バズレ!

一色義堂

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一年目。 小六時代。

3人の出逢い。2。

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衛が越してきたのは、小6になるときだった。
その微妙な時期に親の転勤に伴い転校してきた。
こういう時期だと転校生は浮きそうなものだが、しかし衛の両親は転勤が多いようで、そんなそぶりは見せずに着々と友達を作り出した。

その中で最初に声を掛けたのが一見アベックのように見える紫苑と、柳介だった。

そして、「君達ラブラブだね~、羨ましいな~。ねぇねぇ今日放課後暇~?遊ぶんだったら俺も混ぜてくんない?」 
と、軽い調子で声を掛けた。

紫苑も柳介も驚きはしたが、取り乱すことは無く、紫苑が「全然ラブラブなんかじゃないよ?付き合ってもいないし。」と、柳介も「今は紫苑に宿題のわかんないところを教えてもらってたんだ。」と、返した。

「柳介、どうする?」
「紫苑に任せる。」 
「放課後いいよ。」

「やったー!可愛い娘と友達になれたぜー!」とこう言う調子であった。

「へぇー、紫苑ちゃんに柳介君ね。宜しく、俺は衛。じゃあ放課後〰️。」
  

最初の出逢いは衛に圧されたものだった。
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