泥棒冒険者!恵まれなスキルですが勇者目指して頑張ります。

漫点

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第二章【仲間】

【19】ランクアップ

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そして、次の日から僕達は数々のクエストをこなして行った。

特に! アル、フェル、ユキの強さは凄まじかった。

元のパーティー【星の光】が失敗した!
レッサードラゴンの群れを最も簡単に倒し……
フェルは火力も上がり! ユキは吹雪も扱える様になった。

そして、アルは産毛うぶげも生え変わり
真っ白い綺麗な鳥な姿を変えた。

まだまだ大人の大きさでは無いが、僕を乗せて飛べるくらいには大きくなった。

猿魔のサスケは、戦闘の方では活躍出来ないので情報収集などを勝手でてくれた。

2人で情報収集をすると格段に効率が良く!
サスケが居る事で、武器の手入れなども効率よく行えた。

他にも街に入れない皆んなの代わりに僕の護衛などにも気を遣ってくれていた。

そんなサスケに僕は、凄く感謝していた。


僕達【星屑スターダスト】は、人間1人にスライムと猿魔で全部で1人と2匹のパーティーだと皆から思われていた為に
クエストクリアは、僕が他のパーティーの手柄を横取りしていると思われランクが上がらなかったが……

数ヶ月もすると、ギルドから正式に実力を認められてBランクへと昇格した。

風の噂で聞いたが、元のパーティーの【星の光】は……
あの後、ランクが下がった為に拠点を国境付近の街に移し! その街のギルドで、今はDランク冒険者として! Cランクに上がる為に必死にクエストをこなしていると聞かされた。

街の人達は、僕が居なくなってからランクが落ちた【星の光】を見て、僕が居たからCランクまで慣れたなどと噂する者も居たが……

それは、違うと僕は思った。

あの頃の僕は本当に戦闘の役には立っていなかったと思うし……
彼らの実力は本物だ! 
それは、間近で見てきた僕が1番分かる。

しかし、早過ぎるランクアップは経験という物を置いてきてしまっていた。
その為に実力はあっても足踏みしてしまい。
たった一度の失敗で、崩れてしまったのだと僕は思う。

しかし、彼らならきっと! 大丈夫!!!

そんな事より今は、自分の心配をしなくてはいけない……

僕は今Bランクとなり。
かなりクエストの難易度がアップしている!

しかも、今回見つけたクエストは……

獣人族の村が盗賊に襲われ助けて欲しいとの依頼だ!!!

基本的に盗賊討伐の依頼はリスクが伴う。
その盗賊が組織的な物であれば、その後パーティーが襲われる事などもある為。

極めて危険なクエストだ!

しかし、この村はミーナがいる村だ。

もし盗賊が関わっているなら間違いなく!
子供達が誘拐された可能性が高い。

誘拐された子供は、奴隷となり売り飛ばされ! 一生奴隷として働かされる。

僕はミーナにも他の子達にも、そんな思いはさせたくない……

なので、このクエストを受けることにした。

こう言う時は、反対する者が居ない1人のパーティーも悪くないと思った。

一様! かぐやは僕が、このクエストを受けるのを凄く反対したが……
Bランクである僕が行かなくてはいけないと、伝えると渋々納得してくれた。

そして、僕達はミーナの居る獣人族の村へと向かった。

____________________________________
あとがき

この作品を読んで頂き、ありがとうございます。
私は、この作品で何処かで何かしらの結果を出さなければ小説を書くのを辞めようかと思っています。
そんな気持ちで書き溜めをしました!
ですので、少しでも面白いと思った方は評価してい頂けると、とても嬉しいです。

第16回ファンタジー小説大賞に参加しております。
そちらの応援の方も宜しければお願い致します。
では、これからも無駄な努力にならないように、精一杯頑張ります!!!
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