抱きしめた。
ちょっとびっくりしたけど、クザン様はアメスに見せつけるように私を背中から抱き、鋭く尖った手で優しく私の胸を触った。
だから、私もアメスに見せつけるように恥じらいの表情を浮かべる。
私は尽くすタイプなので、こんなことは言われなくてもできる女。
クザン様が私に振り向いてくれる日はそう遠くはないだろう。
「貴様あぁぁ!」
二人の共同作業で行った挑発は効き目が抜群で、激昂するアメスは叫びながら槍を放った。
不覚にも思わず目をつぶってしまい、慌てて目を開けると、槍は私の胸の前で停止していた。
私がなにもしていないのだから、これはクザン様がしてくれたことだ。
私を守ってくれたクザン様がより一層かっこよく見える。
これはきっと魔王が言っていたクザン様の力。
あの化け物が使っていたものと同類のものだろう。
「思い人もろとも葬ろうってか? ずいぶん穏やかな話じゃないねぇ」
「うるさい! フローテは死なない。器が使い物にならなくなればおまえの手の届かない天界へと帰ることになる。そしたら俺も天界へと帰れば済む話だ。貴様のような下界の者には到底理解できないだろうがな」
わがまま坊やの暴論にはげんなりする。
そこまでして束縛を強要する男に恋心なんて湧くわけがない。
顔は好みなだけに、こんな一面を知らずに付き合えば酷い目に合うところだった。
「へぇ……そうか。惚れた女の目の前で、そんな卑怯なことしていいのかねぇ? どう思うよフローテ」
「信じられません。恐ろしいです」
もっと罵倒してやりたかったが、クザン様がいる手前あまり羽目を外すわけにはいかない。
控えめだが、最大限の思いを込めてアメスに心の内を聞かせてあげた。
「フローテ! おまえは神なんだぞ? そんな奴に肩入れする必要なんてないんだ。遊びなのはわかってる。たまにはそういうこともあるだろう。許してやるから今すぐ俺と一緒に来い!」
「いやですわ。私はあなたのことなんて覚えいませんし、あなたよりクザン様の方が素敵ですもの」
「フローテ!! くっ……クザンとか言ったか……俺のフローテになにをしやがった! フローテが俺のことを覚えていないなんてことはあり得ない!! 貴様を倒してフローテを解放してやる!」
アメスが苦しそうに顔を歪めて盛大な勘違いを起こしている。
こんな都合のいい考え方をするところもマイナスポイントだ。
相手のことを理解しようともせずに、考えが行き過ぎてしまう面倒なタイプでもあるらしい。
「俺はなーんもしてねぇけど、どっちみちこうなんだろうことはわかってたんだ。ほら、どこからでもいいぞ。かかって来いよ」
私を抱きしめていた腕を離し、クザン様は止めていた槍を掴んでアメスへと構える。
アメスはというと、腰から剣を抜いて構えを取っていた。
「死ねぇ!!」
ドン! と地を割って踏み出したアメスは瞬く間に間合いを詰める。
しかし、途中でクザン様の力によって、不自然に停止させられてしまった。
「クザン様! 素敵です!」
しっかり褒めることもとても重要な要素なので、うまくいった時は思いを口にするといいだろう。
「クッ……貴様……魔王の手先だな!」
「なんだ、魔王様を知っているのか。そうだよ。だったらなんなんだ?」
「今までのようにはいかないぞ! 魔王を殺すために、俺は下界でも力を発揮できるようにしてもらったんだ。こんな子供騙し……打ち破ってくれる!!!」
強がりではなさそうな言葉を吐き捨て、アメスが金色の光を放ち始める。
その光によって、アメスは束縛していたクザン様の技を破り、クザン様に向けて斬りかかった。
とっさに避けたクザン様だったが、剣筋から燃え盛る火炎が放たれ、後ろに飛んだクザン様はその火炎に飲み込まれてしまった。
そして、クザン様を飲み込んだ火炎は周囲を一瞬にして火の海と化して燃え盛っていた。
「はっはっは! 見たか俺の力を! でかい口を叩いていた割には呆気なかったな! フローテ! 私の勝ちだ!」
燃え尽きてしまったのか、跡形もなく消えてしまったクザン様。
やはり、神に勝つことは難しいのだろうか?
私は喜び勇むアメスを憎たらしく睨むことしかできない。
私も神だが、あのように武力を発揮できるような神ではないので、勝ち目はないに等しい。
この先、女を戦利品のように扱う神に使えなければならないのかと思うと目眩を起こしそうだった。
クザン様とともに人間を殺していたら、私のことを知っているという男が現れた。
顔は好みのタイプで、おそらく私よりも強い。そして、なんとなくわかるのだが、彼は人の器を借りた神だ。
同じ神なのだが、私には全く身に覚えがなかった。
「知り合いか?」
「いえ、知りませんわ」
私はクザン様の腕を掴み、身を寄せて不安であることを伝える。
私に触れられて懐柔できない男性なんていなかったのに、クザン様は眉一つ動かさない。
目の前に立つ男を訝しげに見つめていた。
「おい! フローテから離れろ!」
「ああ? なんでおまえはフローテを知ってるんだ?」
「そいつは俺の女だ!」
なにを言うのかと思えば、男は私のことを物呼ばわりし始めた。
こういう男は数多く見てきたけど、大抵束縛が激しく、女を大事にしないプライドだけの木偶の坊だ。
時折見せる甘えん坊な可愛いところもあるけど、それは前者が許せるかどうかで愛せるかが決まる。
「はあ? おまえ、本当にあいつを知らないのか?」
首を傾げてクザン様は私を見つめる。
なにか知っていれば教えてあげられたのに、この男のことは本当になにも知らなかった。
「ええ……知りません。クザン様、私怖いです」
こういう時は積極的に思い人を頼ることが大事だ。
少しわざとらしく見えたとしても問題ない。同性には反感を買かもしれないが、頼られた男性は女性に頼られたという高揚感で満たされるものなのだ。
なにげなく向けられる仕草の良し悪しによって、男性はその女性を判断する。
今は気になっていなくても、そんな好意を受け続けていれば、やがては異性を意識し始める。
ただ、積極的にといってもやり方は大事で、距離感をもってアプローチしなければ相手の印象を悪くしてしまう。
ただ、私がそんなミスを犯すはずがない。
なぜなら、私は美の女神であり、異性を虜にする方法は言われなくてもわかっているからだ。
「フローテ! 本当に俺のことを覚えていないのか!?」
「知りません! あなたとは初めて会いました」
「嘘だろ? 俺だ! アメスだ! 姿が違っても私が神だということくらいわかるだろ!?」
男はアメスというらしい。
神だとはわかっていたが、名前まではわからなかった。
名前がわかったところで、記憶の片隅にもいない存在を思い出せるはずもない。
「アメス……知りませんわ! クザン様! 助けてください」
もう絡まれるのも面倒なので、クザン様に助けを乞う。
だけども私の声は聞こえていないのか、クザン様は神妙な面持ちでアメスを睨んでいた。
「アメス……そうか、おまえ、アメスだったのか。こりゃ面白くなってきやがったな!」
なにを考えていたのかと思えば、クザン様はアメスのことを知っていたらしい。
アメスの名を知ったクザン様は不敵な笑みを浮かべていた。
「クザン様は御存知なのですか?」
「ああ、ちょっとな。なんとなくわかってきたぜ。アメス……そうか……なるほどな」
一人で納得していないで私にも教えて欲しかった。
でも、今はか弱い女の子を演じている最中であり、ここで教えて欲しいなどと雑音を入れるのは得策ではない。
なぜなら、クザン様が倒してくれればそれでおしまいなのだから、追求するだけクザン様を信じていないことになる。
こういった些細なことが大事な要素であり、今は効果がなくても、アメスを倒した後の印象が変わってくる。
信頼を預けてくれたか弱い女の子でいられるか、質問責めにしてクザン様が負けた後のことも考えているしたたかな女となるかのターニングポイント。
男を虜にしたいのなら、信じている素ぶりがとても大事だと理解しなければならない。
「フローテから離れろ! その気持ちの悪い手で触るんじゃない!」
「へへっ。だってよ、フローテ、俺に触られるのは嫌か?」
「嫌なはずありませんわ。クザン様には私のことをもっと触れていただきたいくらいです。っあ!」
少し積極的にクザン様への愛を語れば、不意にクザン様が私を抱きしめた。
ちょっとびっくりしたけど、クザン様はアメスに見せつけるように私を背中から抱き、鋭く尖った手で優しく私の胸を触った。
だから、私もアメスに見せつけるように恥じらいの表情を浮かべる。
私は尽くすタイプなので、こんなことは言われなくてもできる女。
クザン様が私に振り向いてくれる日はそう遠くはないだろう。
「貴様あぁぁ!」
二人の共同作業で行った挑発は効き目が抜群で、激昂するアメスは叫びながら槍を放った。
不覚にも思わず目をつぶってしまい、慌てて目を開けると、槍は私の胸の前で停止していた。
私がなにもしていないのだから、これはクザン様がしてくれたことだ。
私を守ってくれたクザン様がより一層かっこよく見える。
これはきっと魔王が言っていたクザン様の力。
あの化け物が使っていたものと同類のものだろう。
「思い人もろとも葬ろうってか? ずいぶん穏やかな話じゃないねぇ」
「うるさい! フローテは死なない。器が使い物にならなくなればおまえの手の届かない天界へと帰ることになる。そしたら俺も天界へと帰れば済む話だ。貴様のような下界の者には到底理解できないだろうがな」
わがまま坊やの暴論にはげんなりする。
そこまでして束縛を強要する男に恋心なんて湧くわけがない。
顔は好みなだけに、こんな一面を知らずに付き合えば酷い目に合うところだった。
「へぇ……そうか。惚れた女の目の前で、そんな卑怯なことしていいのかねぇ? どう思うよフローテ」
「信じられません。恐ろしいです」
もっと罵倒してやりたかったが、クザン様がいる手前あまり羽目を外すわけにはいかない。
控えめだが、最大限の思いを込めてアメスに心の内を聞かせてあげた。
「フローテ! おまえは神なんだぞ? そんな奴に肩入れする必要なんてないんだ。遊びなのはわかってる。たまにはそういうこともあるだろう。許してやるから今すぐ俺と一緒に来い!」
「いやですわ。私はあなたのことなんて覚えいませんし、あなたよりクザン様の方が素敵ですもの」
「フローテ!! くっ……クザンとか言ったか……俺のフローテになにをしやがった! フローテが俺のことを覚えていないなんてことはあり得ない!! 貴様を倒してフローテを解放してやる!」
アメスが苦しそうに顔を歪めて盛大な勘違いを起こしている。
こんな都合のいい考え方をするところもマイナスポイントだ。
相手のことを理解しようともせずに、考えが行き過ぎてしまう面倒なタイプでもあるらしい。
「俺はなーんもしてねぇけど、どっちみちこうなんだろうことはわかってたんだ。ほら、どこからでもいいぞ。かかって来いよ」
私を抱きしめていた腕を離し、クザン様は止めていた槍を掴んでアメスへと構える。
アメスはというと、腰から剣を抜いて構えを取っていた。
「死ねぇ!!」
ドン! と地を割って踏み出したアメスは瞬く間に間合いを詰める。
しかし、途中でクザン様の力によって、不自然に停止させられてしまった。
「クザン様! 素敵です!」
しっかり褒めることもとても重要な要素なので、うまくいった時は思いを口にするといいだろう。
「クッ……貴様……魔王の手先だな!」
「なんだ、魔王様を知っているのか。そうだよ。だったらなんなんだ?」
「今までのようにはいかないぞ! 魔王を殺すために、俺は下界でも力を発揮できるようにしてもらったんだ。こんな子供騙し……打ち破ってくれる!!!」
強がりではなさそうな言葉を吐き捨て、アメスが金色の光を放ち始める。
その光によって、アメスは束縛していたクザン様の技を破り、クザン様に向けて斬りかかった。
とっさに避けたクザン様だったが、剣筋から燃え盛る火炎が放たれ、後ろに飛んだクザン様はその火炎に飲み込まれてしまった。
そして、クザン様を飲み込んだ火炎は周囲を一瞬にして火の海と化して燃え盛っていた。
「はっはっは! 見たか俺の力を! でかい口を叩いていた割には呆気なかったな! フローテ! 私の勝ちだ!」
燃え尽きてしまったのか、跡形もなく消えてしまったクザン様。
やはり、神に勝つことは難しいのだろうか?
私は喜び勇むアメスを憎たらしく睨むことしかできない。
私も神だが、あのように武力を発揮できるような神ではないので、勝ち目はないに等しい。
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