15 / 21
四章 疑念が生む最大の賭け
14話 「は、恥ずかしい」
しおりを挟む
前回のあらすじ
アウラを蘇生してから数日後、第三のダンジョン「バベル」に一通の知らせが届く。「第10のダンジョンのボス、我らが忠実を捧げるお方、「フォネックス」様が復活が復活なされました」
このゲームのラスボスフォネックスは数ヶ月前、僕が倒した敵だ。
至急、僕達3人と一匹は第10のダンジョン「大回廊」へと、向かうのだった。
__________________________________________________
第三のダンジョン「バベル」から飛び始め何時間がたったろうか?
古のドラゴンも流石に息を切らしている。
「まだ、飛べるか?ドラゴン?」
きゅるぅぅ…
とても弱っている。
「コースケ…少し休ませて上げたら?」
アウラの上に乗っている獣も疲れて寝てしまっている。
「そうだな…」
近くに降りれる場所が無いか、地面を見渡す。
すると、ちょっとした山小屋が見える。
とても人が住んでるとは思えないので、ゆっくりとドラゴンを下降させる。
激しい風が吹き荒れ、樹木が倒れている。
ここの地形はずっと、雷や大雨吹き荒れており、第10ダンジョン「大回廊」に行くには必ず通らなければ行けない地形だ。
特にここには強いダンジョンがあるわけではないが、
ウルフやケルベロスと言ったモンスターの群生地となっているため、野宿する場合は明かりを必ず、周りに着けないと、獣の餌になってしまう。
僕達はドラゴンからおり、一旦山小屋の中に入る。
「誰かいませんかー!」
見た限りとても人が住んでいるとは思えない。
今でも、風に吹き荒れて、壊れてしまいそうだ。
「なぁ、アウラ?」
中に入り、アウラと僕は濡れた体をふく。
「何?」
僕はアウラの体を見て、
「お前、良い体してるな……じゃなかった!その獣に名前をつけてやらないか?」
ついつい、心の中で思ってることを口に出してしまった。
「最初、何言ったのかは聞き取れなかったけど、名前をつけるのは賛成だわ!」
「ポチとかどうだ?」
犬と言ったらポチか、タロウだろう。
「それ、本気で言ってる?愛犬ならいいけど、この子はモンスターよ?私たちが良くてもこの子が好まないに決まってる」
じゃあ、何がいいんだよ、と言おうとしたが、その前に
「ラグナロクとかどう?」
ラグナロク?この犬の名前が?
「それこそ、犬に失礼じゃないか?」
だが、犬は寝ぼけながらも頷く。
「ほら言ったでしょ?ねぇラグナロク!」
アウラはラグナロクの頭を撫でる。
日も落ち、だんだんと暗くなってくる。
明日はずっと、ドラゴンの上だろうから、早めに眠る。
「おやすみ!コースケ」
「あぁ、おやすみ」
はぁー。めっちゃドキドキする。
女の子と寝るなんて、高校生以来だ。
山小屋自体が小さいので、寝るときは体が近い。
てか息の音が聞こえるレベルだ。
まじで胸のざわめきが止まらねぇ。
胸の音、聞こえてるんじゃないか?
そんなことを考えながら目を閉じる。
だんだんと日が上って来て、嵐だった空が嘘みたいに晴れている。
この地帯は早々、晴れることは無いんだがな。
「起きて!コースケ。朝だよ!」
朝っぱらから誰だよ!と思ったが、目の前に女の子の顔がある。
「おはよう、アウラ。起こしてくれてありがとう」
「それはいいんだけどね…ズボンが落ちてるわよ…」
ん?自分の下半身を見ると、何故かズボンが落ちている。
「イヤーン!!見ないで!」
変な声を出してしまった。
「別にパンツが落ちてる訳じゃないんだから、そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない!」
いや、男にとっては結構恥ずかしい。
「あ、」
それと同時に、スライムのヌメヌメのせいで、パンツが落ちる。
「キャーーーーー!」
これからはもう少し頑丈なパンツを履かないとな…。
アウラを蘇生してから数日後、第三のダンジョン「バベル」に一通の知らせが届く。「第10のダンジョンのボス、我らが忠実を捧げるお方、「フォネックス」様が復活が復活なされました」
このゲームのラスボスフォネックスは数ヶ月前、僕が倒した敵だ。
至急、僕達3人と一匹は第10のダンジョン「大回廊」へと、向かうのだった。
__________________________________________________
第三のダンジョン「バベル」から飛び始め何時間がたったろうか?
古のドラゴンも流石に息を切らしている。
「まだ、飛べるか?ドラゴン?」
きゅるぅぅ…
とても弱っている。
「コースケ…少し休ませて上げたら?」
アウラの上に乗っている獣も疲れて寝てしまっている。
「そうだな…」
近くに降りれる場所が無いか、地面を見渡す。
すると、ちょっとした山小屋が見える。
とても人が住んでるとは思えないので、ゆっくりとドラゴンを下降させる。
激しい風が吹き荒れ、樹木が倒れている。
ここの地形はずっと、雷や大雨吹き荒れており、第10ダンジョン「大回廊」に行くには必ず通らなければ行けない地形だ。
特にここには強いダンジョンがあるわけではないが、
ウルフやケルベロスと言ったモンスターの群生地となっているため、野宿する場合は明かりを必ず、周りに着けないと、獣の餌になってしまう。
僕達はドラゴンからおり、一旦山小屋の中に入る。
「誰かいませんかー!」
見た限りとても人が住んでいるとは思えない。
今でも、風に吹き荒れて、壊れてしまいそうだ。
「なぁ、アウラ?」
中に入り、アウラと僕は濡れた体をふく。
「何?」
僕はアウラの体を見て、
「お前、良い体してるな……じゃなかった!その獣に名前をつけてやらないか?」
ついつい、心の中で思ってることを口に出してしまった。
「最初、何言ったのかは聞き取れなかったけど、名前をつけるのは賛成だわ!」
「ポチとかどうだ?」
犬と言ったらポチか、タロウだろう。
「それ、本気で言ってる?愛犬ならいいけど、この子はモンスターよ?私たちが良くてもこの子が好まないに決まってる」
じゃあ、何がいいんだよ、と言おうとしたが、その前に
「ラグナロクとかどう?」
ラグナロク?この犬の名前が?
「それこそ、犬に失礼じゃないか?」
だが、犬は寝ぼけながらも頷く。
「ほら言ったでしょ?ねぇラグナロク!」
アウラはラグナロクの頭を撫でる。
日も落ち、だんだんと暗くなってくる。
明日はずっと、ドラゴンの上だろうから、早めに眠る。
「おやすみ!コースケ」
「あぁ、おやすみ」
はぁー。めっちゃドキドキする。
女の子と寝るなんて、高校生以来だ。
山小屋自体が小さいので、寝るときは体が近い。
てか息の音が聞こえるレベルだ。
まじで胸のざわめきが止まらねぇ。
胸の音、聞こえてるんじゃないか?
そんなことを考えながら目を閉じる。
だんだんと日が上って来て、嵐だった空が嘘みたいに晴れている。
この地帯は早々、晴れることは無いんだがな。
「起きて!コースケ。朝だよ!」
朝っぱらから誰だよ!と思ったが、目の前に女の子の顔がある。
「おはよう、アウラ。起こしてくれてありがとう」
「それはいいんだけどね…ズボンが落ちてるわよ…」
ん?自分の下半身を見ると、何故かズボンが落ちている。
「イヤーン!!見ないで!」
変な声を出してしまった。
「別にパンツが落ちてる訳じゃないんだから、そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない!」
いや、男にとっては結構恥ずかしい。
「あ、」
それと同時に、スライムのヌメヌメのせいで、パンツが落ちる。
「キャーーーーー!」
これからはもう少し頑丈なパンツを履かないとな…。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界の「内助の功」~掃除と料理を極めた俺が、脳筋幼馴染を女王にするまで~
ありゃくね
ファンタジー
前世の記憶が目覚めたそこは、男女の貞操が逆転した異世界だった。
彼が繰り出すのは、現代知識を活かした「お掃除アイテム」、そして胃袋を掴む「絶品手料理」。 ただ快適に暮らしたいだけのマシロの行動は、男に飢えた女騎士たちを狂わせ、国の常識さえも変える一大革命へと繋がっていく。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる