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範馬④
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エリアルとフロックが話している間に、タップリと魔力を溜めたキバは……
「死ぬ覚悟は出来たか!!!
俺様の最大最高火力の火炎魔法で、あの世に送ってやる——!!! 死ねー!!! カエル野郎!!!」
そして、キバから放たれた豪炎はフロックを包むと炎の渦を巻きおこした!!!
「フローーークッ……本当に、大丈夫なのよねーーー!?」
「ハハハハハハッ! バカな女だ!!!
これだけの豪炎の中、無事なはずが無いだろ——ッ!」
それから、事なくして——豪炎がおさまると……
その中心には、フロックが無傷で立っていた。
「悪いなキバ……俺に、炎の攻撃は効かない。
今度は、俺の番だ!!!」
すると、フロックは空間魔法から見習い魔法使いが最初に使う。
ワンド——杖を取り出した……
「……ビックリした~! また、訳の分からない物が飛び出して来るのかと思ったら、ただの初心者用の杖かよ」
「あんた、そんな遊びて使うような杖なんか持って、何をする気?」
「エリアルが、もう心配しない様に
俺の水魔法の最大奥義を水星級魔法を見せてやる!!!」
「水鉄砲以上の威力が、ある事を願っているゎ……」
えーと、たしか詠唱は……。
「雄大なる水の精霊にして、天に上がりし雷帝の王子よ!
我が願いを叶え、凶暴なる恵みをもたらし、矮小なる存在に力を見せつけよ!
神なる金槌を金床に打ち付けて畏怖を示し、大地を水で埋め尽くせ!」
フロックが、詠唱を始めると——真っ黒な雨雲が発生した。
そして、……ポツ……ポツ……と雨が降り出すと——フロックは、雨の中を踊る様に杖を振る。
「ああ、雨よ! 全てを押し流し、あらゆるものを駆逐せよ!
キュムロニンバス!」
バガァンーー!!!
落雷がキバを襲った……
すると、物凄い形相のエリアルがフロックを殴り飛ばした!!!
「あんた——!!! 何やってんのよ!!!」
「えっ……!? 大丈夫だよ。
キバには、当ててないから……ただ近くに落ちた衝撃で湖に吹っ飛んだだけだよ」
「そんな事を怒ってるんじゃ無いわよ!!!
とりあえず! 詳しい事は、説明しないから——今の魔法は、もう2度と使っちゃダメ——ッ。分かった!!!」
「分かりました……」
そうして、エリアルのフロックへの説教が終わると……
怒り過ぎて疲れ果てた。エリアルと、怒られ過ぎて疲れ果てた。フロックが体操座りをしながら湖の辺りで話していた。
「アイツ……助けた方が良いよね」
「そうね。雷で意識を失ってると思うし。私は、助けた方が良いと思うゎ」
2人は、キバを助けるのが……ちょっと、めんどくさくなっていた。
「なら、アイツらに頼もうかな……」
「アイツらって、誰よ?」
「俺の眷属達……召喚すればすぐに来ると思う」
「あなた眷属いたの!? てか、召喚魔法まで使えたの?」
「見せてやるてばよ! 俺が、色んな事を出来るって事を!!!」
「もう、パクリはやめてね……」
「分かってる! これは、俺のオリジナルだ!!!」
「死ぬ覚悟は出来たか!!!
俺様の最大最高火力の火炎魔法で、あの世に送ってやる——!!! 死ねー!!! カエル野郎!!!」
そして、キバから放たれた豪炎はフロックを包むと炎の渦を巻きおこした!!!
「フローーークッ……本当に、大丈夫なのよねーーー!?」
「ハハハハハハッ! バカな女だ!!!
これだけの豪炎の中、無事なはずが無いだろ——ッ!」
それから、事なくして——豪炎がおさまると……
その中心には、フロックが無傷で立っていた。
「悪いなキバ……俺に、炎の攻撃は効かない。
今度は、俺の番だ!!!」
すると、フロックは空間魔法から見習い魔法使いが最初に使う。
ワンド——杖を取り出した……
「……ビックリした~! また、訳の分からない物が飛び出して来るのかと思ったら、ただの初心者用の杖かよ」
「あんた、そんな遊びて使うような杖なんか持って、何をする気?」
「エリアルが、もう心配しない様に
俺の水魔法の最大奥義を水星級魔法を見せてやる!!!」
「水鉄砲以上の威力が、ある事を願っているゎ……」
えーと、たしか詠唱は……。
「雄大なる水の精霊にして、天に上がりし雷帝の王子よ!
我が願いを叶え、凶暴なる恵みをもたらし、矮小なる存在に力を見せつけよ!
神なる金槌を金床に打ち付けて畏怖を示し、大地を水で埋め尽くせ!」
フロックが、詠唱を始めると——真っ黒な雨雲が発生した。
そして、……ポツ……ポツ……と雨が降り出すと——フロックは、雨の中を踊る様に杖を振る。
「ああ、雨よ! 全てを押し流し、あらゆるものを駆逐せよ!
キュムロニンバス!」
バガァンーー!!!
落雷がキバを襲った……
すると、物凄い形相のエリアルがフロックを殴り飛ばした!!!
「あんた——!!! 何やってんのよ!!!」
「えっ……!? 大丈夫だよ。
キバには、当ててないから……ただ近くに落ちた衝撃で湖に吹っ飛んだだけだよ」
「そんな事を怒ってるんじゃ無いわよ!!!
とりあえず! 詳しい事は、説明しないから——今の魔法は、もう2度と使っちゃダメ——ッ。分かった!!!」
「分かりました……」
そうして、エリアルのフロックへの説教が終わると……
怒り過ぎて疲れ果てた。エリアルと、怒られ過ぎて疲れ果てた。フロックが体操座りをしながら湖の辺りで話していた。
「アイツ……助けた方が良いよね」
「そうね。雷で意識を失ってると思うし。私は、助けた方が良いと思うゎ」
2人は、キバを助けるのが……ちょっと、めんどくさくなっていた。
「なら、アイツらに頼もうかな……」
「アイツらって、誰よ?」
「俺の眷属達……召喚すればすぐに来ると思う」
「あなた眷属いたの!? てか、召喚魔法まで使えたの?」
「見せてやるてばよ! 俺が、色んな事を出来るって事を!!!」
「もう、パクリはやめてね……」
「分かってる! これは、俺のオリジナルだ!!!」
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