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出会い
活動場所
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放課後。
俺は、他の武術部入部希望者と一緒に武術部の活動場所、「柔剣道場」に来ていた。
「しかしさぁ、柔道部も剣道部もない学校ってどうよ?」
こいつは吉田拓矢。
俺や橋口と同じ小学校出身。んでもって、背が低い。
…あぁー、あえて触れないようにしてたけど、実は俺の容姿、身長148cmのチビメガネなんだ…。まるで冴えない…。
ちなみに、拓矢は146cm程だ。
「それ言い出したら、バスケ部も陸上部もねぇだろこの学校。ついでに、バレー部は女バレしかねぇし。まぁ、入るつもり無かったしいいけど、学校としてどうよ?」
んでこっちは天野渡。
こいつも同じ小学校出身。身長は158cmって所かな?可愛い系の顔立ちの男前だ。ちくしょう。
「まぁ、それが南中なんだよね。でも武術部って面白そうだし、いいんじゃない?」
俺が2人の顔を見て笑いかける。
そうそう。この学校の名前、
南野久保中学 通称 南中 って呼ばれてる。野久保市の最南端に位置するこの学校は、周辺に田んぼが広がっている田舎中学だ。
「ってか俊太、お前テニス部入るんじゃなかったの?」
「そうそう。俺も気になってた」
うぅ…。やはりそう来たか…。
「あぁー、その、こっちの方が面白そうだなって思って…。」
「ふーん、そっか。いいんじゃない?」
「いいと思うよ」
「って、え?以外とあっさり?」
「なんで?もっと攻めて欲しい?」
「いやいや!それは違うけど!?もっといろいろ言われるかと思ってたから…」
「「いやいや、お前が思ってる以上に周りは気にしてねぇから大丈夫だよ。」」
「そ、それなら良かった。」
嬉しいような悲しいような。そんな気分だった。
道場に入ると、入部希望者らしき1年生を含めて、部員の人達や先生方も何人か来ていた。
「「「こんにちはー!」」」
3人で声を揃えて挨拶する。
「お! はいこんにちはー。
ここの部室のロッカーに荷物入れて着替えてー。あ!ロッカーは空いてる所適当に使っていいからね。」
170cm近くありそうな長身で鼻も高い爽やかな先輩がにっこり笑って優しく説明してくれた。
俺たちは、「はい!」と返事をして、言われたように部室に入り着替えを済ませ、先輩の元へと戻っていく。
「よし。着替えたね。1年生はこれで全員みたいだけど、まだ2.3年生が全員いないからちょっとだけここで待っててくれないかな?」
「はい。わかりました。」
で、道場の隅で暫く待つことに。
しかし、道場って呼ばれてるからどんな所かと思ってたけど、ミニ体育館的な感じだよな。畳は敷いてあらず隅っこに積み上げられてる状態。
道場全部が武術部ってわけじゃなくて他の部活と半面づつ使う形。その他の部活は空手部かなんかかと思う?残念ながら空手部も存在しない。正解は…。
カコン、カコン、カコン、カコン
卓球部である。
区切り用にハードルくらいの高さの柵を置いてくれてはいるけど、いかんせん柵が低いから。さっきからしょっちゅうボールが武術部のエリアに入って来ている。
部活前に軽く打ち合いしてるっぽいけど、それでもボールが入ってきてるんだからどうしようもない。
そんな事を考えていると、
「お!お前らも武術部入るのか?」
女子3人が近づいて来てその中の1人が俺たちに声をかけて来た。
「ねぇねぇ、なんで武術部入ろうと思ったの!?」
この人、めっちゃぐいぐい来る…。
「え、えっとー、かっこよかったから。かな?」
「ふーん、そっか!そっちの2人は!?」
「面白そうだったから。」
拓矢が答える。
一方、渡は…。
「これからそういう話も含めて最初のミーティングするんだろ?その時じゃダメなのか?」
「えぇー!そうだけど別にいいじゃーん!」
なかなかの切り返しだな。渡はこういうタイプの女の子には厳しいもんなぁー。
「その通りだぞー夏美。そういう話はこれからして貰うからな。さ、他の部員も来たし、時間になったから始めるぞー。」
あっ。さっきの先輩。
「はーい」
そして、俺たちはこれから入る部活の先輩達の輪に入っていった。
俺は、他の武術部入部希望者と一緒に武術部の活動場所、「柔剣道場」に来ていた。
「しかしさぁ、柔道部も剣道部もない学校ってどうよ?」
こいつは吉田拓矢。
俺や橋口と同じ小学校出身。んでもって、背が低い。
…あぁー、あえて触れないようにしてたけど、実は俺の容姿、身長148cmのチビメガネなんだ…。まるで冴えない…。
ちなみに、拓矢は146cm程だ。
「それ言い出したら、バスケ部も陸上部もねぇだろこの学校。ついでに、バレー部は女バレしかねぇし。まぁ、入るつもり無かったしいいけど、学校としてどうよ?」
んでこっちは天野渡。
こいつも同じ小学校出身。身長は158cmって所かな?可愛い系の顔立ちの男前だ。ちくしょう。
「まぁ、それが南中なんだよね。でも武術部って面白そうだし、いいんじゃない?」
俺が2人の顔を見て笑いかける。
そうそう。この学校の名前、
南野久保中学 通称 南中 って呼ばれてる。野久保市の最南端に位置するこの学校は、周辺に田んぼが広がっている田舎中学だ。
「ってか俊太、お前テニス部入るんじゃなかったの?」
「そうそう。俺も気になってた」
うぅ…。やはりそう来たか…。
「あぁー、その、こっちの方が面白そうだなって思って…。」
「ふーん、そっか。いいんじゃない?」
「いいと思うよ」
「って、え?以外とあっさり?」
「なんで?もっと攻めて欲しい?」
「いやいや!それは違うけど!?もっといろいろ言われるかと思ってたから…」
「「いやいや、お前が思ってる以上に周りは気にしてねぇから大丈夫だよ。」」
「そ、それなら良かった。」
嬉しいような悲しいような。そんな気分だった。
道場に入ると、入部希望者らしき1年生を含めて、部員の人達や先生方も何人か来ていた。
「「「こんにちはー!」」」
3人で声を揃えて挨拶する。
「お! はいこんにちはー。
ここの部室のロッカーに荷物入れて着替えてー。あ!ロッカーは空いてる所適当に使っていいからね。」
170cm近くありそうな長身で鼻も高い爽やかな先輩がにっこり笑って優しく説明してくれた。
俺たちは、「はい!」と返事をして、言われたように部室に入り着替えを済ませ、先輩の元へと戻っていく。
「よし。着替えたね。1年生はこれで全員みたいだけど、まだ2.3年生が全員いないからちょっとだけここで待っててくれないかな?」
「はい。わかりました。」
で、道場の隅で暫く待つことに。
しかし、道場って呼ばれてるからどんな所かと思ってたけど、ミニ体育館的な感じだよな。畳は敷いてあらず隅っこに積み上げられてる状態。
道場全部が武術部ってわけじゃなくて他の部活と半面づつ使う形。その他の部活は空手部かなんかかと思う?残念ながら空手部も存在しない。正解は…。
カコン、カコン、カコン、カコン
卓球部である。
区切り用にハードルくらいの高さの柵を置いてくれてはいるけど、いかんせん柵が低いから。さっきからしょっちゅうボールが武術部のエリアに入って来ている。
部活前に軽く打ち合いしてるっぽいけど、それでもボールが入ってきてるんだからどうしようもない。
そんな事を考えていると、
「お!お前らも武術部入るのか?」
女子3人が近づいて来てその中の1人が俺たちに声をかけて来た。
「ねぇねぇ、なんで武術部入ろうと思ったの!?」
この人、めっちゃぐいぐい来る…。
「え、えっとー、かっこよかったから。かな?」
「ふーん、そっか!そっちの2人は!?」
「面白そうだったから。」
拓矢が答える。
一方、渡は…。
「これからそういう話も含めて最初のミーティングするんだろ?その時じゃダメなのか?」
「えぇー!そうだけど別にいいじゃーん!」
なかなかの切り返しだな。渡はこういうタイプの女の子には厳しいもんなぁー。
「その通りだぞー夏美。そういう話はこれからして貰うからな。さ、他の部員も来たし、時間になったから始めるぞー。」
あっ。さっきの先輩。
「はーい」
そして、俺たちはこれから入る部活の先輩達の輪に入っていった。
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