見習い魔女の頭はお花畑

冷泉美琴 (れいぜい みこと)

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第一章 入学式前日

やっぱりデカかった、生徒寮

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「ここが生徒寮かな」
いくつものバラのアーチを抜けて出た先は
まぁ、またこれもデカい
赤レンガの建物が建っていた

「私…場違い…?」
そ、そんなことないよね!
ふと、前方に目をやるとショートカットの
カッコイイお姉さんを発見!!

「すみませ──
「あ!さとはなちゃん?!待ってたよー!
あたしは明日から高等部1年の
北山南きたやまみなみね!
ミナお姉さまって
呼んでくれると嬉しいな!!」

…さ、さとはなちゃん?名前名乗ったっけ?
お姉様?○○先輩って呼ぶんじゃないの??
混乱しているとミナお姉さま(?)が
また話し始めた

「あ、ごめんごめん。驚いちゃったよね
ここの学園では先輩のことを
親しみを込めてって
呼ぶんだー!
あとー、名前が分かったのはあたしの能力!
目の前にいる人の名前とか誕生日とか
簡単な個人情報が分かるの」

ミナお姉さまが意気揚々と語る

へー!なるほど…
その中でふと疑問に思った事があった
「じゃあじゃあ、
み、ミナお姉さまはさっき私の疑問に思っていたことが分かったように気持ちとかも分かるんですか?」

「ん?気持ち?分かんないよ?
そんなエスパーみたいに
万能じゃないからね!
さっき分かったのは
さとはなちゃんの顔に
書いてあったからだよ!」

え、うそ!顔に書いてある?
私は思わずほっぺたを触った

「物理的には書いてないよ!!」
的確なツッコミを受けた

「さとはなちゃんの部屋はねー、
609号室だから1番上の1番端っこ
今、寮母さん呼んでくるから部屋に行っててね」

ミナお姉さまが指を指すほうにはきれいな階段があった
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