「バカな男子高校生が女子校に入学しました！」

第四十八話 お昼

…授業の終わり、そして、お昼の始まりのチャイムがなる。

僕は、お昼はいつもなら、先生と屋上で食べるのだが…今日は
「真城さん、一緒にお昼食べよ」

と僕の後ろの席に座る真城さんに言った。
それを聞いた真城は驚いていた。
それもそのはず、こんなこと今まで行ったことがなかったからだ。なぜかって、恥ずかしいからだ。
でも、その言葉を言った僕は真城さんの答えを待つ。

そして、
「うん、食べよ！」
と満面の笑みで答えてくれた。
それだけで安心できた。

でも、今からお昼を食べるわけだが、僕は真城さんのその表情を見ただけで、お腹いっぱいだよ…

僕は椅子を後ろに向けて、真城さんと向かい合わせのようにして座る。
そして、一緒にお昼を食べる。
まさか、真城さんと一緒にお昼が食べられるとは思ってなかったので、嬉しく思った。
もっと早くにいっとけばよかったんじゃないか。
そしたら、もっと早くこうやって食べられたんじゃないのか、僕。
でも、今一緒に食べられてるしいっか！

そして、その日は楽しく二人でお昼を食べました。