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第18話 更に金持ちへ? 宝石商と契約?
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鳥の鳴き声がする。
気づけば朝を迎えていた。
「……ふぅ、やっと製造が終わったぞ。ありがとう、ヴァルハラ」
「いえいえ、お礼など不要です。わたしはカイリさんを手伝いたいから手伝ったんですから」
「それにしても、よく眠くないな?」
「猫は薄明薄暮性ですからね。とはいえ……わたしは普通の猫と事情が違うので眠いのですぅぅ……」
ベッドに倒れるヴァルハラは、一瞬で眠りに就いた。随分サポートしてもらったし、お疲れだろうし、眠らせてあげよう。
そんな俺も眠気がマックス。
横になったら一秒も掛からず寝られるだろうな。
いったん寝ようとすると、ノックの音が響いた。
『おはよう、カイリ。いいかな』
この声は父さんだ!
やっと帰って来たんだ。
俺は扉を開けて父さんの無事を確認した。……良かった、なにか事件に巻き込まれたとかじゃなさそうだ。
なので問い詰めた。
「父さん、おはようじゃないよ。どこへ行っていたんだよ!」
「それは言えない。父さんはまた直ぐに出掛けるからな。カイリ、母さんを守ってやってくれ」
「ま、待ってくれ……うぅ」
しまった――こんな時に眠気が襲ってきやがった。
「カイリ、徹夜でポーションの製造をしていたのか。なんと素晴らしい色彩、匂いも完璧ではないか。
才能に目覚めたな。お前は天才錬金術師かもしれない……いや、私の自慢の息子だ。今は寝ておきなさい」
俺は倒れてそのまま床で寝てしまった。
父さん……どこへ……行く気だ。
* * *
『――起きなさい、カイリ』
優しい声が俺の名を呼ぶ。
この声は……母さんだ。
俺の体を擦って起こしてくれた。
「母さん……おはよ」
「おはようって……もうお昼を過ぎていますよ。それに、お客様も来ているのです。出てあげてください」
「え……お客さん?」
眠いたい目を擦りながら、俺は立ち上がる。
そういえば、ヴァルハラは……?
あ、猫の姿に戻っている。
良かった。人型だといろいろ説明が面倒だったからなあ。
とにもかくにも玄関へ向かおう。
簡単に身嗜みを整え、俺は家の外へ。
そこには金髪の青年と少女がいた。
青年の方はもう顔馴染だ。
昨日のケガがすっかり完治したのか元通りだった。
「ウィルソン!! 大丈夫か!」
「ああ、おかげで命拾いした。今日はそのお礼をしに来たんだ、カイリ」
「それより、その妹さん!」
「ああ、この子は自分の妹で名を『グレイス』という。可愛いだろう」
グレイス……正直、一目惚れだった。
金髪のショートヘアがキラキラと靡く。
天使だ……天使が舞い降りた。
「………………」
「おい、カイリ。お~い! なにをぼうっとしているんだ? ……って、まさか妹に一発で惚れたのか? ……やれやれ。グレイス、挨拶を」
ぼうっとしている間にもグレイスは俺の前に来た。
なんか良い匂いするし、なんだろうこの胸の高鳴り。……これが恋ってヤツ!?
「はじめまして、カイリさん。あたしは『グレイス・フッカー』です。昨日はウィルソン兄さんを助けていただき、ありがとうございました」
丁寧に礼を述べられ、俺はようやくまともな思考に戻れた。
「いや、俺の方こそ沢山のアイテムを貰ってしまった。おかげで沢山のポーションを作れたよ」
「それは良かったです! 我が社・コンキスタドールは多種多様のアイテムを取りそろえておりますから……その、必要であれば何でもお申し付けくださいませ」
手を握られ、俺はドキドキが限界を超えそうだった。
こんな可愛い子から手を握られた……最高の日だ。
「って、我が社?」
「はい、あたしの経営する会社ですね」
え? この子が?
ウソだろ、俺よりも年下に見えるんだが。
「なんだ、カイリ。その説明求む的な視線……分かった。教えてやるから」
「頼む、ウィルソン」
ウィルソンによれば『コンキスタドール社』は、両親から引き継いだ会社だとか。このアルデバラン王国のかなり離れた西側にあるらしい。……って、大手の宝石商じゃないか
彼が豪商の息子だとは噂に聞いていたが、本当だったとは。しかも会社を経営しているって……凄いじゃないか。
けど、今は妹さんのグレイスが経営者として動いているようだ。ウィルソンは、大切な妹さんと会社を守りつつ、利益確保の為にアルデバラン王国を歩き回っている――と。
「――というわけだ、カイリ」
「納得いったよ。あんなに沢山のアイテムをお礼として出せた理由もね」
「感謝しているよ。自分も礼が言いたい、ありがとう」
丁寧に頭を下げられ、俺は心の中で照れていた。
こう人に感謝されるのは、あんまり慣れていないからだ。
けど、嬉しいな。
露店でアイテムを売り、お客さんに喜ばれるのも嬉しいけど――人を助けて感謝されるというのは格別だった。
「ウィルソン、頭を上げてくれ。俺たち友達だろ」
「もちろんだ。だから……その、今日一日、グレイスをお前に頼みたい」
「へ?」
グレイスも頭を下げていた。マジかよ。
この子を俺に任せるって……。
「あたしからもお願いします。錬金術師のお仕事を見てみたいんです。もし、カイリさんがよければ我が社との契約も考えて欲しいのです」
「え、俺との契約?」
「はい。我が社は主に宝石を取り扱っていますが、他にもたくさんのアイテムを売買しているんです」
「そうだったのか」
「カイリさんのお噂は聞いています。改造ポーションを作られるのですよね! もし、我が社で販売させていただければ、他国との販売契約も結べるようになりますよ。そうなれば、カイリさんは大金持ちになれるかと」
予想外すぎる交渉に、俺は目が飛び出そうになった。他国に俺のポーションを売る……それは考えてもみなかった。
けれど、それが実現できたら今よりもっとポーションが売れる。
それだけじゃない。
メリットが大きすぎる。
あの露店街の隅っこで売る必要もなくなるということ。
俺の“名前入り”ポーションが世の中に広まり、宣伝になるということ。
名を広めるなら、ちまちまやるよりも大手コンキスタドール社などの力を借りた方が何十倍も出世が早い。
それこそ、宮廷錬金術師への道も近道となろう。
「分かった。考えさせてくれ」
「ええ、直ぐにとは言いません。ですが、今日一日同行させてくださいね」
また手を“ぎゅっ”と握られ、俺はすっかりメロメロになっていた。
「よ、よろしく……グレイスさん」
「カイリさん、あたしのことは呼び捨てで構いません」
「わ、分かったよ。グレイス」
そう呼ぶとグレイスは喜んだ。
嬉しそうに微笑んで俺の方へ寄ってきた。
「カイリ、妹を頼む」
「ま、まて、ウィルソン。どこへ行く?」
「自分は、やらねばならないことがある。ほら、昨日の爆弾魔。ヤツを調べねば……」
「危険だ! また狙われるかもしれないぞ」
「なぁに調べるだけさ。それに、フォーマルハウト様が行方不明なのも気になる。心配すんな、ちょっと調査するだけさ」
危険すぎる――と、思うんだが、ウィルソンの言う通り情報があまりに少ない。多少のリスクは……仕方ないのか。
でも、俺はウィルソンに傷付いては欲しくない。大切な友達だ。けれど。
「止めて無駄なんだな」
「ああ、あんな目に遭わされたんだ。自分は止まらないよ。それに今朝、我が社に脅迫文も届いた」
「な、脅迫文!?」
「我が社を潰すとな。覚えがあるとしたら“爆炎の錬金術師”だ。ヤツを徹底的に調べる」
「……分かった。けど、気をつけろよ」
「もうヘマはしないさ。じゃあな、カイリ! それとグレイス」
ウィルソンは背を向け、静かに去っていく。
大丈夫かな、心配だ。
背中を見守っているとグレイスが手を引っ張った。
「行きましょう、カイリさん。アトリエを見せてくださいませ」
「……あ、ああ。そうだな、せっかくだから案内するよ」
「嬉しい! あたし、錬金術師のアトリエを見たことないんです。楽しみ」
今はグレイスを案内していこう。
俺の運命が掛かっているからな。
気づけば朝を迎えていた。
「……ふぅ、やっと製造が終わったぞ。ありがとう、ヴァルハラ」
「いえいえ、お礼など不要です。わたしはカイリさんを手伝いたいから手伝ったんですから」
「それにしても、よく眠くないな?」
「猫は薄明薄暮性ですからね。とはいえ……わたしは普通の猫と事情が違うので眠いのですぅぅ……」
ベッドに倒れるヴァルハラは、一瞬で眠りに就いた。随分サポートしてもらったし、お疲れだろうし、眠らせてあげよう。
そんな俺も眠気がマックス。
横になったら一秒も掛からず寝られるだろうな。
いったん寝ようとすると、ノックの音が響いた。
『おはよう、カイリ。いいかな』
この声は父さんだ!
やっと帰って来たんだ。
俺は扉を開けて父さんの無事を確認した。……良かった、なにか事件に巻き込まれたとかじゃなさそうだ。
なので問い詰めた。
「父さん、おはようじゃないよ。どこへ行っていたんだよ!」
「それは言えない。父さんはまた直ぐに出掛けるからな。カイリ、母さんを守ってやってくれ」
「ま、待ってくれ……うぅ」
しまった――こんな時に眠気が襲ってきやがった。
「カイリ、徹夜でポーションの製造をしていたのか。なんと素晴らしい色彩、匂いも完璧ではないか。
才能に目覚めたな。お前は天才錬金術師かもしれない……いや、私の自慢の息子だ。今は寝ておきなさい」
俺は倒れてそのまま床で寝てしまった。
父さん……どこへ……行く気だ。
* * *
『――起きなさい、カイリ』
優しい声が俺の名を呼ぶ。
この声は……母さんだ。
俺の体を擦って起こしてくれた。
「母さん……おはよ」
「おはようって……もうお昼を過ぎていますよ。それに、お客様も来ているのです。出てあげてください」
「え……お客さん?」
眠いたい目を擦りながら、俺は立ち上がる。
そういえば、ヴァルハラは……?
あ、猫の姿に戻っている。
良かった。人型だといろいろ説明が面倒だったからなあ。
とにもかくにも玄関へ向かおう。
簡単に身嗜みを整え、俺は家の外へ。
そこには金髪の青年と少女がいた。
青年の方はもう顔馴染だ。
昨日のケガがすっかり完治したのか元通りだった。
「ウィルソン!! 大丈夫か!」
「ああ、おかげで命拾いした。今日はそのお礼をしに来たんだ、カイリ」
「それより、その妹さん!」
「ああ、この子は自分の妹で名を『グレイス』という。可愛いだろう」
グレイス……正直、一目惚れだった。
金髪のショートヘアがキラキラと靡く。
天使だ……天使が舞い降りた。
「………………」
「おい、カイリ。お~い! なにをぼうっとしているんだ? ……って、まさか妹に一発で惚れたのか? ……やれやれ。グレイス、挨拶を」
ぼうっとしている間にもグレイスは俺の前に来た。
なんか良い匂いするし、なんだろうこの胸の高鳴り。……これが恋ってヤツ!?
「はじめまして、カイリさん。あたしは『グレイス・フッカー』です。昨日はウィルソン兄さんを助けていただき、ありがとうございました」
丁寧に礼を述べられ、俺はようやくまともな思考に戻れた。
「いや、俺の方こそ沢山のアイテムを貰ってしまった。おかげで沢山のポーションを作れたよ」
「それは良かったです! 我が社・コンキスタドールは多種多様のアイテムを取りそろえておりますから……その、必要であれば何でもお申し付けくださいませ」
手を握られ、俺はドキドキが限界を超えそうだった。
こんな可愛い子から手を握られた……最高の日だ。
「って、我が社?」
「はい、あたしの経営する会社ですね」
え? この子が?
ウソだろ、俺よりも年下に見えるんだが。
「なんだ、カイリ。その説明求む的な視線……分かった。教えてやるから」
「頼む、ウィルソン」
ウィルソンによれば『コンキスタドール社』は、両親から引き継いだ会社だとか。このアルデバラン王国のかなり離れた西側にあるらしい。……って、大手の宝石商じゃないか
彼が豪商の息子だとは噂に聞いていたが、本当だったとは。しかも会社を経営しているって……凄いじゃないか。
けど、今は妹さんのグレイスが経営者として動いているようだ。ウィルソンは、大切な妹さんと会社を守りつつ、利益確保の為にアルデバラン王国を歩き回っている――と。
「――というわけだ、カイリ」
「納得いったよ。あんなに沢山のアイテムをお礼として出せた理由もね」
「感謝しているよ。自分も礼が言いたい、ありがとう」
丁寧に頭を下げられ、俺は心の中で照れていた。
こう人に感謝されるのは、あんまり慣れていないからだ。
けど、嬉しいな。
露店でアイテムを売り、お客さんに喜ばれるのも嬉しいけど――人を助けて感謝されるというのは格別だった。
「ウィルソン、頭を上げてくれ。俺たち友達だろ」
「もちろんだ。だから……その、今日一日、グレイスをお前に頼みたい」
「へ?」
グレイスも頭を下げていた。マジかよ。
この子を俺に任せるって……。
「あたしからもお願いします。錬金術師のお仕事を見てみたいんです。もし、カイリさんがよければ我が社との契約も考えて欲しいのです」
「え、俺との契約?」
「はい。我が社は主に宝石を取り扱っていますが、他にもたくさんのアイテムを売買しているんです」
「そうだったのか」
「カイリさんのお噂は聞いています。改造ポーションを作られるのですよね! もし、我が社で販売させていただければ、他国との販売契約も結べるようになりますよ。そうなれば、カイリさんは大金持ちになれるかと」
予想外すぎる交渉に、俺は目が飛び出そうになった。他国に俺のポーションを売る……それは考えてもみなかった。
けれど、それが実現できたら今よりもっとポーションが売れる。
それだけじゃない。
メリットが大きすぎる。
あの露店街の隅っこで売る必要もなくなるということ。
俺の“名前入り”ポーションが世の中に広まり、宣伝になるということ。
名を広めるなら、ちまちまやるよりも大手コンキスタドール社などの力を借りた方が何十倍も出世が早い。
それこそ、宮廷錬金術師への道も近道となろう。
「分かった。考えさせてくれ」
「ええ、直ぐにとは言いません。ですが、今日一日同行させてくださいね」
また手を“ぎゅっ”と握られ、俺はすっかりメロメロになっていた。
「よ、よろしく……グレイスさん」
「カイリさん、あたしのことは呼び捨てで構いません」
「わ、分かったよ。グレイス」
そう呼ぶとグレイスは喜んだ。
嬉しそうに微笑んで俺の方へ寄ってきた。
「カイリ、妹を頼む」
「ま、まて、ウィルソン。どこへ行く?」
「自分は、やらねばならないことがある。ほら、昨日の爆弾魔。ヤツを調べねば……」
「危険だ! また狙われるかもしれないぞ」
「なぁに調べるだけさ。それに、フォーマルハウト様が行方不明なのも気になる。心配すんな、ちょっと調査するだけさ」
危険すぎる――と、思うんだが、ウィルソンの言う通り情報があまりに少ない。多少のリスクは……仕方ないのか。
でも、俺はウィルソンに傷付いては欲しくない。大切な友達だ。けれど。
「止めて無駄なんだな」
「ああ、あんな目に遭わされたんだ。自分は止まらないよ。それに今朝、我が社に脅迫文も届いた」
「な、脅迫文!?」
「我が社を潰すとな。覚えがあるとしたら“爆炎の錬金術師”だ。ヤツを徹底的に調べる」
「……分かった。けど、気をつけろよ」
「もうヘマはしないさ。じゃあな、カイリ! それとグレイス」
ウィルソンは背を向け、静かに去っていく。
大丈夫かな、心配だ。
背中を見守っているとグレイスが手を引っ張った。
「行きましょう、カイリさん。アトリエを見せてくださいませ」
「……あ、ああ。そうだな、せっかくだから案内するよ」
「嬉しい! あたし、錬金術師のアトリエを見たことないんです。楽しみ」
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俺の運命が掛かっているからな。
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