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第二章【仲間】
【14】ダンジョン
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アマネは、アル達3匹をテイムしたが……
街に入れるには危険すぎる為に断られた。
仕方なく! 3匹の住処を探す為に、死の森に来たアマネ達は
死の森の奥地で、湖を見つける。
湖を調べると、ダンジョンが現れたので入ってみる事になった。
そして、1階層……
モンスターは全く現れず!
スキル【マップ】により楽々と2階層へと進む。
その後もモンスターは、現れなかった。
「本当に、ここはダンジョンなのかなぁ~……?」
そんな事を話しながら進むと……
難なく、10階層に到達!!!
そして、大きな扉が現れ……
「ここが最終地点……」
基本的にダンジョンはモンスターを生み出し続ける物だ!
なので、こんなダンジョンは見たことも聞いたことも無かった。
皆んなに最後の確認を取る。
「開けても良いよね……」
「勿論だ!」
「美味しい物何かあるかな?」
「少し危険な気はしますが、ここまで来たら行きましょう!」
その皆んなの言葉を聞き決心した! 僕は扉を開けると……
そこには、広い空間が広がっており。
奥で待ち受けていたのは……
水色の髪の綺麗な女性が、1人眠っていた。
年は20……イヤ! 18歳……?
僕達は、その女性に近づくと……
「すいません……」
そう、話しかける。 と
女性は、寝ぼけながら……
「……ふぇ……なに……?」
そう答えて来る。
「実は、少しお尋ねしたい事が……」
すると!
寝ぼけていた女性は、飛び起き!!!
「な……何だ! 貴様らは!!!」
さっきまでとは、違い言葉使いが荒くなった。
「一つ聞きたいのですが……ここは、ダンジョンでしょうか?」
「そうじゃ!!! ここは、ダンジョン!!!
私は、ダンジョンボスじゃ!!!」
そうドスの聞いた声を出すと……
見る見る姿が変わり大きくなっていった。
「・・・」
呆気に取られる僕達を置いて、ダンジョンボスは……
「さぁ! 愚かな人間どもよ!!!
我が力!存分に味わえ!!!」
「ご主人様!!!」
ユキの、その言葉で!
僕達は、気持ちを切り替えた。
「……戦闘だ!!! 皆んな広がって!」
僕は、皆んなに指示を出し陣形を整えた。
「フェル! ユキ! 両側から挟み込んでブレスを……」
2体は、両側から炎と雪のブレスをお見舞いした。
「ぐわぁぁぁぉ!!!
こ……この程度の攻撃! 聞かぬわ!!!」
大きな悲鳴が、効いている事を確信させた。
僕は、様子を見ると……炎の攻撃の方が、聞いている事が分かった。
「皆んな! 攻撃は、フェル主体で行く!
後の人は、援護に回って……」
「分かった!」
「分かりました。」
「OK~」
フェルの攻撃は、効いているが……
言ってもダンジョンボス! 僕達が、敵うはずが到底無かった。
「……くそッ! このままでは、マズイ……」
「どうしますか? 主人様……」
「ここは、一旦引こう……」
「……分かりました…………」
分かりました。 そう答えてくれたが、そう簡単に逃げられない事は分かっていた。
何せ……相手の方が強いのだ。
簡単に、逃がしてくれるはずがない。
僕は、意を決して! 指示を出す!
「君達は、逃げて!!! 僕がアイツの隙を作る」
僕は【星の光】に、いた頃から囮を任されていた為に成功する可能性が高いのは僕である事は間違い!
すると、アル達3匹は……
「ご主人様! 私が!!!」
「いや! 俺が!!!」
「ボクがやる!!!」
僕は、強い口調で言い直した!
「ダメだ!!! これは、命令だ!!!
お前達は、逃げろ!!!」
僕は、自分が犠牲になり……この3匹を逃す事を選択した。
何せ! この子達が居なかったら僕は、もうとっくに死んでいる。
だったら、この子達のために僕の命を使おう!
そう決心した!!!
「いやだ!!!」
皆が、そう叫んだ。
僕は、必死に説得するが皆んな言う事を聞いてくれない……
テイマーのお爺さんの言うとうり。
主人としての実力不足なのかなぁ……
そう思っていると……
フェルが、提案をして来た。
「俺が、最大火力のブレスを吐く!
その後、全員で全力で逃げる!
全員で、生き残るために全力を尽くそう……」
「それで決まりです。
全員で、生き残りましょう!!!」
「ボクも……それがいい」
「分かった! なら、全員で逃げよう」
きっと、話し合っても納得してくれないだろうし……
なら、全員が全力で逃げた方が生き残る可能性が高い。
そっちに、かけてみる事にした。
「僕も煙幕を出して援護する!
全員! 全力で! 後ろを振り向かずに走り抜ける。
この作戦で、行こう」
「お願いします」
「皆んなで、逃げ切ろう!!!」
「ok~」
「じゃ、作戦開始!!!」
その合図で、フェルは最大火力のブレスを出すため溜めに入った。
僕は、ボスの注意を引きながら魔力を溜める。
後の2体は、逃げる為の準備を始めた。
そして……
フェルのブレスが放たれるその時!!!
「チョット!!! 待ってーーー!!!」
ダンジョンボスが、叫び出した!!!
「フェル! ストップ!!!」
僕の指示で、フェルは放とうとしていたブレスを飲み込んだ!
フェルの口からは、いきなり止めた為に煙が漏れ出していた……
「ちょっと! 話を聞いて!!!」
また、そう叫んだ! ダンジョンボスは、体を見る見る縮めていった。
「・・・」
街に入れるには危険すぎる為に断られた。
仕方なく! 3匹の住処を探す為に、死の森に来たアマネ達は
死の森の奥地で、湖を見つける。
湖を調べると、ダンジョンが現れたので入ってみる事になった。
そして、1階層……
モンスターは全く現れず!
スキル【マップ】により楽々と2階層へと進む。
その後もモンスターは、現れなかった。
「本当に、ここはダンジョンなのかなぁ~……?」
そんな事を話しながら進むと……
難なく、10階層に到達!!!
そして、大きな扉が現れ……
「ここが最終地点……」
基本的にダンジョンはモンスターを生み出し続ける物だ!
なので、こんなダンジョンは見たことも聞いたことも無かった。
皆んなに最後の確認を取る。
「開けても良いよね……」
「勿論だ!」
「美味しい物何かあるかな?」
「少し危険な気はしますが、ここまで来たら行きましょう!」
その皆んなの言葉を聞き決心した! 僕は扉を開けると……
そこには、広い空間が広がっており。
奥で待ち受けていたのは……
水色の髪の綺麗な女性が、1人眠っていた。
年は20……イヤ! 18歳……?
僕達は、その女性に近づくと……
「すいません……」
そう、話しかける。 と
女性は、寝ぼけながら……
「……ふぇ……なに……?」
そう答えて来る。
「実は、少しお尋ねしたい事が……」
すると!
寝ぼけていた女性は、飛び起き!!!
「な……何だ! 貴様らは!!!」
さっきまでとは、違い言葉使いが荒くなった。
「一つ聞きたいのですが……ここは、ダンジョンでしょうか?」
「そうじゃ!!! ここは、ダンジョン!!!
私は、ダンジョンボスじゃ!!!」
そうドスの聞いた声を出すと……
見る見る姿が変わり大きくなっていった。
「・・・」
呆気に取られる僕達を置いて、ダンジョンボスは……
「さぁ! 愚かな人間どもよ!!!
我が力!存分に味わえ!!!」
「ご主人様!!!」
ユキの、その言葉で!
僕達は、気持ちを切り替えた。
「……戦闘だ!!! 皆んな広がって!」
僕は、皆んなに指示を出し陣形を整えた。
「フェル! ユキ! 両側から挟み込んでブレスを……」
2体は、両側から炎と雪のブレスをお見舞いした。
「ぐわぁぁぁぉ!!!
こ……この程度の攻撃! 聞かぬわ!!!」
大きな悲鳴が、効いている事を確信させた。
僕は、様子を見ると……炎の攻撃の方が、聞いている事が分かった。
「皆んな! 攻撃は、フェル主体で行く!
後の人は、援護に回って……」
「分かった!」
「分かりました。」
「OK~」
フェルの攻撃は、効いているが……
言ってもダンジョンボス! 僕達が、敵うはずが到底無かった。
「……くそッ! このままでは、マズイ……」
「どうしますか? 主人様……」
「ここは、一旦引こう……」
「……分かりました…………」
分かりました。 そう答えてくれたが、そう簡単に逃げられない事は分かっていた。
何せ……相手の方が強いのだ。
簡単に、逃がしてくれるはずがない。
僕は、意を決して! 指示を出す!
「君達は、逃げて!!! 僕がアイツの隙を作る」
僕は【星の光】に、いた頃から囮を任されていた為に成功する可能性が高いのは僕である事は間違い!
すると、アル達3匹は……
「ご主人様! 私が!!!」
「いや! 俺が!!!」
「ボクがやる!!!」
僕は、強い口調で言い直した!
「ダメだ!!! これは、命令だ!!!
お前達は、逃げろ!!!」
僕は、自分が犠牲になり……この3匹を逃す事を選択した。
何せ! この子達が居なかったら僕は、もうとっくに死んでいる。
だったら、この子達のために僕の命を使おう!
そう決心した!!!
「いやだ!!!」
皆が、そう叫んだ。
僕は、必死に説得するが皆んな言う事を聞いてくれない……
テイマーのお爺さんの言うとうり。
主人としての実力不足なのかなぁ……
そう思っていると……
フェルが、提案をして来た。
「俺が、最大火力のブレスを吐く!
その後、全員で全力で逃げる!
全員で、生き残るために全力を尽くそう……」
「それで決まりです。
全員で、生き残りましょう!!!」
「ボクも……それがいい」
「分かった! なら、全員で逃げよう」
きっと、話し合っても納得してくれないだろうし……
なら、全員が全力で逃げた方が生き残る可能性が高い。
そっちに、かけてみる事にした。
「僕も煙幕を出して援護する!
全員! 全力で! 後ろを振り向かずに走り抜ける。
この作戦で、行こう」
「お願いします」
「皆んなで、逃げ切ろう!!!」
「ok~」
「じゃ、作戦開始!!!」
その合図で、フェルは最大火力のブレスを出すため溜めに入った。
僕は、ボスの注意を引きながら魔力を溜める。
後の2体は、逃げる為の準備を始めた。
そして……
フェルのブレスが放たれるその時!!!
「チョット!!! 待ってーーー!!!」
ダンジョンボスが、叫び出した!!!
「フェル! ストップ!!!」
僕の指示で、フェルは放とうとしていたブレスを飲み込んだ!
フェルの口からは、いきなり止めた為に煙が漏れ出していた……
「ちょっと! 話を聞いて!!!」
また、そう叫んだ! ダンジョンボスは、体を見る見る縮めていった。
「・・・」
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