まつぽっくり

ミルクEX

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 あの人が死んで何年か……。
 今日も無人の家に訪れる一人の少女。
 この家には一人の老人が住んでいた。少女はある時その老人と知り合い、この家によく来るようになった。 
 毎日毎日毎日。色々な話をした。他愛のないつまらない話。
 老人は死ぬ前に一度だけ面白い話をした。
「私は命を狙われているから隠れているのさ」
 少女は話を基本聞いてるだけだ。時々相槌を打ったりはするが、何か聞かれぬ限りは喋らない。
 今日も日が暮れるまで少女はこの家にいる。
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