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第五十八話 みさきを誘う
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授業の終わりのチャイムがなる。そして、昼休憩の時間の始まりでもある。
僕は今日も屋上で昼食を食べることになっている。僕は、後ろの席でお弁当の準備をしている真城さんに話しかけた。
「みさきは誘ったら来てくれるだろうか?」
とこんな感じに話しかけた。僕よりもみさきと仲のいい真城さんに聞いて、このあとどうするか相談しようと思ったからだ。真城さんは考える間もなく僕に答えた。
「花園さんが誘えば大丈夫じゃないかな」
という。それは僕にまた昨日みたいに誘えに行け、という意味も込められているような気がしてならない。1人でまたあの3人の中に行くことを考えると辛い…
「真城さんも一緒に来てくれない?」
僕は嫌がるであろう真城さんにこう提案したのだ。案の定、それを聞いた真城さんは嫌な顔をする。
「そうじゃなきゃ、先生と僕と真城さんの3人だよ」
と脅しも添えてやる。真城さんは少し考えた後、また嫌そうな顔に一瞬なってから。
「わかった…」
と渋々一緒に誘いに行くことに賛成した。
僕と真城さんは2人でみさきの元に向かった。
向かったはいいが…
みさきに近づいた僕と真城さんだったが、どちらが話しかけるか決めていなかった。
そのせいで、みさきのそばで少しもめてしまった。
「花園さんおねがい」
「いや、昨日僕が誘ったんだから今日は真城さんはおねがい」
といった感じになってしまった。そんなこんなしていると、
「何してんだ、オメェら?」
「「み、みさき」」
と僕たちの目の前にみさきが来ていた。
「近くで揉めるなよ、迷惑だから」
「あ、そうやな」
と自然ながれで会話することになった。僕はこのタイミングで切り出そうと決意したところで、まさかの
「みさき、今日も一緒に食べない?」
と真城さんが僕よりも先にみさきにいったのだ。驚いたことに…
「あ、ああ、いいぜ」
とあっさりOKしてくれた。その言葉を聞いて、真城さんは僕の顔を見て、ドヤッと言いたげな顔をしていた。まさかこんな顔をするとは…
でもこれで無事にみさきを誘うことに成功した。
僕はとみさきと真城さんは先生が待っているだろう、屋上に向かった。
僕は今日も屋上で昼食を食べることになっている。僕は、後ろの席でお弁当の準備をしている真城さんに話しかけた。
「みさきは誘ったら来てくれるだろうか?」
とこんな感じに話しかけた。僕よりもみさきと仲のいい真城さんに聞いて、このあとどうするか相談しようと思ったからだ。真城さんは考える間もなく僕に答えた。
「花園さんが誘えば大丈夫じゃないかな」
という。それは僕にまた昨日みたいに誘えに行け、という意味も込められているような気がしてならない。1人でまたあの3人の中に行くことを考えると辛い…
「真城さんも一緒に来てくれない?」
僕は嫌がるであろう真城さんにこう提案したのだ。案の定、それを聞いた真城さんは嫌な顔をする。
「そうじゃなきゃ、先生と僕と真城さんの3人だよ」
と脅しも添えてやる。真城さんは少し考えた後、また嫌そうな顔に一瞬なってから。
「わかった…」
と渋々一緒に誘いに行くことに賛成した。
僕と真城さんは2人でみさきの元に向かった。
向かったはいいが…
みさきに近づいた僕と真城さんだったが、どちらが話しかけるか決めていなかった。
そのせいで、みさきのそばで少しもめてしまった。
「花園さんおねがい」
「いや、昨日僕が誘ったんだから今日は真城さんはおねがい」
といった感じになってしまった。そんなこんなしていると、
「何してんだ、オメェら?」
「「み、みさき」」
と僕たちの目の前にみさきが来ていた。
「近くで揉めるなよ、迷惑だから」
「あ、そうやな」
と自然ながれで会話することになった。僕はこのタイミングで切り出そうと決意したところで、まさかの
「みさき、今日も一緒に食べない?」
と真城さんが僕よりも先にみさきにいったのだ。驚いたことに…
「あ、ああ、いいぜ」
とあっさりOKしてくれた。その言葉を聞いて、真城さんは僕の顔を見て、ドヤッと言いたげな顔をしていた。まさかこんな顔をするとは…
でもこれで無事にみさきを誘うことに成功した。
僕はとみさきと真城さんは先生が待っているだろう、屋上に向かった。
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