40 / 228
第一章 魯坊丸は日記をつける
三十八夜 魯坊丸、夏に白い雪をみる
しおりを挟む
〔天文十六年 (一五四七年)六月四日〕
先月の中旬から完全な梅雨となった。
数日晴れたと思うと、また雨が降り始め、どんよりと曇った日と交互に雨が降った。
月末が近づく頃に雲一つ無い五月晴れとなり、大雨が降るとずっとへばりついていていた湿気が吹っ飛び、少し涼しい北風が吹いていた。
いつものように体をゆすられて目を覚ます。
雨戸が外されて、障子が開かれると東の空がほんのりと明るい。
日の出前の起床だ。
着替えが終わると、朝の稽古がはじまる。
守り役が木刀を持って現れるが、俺は体くねくねと動かしてあんよが上手の練習だ。
少し歩くと足が疲れるのか、ポコンと尻持ちをつく。
休憩を挟みながら何度も何度も歩くだけだ。
それから教師役の岡本-定季がやってきて、手紙など書き方を教えてくれる。
筆をぐっとにぎって習字の練習だ。
まだ指先で摘まむように握れないのでぐうで握る。
文字を書くのは超難しい。
俺と同じくらいの子はじっと座ることもできないので、座らせる練習からはじめるそうだ。
他の子と比べると一年くらいは早熟らしい。
嫌々、まだ一人でうんちとおしっこができない俺に何を期待する。
おむつに垂れ流しだぞ。
食事が重湯から雑炊に変わった。
魚と煮物の二品が出され、味噌汁やあさり汁という一汁も加わった。
相変わらず、福が俺に食べさせてくれている。
匙を使うくらいはもう自分でできるのだが…………一度止めるともう戻せないので福が嫌がるのだ。
だから、筆と同じ別に箸をもつ練習はやっている。
朝食が終わると朝寝だ。
この体はすぐに疲れるので腹が膨れると眠くなる。
目が覚めると母上が待っている。
次は本の読みだ。
お腹が出てきたので、母上は膝に乗せるのを止めた。
でも、背中から抱き付いてべったりだ。
福は俺に朝食を食べ終わらせると、城の周辺、夜寒の湊、東八幡社の河原者の住居を回る。
母上との勉強を終える頃に弟の武蔵と一緒に戻ってくる。
俺は報告を聞くと、どこに視察にゆくかを決める。
山に入るとかなら護衛が数を増やすことになるので、事前に予定を決めておく必要があるが、周辺の視察ならもう日課となっている。
但し、雨が降るとお休みだ。
だから、意外と視察に行けていない。
庭師がニワトリ小屋を完成させて、ニワトリを飼い始めた。
しばらくは数を増やすことになる。
城の周辺に作業小屋もいくつか建ちはじめ、うどんや水飴などの製造もはじまった。
これらを熱田の町に卸して銭を稼ぐ。
薬草小屋はいくつもの過程があるので、すべて完成していない。
最後の調合も城の中でやっている。
秘匿性が大切だし、色々な設備も整える必要もある。
河原者の数もぽつりぽつりと増え続けている。
木材の材料が大量に残されているので庭師の指導をさせて、自分らで小屋を増築させることにした。
今はまだ余裕があるが、このまま増え続けると足りなくなるからだ。
新しくきた者は、山へ芝刈りに行かせることにした。
山に詳しい者を中心に、芝刈り、薬草採り、古木探し、茸狩りが一緒に入る。
加えて、護衛の槍を扱える者が1名、抱っこ紐(吊り紐)を使った投石ができる者が3名を付ける。
手伝いで一緒に入る子供らが、抱っこ紐で投石の練習が日課になっているらしい。
戦力が増えることは良い事だ。
山には、熊や狼などの危険な奴が多い。
遭遇しないように腰に竹の鳴子を付けさせているが気休めだ。
一方、女達も山の麓で葛の根掘りだ。
鎌を使って枝や葉を排除すると、地面を掘り返しての重労働だったりする。
採ってきた薬草は乾燥させ、葛の根は洗って煮詰めてゆく。
少しずつ分業がされてきたらしい。
そう言えば、河原者らは魚の他に肉が手に入るようになってきた。
竹細工で作った弁当箱トラップで猪や鹿を捕まえてくるようになったからだ。
弓や槍、落とし穴のような大掛かりな罠で捕まえる者はいたが、竹細工で猪を捕まえた者はいないらしい。
仕掛けは簡単だ。
トラバサミという狩猟に使う罠を単純化した。
トラバサミは獲物が板を踏むとトリガーが外れて、トラバサミと呼ばれる鉄の歯が獲物の足を挟み込み、一度掴むと強力なバネで外れない。
俺はバネの代わりに竹の弾力を使い、トリガーの代わりに竹の弁当箱を作らせた。
弁当箱を踏むと、両端の竹籤が獲物の足を挟む。
デコピンされたくらいの衝撃を与える。
だが、竹籤は鉄のように強力ではないので、そこで一工夫を加える。
竹籤が足を挟んだ瞬間に縄が、竹籤を伝ってスルスルと上がってゆくと獲物の足を締め付ける。
逃げようと暴れると、縄がさらに締まってゆく。
忍者などが落とし穴と併用して、足を絡め取る罠の応用だ。
縄のもう一方を木などに結んでおく。
縄を引き千切る凶暴な奴とか、縄を噛みちぎる知恵のある奴には通じない。
だが、大抵の獲物は暴れるだけで逃げることができなくなる。
そこで投石を当てて弱らせ、槍でトドメを刺す。
罠の材料は、竹と縄なので安価だ。
いくらでも作ることができる。
本当に捕まえた時は、福に連れていってもらった。
「ぶぅぐ。え、も、の、の、と、こ、へ」(福。獲物の所へ)
「畏まりました」
「に、く、の、く、さ、み、を、べぇ、ら、す、ぼぉ、う、ぼぉ、う、を、お、し、え、る」(肉の臭みを減らす方法を教える)
「そんな方法があるのですか?」
「あ、る」
「流石、魯坊丸様です」
狩った獲物から血抜きをして、水に付けるだけの基本的な知恵を教えただけだ。
近くに湧き水があれば、尚良し。
毛皮は取っておいて、冬の服か、毛布にするようにいうと涙を流して感動された。
何故?
彼らの布団なんて用意できないから、自分らで用意させると言っただけだぞ。
感動した河原者らがたくさんの茸をとってきたので、城では茸鍋を催した。
養父が感動していた。
「魯坊丸様。今日の茸汁が美味うございます」
「ち、ち、う、え。か、わ、ばぁ、ら、も、の、を、ぼぉ、め、て、く、だ、さ、い」(義理父上。河原者を褒めてください)
「忠良様。魯坊丸様の命令で茸を集めさせました。その中に茸に詳しい者がおり、たくさんの茸を取ることができたそうです」
「おぉ、そうか。では、その者に褒めてつかわすと言っておけ」
「畏まりました」
福は雑炊を運ぶ手を止めて、養父に頭を下げた。
茸の中には、椎茸もたくさん混ざっていたので、集めた大量の古木に小刀で傷をつけて植えさせた。
大量の椎茸をすべて植えさせたのが、母上にバレて叱られたことを覚えている。
栽培できると言ったが信じてもらえなかった。
河原者らは信じてくれたのに…………何故だ?
「魯坊丸様。体が冷えます。これを羽織ってください」
「わ、か、つ、た」
「今朝から肌寒く感じます」
「そ、う、か?」
朝は日の出の日差しがさしていたが、母上との読み練習を終える頃にはどんよりと空が灰色に覆いつくされていた。
寒いというほどではないが、蒸し暑さがまったくなかった。
湿っていないということは雨が降らないと思いたいのだが、念の為に今日の視察は城の周辺にすることにした。
武蔵が俺を抱きかかえると、福を先頭に歩きはじめる。
護衛が斜め前と後ろを守る。
曲輪の一部が完成し、城の東側にできた畑に薬草の栽培もはじまった。
一気に進めたいが、収入とのバランスを考えると、このペースで進めるしかない。
慌てない。慌てない。
そう考えていると、目の前に白いものが通り過ぎた。
見上げると、雪が降っていた?
頬に落ちた雪が冷たくない。
福が俺の頬を拭くと、手ぬぐいがわずかに汚れた。
灰か⁉
その灰はすぐに止んだが、灰が空から落ちてきたことに俺は不安が過った。
どこから飛んできたのだ?
地面に覆いつくすほどの灰が降れば、稲作は全滅だぞ。
先月の中旬から完全な梅雨となった。
数日晴れたと思うと、また雨が降り始め、どんよりと曇った日と交互に雨が降った。
月末が近づく頃に雲一つ無い五月晴れとなり、大雨が降るとずっとへばりついていていた湿気が吹っ飛び、少し涼しい北風が吹いていた。
いつものように体をゆすられて目を覚ます。
雨戸が外されて、障子が開かれると東の空がほんのりと明るい。
日の出前の起床だ。
着替えが終わると、朝の稽古がはじまる。
守り役が木刀を持って現れるが、俺は体くねくねと動かしてあんよが上手の練習だ。
少し歩くと足が疲れるのか、ポコンと尻持ちをつく。
休憩を挟みながら何度も何度も歩くだけだ。
それから教師役の岡本-定季がやってきて、手紙など書き方を教えてくれる。
筆をぐっとにぎって習字の練習だ。
まだ指先で摘まむように握れないのでぐうで握る。
文字を書くのは超難しい。
俺と同じくらいの子はじっと座ることもできないので、座らせる練習からはじめるそうだ。
他の子と比べると一年くらいは早熟らしい。
嫌々、まだ一人でうんちとおしっこができない俺に何を期待する。
おむつに垂れ流しだぞ。
食事が重湯から雑炊に変わった。
魚と煮物の二品が出され、味噌汁やあさり汁という一汁も加わった。
相変わらず、福が俺に食べさせてくれている。
匙を使うくらいはもう自分でできるのだが…………一度止めるともう戻せないので福が嫌がるのだ。
だから、筆と同じ別に箸をもつ練習はやっている。
朝食が終わると朝寝だ。
この体はすぐに疲れるので腹が膨れると眠くなる。
目が覚めると母上が待っている。
次は本の読みだ。
お腹が出てきたので、母上は膝に乗せるのを止めた。
でも、背中から抱き付いてべったりだ。
福は俺に朝食を食べ終わらせると、城の周辺、夜寒の湊、東八幡社の河原者の住居を回る。
母上との勉強を終える頃に弟の武蔵と一緒に戻ってくる。
俺は報告を聞くと、どこに視察にゆくかを決める。
山に入るとかなら護衛が数を増やすことになるので、事前に予定を決めておく必要があるが、周辺の視察ならもう日課となっている。
但し、雨が降るとお休みだ。
だから、意外と視察に行けていない。
庭師がニワトリ小屋を完成させて、ニワトリを飼い始めた。
しばらくは数を増やすことになる。
城の周辺に作業小屋もいくつか建ちはじめ、うどんや水飴などの製造もはじまった。
これらを熱田の町に卸して銭を稼ぐ。
薬草小屋はいくつもの過程があるので、すべて完成していない。
最後の調合も城の中でやっている。
秘匿性が大切だし、色々な設備も整える必要もある。
河原者の数もぽつりぽつりと増え続けている。
木材の材料が大量に残されているので庭師の指導をさせて、自分らで小屋を増築させることにした。
今はまだ余裕があるが、このまま増え続けると足りなくなるからだ。
新しくきた者は、山へ芝刈りに行かせることにした。
山に詳しい者を中心に、芝刈り、薬草採り、古木探し、茸狩りが一緒に入る。
加えて、護衛の槍を扱える者が1名、抱っこ紐(吊り紐)を使った投石ができる者が3名を付ける。
手伝いで一緒に入る子供らが、抱っこ紐で投石の練習が日課になっているらしい。
戦力が増えることは良い事だ。
山には、熊や狼などの危険な奴が多い。
遭遇しないように腰に竹の鳴子を付けさせているが気休めだ。
一方、女達も山の麓で葛の根掘りだ。
鎌を使って枝や葉を排除すると、地面を掘り返しての重労働だったりする。
採ってきた薬草は乾燥させ、葛の根は洗って煮詰めてゆく。
少しずつ分業がされてきたらしい。
そう言えば、河原者らは魚の他に肉が手に入るようになってきた。
竹細工で作った弁当箱トラップで猪や鹿を捕まえてくるようになったからだ。
弓や槍、落とし穴のような大掛かりな罠で捕まえる者はいたが、竹細工で猪を捕まえた者はいないらしい。
仕掛けは簡単だ。
トラバサミという狩猟に使う罠を単純化した。
トラバサミは獲物が板を踏むとトリガーが外れて、トラバサミと呼ばれる鉄の歯が獲物の足を挟み込み、一度掴むと強力なバネで外れない。
俺はバネの代わりに竹の弾力を使い、トリガーの代わりに竹の弁当箱を作らせた。
弁当箱を踏むと、両端の竹籤が獲物の足を挟む。
デコピンされたくらいの衝撃を与える。
だが、竹籤は鉄のように強力ではないので、そこで一工夫を加える。
竹籤が足を挟んだ瞬間に縄が、竹籤を伝ってスルスルと上がってゆくと獲物の足を締め付ける。
逃げようと暴れると、縄がさらに締まってゆく。
忍者などが落とし穴と併用して、足を絡め取る罠の応用だ。
縄のもう一方を木などに結んでおく。
縄を引き千切る凶暴な奴とか、縄を噛みちぎる知恵のある奴には通じない。
だが、大抵の獲物は暴れるだけで逃げることができなくなる。
そこで投石を当てて弱らせ、槍でトドメを刺す。
罠の材料は、竹と縄なので安価だ。
いくらでも作ることができる。
本当に捕まえた時は、福に連れていってもらった。
「ぶぅぐ。え、も、の、の、と、こ、へ」(福。獲物の所へ)
「畏まりました」
「に、く、の、く、さ、み、を、べぇ、ら、す、ぼぉ、う、ぼぉ、う、を、お、し、え、る」(肉の臭みを減らす方法を教える)
「そんな方法があるのですか?」
「あ、る」
「流石、魯坊丸様です」
狩った獲物から血抜きをして、水に付けるだけの基本的な知恵を教えただけだ。
近くに湧き水があれば、尚良し。
毛皮は取っておいて、冬の服か、毛布にするようにいうと涙を流して感動された。
何故?
彼らの布団なんて用意できないから、自分らで用意させると言っただけだぞ。
感動した河原者らがたくさんの茸をとってきたので、城では茸鍋を催した。
養父が感動していた。
「魯坊丸様。今日の茸汁が美味うございます」
「ち、ち、う、え。か、わ、ばぁ、ら、も、の、を、ぼぉ、め、て、く、だ、さ、い」(義理父上。河原者を褒めてください)
「忠良様。魯坊丸様の命令で茸を集めさせました。その中に茸に詳しい者がおり、たくさんの茸を取ることができたそうです」
「おぉ、そうか。では、その者に褒めてつかわすと言っておけ」
「畏まりました」
福は雑炊を運ぶ手を止めて、養父に頭を下げた。
茸の中には、椎茸もたくさん混ざっていたので、集めた大量の古木に小刀で傷をつけて植えさせた。
大量の椎茸をすべて植えさせたのが、母上にバレて叱られたことを覚えている。
栽培できると言ったが信じてもらえなかった。
河原者らは信じてくれたのに…………何故だ?
「魯坊丸様。体が冷えます。これを羽織ってください」
「わ、か、つ、た」
「今朝から肌寒く感じます」
「そ、う、か?」
朝は日の出の日差しがさしていたが、母上との読み練習を終える頃にはどんよりと空が灰色に覆いつくされていた。
寒いというほどではないが、蒸し暑さがまったくなかった。
湿っていないということは雨が降らないと思いたいのだが、念の為に今日の視察は城の周辺にすることにした。
武蔵が俺を抱きかかえると、福を先頭に歩きはじめる。
護衛が斜め前と後ろを守る。
曲輪の一部が完成し、城の東側にできた畑に薬草の栽培もはじまった。
一気に進めたいが、収入とのバランスを考えると、このペースで進めるしかない。
慌てない。慌てない。
そう考えていると、目の前に白いものが通り過ぎた。
見上げると、雪が降っていた?
頬に落ちた雪が冷たくない。
福が俺の頬を拭くと、手ぬぐいがわずかに汚れた。
灰か⁉
その灰はすぐに止んだが、灰が空から落ちてきたことに俺は不安が過った。
どこから飛んできたのだ?
地面に覆いつくすほどの灰が降れば、稲作は全滅だぞ。
2
あなたにおすすめの小説
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
十二輝の忍神 ーシノビガミ― 第一部
陵月夜白(りょうづきやしろ)
歴史・時代
天明三年――浅間山が火を噴いた。
神の怒りに触れたかのように、黒い灰は空を塞ぎ、郷も田畑も人の営みも、容赦なく呑み込んでいく。噴火と飢饉が藩を蝕み、救いを求める声の裏で、名もなき影が蠢いた。灰の夜を踏むのは、血も温もりも失った“黒屍人”。誰が、何のために――。
その災厄に呼応するように、忍びの郷に封じられていた「十二輝の干支の珠」が、ひとつ、またひとつと眠りから解かれる。
珠は器を選び、器は力に喰われ、力は人を裏返す。
伊賀と甲賀の長い因縁、奪われる珠、引き裂かれる同胞。
そして、灰の国で拾い集められていく十二の輝きが揃う時、世界の秩序そのものが――動き出す。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる