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第二章【仲間】

【55】感染病

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それから……

王都に帰還した僕達は、まず情報を集める為に【黒スライム】とライムを増殖させ!
王都に散りばめると、詳しい情報をサスケに集めさせた。

そして、残りの僕と紅姫はカグヤの元へと急いだ。

ギルドに到着するとカグヤの元へと通される。
カグヤから詳しい情報を聞くと【黒死病】と呼ばれる病気が流行っているらしく。

その病気は、初めは体の手足から広がりやがては全身を黒して死に至る病気……
なので、一刻も早く原因を突き止め! これ以上感染が広がるのを抑えなくてはいけない。
そして、僕達は病気にかかった者の元へと向かった。

急いで向かっていたので途中、黒髪の顔立ちの整った男の人にぶつかってしまい。

「ごめんなさい!」 と、謝ると……

男の人は

「大丈夫ですよ。怪我は無いですか?」

笑顔で、そう言ってもらえたので、僕は

「怪我は無いです! 急いでいて、すいません……」

そう言って立ち去った。

そして、病気の人が居る家へと到着したので部屋に入ると……苦しそうに息を荒げる女の子の姿が目に入ってきた!
僕は、早速! 容体を見ると……

腕が真っ黒となり……
その黒い模様は首の方まで侵食していた。

話を聞くと、その子は数日前までは元気で
病気などはしていなかったとの事だ。

そして、その病気の子はカグヤの妹【ラビ】だと言う事が告げられると……

僕は、それを知ると心配するカグヤを思い。急いで病気の【鑑定】を始める!

鑑定結果は、アクアにも伝わる為にダンジョンルーム内のアクアにも色々と調べて貰った。

最近のアクアは、勉強熱心で僕の【泥棒スキル】コピー能力を使い。
いろんな書物を復元してダンジョン内に集めるとダンジョン内にある物は全てアクアの知識となる為。
かなり物知りとなり! アクアは何でも教えてくれるようになった。

そして、今回も鑑定結果を調べてもらうと
【呪い】で、ある事が判明した。

しかも、この呪いは人から人へと感染もする呪いで気をつけなければいけないが、感染能力は低い為に長い事、看病などをしなければ問題ないらしいと言う事をカグヤに伝えると……

微妙な顔をしたので訳を聞くと、この王都で今流行っている病気は子供が多くかかっている為に親が付きっきりで看病している者が多い事を伝えられる。

それを聞いて、僕が悩んでいると……

アクアが「ならば! 数人で交代で、看病すれば問題ない」 と伝えて来る。

それならば! と……

一度、ギルドに報告に行こうと提案すると……
カグヤの妹が苦しみ出し! 急激に侵食が進み出したので、これはマズイと思い。
今は、カグヤの妹を何とかしようと考えると……

カグヤが、ある提案を話す。

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あとがき

昨日は投稿できず申し訳ございません。

今日は何話か投稿させて頂きます。
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